ワンエイスの意味とは?ワンエイスの特徴や芸能人を紹介
ワンエイスという言葉をご存知でしょうか?聞きなれない言葉なので知らない方が多いでしょうが、ワンエイスとは何かということを知っている人にとっては羨ましい場合もあるでしょう。今回はハーフでもなくクォーターでもないワンエイスについて説明し特徴をまとめていきます。
ワンエイスって何?
ワンエイスという言葉をご存知でしょうか?ワンエイスとは、「クォーターのさらに半分」を意味する言葉であり、クォーターの親を持つ子どもはワンエイスということになります。
ワンエイスの由来は、外国人の遺伝子が8分の1入っており、8分の1は英語で「one-eighth」と表現することからだそうです。ハーフやクォーターという言葉は浸透していますが、ワンエイスという言葉はまだ浸透していなく、知らない人が多いでしょう。
今回は、ワンエイスについて詳しく説明し、ハーフやクォーターとの違いや、ワンエイスの人の特徴、メリットやデメリット、さらに、ワンエイスの芸能人を紹介していきます。
ワンエイスの意味とは?
ワンエイスとは、簡単に説明すると、外国人の遺伝子が8分の1入っている人のことを言います。クォーターの親を持つ人のみに現される名称であり、曽祖父母のどちらかが外国人である人のみが、ワンエイスということになります。
ワンエイスとクォーター・ハーフの違い
ハーフとは、片方の親が外国人であり、片方の親が日本人である場合を指します。両親がそれぞれ別の国の出身者であり、外国人の遺伝子が2分の1入っている人のことをハーフと言います。片方の親が混血の場合は、一般的にハーフとなるようです。
クォーターとは、片方の親がハーフであり、片方の親が日本人である場合と、両親がどちらもハーフである場合を指します。クォーターとは、厳密には4分の1を示しますが、3分の1であっても両親のどちらかがハーフであればクォーターと呼ぶことが多いようです。
名称は様々なので、きっちり決まっているわけではなく、人によっては様々な国の遺伝子が混ざっている場合もあり当人次第という場合が多いので、勝手に決めつけてしまわないように気をつけるのがいいようですが、ワンエイスとは、8分の1を示しています。
ワンエイスの特徴
ハーフは2分の1を示しており、クォーターは4分の1を示しており、ワンエイスは8分の1を示しているということは理解できたでしょう。ハーフやクォーター、ワンエイスとは、純血ではなく海外の遺伝子も混ざっていることを示している言葉です。
人間のルーツはたくさんあるので、純血の人は珍しいとも言われているほどです。ハーフやクォーター、ワンエイスというような名称で分けるのは難しいことでもあるのですが、強いて言うなら曾祖父母が外国人だと自分が混血であることは分かりやすいでしょう。
自分に外国人の遺伝子が混ざっていることが分かっている人は、自身がハーフやクォーター、ワンエイスであることを誇りに思う人もいるでしょう。ワンエイスはハーフやクォーターに比べると外国人の遺伝子は弱いですが、どのような特徴があるのでしょうか?
東洋系とのワンエイス
東洋系とのワンエイスの特徴は、日本人は多くの場合、外見的に大きな特徴は見られないようです。東洋人とは、トルコを除いたアジア諸国を示しています。曾祖父母に中国人や韓国人がいても、外見的には日本人と変わらない特徴を持っていることが多いようです。
東洋系とのワンエイスの特徴で、少し日本人離れした特徴が外見的要素に現れる場合は、フィリピンやベトナムなどの東南アジア系のワンエイスである場合が多いようです。日本人に近い特徴を持つアジア人とのワンエイスとは違った特徴が現れるようです。
東洋系とのワンエイスの中でも、中東アジアや東南アジアのワンエイスの場合は、一般的な純日本人よりも目鼻立ちがはっきりとしており、美男美女が多いとも言われています。純日本人に比べると少し日本人離れしていると感じる程度のようですが魅力的でしょう。
西洋系とのワンエイス
西洋系とのワンエイスとは、日本人がもっとも憧れを抱く場合が多いでしょう。憧れられる特徴とは、美形であったり、顔立ちだけではなく目の色に特徴があったり、髪の色に特徴があったりする場合が多いのです。スタイルもいい場合があるようです。
顔の特徴として、日本人が憧れるぱっちり二重の大きな瞳に西洋の遺伝子が現れる場合があったり、鼻筋が綺麗に通り、高い鼻が魅力的であったりする場合があるでしょう。日本人らしい顔立ちの中にどこか西洋の顔立ちを感じられるのがワンエイスの魅力です。
西洋人特有である、ブロンドヘアや青い瞳、手脚の長さと言うのは、遺伝子的には2分の1が外国人のハーフの場合でもなかなか現れにくいとは言われているものの、ワンエイスでも稀に曾祖父母が西洋人である場合、西洋人の特徴が現れることもあるようです。
アフリカ系とのワンエイス
アフリカ系とのワンエイスの特徴は、曾祖父母が黒人か白人かにより変わってきますが、ここでは黒人の場合を説明します。黒人とのワンエイスの場合は、肌の色は黒人の遺伝子の方が強く現れやすいとされているので、健康的な肌の色になることが多いようです。
アフリカ系(黒人)とのワンエイスの場合は、8分の1しか外国人の遺伝子が入っていないとしても、外国人の遺伝子が強く現れるのが特徴と言えます。体型も骨格がしっかりしており、男女共にガッチリとした体型になる場合が多いようです。
さらに特徴が現れやすいとされているのが、髪の毛です。アフリカ系のワンエイスの場合は、癖毛の場合が多くなるとされています。アフリカ系(黒人)とのワンエイスの場合は、ハーフやクォーターと間違われるほど、強く外国人の特徴が出やすいとされています。
ワンエイスのメリット
ワンエイスでも、どこの国の遺伝子が混ざっているかによって外見的な要素の特徴はとても変わってきます。また、ワンエイスでも全く外国人の遺伝子が混ざっているような特徴が現れない人もいれば、ハーフと間違われるほどの人もいて様々です。
純日本人の人からすると、ワンエイスは外国人の遺伝子が混ざっているということだけで、とても憧れを抱く人が多いようですが、ワンエイスにはどのようなメリットがあるのでしょうか?
顔立ちやスタイルが良くなる
西洋系とのワンエイスの場合、凹凸が多い顔立ちになりやすく、美形の人が多くなるのが特徴です。鼻の高さは優性遺伝で考えると、ワンエイスでも鼻が高くなりやすいので、凹凸の少ない純日本人の顔立ちに比べると、綺麗な顔立ちになることが多いでしょう。
また、東洋系とのワンエイスの場合でも、中東アジアや東南アジアのワンエイスの場合は、目鼻立ちがハッキリとしている場合が多く、アフリカ系とのワンエイスの場合は、メリハリのあるスタイルとなる場合が多いようです。
8分の1の外国人の遺伝子が混ざっているだけでも、どこにどのように外国人の特徴が現れるのかは、様々なのですが、顔立ちやスタイルの良さがさりげなく現れることが、純日本人にとっては魅力的に映る場合が多いのが、ワンエイスの特徴でしょう。
見た目で得することもある
ワンエイスの場合は、外国人の遺伝子は8分の1となるため、ほとんど日本人の特徴と変わらない場合も多いようですが、やはり優性遺伝が強い場所には外国人の特徴が現れることにより、美しい顔立ちやスタイルとなることが多いのです。
日本人の顔立ちは、凹凸が少ないことが多いですが、外国人特有の、鼻の高さやまぶたの形状、長いまつげなどは強く現れる箇所なので、どこか一箇所でもワンエイスの特徴が出ていれば、顔立ちは少し華やかになるでしょう。
また、人によりますが、ハーフやクォーターに比べると、日本人らしい顔立ちの中にさりげなく外国人の特徴が現れることが多いのがワンエイスなので、涼しげな顔立ちの中にハッキリとしたパーツがある顔は美形と捉えられることが多いです。
ワンエイスのデメリット
ワンエイスは、日本人らしい特徴の中にさりげなく外国人の特徴が現れていることから、魅力的だと憧れを抱かれることは多いようですが、やはり、メリットもあればデメリットもあるのです。では、ワンエイスのデメリットとはどのようなものでしょうか?
英語が喋れると思われてしまう
ワンエイスの中でも、強く外国人の特徴が顔立ちなど目立つ部分に出てしまっていると、英語が話せると勝手に思われてしまっていることがあるようです。ワンエイスは両親ともが日本人なので英語が話せないことがほとんどです。
もちろん、中にはインターナショナルスクールなどに通っていて、英語が話せるワンエイスの人もいるでしょうが、全員が話せるとは限りません。外見に外国人の特徴が目立ちすぎているワンエイスの人は、英語が喋れると思われることが嫌だと感じるようです。
顔立ちに外国人の特徴が目立つ人の場合、「英語話せるの?」という質問をされるワンエイスの人は多いようで、同じ質問にうんざりしてしまうという意見も実際にあります。ワンエイスの人は、魅力的な外見を持ち合わせているだけではなく苦労もあるのです。
見た目ではわからない場合も
ワンエイスでも見た目では全く分からない場合も多いのです。西洋系やアフリカ系とのワンエイスでも、遺伝の現れ方は様々なので、親がクォーターであり、親が外国人の特徴を持ち合わせていても、自分にはほとんど特徴が見られない場合もあります。
見た目でわからない場合のワンエイスは、自分がワンエイスだということを隠しがちでもあります。親や兄弟は外国人の特徴が目立っていると、なおさら隠したくなるようです。ワンエイスだからといって、ハッキリとした特徴が出ない場合もあります。
また、自ら自分は外国人の遺伝子が混ざっていると明言するワンエイスの人もいるようです。西洋系やアフリカ系とのワンエイスよりも東洋系とのワンエイスの人に多いようですが、東洋系とのワンエイスは日本人らしいので、外見が分からないことが多いでしょう。
外人扱いされるのがウザい
ワンエイスで、外国人の特徴が見るからに現れていて、ハーフやクォーターと間違われるほどの人も中にはいますが、「ハーフ?クォーター?」と聞かれた際に、わざわざ「ワンエイス」と答えて説明するのも面倒だと考える人も多いのです。
また、ハーフやクォーターの人は、幼少期に外国人扱いされ、いじめられた経験談などを話すということを耳にする機会は多いでしょうが、ワンエイスでも、外国人の特徴が多く現れている人は外国人扱いをされるのを嫌がる人も多いのです。
外国人の遺伝子が混ざっているというのは、純日本人の人々にとって、魅力的に感じる場合が多いようですが、ワンエイスの人々は純日本人に憧れている場合もあるようです。純日本人には分からない苦労もあるのでしょう。
ワンエイスの芸能人を紹介
芸能人は華やかな人が多く、ハーフやクォーターの芸能人はたくさん見られますが、ワンエイスの芸能人はいるのでしょうか?ワンエイスの芸能人を紹介します。
1.筧美和子
ワンエイスの芸能人1人目は、筧美和子さんです。筧美和子さんといえば、グラビアアイドルや女優として活躍され、「テラスハウス」に出演したことで、大人気となりました。
白い肌と大きな瞳が印象的な、筧美和子さんは、曽祖母がロシア人であるワンエイスです。白い肌や大きな瞳は曽祖母からの遺伝だと考えられるでしょう。
2.SUMIRE
ワンエイスの芸能人2人目は、SUMIREさんです。SUMIREさんは、歌手のCharaさんと俳優の浅野忠信さんの娘です。浅野忠信さんの母がアメリカ人のハーフであり、祖父が北欧系(ノルウェーとオランダ)アメリカ人なので、浅野忠信さんはクォーターになります。
クォーターである父の浅野忠信さんよりも、北欧系の特徴が顔立ちにハッキリと出ているのが、SUMIREさんの特徴です。瞳の色も特徴的で、ワンエイスでもハッキリと外国人の特徴が現れる場合もあるということです。
3.和田唱
ワンエイスの芸能人3人目は、和田唱さんです。ロックバンド「TRICERATOPS」のボーカリストである和田唱さんの母親は、料理研究家の平野レミさんですが、平野レミさんの父親がアメリカ人のハーフであり、和田唱さんの曽祖父がアメリカ人なのです。
平野レミさんがクォーターということで、和田唱さんはワンエイスとなります。母親であるクォーターの平野レミさんは、どことなく外国人の遺伝子が混ざっていそうですが、和田唱さんに関しては、あまり感じられないので、ワンエイスも様々ということなのです。
4.岡井千聖
ワンエイスの芸能人4人目は、岡井千聖さんです。元°C-uteのメンバーであり、現在はタレントとして幅広く活躍してらっしゃる岡井千聖さんは、自身の母方の祖父がアメリカ人のハーフでワンエイスと公言しています。ハッキリした顔立ちが物語っています。
ワンエイスは浸透していないが魅力がたくさんある
ワンエイスという言葉は、あまり知られていないですが、ハーフやクォーターと同じく外国人の遺伝子が混ざっている人であり、曾祖父母が外国人であり、両親がクォーターという条件のもと生まれた人を指す名称です。
ワンエイスは、表面的に外国人の要素がハッキリと特徴として出ている場合と、そうではない場合も様々なので、分かりにくいですが、少し日本人離れした雰囲気の顔立ちをしている人が周囲にいると、ワンエイスの可能性はあるでしょう。
遺伝子の出方は様々なので一概には言えませんが、西洋系などの日本人が憧れる外国人の遺伝子が混ざっているワンエイスの人は魅力的でしょう。人の魅力は外見だけではありませんが、ワンエイスのさりげない外国人の要素はとても憧れる人が多いでしょう。