プラバンの着色方法!アクセサリーへの色塗り・色付けするコツも紹介

プラバンを使ったアクセサリーやハンドメイド作品が、今流行っています。今回は、手軽に作れるプラバンの「着色」にスポットを当ててみました。プラバンに着色する方法を、エボぐなどの画材ごとに紹介していきます。これからプラバンに挑戦したい方は是非チェックしてみて下さい。

プラバンの着色方法!アクセサリーへの色塗り・色付けするコツも紹介のイメージ

目次

  1. 1プラバンアクセサリーの色々な着色方法を覚えよう
  2. 2そもそも「プラバン」とは?
  3. 3プラバンを着色するのに必要な道具
  4. 4プラバンに着色できる画材
  5. 5プラバンの着色方法《油性ペン編》
  6. 6プラバンの着色方法《色鉛筆編》
  7. 7プラバンの着色方法《アクリル絵の具編》
  8. 8プラバンの着色方法《ポスターカラー編》
  9. 9プラバンの着色方法《コピック編》
  10. 10プラバンの着色方法《マニキュア編》
  11. 11レジンとマステを組み合わせても綺麗
  12. 12プラバンの着色方法は様々

プラバンアクセサリーの色々な着色方法を覚えよう

プラバンを使ったアクセサリーを作ったことはありますか?手軽に材料が揃えられて、作るのも簡単なプラバンは、今流行ってきています。今回は、プラバンアクセサリー作りで重要な「着色」にスポットを当ててみました。

プラバンに着色する画材や、着色する方法など、絵の具などの画材事の着色方や特徴を調べてみました。着色するときのコツも紹介するので、これからプラバンアクセサリー作りに挑戦知る人は必見です。

今までプラバンアクセサリー作りに挑戦したけど、上手く色付けできなかった、という人も是非読んでみて下さい。プラバンアクセサリーを、より楽しんで作るために、色付けのコツを知っておきましょう。

そもそも「プラバン」とは?

プラバンは、ハンドメイドでアクセサリーなどを作る材料として知られていますが、一体なんなんでしょうか?プラバンは、プラスチックの板に絵を描いて、オーブントースターなどで加熱させることで、縮んで厚めのプラスチック板になるものです。

1980年代から1990年代には、小学生の工作遊びとして流行しました。それが近年になって、ハンドメイドでアクセサリーなどの作品を作るのが流行り、その際に簡単で使いやすく、工夫次第できれいなアクセサリーが作れるとして、また流行しました。

プラバンを着色するのに必要な道具

では、プラバンを着色するのに必要な道具を見てみましょう。まずは、プラバンです。プラバンには、白・透明・半透明(フロスト)・インクジェットプリンター用、の4種類のプラバンがあります。どんな作品にしたいかで、プラバンを選びましょう。

次に、プラバンを切るハサミやカッターも用意しておきましょう。また、プラバンを加熱する際に下敷きに使うアルミホイルと、加熱して縮んだプラバンを挟んで平らにするために、クッキングシートと、重し用の本等も準備しておきましょう。

プラバンに色付けするには、ペンや絵具などの画材が必要です。また、絵の具を使うのであれば、筆やパレット、筆を洗うための小さめのバケツもあると安心でしょう。

プラバンに着色できる画材

では、プラバンに着色できる画材を見てみましょう。プラバンにも種類があるので、鉛筆で描けるような表面がざらっとしたプラバンから、表面がつるつるで透明のものもあります。

また、プラバンに着色するタイミングによって、使える画材が変わってきます。加熱前と加熱後、それぞれで色付けに使える画材を見てみましょう。

また、インクジェットプリンターで表面に印刷できるプラバンもあります。絵心が無いから自分にはプラバンは難しいと考えている人は、インクジェットプリンター対応のプラバンを使ってみてはいかがでしょうか?

加熱前

加熱前に着色できる画材は、色鉛筆、油性ペン、パステル、クレヨン、ポスターカラーなどです。水彩色鉛筆は不向きなので、注意しましょう。また、アクリル絵の具は加熱前に使えないことも無いですが、加熱後の方が一般的でしょう。

加熱前に着色するメリットは、より大きな面に描けるということです。プラバンは加熱するとぐっと縮んで小さくなります。細かい作業は苦手だという人も、加熱する前大きな面になら、簡単な模様を描くことが出来るのではないでしょうか?

しかし、加熱すると縮んでしまうため、加熱前に細かすぎる絵を描いてしまうと、加熱した際に何を書いていたのか分からなくなってしまうこともあります。加熱前に着色する際は、加熱したら縮むということを頭に入れておきましょう。

加熱後

加熱後に着色できる画材は、アクリル絵の具、マニキュア、レジン、マスキングテープなどです。加熱後は、プラバンが縮んだ後なので、より仕上がりを意識しながら、イメージ通りに色付けすることができるでしょう。

絵の具やマニキュアを使うので、仕上がりの色をしっかりイメージできたまま色付けできるのが、メリットといえるでしょう。絵の具は、水彩絵の具だと弾いて描けないので、注意しましょう。

加熱後に色付けするメリットには、仕上がりの形のまま描けるというものもあります。出来上がりのサイズそのまま描けるので、イメージにより近いものを作りことができるでしょう。

プラバンの着色方法《油性ペン編》

プラバンに色付けする一番簡単な方法は、油性ペンを使う方法です。マッキーなどの油性ペンで色付けしましょう。マッキーと聞くと、黒のイメージがありますが、赤やピンクなど、他の色もあります。

太さも、ペンによってまちまちなので、大きな面を塗るなら太い油性ペン、細かい模様や絵を描くなら細いペンにするなど、どんなデザインにするかで選ぶ油性ペンが変わってきます。

どんなアクセサリーを作りたいか、あらかじめ決めておくと選びやすいでしょう。油性ペンで塗ったときは、あまりきれいに見えないかもしれませんが、加熱すると縮んで、多少のムラは気にならなくなります。

色付けのコツ

油性ペンで色付けするときのコツは、同じ方向へペンを走らせることです。油性ペンは、着色に使う道具の中でも、塗りムラができやすい画材です。プラバンは縮むとムラが気にならなくはなりますが、それでも色んな方向に描くのは避けた方が良いでしょう。

細かい絵や模様を描く時は、方向は気にしなくて大丈夫です。塗りつぶすときだけ、方向を意識しましょう。また、描きやすい油性ペンですが、グラデーションを作ったりなど、高度なことはできません。

クオリティの高い作品を作りたい人は、後から紹介するアクリル絵の具などを使うと良いでしょう。

プラバンの着色方法《色鉛筆編》

プラバンには、色鉛筆でも着色することができます。ただ、色鉛筆で着色する際は、紙やすりが必要になってきます。つるつるのプラスチックに色鉛筆で色を塗ることはできません。そのため、紙やすりで表面を削ってザラザラにするのです。

紙やすりで表面に傷をつけると、その傷に着色できるようになるのです。紙やすりで表面を削るときは、同じ方向にばかり動かさず、円を描くように均一に削るのがポイントです。また、削りすぎると、変色の原因になるので、やりすぎには注意しましょう。

色付けのコツ

色鉛筆を使った着色のコツは、仕上がりを意識しながら色付けすることです。色鉛筆では、濃い色から順番に塗っていきますが、濃い色を最初から使うと出来上がりがすごく濃くなりすぎることがあるので、注意が必要です。

色鉛筆で塗り終わったあとにティッシュで優しくこすると、色がうすくなりボケた感じなります。これを利用して、グラデーションを作ることもできます。グラデーションを使うと、一気に作品のクオリティが上がります。

また、100均などでは表面がザラザラしたプラバンも販売されています。この場合は紙やすり無しでも、十分色付けすることができます。紙やすりを使うのは苦手だという人は、一度使ってみるといいでしょう。

プラバンの着色方法《アクリル絵の具編》

アクリル絵の具は、プラバンを加熱した後に着色する画材です。まず加熱前に、描きたいデザインを、細い油性ペンで下書きしておくといいでしょう。

加熱前に着色してしまうと、加熱後に絵の具がはがれてしまうことがあるので、加熱後に色付けするようにするといいでしょう。また、絵の具でも水彩絵の具はプラバンには不向きです。間違えて水彩絵の具を買ってしまわないように気をつけてください。

色付けのコツ

アクリル絵の具を使った着色のコツは、筆の運び方を意識することです。塗りムラは、絵の具を重ね塗りすれば解決しますが、絵の具は筆で塗るため、筆で描いた後がはっきりと分かってしまいます。

そのため、筆をどの方向に動かすかに注意して着色すると、筆ムラが出にくく、綺麗に着色できるでしょう。

絵の具なので、ペンと違って、自分で好きな色を作り出せる楽しさがあります。また、アクリル絵の具は乾くとにじまないので、多少失敗しても重ね塗りすることで、描き直すことができます。初心者でも、納得のいく作品が作れるでしょう。

プラバンの着色方法《ポスターカラー編》

ポスターカラーは、ポスターを描くためのペンです。油性ペンとの違いは、発色の良さです。ポスターカラーの方が、よりきれいに明るく発色します。これは、顔料インクが使われるためです。ペンなので、グラデーションを作ることは難しいでしょう。

ポスターカラーは、加熱後に着色することも可能ですが、一般的には加熱前に着色するための画材です。

色付けのコツ

ポスターカラーを使った色付けのコツは、丁寧に重ね塗りすることです。一度塗っただけでは、塗りムラができてしまいます。重ね塗りを利用して、綺麗に塗るようにしましょう。

塗った時は、色味や多少の村が気になることもありますが、加熱して縮むことで、気にならない仕上がりになるでしょう。

プラバンの着色方法《コピック編》

プラバンに着色する方法として、コピックを使う方法もあります。コピックとは、よく漫画でカラーイラストを描く時に使われていた画材です。デジタルイラストが主流になった今でも、アナログでイラストを描く人に愛されている画材です。

一見油性ペンと変わらないように見えますが、コピックでプラバンに着色すると、加熱した後に艶が出るのです。そのため、プラバンに着色する画材としてもおすすめです。また、コピックで着色するときは、加熱前に色付けするのが一般的です。

色付けのコツ

コピックを使って色付けするときのコツは、筆を一方向に動かすことと、重ね塗りしないことです。重ね塗りしてしまうと、先に描いた線が消えてしまうのです。

そのため、ムラなくきれいに塗るためには、たっぷりインクを使って、一方向にゆっくり筆を動かすのが良いでしょう。また、色は薄い色や淡い色より、濃い色のコピックの方が、ムラができにくいです。

プラバンの着色方法《マニキュア編》

マニキュアを使った、プラバンの着色方法もあります。マニキュアを使う場合は、プラバンの加熱後に着色するようにしましょう。マニキュアは、ペンなどの画材と比べると、カラーが豊富でラメなどたくさんの種類があります。

グラデーションを作ることも可能で、綺麗に仕上がるので人気の道具です。ただ、キャップに付いている刷毛で着色するため、細かい絵を描くことは難しいでしょう。

キャップに付いた刷毛で作業するのが苦手という場合には、細い面相筆を使ってもいいでしょう。

色付けのコツ

マニキュアを使ったプラバンの着色では、綺麗なグラデーションを作ることができます。では、マニキュアでグラデーションを作るにはどんなコツがあるのでしょうか。

マニキュアでグラデーションを色付けするときは、色が乾く前にトップコートを使って境界をぼかしていきます。2色のマニキュアの色を混ぜたいときも、トップコートを使うと良いでしょう。トップコートは艶が出るのできれいに見えます。

ただ、油性ペンで輪郭などを描いた面にこの方法を使うと、油性ペンが溶けてしまうので注意しましょう。

Thumbプラバンピアスの作り方とは?手作りのデザイン集も紹介
手軽に作れるプラバン。子どもの頃、プラバンで遊んだ人も多いのではないでしょうか。でも、プラバ...
Thumbプラバンとマスキングテープでのネームプレートの作り方
プラバンとマスキングテープを使いおしゃれなネームプレートを作ってみませんか?プラバンとマスキ...

レジンとマステを組み合わせても綺麗

プラバンの着色方法として、プラバンの加熱後にマスキングテープを貼るという方法もあります。これだと、自分で描く必要がないので、細かい絵や模様もきれいにプラバンに載せることができます。

しかし、加熱後にプラバンにマスキングテープを貼っただけでは、シールを板に貼っただけになってしまいます。アクセサリーやハンドメイド作品にするには、表面を加工する必要があります。

そこで役に立つのがレジンです。レジンとは、紫外線を当てることで硬化する液体樹脂です。こちらもハンドメイド作品によく利用されています。

プラバンを加熱して、マスキングテープを貼った後、上からレジンを乗せて紫外線に当てます。マスキングテープも固定され、レジンで表面もぷっくりと立体感が出て、綺麗に仕上がります。

また、表面加工としては、ニスやマニキュアのトップコートを使う方法もあります。色鉛筆やパステル、マニキュアで着色した際は、トップコートを使うと良いでしょう。

油性ペンで着色した際は、トップコートを使うとにじんでしまうので、水性ニスなどを利用しましょう。

プラバンの着色方法は様々

プラバンに着色する方法は様々で、色付けに使える画材も沢山の種類がありました。また、レジンやマスキングテープなどを使っても、綺麗なアクセサリーやハンドメイド作品が作れるようです。

プラバンは、プラスチック板に絵を描くだけで簡単にペンダントトップなどが作れる、お手軽なハンドメイド材料です。かつては子供の遊びだったプラバンが、今やアクセサリーになるなんて驚く人もいるでしょう。

ハンドメイド初心者の人でも、簡単に挑戦できるプラバンで、アクセサリーやキーホルダーなどを作ってみてはいかがでしょうか?世界に一つの作品を作れるプラバンで、是非色々な着色方法で、素敵なハンドメイド作品を作ってみて下さい。

関連するまとめ

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ