焼肉のフライパンでの焼き方!家で肉を美味しく焼くコツも紹介!

焼肉はとても美味しいですが、どうしても焼肉屋さんで食べると高くなってしまいます。家でリーズナブルに美味しく焼肉が焼けたら良いですが、なかなかお店の様な美味しい焼肉は焼けないものです。そこで今回は、家で美味しく焼肉が焼けるコツや、アレンジレシピをご紹介します。

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目次

  1. 1家のフライパンでお店顔負けの焼肉をするコツは?
  2. 2フライパンで焼肉する時のポイント
  3. 3フライパンでの焼肉の美味しい焼き方
  4. 4フライパンでの焼肉の肉別の焼き方
  5. 5フライパンで焼肉する時の注意点
  6. 6フライパンでできる焼肉アレンジレシピを紹介
  7. 7上手に焼いてリーズナブルに美味しく楽しもう!

家のフライパンでお店顔負けの焼肉をするコツは?

焼肉屋さんで食べるお肉は美味しいけれど、お金がかかるのでしょっちゅう食べに行く予算はない、という人は多いのではないでしょうか。

スーパーで売られているちょっと良いお肉を家で焼肉にして食べらたら、お店で食べるより安くすみますよね。けれど家で焼肉をしようと思っても、肉焼き用のグリルやホットプレートすらない、という場合、フライパンでお肉を焼くしかありません。

けれどフライパンで焼肉をすると、どうしてもただの炒めものになってしまったり、上手に美味しく焼けないイメージがあります。今回は、フライパンで上手に美味しく、お店顔負けの焼肉の焼き方とそのコツをご紹介していきたいと思います!

フライパンで焼肉する時のポイント

それではこれから、家のフライパンで焼肉をする時の美味しい焼き方やコツをご紹介していきたいと思います。フライパン選びや焼く前のお肉の準備段階から気をつけるべきことをご紹介しますので、是非参考にしてみてください。

ちょっとしたポイントをおさえれば、家で焼く焼肉が焼肉屋さんで食べる味とあまり変わらなくなって家での焼肉を楽しめようになりますよ。

フライパン選びが大事

まず、どんな料理でもそうですが、傷がついていたり、焦げ付きがこびりついて取れない様なフライパンは使わないでおきましょう。焼いたお肉がフライパンにくっついてしまったり、黒い焦げがついて美味しくなくなってしまいます。

なるべくテフロン加工の表面の綺麗なフライパンを使うと、タレにつけたお肉でも焦げ付いたり、こびりついたりしにくく、美味しく焼くことができます。また、焼肉はどんな焼き方をしても油がはねてしまうので、回りに油が跳び跳ねにくい少し深めのフライパンを使うのがおすすめです。

焦げ付きを気にするよりも味重視の人は、しっかり油をひいた鉄製のフライパンもおすすめです。熱が一気に通るのでより、焼肉屋さんで網で焼く焼き方と味に近づきます。

肉は常温にしておく

冷凍庫に入れていたお肉ならしっかり解凍し、冷蔵庫に入れてたお肉でもしばらく外に出しておいて常温にするのが美味しい焼肉を焼く重大なコツの1つです。

お肉が冷たいままだと、お肉の表面と内部の温度差ができており、火が均一に通りません。また、冷たいまま焼くと肉汁がたくさん出てきてしまい、水っぽい焼肉になってしまいます。

冷蔵庫から出したら30分から一時間ほど置き、中までしっかりと常温に戻しておきましょう。

凍ったお肉の解凍に時間 がかかる場合は、ポリ袋やジッパー袋に入れてお皿等にのせ、水道水の流水を流しっぱなしにすると早く解凍されま す。

油は牛脂を使う

ついつい、いつも使っているサラダオイルを使ってしまったり、香ばしくなるかな?と思ってゴマ油を使ってフライパンに油を引く人もいるかもしれませんが、ここは、お肉を買った時についてきたり、売られている牛脂を使いましょう。

牛脂はもちろんですが、これから焼く牛肉にも含まれている為、サラダオイル等と違って風味が合ってより美味しくなります。サラダオイルを使うと牛肉本来の旨味がサラダオイルの味で薄まってしまうのです。

しっかり牛脂をフライパンになじませて焼くのが美味しい焼肉になるコツです。

肉汁が大量に出る時は拭き取る

お肉を常温に戻して気を使っていても、お肉を焼いているうちに肉汁が沢山でてきてしまうこともあります。焼肉屋さんで焼くお肉は網で焼いている場合が多く、お肉から出る肉汁は自然と下に落ちていきます。実は、これが焼肉屋さんで食べるお肉が美味しい秘訣のひとつなのです。

肉汁にお肉がひたされた状態で焼き続けると、表面が焼くのではなく煮られた状態になって焼肉本来の美味しさが失われてしまうので、キッチンペーパー等でこまめに肉汁や余計な油を拭きながら焼いてください。

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フライパンでの焼肉の美味しい焼き方

これまで、家でフライパンで焼く際のコツや注意点をご説明してきました。それでは実際に、どの様にして焼いていけば良いか、フライパンで焼肉をする焼き方を順番を追ってご説明していきたいと思います。

ここでおすすめする焼き方を試してみるだけでも、フライパンで焼く焼肉がぐっと美味しくなりますよ。

フライパンを熱する

焼肉屋さんでは、しっかり熱した熱々の網に次々とお肉を乗せていきますよね。家で焼く焼肉も同様に、高温でさっと焼いていくのが美味しい焼き方のコツになります。

炒めもの等の場合はフライパンが冷たいままお肉を入れて加熱すると美味しく仕上がる場合もありますが、焼肉はお肉の表面にしっかり焼き目をつける為にもしっかりとフライパンを熱しましょう。

煙が出たら油をひいて肉を焼く

フライパンが焦げつかない用に、牛脂をさっとひきます。テフロン加工のフライパンは何ものせないまま熱すると有毒なガスが出てしまうので、早めの段階で油をひくようにしましょう。

牛脂をひいて油からうっすら煙が出て来たら、フライパンがしっかりとあたたまった証拠です。この状態でフライパンにお肉を乗せると“ジューッ”という良い音が聞こえます。

あらかじめ、甘味のあるタレにお肉を漬け込んで焼くことで、メイラード反応を起こさせると、お肉が美味しく仕上がります。メイラード反応とは、褐色反応とも言われ、糖とタンパク質が加熱されて茶色くなる科学反応のことを言います。

メイラード反応は、香ばしい美味しさを引き出すのに不可欠な反応なので、香ばしい程よい焦げ目のついた焼肉を焼く為には、糖分の含まれたタレにお肉を漬け込んでおきましょう。

肉汁が出てきたらひっくり返す

お肉の片面を焼いている時、焼いている側がどれだけ火が通ったか分かりにくいですが、目安として、焼いてない面から肉汁が出て来たら中まで火が通りはじめたサインです。

お肉が固くならず、肉汁が沢山でてしまわない最適温度は65度とされています。肉汁が表面に出始める頃がこの65度になりかけた証拠なので、熱しすぎない様に気を付けましょう。

お肉をひっくり返し、片面に焼き目をつけたら火を弱め、弱火から中火で中まで火を通しましょう。

フライパンでの焼肉の肉別の焼き方

これまで、基本的なフライパンでの焼肉の焼き方についてご紹介してきましたが、これはあくまでも一般的な焼き方で、お肉の部位等によっては合わない場合もあります。お肉の種類別に焼き方を変えることで、より本格的な家焼肉を美味しく楽しむことができるのです。

こちらでは、カルビや牛タン等、人気のお肉別に美味しく焼き上がる焼き方をご紹介していきたいと思います。

スライス牛肉の場合

薄くスライスされた牛肉は火がとても通りやすい為、焼きすぎて固くなってしまわない様に注意しましょう。表面をさっと焼くだけで火が通ります。

また、コツとしては味付けはあらかじめしておく方が美味しく食べられます。タレにあらかじめ漬け込んでおき、フライパンの上で炒める様に箸を動かしてすぐ火からおろせば、薄切り肉でもジューシーなまま美味しく食べられます。

タレはあらかじめお肉をジューシーに保つ役割をしてくれますが、フライパンが焦げ付きやすい原因にもなります。タレに漬け込んだお肉を何度か焼く場合は、その都度フライパンを綺麗にしておくと、焦げ付かないのでおすすめです。

カルビの場合

カルビは脂が多い部位のお肉なので、しっかり目に焼くのをおすすめします。コツとしては、焼いているうちにカルビから出た油で端付近が揚げ焼きの様になるまで焼きます。

出すぎた油はこまめにキッチンペーパーで拭いていきましょう。両面に綺麗な焼き目がついたら、弱火から中火でしっかり焼いていきましょう。なるべく何度もひっくり返さない様にして、両面を焼いた後は弱めの火で片面ずつじっくり焼いていってください。

牛タンの場合

牛タンは薄く、脂も比較的多いお肉です。強火で片面を焼き、肉汁がうっすら出て来るまでしっかり焼きます。脂が多いので、強火で焼いても焦げ付きにくいので、あわててひっくりかえさずに、焼いていない方の面がうっすら茶色くなるまで待ちます。

片面がうっすら茶色くなったら、強火のままひっくり返します。コツは、牛タンは薄いお肉なので片面はさっと焼くだけにすることです。ひっくり返す前の時点でほぼ牛タン全体に火が通っているので、片面は牛タンの肉汁を閉じ込める為に焼くだけで良いでしょう。

ホルモンの場合

ホルモンはとても脂が多く、油が飛び散る危険性があります。油跳ねを少しでも防ぐコツは、フライパンにあらかじめアルミホイルをしいてから焼くことです。

アルミホイルに牛脂を薄めになじませたら、ホルモンは脂身ではなく皮の部分から焼いてきます。ホルモンの旨味の大半は、脂身の部分につまっているので皮から火をしっかり中まで通し、脂身部分は表面に火を通すイメージで焼きます。

大量に油と肉汁が出るので、もったいないと思わずにこまめにキッチンペーパーで拭いて、カラッとした焼き目を目指しましょう。

フライパンで焼肉する時の注意点

家での焼肉が、焼肉屋さんの味と変わらず美味しくする為には、いくつかの注意点を守る必要があります。

家での調理だから、とついついやってしまいがちなことが焼き方に失敗したり、味を逃す原因になってしまうので、こちらでは家での焼肉で特に注意してもらいたい点をご紹介していきます。

肉を大量に入れない

家での焼肉、しかも台所でフライパン調理となるとついついやってしまいがちなのが、沢山のお肉を一度に焼いてしまうことが挙げられます。しかしこれは、フライパンを熱してから焼くのが鉄則な焼肉の場合、お肉によって焼き時間の差ができてしまう原因になります。

最後にフライパンに乗せたお肉の火加減に会わせると、最初に焼きはじめたお肉が焼きすぎになって固くなってしまいます。また、フライパンで焼く焼肉は強火で一気に表面を焼くのが美味しくするコツですが、沢山お肉を一度に乗せるとフライパンの温度が下がってしまいまいます。

フライパン調理は焼肉屋さんで食べる様に少しずつ食べながら焼くことは難しくても、焦らずに少量ずつ、温度や焦げ目の管理がしやすい状態で焼きましょう。

焼く温度に注意

焼肉は味付けをしたお肉を焼いて完成する、家庭の少ない料理です。その過程が少ないからこそ、焼く部分がとても重要になってきます。フライパンの温度管理には十分に注意を払いましょう。

一度焼肉を焼いた後再びフライパンを加熱する場合は、最初に加熱した時よりも短時間でフライパンが熱くなることや、生肉をのせることである程度フライパンの温度が下がること等、最初の加熱温度を常に強めにできる様に気を配ります。

また、両面焼いた後じっくり火を通す場合には弱火から中火で中まで火を通しますが、この時なかなかフライパンの熱が下がらない様なら、濡れた

フライパンでできる焼肉アレンジレシピを紹介

焼肉屋さんで焼肉を食べることの魅力は美味しいだけではなく、サイドメニューがいろいろある所にもあると思います。

しかし、家で作る焼肉はそれに負けず、フライパンで焼いた焼肉でさらに美味しいアレンジ料理が作れる所に魅力があるのではないでしょうか。

こちらでは、作った焼肉をさらに美味しく食べられる、焼肉アレンジレシピをご紹介していきます。焼肉を作りすぎた時にも活用してみてください。

牛焼肉チャーハン

薄切り肉を、タレをからめて焼いて焼肉にします。炊飯器に米と水と焼肉のタレ、そして先ほど焼いた焼肉を入れて炊飯器のスイッチを入れます。

炊飯が完了したら、皿に盛り付けてネギや白ゴマ、糸唐辛子等をお好みでふりかければ完成です。

炊飯器に焼肉を入れるだけの簡単レシピなので焼肉が余ってしまった時におすすめです。

牛アボわさび醤油和え

タレではなく、塩胡椒のみの味付けで焼肉を作ります。ボウルに醤油とわさびを入れて混ぜ、一口大に切ったアボカドと焼肉を加えて和えます。

お皿に盛り付けたら、真ん中に卵黄を落とし、白ゴマと海苔、糸唐辛子をかければ完成です。

卵黄で食べるのはマグロ、という固定観念をくつがえし、アボカドと塩味の焼肉も意外と合うことを気づかせてくれる一風変わったおつまみに最適なレシピです。

 

たっぷりチーズの焼肉サラダライスピザ

タレにしっかり漬け込んだ牛肉をフライパンで焼いて焼肉を作ります。焼肉を取り出し、そのままそのフライパンにご飯を広げて押しながら焼き固めます。

ピザ用チーズを乗せ、蓋をして5分ほど弱火で蒸し焼きにした後、縁からゴマ油を流し入れ、さらに3分焼きます。

皿に焼いたご飯を乗せ、その上にちぎったグリーンリーフと焼肉、煮詰めた焼肉のタレとネギ等を乗せて完成です。子供にも嬉しいレシピです。

上手に焼いてリーズナブルに美味しく楽しもう!

焼き方のコツさえつかめば美味しく作れるフライパンでの焼肉は、焼肉屋さんで食べるよりもずっと低コストで楽しむことができます。

自分の好きな部位のお肉を好きなだけ、たまにはアレンジレシピも活用してリーズナブルな焼肉を思いっきり楽しんでください。

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