ケバいの意味とは?化粧がケバいと男性が思うメイクって?
一生懸命化粧をしたのに、周囲の人からケバいと思われていた!と知ったら、やはりショックを受けるのが普通です。では一般的に男性がケバいと思う化粧とは、どのような化粧でしょうか。ここでは、ケバいの意味や化粧の種類などを紹介していきます。
目次
あなたのメイクはケバいメイクかも?
子供から大人になる過程で、自分の容姿を気にし、少しでも自分の気に入る顔に、もしくは自信を持つためにと女性は化粧を始めます。周囲から素敵と思ってもらいたい、という気持ちが根底にあります。
しかし、自分が好きでしているメイクが実は、周囲の人から「ケバい」と思われていたら、どう感じますか?多くの人は「そんなの関係ない!」と続けることは出来ず、化粧を薄めにするでしょう。
では、一般的に男性や女性がみて、「これはケバいメイクだ」と判断してしまうような化粧はどのようなものでしょうか。
そもそも「ケバい」の意味とは?
まずは「ケバい」という言葉の意味から説明しましょう。ケバい、はもともと「けばけばしい」の略語です。けばけばしい、とは、服装やメイクが過度に派手なことをいい、良い意味では使いません。
これを英語でいえば「heavy makeup(重い化粧=濃い化粧)となります。」悪い意味で人目をひく、派手な化粧をしている、という意味になります。
男性が思うケバいメイクの基準
女性同士がみてもケバいとは思わないのに、男性から見て「ケバい」と思われてしまうメイクがあります。自分が好きでやってるの、ときっぱり言える人は良いですが、そうでない人もいるでしょう。
では、男性がみてケバいな、と思ってしまうメイクはどのような基準があるでしょうか。
元の肌色がわからないほどのファンデーション
ファンデーションはシミや皺をかくし、赤みのある肌や黄色っぽい肌、夜更かしの代償であるクマなどを隠し、均一にしてくれる便利なコスメです。
しかしそのファンデーションを、「べったり塗っている」と思えるほどに塗りたくっていると、男性は「ケバい」と思うようです。
粉っぽくなっている場合や小鼻の脇にファンデがたまってしまっている場合にも、「塗りました」感が出てしまうのでけばけばしく思えるのでしょう。
ばさばさの付け睫
少し前まで、つけ睫をするのは舞台女優やお水の女性だけだった、という日本では、最近は一般的になったつけ睫もそのボリューム加減では「ケバい」メイクに思われます。
そもそもつけ睫は目元の印象を強くするためにつけますので、明らかに天然のものではないよな、と判るばさばさの睫は男性陣が好むナチュラルメイクからは程遠いのです。
他はいいのに、睫だけがちょっと怖い、という印象を女の子に持つ男子も多いそうです。
香水がきつい
これは細かく言えば化粧ではありませんが、嗅覚に訴える強い香りは男性は引いてしまうことが多いようです。
元々日本人は、白人や黒人などの人種に比べると体臭が少ない人種です。そこにきつめの香水を振り掛けてしまうと、鼻をついて気分が悪くなってしまう人もいるのです。
香りがきついと化粧まで濃いという印象を自動的に持ってしまうようですので、香りはあくまでも控えめが良いでしょう。
目元の囲みメイク
メイクには流行があります。少しでも時代遅れのメイクをしてしまえば、それはケバい認定をされてしまう恐れがあるのです。
そんなメイクの1つである目元の囲みメイクですが、1990年代に流行ったメイクであり、アイラインで目の回りをぐるっと囲んでしまうとケバいメイクだと思われます。
また、このアイラインメイクではメイクが皮脂や汗などで崩れてきてしまったときに悲惨な目にあいます。どんどん崩れるメイクに、綺麗になるはずでしているのにも関わらず、不潔感が漂ってしまうのです。
ケバいメイクの女性に対する男性の本音
けばけばしい化粧をしているなあ、と男性に思われる女性が目の前を歩いていたとします。その時、それを見ている男性はどんなことを考えているでしょうか。
次は、ケバいメイクをしている女性に対する男性の本音を紹介しましょう。勿論全ての男性が同じ意見というわけではありませんが、概ねこのような意見を持っている、ということで見てみましょう。
「清潔そうではない」と思う
ケバいメイクをしている女性を見ると、過剰に色々塗りたくっている感じがすることから「清潔感がない」と思ってしまうようです。
その濃いメイクに、汗や皮脂が混じったら・・・と考えると気分が悪くなってくる、という男性もいますので、濃いメイクになればなるほど清潔感からは遠ざかってしまう、と考えましょう。
「趣味が悪そう」と思う
ケバいメイクは、基本的にはその時の流行のメイクではないことが多いです。そのため、ケバいメイクをしていることでセンスがなさそう、趣味が悪そうと思う男性がいます。
ケバいことが、時代遅れを象徴しているように考える、ということでしょう。今の流行にもうとく、自分の容姿を客観的にみることが出来ない人、と判断されてしまうのです。
「お金がかかりそうな女性」と思う
メイクが濃い、ということは、数々のメイク道具を持っているということであり、ケバい女性は浪費家のイメージがある、という男性もいます。コスメをたくさん盛っていたり、美容にお金をかけそうなイメージからそう思うのでしょう。
必要なことにお金を使うのは勿論良いけれど、浪費家は付き合う上で困る、という男性からはケバいメイクをしていると思われた瞬間から付き合いが薄くなるかもしれません。
男性がかわいいと思うナチュラルメイクの仕方
いつの時代の男性も、やはり可愛いと思う女性の特徴を聞くと似通っています。「黒髪ストレートでナチュラルメイク、そしてスカートの女性」です。
一見すっぴんみたいに見える女性がメイクには実に時間をかけている、という事実を女性はよく判っていますが、とにかくナチュラルメイクの女性は男性に好印象を与えるのです。
では、具体的に「男性がかわいいと思うナチュラルメイク」はどうすれば良いでしょうか。その仕方を紹介していきます。
ベースメイク
ナチュラルメイクが好きだ、という男性陣ですが、決して「すっぴんが良い」とは言っていないことを理解しましょう。あくまでナチュラルに見える化粧がいい、と言っているだけなのです。
そのナチュラルメイクを左右するのが、ベースメイクです。ナチュラルメイクではいかに肌が美しいか、透明感があるかが勝負とされます。
肌に水分を蓄えさせるスキンケアを丁寧にしたら、パールが入っている化粧下地を薄くのばしましょう。艶感を出すためにキラキラしたものである方が、マットよりは好まれます。
肌の赤みをけすならコントロールカラーを、ポイント部分にだけ塗ります。ファンデーションも出来るだけ薄く、を合言葉にしましょう。
眉メイク
眉毛は形を整えて、真ん中を中心に薄くアイブロウを延ばしていきます。眉の先から先までをがっつりとかきこんでしまうと非常に印象が強く、濃いメイクになってしまいますので、気をつけましょう。
大切なのはぼかすことです。100均でも眉毛をぼかす商品が売られていますので、それらを利用して眉頭などはぼかすようにしてください。
アイメイク
睫の間を全て埋めてしまうようなアイラインをしていると、男性は「濃いメイク」と認識します。そして勿論つけ睫も不自然なのでケバいメイク、という判断になるのです。
アイライナーは目尻に少しだけつかい、マスカラを丁寧に塗って終わりにしましょう。
アイシャドウも茶色やベージュのような、肌に馴染む色がおすすめです。鮮やかなブルーなど自然界にないような色を使ってしまえば、メイクは濃いと認識されます。
チーク
一時期はやったような、赤すぎるチークを入れるのはやめましょう。あくまでも血色の良さ、色の白さを強調できるほどの赤さで良いので、大きめのブラシでふわっと2回ほど頬をこするくらいでいいです。
黒目の下の頬部分に大きいブラシで2はけほど、くるくると回してつけましょう。ふんわりと色づき、これでは薄いかな?と思うくらいが間違いなく「モテメイク」です。
リップ
真っ赤なリップはそれだけでかなり強い印象を与えてしまいます。しかし、元々血色がよい人は真っ赤な唇をしているものです。リップはアイメイクと連動するようにしましょう。
アイメイクが薄めであれば、リップは多少赤くても大丈夫です。口紅をつけた上にグロスを塗ってしまうと、濡れ濡れのように見えてケバいメイクへと近づいてしまいますので、つけるなら量に気をつけましょう。
日本人に合う色や、コーラルピンクやベージュピンクなどです。実際につけてみて自分に似合う口紅を2本ほど持っておくと便利です。
ケバい印象を与えてしまうファッションにも注意!
メイクが濃かったり、不自然な色を大量に使っていたりすれば、ケバいメイクをしている人、と認識され、敬遠していまわれることもあります。
しかし、それはメイクだけではありません。遠くからでもパッとみて判るもの、それはメイクの前に服装です。人からケバいと思われてしまうファッションにもぜひ気をつけましょう。
例えば髪の色が金色やブルー、緑である、やたらと肌を露出した服装をしている、ヒョウ柄など派手な柄がプリントされている、などがケバいと評される特徴です。好印象を与えたいなら、派手なのは間違いだ、と認識しましょう。
ケバいメイクにならないためには
メイクは色んな部分をそれぞれ作っていく作業ですが、全てのパーツを頑張ってしまうとやはり濃いメイクになってしまいます。ナチュラルメイクを目指す上で大切なのは、引き算であると心得てください。
ベースメイクもアイメイクもチークも、と全てを頑張ってしまうとケバくなってしまうので、メリハリを大切にしましょう。
ベースメイクは完璧にしたら、アイメイクは引き算で、アイメイクがナチュラルだからリップは多少赤みが強い色で、と考えていくのです。
濃い化粧とは舞台化粧のようなものです。主役を決めて、全体のバランスを考えて他を決めていきましょう。
赤いリップを主役にしたければ、アイメイクはナチュラルにする、ブルーのアイシャドウを使いたければ、リップはグロスだけにする、といったように調節していきましょう。
逆効果にならないようにしよう
綺麗にみせたいからと一生懸命してしまえばしてしまうほど、メイクは濃くなっていきます。そうなれば折角周囲の人に好印象を与えようと思ったのに、逆効果になってしまう結果になりかねません。
身だしなみとして最低限のメイクは必要なのですが、ケバいと認識されるほどに濃いメイクはさけましょう。周囲の人に好印象を与えることが出来るメイクを習得すれば、褒められることが多くなって、自分への自信もつくようになります。