加湿器の置き場所や設置する位置や高さ!どこに置くの?
加湿器の置き場所に迷う方は多いのではないでしょうか。加湿器を設置する位置や高さを知ることで、効果的に加湿器を使うことができるでしょう。また、加湿器をおいてはいけない場所や注意点もあります。加湿器の効果的な置き場所を知って活用してみましょう。
目次
加湿器を置く場所に悩んでいませんか?
加湿器と言えば冬の乾燥などに役立つ優れものですが、加湿器の置き場所に悩んでいませんか。実は、加湿器の置き場所に悩んでいる方は多いといわれています。
暖房と一緒に併用されることが多い加湿器ですが、加湿器を置くのに効果的な場所や位置はあるのでしょうか。また、加湿器は置き場所によっては危ないことがあります。
思わぬところに火災の危険があります。取り扱いによってはカビが生える原因となることもあります。適切な設置場所や位置を知って、加湿器を効果的に使いましょう。
加湿器を置くことで得られるメリット
加湿器を置くメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。室内が同じ温度でも、湿度が上がると暑く感じるようになります。湿度をコントロールすることで体感温度も調節することができます。
そのため、湿度の目安について知っておくことが大事です。湿度の目安は次のとおりです。もちろん、湿度の感じ方には個人差がありますので、自分の感じ方によって調節する必要があります。
加湿器をつける時は、主に乾燥が気になるときではないでしょうか。乾燥時の加湿器は60%~70%程度を目安にするといいといわれています。また、美肌や肌ケアのために加湿器を使う方もいるでしょう。肌の乾燥予防には55%~65%程度を目安にするといいでしょう。
また、風邪やインフルエンザの予防には50%~60%程度に保ちましょう。ウイルスの予防のためには温度にも気を配る必要があります。ウイルスは低い温度で活発になるといわれています。
そのため、室温は20℃~25℃程度に保つといいでしょう。また、寝ている際に室内の結露が気になるときは、50%程度を目安にするといいといわれています。
加湿器を置くのに効果的な場所・位置
多くの人は、乾燥にそこまで気を配っていないでしょう。冬になると暖房によって乾燥が気になるため加湿器をつけた方がいいのではないかと考える程度の人が多いようです。
しかし、人間が健康を守る上で乾燥を防ぐことは思っているよりも重要なことです。ここからは、加湿器の効果的な置き場所・位置についご紹介していきます。せっかく加湿器を使うのであれば効果的に使いたいものです。
エアコンの真下に置く
加湿器の置き場所にオススメなのは、エアコンの真下です。ポイントはエアコンの風が直接当たらない場所です。
特に冬になると、加湿器をよく使う場合が多いと思いますが、暖房の風が直接あたらないところを置き場所にしましょう。では、エアコンを使用していない場合は、どのような置き場所がいいのでしょうか。
サーキュレーターの横に置く
室内にエアコンがない場合、加湿器の置き場所はどのような位置になるのでしょうか。エアコンがない場合は、サーキュレーターや扇風機の横に置くことをオススメします。こちらも同様に、風が直接あたらない場所を置き場所にしましょう。
部屋の真ん中に置く
もし、加湿器を部屋の真ん中における場合はそのようにしましょう。加湿器の置き場所を部屋の真ん中にすることによって、風が直接あたらないだけではなく湿度のバランスが保たれます。
加湿器の部屋の置き場所を部屋の真ん中にすることで、窓際を避けることによる結露を防げます。また、部屋の真ん中は空気が滞留しづらいというメリットもあります。
加湿器を置くのに効果的な高さ
加湿器を置き場所には、効果的な高さがあることをご存知でしょうか。加湿器は設置する高さに気をつけることで、空気の乾燥を改善でしやすくなります。
加湿器の置き場所が床に近いと、加湿器が加湿量を落としてしまうこともあります。では、効果的に加湿器を使うためには、どのような高さがベストなのでしょうか。
腰の位置より上
加湿器の置き場所としてベストな高さは、腰の位置より上だといわれています。床より高い腰の位置辺りに設置することで、低いところにたまりやすい湿気を、まんべんなく行き渡らせるという効果があります。
加湿器を設置するのであれば、なるべく部屋の真ん中で腰より上の位置に設置すると効果的です。
高い場所に置くことの効果
加湿器を高い場所に置くことによって、湿度がまんべんなく行き渡るようになります。腰より上の高さのある場所に、加湿器を設置することで乾燥対策に効果的です。
湿気は低いところにたまりやすい性質があります。加湿器を床に近づけてしまうと、足元は潤っていても上半身や顔の位置までは行き渡りません。特に、美肌が目的で加湿器を設置している場合は、顔まわりが乾燥したままになってしまいます。
加湿器を置いてはいけない場所とは?
加湿器の効果的な置き場所がわかったところで、ここからは加湿器を置いてはいけない場所についてご紹介していきます。床付近や窓際は適していないことがわかりましたが、実は窓際以外にも気をつけるべき場所があります。それぞれ解説していきます。
窓やカーテンの前
加湿器は、窓やカーテンの前に置いてはいけないといわれています。窓際は冷気の影響を受けやすいといわれています。結露の原因となりますので窓に近づけないようにしましょう。カーテンの近くに加湿器を設置すると、カビができやすくなります。
また、必要以上に加湿しすぎるとカビやダニを発生させる原因となります。室内の湿度の目安は40%~60%程度がいいといわれています。加湿器を使うときは、温湿度計を使うといいでしょう。
加湿しすぎることによって壁などにもカビが発生します。加湿器をつけたまま寝てしまうことで過度な加湿になることもあります。なるべくタイマー付きの加湿器を選ぶと安心です。
また、加湿器は外側から見えない部分にカビが生えていることがありますので注意が必要です。適度に加湿器の掃除をしましょう。給水タンクやフィルターなどにカビが生えていないかチェックしましょう。カビの生えた加湿器を使い続けると体に悪影響です。
木製家具の近く
木製家具の近くも加湿器を置かないようにしましょう。木製家具は過度の湿度によって傷みやすくなります。木製家具が多いところに加湿器を置く場合は、注意が必要です。
家電製品の近く
家電などの電化製品は、水に弱いというイメージがあるのではないでしょうか。家電製品の近くに加湿器を置くと、どうなってしまうのでしょうか。家電製品は、水だけではなく湿度に弱いため注意が必要です。場合によっては、火災や感電の原因になります。
換気扇の下
意外かもしれませんが、換気扇の下も加湿器を置いてはいけない場所だといわれています。換気扇の近くは空気の入れ替えが激しい場所です。
空気の入れ替えが激しい場所に加湿器を置くことで、加湿の効果は落ちてしまいます。換気扇と同様に、出入り口の近くも空気の入れ替えが激しいため避けたほうがいいでしょう。
加湿器を置く際の注意点
ここからは、加湿器を置く際の注意点についてご紹介していきます。インフルエンザや花粉・ハウスダストの対策などで日頃から加湿器を使う方も増えています。
しかし、加湿器は扱いに注意しないとカビが繁殖してしまいます。カビの繁殖を防ぐためには、掃除だけではなく置き場所にも気をつける必要があります。
床暖房の床に直接置かない
床暖房の乾燥対策にも加湿器は欠かせませんが、床暖房の床には加湿器を直接置かないようにしましょう。床付近の空気は冷たくなっています。そのため、加湿器が過度に加湿してしまいます。
それによって結露しやすくなります。加湿器自体の負担も大きくなるため注意が必要です。やむを得ず床に置かなければならない場合は、カーペットを敷くなどの対策が必要です。
延長コンセントのそばは火災の危険も
延長コンセントの側に加湿器を置くと、火災の危険があります。延長コンセントにプラグを差しっぱなしにしていると非常に危険です。
気づかないうちに大量の埃が溜まっていることがあります。そこに湿気が加わることで火災の危険があります。特に注意が必要です。
加湿器は効果的に使いましょう!
いかがでしたか。加湿器の置き場所に注意して、効果的な加湿を行いましょう。室内の湿度を適切に保つことによって、風邪やインフルエンザの予防になるだけではなく肌のコンディションも良くなるでしょう。
物にはそれぞれ適した使い方があります。なんとなく使うだけではなく、効果的な使い方を知ることでワンランク上の効果が期待できるでしょう。