ワンネスの意味とは?スピリチュアル的な意味を徹底解説
最近スピリチュアルな分野でよく耳にするワンネスという言葉をご存知でしょうか?ワンネスとは日本語訳すると、「ひとつであること」です、がそれはどういうことなのでしょうか。ワンネスのスピリチュアル的な意味を徹底解説していきます。
目次
ワンネスの正体を知りたい!
ワンネスとは、宇宙の意識、神と考えたほうがわかりやすい言い方かもしれません。宇宙は波動エネルギーでできています。いろいろな形で存在しているのは、振動数の違いだけです。
本質は一つのものでしかありません。宇宙の意識上では人間はみな違いはないのです。自分を愛せない人は他人を愛せないという言葉を聞いたことはありませんか?
それは宇宙レベルで考えると、自分はあなた、あなたは自分だからです。また、自分が他の人にしたことは必ず因果応報として自分に返ってくる。
この考え方がスピリチュアルでいうところのワンネスです。地球上で始まっているアセンション(次元上昇)は、この意識レベルの向上のために起こっています。
地球も宇宙の一部ですが、その地球上に住む私たちこそがあるがままの自分、愛の存在に戻るために、現在、加速的に進んでいるといいます。何故なら、それが宇宙本の来の姿、ワンネスだからです。
ワンネスの意味とは?
ワンネスの意味とはどういう意味なのでしょうか、ワンネスとは英語でoneness、直訳すると、ひとつであるという意味ですが、スピリチュアルの世界でのワンネスとは自分も他人も植物も宇宙の一部でありすべては一つでつながっているという考えを言います。
ワンネスとはどういう意味なのか詳しく見ていきましょう。
ワンネスのスピリチュアル的な意味
ワンネスのスピリチュアル的な意味は、もともと宇宙はひとつの物、ワンネスでした。そこから少しずつ分離していってできた私たちの魂は肉体を持つようになり、物質というものに触れた時から自我というものを持つようになりました。
そして、もともとひとつであったこと(ワンネス)をわすれてしまった、というより潜在意識の深い部分に隠れてしまったといったほうがわかりやすいかもしれません。
例えば、わけもなく他人に惹かれる、初めて会った初対面なのにどこかで会ったような気がするのは、潜在的にひとつであったことを覚えているからです。これには自分の魂の波動エネルギーに近いもの同士が引き合わせるということもありますが、魂レベルでは、ひとつであることがわかっていて、すべてはこの思い出とつながります。
スピリチュアルでいうワンネスの意識を持つことは、そのことを思い出し、私はあなた、あなたは私、という生き方をすることにつながります。
スピリチュアルでいうところのワンネスの意味とは、もともと宇宙はひとつであるという考え方です。
ワンネス体験をするとどうなる?
ワンネスを体感したことがないという人は、実はいないのです。体感したことがないという人は、それがワンネスだと気づいていないだけなのです。
スピリチュアルでいうひとつであるというワンネスの体感は誰しもが体感していることに気づいていないだけなのです。
全てのものが自分と1つになる
ワンネスを体験すると、自分とすべての物が一つになるという感覚が湧いてきます。全宇宙の波動を受け止めてすべてはひとつのものというような感覚にを悟ります。
スピリチュアルで意味するところのワンネスは全宇宙の波動、全てはもともとひとつであるという感覚が体験できます。
自分の身体と心が1つになる
ワンネスを体験すると。自分の心と体はひとつであるということが実感されます。スピリチュアルでいうところの私は私、ということを知ることができます。
ワンネスを体験することで心と体がひとつになっていることを感覚的に悟り、さらに世界がひとつであること、全宇宙がひとつの物であることを感覚的に体験できます。もともとすべての物はワンネスだったというスピリチュアル的な考えの意味が分かります。
幸福感や感謝の気持ちでいっぱいになる
ワンネスを体験することで、全ての物がひとつであるという感覚を体験することができます。同時に幸福感や感謝の気持ちに満たされます。スピリチュアル的に言うとワンネスは神の領域という意味がありますが、全ての物がひとつになるという感覚はすなわちみんなが幸せであるという意味になり感謝の気持ちで満たされます。
ワンネスを体験することで生きている意味を悟り、感謝の気持ちでいっぱいになるのです。
ワンネスを体験する方法
ワンネスを体験するにはどうすればいいのでしょうか?頭でわかっていてもスピリチュアル的な意味のワンネスを体験するにはそれなりの考え方に自分を変えていなくてはいけません。
ワンネスを体験する方法について見ていきましょ。
幸福を感じる
ワンネスを体験するにはハートを開き、幸せを十分に感じることも大切です。現代社会に生きる人々は、思考で判断することが多く、ハートで幸せを感じることを忘れがちです。
自分をいたわり愛情を注いで生きていくよりも、本音を隠して頑張って生きていこうとしてしまうのです。ハートを開き幸せを感じるには、自分を押し殺してハードワークをするよりも自分が幸せになるために、自分を喜ばせることを選択するのがワンネスの意味を知る近道です。
思いっきり好きなことに打ち込み自分を幸せにする、自然の中で自分を解放してあげることで幸せをいっぱい感じます。自分を愛して幸せを感じる人は、周りの存在にも幸せを注ぐことができるのです。
自分自身を受け入れる
ワンネスの境地とは、全ての人に愛情を傾けて生きることであり、現在の自分では到底できないと思うかもしれません。しかし、すべての存在を受け入れることは自分自身の存在を受け入れることにほかなりません。
自分と他者の区別がつかないワンネスの意味から見れば、自分を愛し、受け入れることは自分を愛し、ほかの人を愛することにもつながります。
自分を愛し受け入れることは他の人を受け入れるのと同じ意味があるのです。もし、あなたが自分自身に厳しく、罪悪感を抱いていたりしていたら、深く自分を受け入れることです。自分を心の底から受け入れることでスピリチュアルが意味するワンネスへの扉が開きます。
ものを小さく分解して考えてみる
何にでも対局する何かがあるように、物には比べないとわからないという性質があります。物はなんでも比較する何かがないとその自身がわからないものです。
なぜ分解するかというと、知るためです。白いうさぎが雪の中にいても見つけにくいように、白の中に白があるのではわかりにくいのです。だからみな違う個性があり、違うことで摩擦が生じて体験することができるのです。
そして体験した思考、行動、感情は、データーとして蓄積されます。ワンネスを知る方法のひとつは、自分の個性を表現していくこと、自分らしさを出していき、個性をどんどん細分化して細かいことをどんどん知ろうとしていくこと。
細分化していけば行くほど牛乳とコーヒーのように分解され、やがて同じものへと還って行きます。しかし、素粒子になってもコーヒーだった記憶、牛乳だった記憶は蓄積されます。
人間の人生の記憶も、蓄積されています。他人に合わせるのではなく、自分として自分を表現して生きる。それが結果的にワンネスに近づく近道となります。物意を小さく分解して考えてみることでそれぞれの意味が分かりワンネスへの近道となるのです。
感謝の気持ちで受け取る
感謝の気持ちはワンネスへの近道です。人間はどうしても自分と他者を比較して、自分にないものを探してしまいます。もっと裕福だったら、あの人のような顔だったら、周りの人よりも頭が良かったら、と、ないものにフォーカスしがちです。
しかし、あなたが普段、何気なく受け取っているものはあなたへの贈り物なのです。水や酸素、美しい花々やあたたかな光、といったすべてがあなたへの贈り物なのです。
両手を広げて万物からの贈り物を受け取り、十分に感謝の気持ちを表現しましょう。そうすることがワンネスの意味を知り近づく近道でもあるのです。
自然と交流を持つ
大自然は大いなる教師であり、大いなる母でもあります。自然の中に溶け込んで、自然の雄大さを感じ自然の一部になることで、心身ともにリラックスして魂レベルでも回復することができます。
人間社会でストレスを感じながら日常を送っていると、心身のバランスを崩してしまいがちになります。世の中は競争心を駆り立てるようなこと、不安をあおるようなことでみちあふれています。それはまさに分離の理論によって起こる出来事です。
自然と交流を持ち、自分が生きていることそのものを実感することこそがワンネスの意味合いでもあるのです。
生きていること・命に感謝する
生きていくのが苦しいとき、誰でも一度は、どうして生まれてきたんだろう、と、考えてしまいがちです。孤独を感じ、自分自身の存在意義を疑ってしまうような時もあります。
ワンネスの意味から考えると、人間はみな祝福された命です。ほかの生きとし生けるものたちが、懸命に命のはぐくみを繰り広げていることが尊いように、あなたもまた、そこに生きており、生きることが尊い事なのです。
命の大きな営みの偉大さに気が付くと、一つ一つの命が必死に生きていると感じられ、自分自身もまた、尊い命を宿した人間であることに感謝する瞬間があります。その時こそワンネスの意味が分かるのです。
瞑想の重要性に気がつく
呼吸法や瞑想を生活に取り入れることはワンネスを経験することに非常に有効です。瞑想は、高ぶった感情や雑念を鎮めて心の内側がクリアになります。
瞑想には様々な効果があり、心身の健康の為、熟睡できるようになる、集中力が高まり、仕事の効率が上がるといわれています。
さらに瞑想は普段の自我レベルで見ていた世界から離れ、より大きな魂の視点へと連れて行ってくれます。個を超えた境地へと連れて行かれ、万物とのつながりに気づくことができるでしょう。
自分を超えた存在に気がつく
私たちの目に見える世界がすべてではないと気が付いたときに、私たちは個の視点を超えることができます。ハイヤーセルフやガイドとのつながりはワンネスの感覚を思い起こさせてくれます。
人間の魂はハイヤーセルフと繋がっていて、ひとりひとりの内側には神聖な自分、神がいます。普段は様々な自我や訴えを、思考のおしゃべりによって、このつながりが遮られてしまいますが、内面をクリアにすることで繋がりを回復することができます。
真我の部分で物を見るようになると、ワンネスの世界を実感することになります。
ワンネスについてもっと知りたい方におすすめの本
ワンネスのことをもっと知りたい人のためにお勧めの本をご紹介したいと思います。これらの本を読んでもっと深くワンネスのことを知ってもらえたらと思います。
ワンネスみなもひとつと悟りさえも超えて、すべてがあなたのあなたにみかたする
原書が出版されてからちょうど10年が経って生まれた日本語版です。ワンネスをつたるこのシンプルなメッセージは、長い時間をかけた後、しかるべきタイミングで、そして最高の形で日本の方々にご紹介できることになった一冊です。
アドヴァイタ(不二一元論)を誰にでもわかりやすく、親しみやすい内容で表現し、さらに数々の美しい日本語版ワンネスを通して、そのメッセージが一人でも多くの片江と届くことを願ってやまない一冊です。
原書は(john Greven著「ONENESS」)となっており、ワンネスを知りたい方にはぜひともおすすめの一冊です。
ワンネスの扉
ナチュラルスピリットから発売される、ワンネスの扉は、ジュリアン・シャムルワさんというフランス人が明かした、意識の変容をもたらした驚くべき体験を自身がした内容を綴った本となっています。彼は16歳の時UFOを目撃して以来、自分の部屋に見えない存在が毎日訪れるのを体験するようになりました。
その気配があまりにリアルに感じられたため、毎晩のようにパニック状態に、なぜ自分がそのような体験をするのか理解できないまま、冷静に記録を付けています。それは、ハートが愛で満たされて、すべてが美しく感じるワンネス状態でした。
そんなジュリアンさんの貴重な体験をまとめた本が、ワンネスの扉です。ワンネスを深く知りたいと思う人にはおすすめの一冊となっています。
ワンネスと似ているスピリチュアル用語
ワンネスに似ているスプリチュアル用語がいくつかあります。どのようなものがあるか見ていきましょう。ワンネスにつながる何かが見つかるかもしれません。
ツインソウル
ソウルとは魂のことを表しますます。ソウルメイトは魂の世界の人ということになります。それに似た言葉で、ツインソウルという言葉があります。ツインソウルとは、魂の片割れのことを言います。もともとはひとつの魂が、多くのことを学んで、魂の成長を試みた結果、ひとつの魂が二つの魂に分かれてしまう、もう一つの自分ということになります。
しかし、ツインソウルが別々の環境で生まれたとしても現代社会はいろいろな場所を訪れる便利な社会の為、出会うはずはずないと思っていた時にツインソウルが出会う確率も高くなると考えられます。
しかしツインソウルが異性であるとは限らず、同性である場合でも恋愛対象者になるとは考えにくい場合もありますし、強烈にひかれあうこともあるのがツインソウルです。すべてがひとつのワンネスの考えから、ひとつのソウルが二つに分かれた現象をツインソウルと言います。
ソウルメイト
ソウルメイトとは異性の場合もあるし、同性の場合もあります。たとえば、家族や友人、教師だったりする場合もあります。いつの時代も一緒に生きてきた存在は、根柢の部分で深くつながっていたりする魂の友人だと言うことです。
しかし、ソウルメイトは仲良しなだけでなく、相手の成長のために、試練を与えたり、敵になったりするカルマメイトという存在になったりします。ワンネスの考えではツインソウルもソウルメイトも元々はひとつの物だったと考えます。
ワンネスを体験して幸せを実感しよう
ワンネスとは全宇宙の物はもともとひとつの物であるというスピリチュアル的な考え方のことです、見にくい争いごとや人をうらやんだり、責めたりするのは現代社会においていくらでもありますが、ワンネスの考え方にたどり着くとすべてはひとつの物から始まっていると考えるようになります。
小さな悩み事や、不条理に思うことが一掃されて幸せな気持ちで満ち溢れるといわれています。皆さんもワンエスを体験すると小さなしがらみから解放されて幸せいっぱいの気持ちになれるのです。