100均ダイソー・セリアのリメイクシートの貼り方やコツ!角や凹凸など
あなたは100均で販売されているリメイクシートを使ったことがあるでしょうか。今回はリメイクシートの貼り方やコツを紹介していきます。リメイクシート貼り方は難しいと言われる部分があります。難しい部分のリメイクシート貼り方を簡単にできる方法を解説します。
目次
100均ダイソー・セリアのリメイクシートのきれいな貼り方を紹介
今回は100均のダイソーやセリアが購入することができる、リメイクシートについて紹介します。100均のダイソーやセリアではどんなリメイクシート販売されているのかというところから、上手にリメイクシートを貼る方法などを紹介していきます。
小さいところにリメイクシートを貼ることは難しくありませんが、壁一面にリメイクシートを貼るのは、初めての人には難しいところもあります。
「リメイクシートを貼ってみたけれど、ボコボコになってしまった」ということがないように、リメイクシートの貼り方のコツもチェックしておきましょう。
そもそもリメイクシートとは?
100均のダイソーやセリアで販売されているリメイクシートとはどういうものなのでしょうか。リメイクシートとは、シールタイプになっているシートのことです。100均のダイソーやセリアでも販売されていますが、ホームセンターや通信販売でも購入することができます。
リメイクシートが人気なのは、簡単に貼ることができるだけではなく、簡単に剥がすことができるという点です。賃貸の部屋であっても、貼って剥がせるリメイクシートを使えば、簡単に部屋のイメージを変えることができます。
家具などで傷つきやすい部分にだけ、リメイクシートを貼ることができたり、逆に傷ついた部分にだけリメイクシートを貼ることができたりするのも人気の理由です。
リメイクシートの柄の種類
100均だけではなくホームセンターなどでも購入することができるリメイクシートですが、主に100均で購入することができるリメイクシートの柄にはどんな種類があるのでしょうか。リメイクシートの種類の一部を紹介させていただきます。
タイル風
100均で購入できるリメイクシートの中でも人気が高いリメイクシートに、タイル風のリメイクシートがあります。
タイル風のリメイクシートは、本物のタイルのように凹凸があるタイプのリメイクシートから、タイルの柄がプリントされているタイプのものまで種類が色々とあります。
カラーバリエーションも豊富です。シンプルな白や黒のタイル風リメイクシートから、パステルカラーのタイプ、モザイクタイル柄のリメイクシートまで揃っています。
レンガ風
カフェ風のキッチンにしたい場合や、かっこいい壁紙に変えたいと思っている場合におすすめなのが、レンガ風のリメイクシートです。
レンガ風のリメイクシートの種類もとてもたくさんあります。本物のレンガをイメージしたレンガ色のリメイクシートから、ホワイトやライトブラウン、ブラックのレンガ風リメイクシートまで揃っています。
お部屋のアクセントとして使う事ができると人気があるようです。またインテリアアイテムをアレンジしたいという時にも使うことができるリメイクシートです。
大理石風
キッチンを豪華な大理石風にしたいという場合に使えるのが、大理石風のリメイクシートです。豪華なイメージが出る大理石風のリメイクシートも、100均で購入することができるアイテムです。
人気が高い白色の大理石風リメイクシートや、黒色の大理石風リメイクシートもあります。タイル風リメイクシートと合わせてキッチンの壁紙に使うという人もいるようです。
板・木目風
ナチュラルなイメージのお部屋にしたいという場合におすすめなのが、板や木目風のリメイクシートです。いや他木目風のリメイクシートは、壁紙に使うだけではなく、家具をリメイクしたい時にも使われることが多いリメイクシートです。
木目タイプのリメイクシートから、板壁のように木目と木目のつなぎ目があるタイプのリメイクシートもあります。
カラーはブラウンからライトブラウン、ホワイトまでさまざまです。とても100均のアイテムだとは思えない、おしゃれなリメイクシートを揃えることができるでしょう。
コンクリート・レンガ風
コンクリート・レンガ風のリメイクシートも100均で購入できるリメイクシートの1つです。半分コンクリートで半分レンガというような、おしゃれなイメージのリメイクシートになっています。
壁の一部分にだけリメイクシートを貼っても、おしゃれなイメージの壁にすることができます。小物などにコンクリート・レンガ風のリメイクシートを貼っても素敵になります。
黒板風
黒板風のリメイクシートもあります。カフェ風のキッチンにしたいという人が使うことが多いリメイクシートです。壁一面に貼るのではなく、ボードなどに貼って壁に飾るということが多いようです。
他のリメイクシートと比べると、販売されているサイズが小さいのが特徴です。また他のリメイクシートよりも厚みがあります。
リメイクシートの使い道は?
100均でも購入することができるリメイクシートの使い道とはどういうものなのでしょうか。リメイクシートをどう使うのかを紹介していきます。
壁に貼る
100均のリメイクシートの主な使い方になるのが、壁に貼るというものです。例えばものモノトーンの部屋のインテリアを北欧風のインテリアに変えたいと思った時、壁紙だけは諦めなくてはいけないということがあったのではないでしょうか。
壁紙を変えることができないから、写真やポスターを貼っていたという人もいるかもしれません。賃貸の部屋だから壁紙を変えるのは無理だと諦めていた人もいるでしょう。
そんな場合でも、貼って剥がせるタイプのリメイクシートを使えば、簡単にお部屋のイメージを変えることができるのです。
家具に貼る
あなたの家にも、まだ使えるけれど古くなってしまった家具というのがあるのではないでしょうか。壊れているわけではないけれど、塗装がハゲていてしまった。そんな家具にリメイクシートを使うこともできます。
タンスや机、棚などにも貼ることができます。シールタイプになっているので、ガラスの部分にも貼り付けることができます。
ガラス部分が外れてしまったとか一部壊れてしまったという時の、応急処置にもリメイクシートを使う事ができます。
床に貼る
リメイクシートは壁や家具だけではなく、床にも貼ることができるアイテムです。例えば、人の出入りが多い玄関の床だけ色がハゲてきてしまったということはないでしょうか。そんな時にもとりあえずの応急処置でリメイクしイートを使うことができます。
応急処置として使うだけではなく、汚れやすい部分の予防として使うという人もいるようです。ペットを飼っている人は、汚れ防止で玄関の床に貼っているということもあるようです。
キッチンの床の汚れ防止に、リメイクシートを貼っているという人も多いようです。水回りは汚れやすいので、リメイクシートで便利だと言われています。汚れたらそのまま剥がして捨てることができます。
小物に貼る
タイル風のリメイクシートや板・木目風のリメイクシートは、小物に貼って使うということもあるようです。例えばタイル風のリメイクシートを、瓶に貼ればおしゃれなタイル風の小物入れを作ることができます。
壁などに使ったリメイクシートの残りで、小物をアレンジすることができるのが人気になっているようです。
リメイクシートを貼るために必要な道具
100均のリメイクシートの種類や使い方が分かったところで、リメイクシートの貼り方や、貼り方のコツをみていきましょう。
リメイクシートの貼り方をチェックする前に、リメイクシートを貼るために必要な道具を揃えておきましょう。家にあるもので簡単にリメイクシートを貼っていくことができます。
カッター・はさみ
リメイクシートを貼るために必要な道具には、カッターやはさみがあります。できればカッターもはさみも、両方とも準備しておくことができるといいでしょう。
はさみもしっかりと切れるものを準備しておいてください。壁など大きな面にリメイクシートを貼る時は、柄を合わせたり、凹凸をチェックしながら切っていくことが必要になる場合があります。
綺麗にリメイクシートを貼る貼り方ができるように、綺麗にリメイクシートをカットできるアイテムを準備していきましょう。
定規
100均のリメイクシートはキットになっているわけではありません。貼りたい部分の大きさや凹凸の部分を自分で測って、リメイクシートをカットしていく必要があります。
どれくらいの大きさが必要になるのかを測ることができる、定規やメジャーを用意しておきましょう。100均のリメイクシートには、裏面に目盛りがついているものもありますが、中には目盛りがついていないタイプのリメイクシートもあります。
リメイクシートを切り取る時に長さを測ることができる定規と、書き込むことができる筆記用具もあると安心です。
ヘラ
手のひらサイズの小物入れにリメイクシートを貼る時には必要ありませんが、壁一面にリメイクシートを貼りたい時には、ヘラがあると安心です。ヘラが家にないという場合は、フライ返しや下敷きで代用することもできます。
空気を抜きながらリメイクシートを貼り付けていくことができるようなアイテムを用意しておきましょう。手のひらで大丈夫と思うかもしれませんが、道具があったほうが凸凹がなく綺麗にリメイクシートを貼り付けることができます。
各種テープ
壁や床など、大きな面にリメイクシートを貼る時には、何枚かのリメイクシートを組み合わせた貼り方になります。柄を合わせたりするために、例えばマスキングテープなどで仮止めをしながら位置を決めて貼っていくと、上手な貼り方をすることができます。
セロハンテープやガムテープでも構いませんが、できれば100均でマスキングテープを1つ購入しておくといいでしょう。セロハンテープやガムテープの場合、リメイクシートの柄が剥がれてしまうということがないわけではありません。
念のために貼って剥がせるタイプの、マスキングテープを準備しておくといいでしょう。
リメイクシートの貼り方【基本編】
リメイクシートを貼るための道具がそろったら、いよいよリメイクシートの貼り方をみていくことになります。
リメイクシートの貼り方とは、どんな手順で行っていくのでしょうか。初めての人でも簡単にできる、リメイクシートの貼り方をまとめていきます。
貼る部分を綺麗にする
まずはリメイクシートを貼る部分を綺麗にしておきます。ホコリや汚れがついていると、その部分にリメイクシートを貼ると凹凸になる原因になります。
また油汚れなどはリメイクシートが剥がれてしまう原因にもなります。しっかりと拭いて、水分は乾燥させておくようにしましょう。
貼りたい部分のサイズを測る
リメイクシートを貼りたい部分が綺麗になったら、乾燥させている間にリメイクシートを貼りたい部分のサイズを測っていきます。
大きな面にリメイクシートを貼り付けたいという場合は、マスキングテープを使って仮止めをしながらサイズを測るのもおすすめです。
貼りたい部分の大きさより大きめにカット
リメイクシートを貼りたい部分のサイズを測ることができたら、リメイクシートをカットしていきます。
リメイクシートをカットする時には、少し大きめに切るのがポイントです。柄を合わせたいところは、1mmほど重なるようなイメージでカットするといいでしょう。
凹凸がある場所など、難しい部分は少し大きめにカットをしておいて、微調整していったほうが綺麗にリメイクシートを貼ることができるかもしれません。
少しずつ貼っていく
リメイクシートをカットすることができたら、貼りたい部分に貼っていきます。リメイクシートを貼る時には、裏面ののりがついているところの「はくり紙」を一気に剥がすのではなく、少しずつ剥がして、剥がしながら貼っていくようにします。
大きい面に貼る時ほど慎重に貼っていきます。壁に貼る場合は、下から上に向かって貼っていくというのがおすすめです。リメイクシートに空気が入ってしまわないように、ヘラなどを使って空気を上へ押し上げながら貼っていきます。
余分な部分をカットする
上手にリメイクシートを貼ることができたら、余分な部分をカッターなどでカットしていきます。ここが貼って剥がせるリメイクシートのメリットでもあります。
重なっている部分を上手に切り離すことができれば、するっと剥がすことができます。最後に微調整をすることができるので、最初のカットの時は気持ち大きめサイズにカットしておくようにしましょう。
リメイクシートの貼り方【応用編】
リメイクシートの基本的な貼り方を紹介しましたが、リメイクシートは貼って剥がせるけれど、貼るのが難しいと感じるところもあります。
ここからはリメイクシートの貼り方の応用編を紹介します。難しいあの場所を簡単に貼るコツもまとめていきます。
曲面での貼り方のコツ
リメイクシートを貼る時に難しいと感じる場所が曲面です。丸みがある部分に貼るのは垂直な部分よりも難しいと感じる人が多いようです。
曲面でのリメイクシートの貼り方のコツにはどんな方法があるのでしょうか。曲面を上手に貼るコツは、ドライヤーを使う事です。曲面であっても、貼り方は基本的な貼り方と変わりません。
曲面になった時には、リメイクシートにドライヤーの温風をあてることで、少しリメイクシートを柔らかくすることができます。柔らかくなった部分を少し伸ばしながら貼っていくと上手に貼り付けることができるのです。
凹凸部分での貼り方のコツ
凹凸部分にリメイクシートを貼るのも難しいと感じる人が多いようです。凹凸部分に綺麗にリメイクシートを貼るためのコツとはどんなものなのでしょうか。
凹凸部分であっても、リメイクシートを大きめにカットするというところは変わりません。コツと呼べるものではありませんが、凹凸部分は無理にリメイクシートをカットしようとしないで、重ねてしまうというのも1つの方法です。
凹凸部分の目立たない方にリメイクシートを重ねてしまうコツを使うことで、重なっていることも目立たなくすることができます。
角での貼り方のコツ
角の部分のリメイクシートを貼るのも難しいと言われています。角の部分のリメイクシートの貼り方も、凹凸部分にリメイクシートを貼る方法と似たコツを使うことができます。
壁の角の場合は、一方の面を大きめにカットしておいて重ねるイメージで貼り付けるのがコツになります。ぴったりに合わせようとすると、隙間ができてしまうことがあります。
どちらかの面のリメイクシートを1mmほど大きくカットしておくことで、隙間もつなぎ目も目立たない貼り方にすることができます。
リメイクシートを貼る際の注意点
100均での人気がある便利なリメイクシートですが、リメイクシートを貼る時には注意をしなければいけないこともあります。綺麗にリメイクシートを貼るための注意点とはどんなことなのでしょうか。
空気が入らないようにする
リメイクシートを貼る時の注意点には、空気が入らないようにすることが大切です。せっかくしっかりとサイズを測って貼ったはずのリメイクシートも、あちらこちらに空気が入ってしまうことでサイズが合わなくなることがあります。
何よりも空気が入ることで表面に凹凸ができてしまうので、見た目があまり綺麗ではなくなってしまうことがあります。貼って剥がせるリメイクシートですが、1度空気が入ると、その部分が伸びてしまってなんとなく汚くなることがあります。
貼る時には空気が入らないように、十分に注意をしながら慎重に貼り付けていくようにしましょう。
しっかり密着させる
リメイクシートは裏面がシールになっているタイプがほとんどです。シールだから軽くポンポンと叩いてくっつけるだけでもつく場合があります。
しかし壁など垂直な面に貼り付ける場合、その時はくっついていても時間が経つと浮いてきてしまうことがあります。シールになっているから大丈夫だろうと思わずに、しっかりとヘラなどを使って密着させておくようにしましょう。
しっかりと密着させる必要がありますが、あまりゴシゴシと力を入れて擦ると柄が剥がれてしまうこともあるので注意しましょう。
柄や位置がずれないようにする
柄があるタイプのリメイクシートを、何枚かつなぎ合わせて貼り付ける場合には、柄がずれないように考えながら貼り付けていくことが大切です。
タイル風のリメイクシートや、レンガ風のリメイクシート、板・木目風のリメイクシートの場合は、マスキングテープを使って仮止めをして柄を確認しながら貼っていくといいでしょう。
レンガ風のリメイクシートの場合は、真っ直ぐにカットするのではなく、レンガの形に合わせてカットをすると、少しくらいならズレても分かりにくいというコツがあります。
リメイクシートにもデメリットはある
とても便利な100均でも購入できるリメイクシートですが、リメイクシートはメリットばかりがあるわけではありません。デメリットになる部分もあります。リメイクシートは壁紙として使う事ができます。
貼って剥がせるタイプなので賃貸の部屋にも使う事ができます。しかしリメイクシートもシールでついています。何十年も同じリメイクシートを貼り付けておけば、壁紙にそののりの部分が付着して固まってしまうことがないわけではありません。
また古い家具などにリメイクシートを貼った場合、元々の家具の塗料が剥がれてしまうことは十分に考えられます。貼り付ける前にはデメリットも考慮しておくようにしましょう。
リメイクシートを使ったDIY事例集
それでは実際に、どんな風にリメイクシートを使っているのか、リメイクシートを使った事例をみていきましょう。
キッチンをレンガ風リメイクシートで
もともとのキッチンも素敵でしたが、レンガ風のリメイクシートを使ったおしゃれなキッチンに変身させています。凹凸部分も綺麗にリメイクシートが貼られています。
凹凸部分はリメイクシートを貼るのが難しいと言われていますが、コツを掴めば超難関というわけでもありません。試してみてください。
木目×レンガでトイレをリメイク
シンプルなトイレの壁紙を、木目×レンガ風のリメイクシートでアレンジしています。おしゃれでかっこいいトイレの壁紙を完成させています。
キッチンをタイル風リメイクシートで
タイル風のリメイクシートを使って、清潔感のあるキッチンにリメイクされています。棚などがある場合は、凹凸部分を貼る時のコツを使うことで、綺麗にリメイクシートを貼ることもできます。
階段をタイル風でリメイク
もともとグレーレンガのリメイクシートを貼っていた階段下をホワイトレンガのリメイクシートに貼り替えています。リメイクシートを使った時には、このように何年か毎で貼り替えていくことがおすすめです。
100均ダイソー・セリアのリメイクシートを活用しよう
今回は100均のダイソーやセリアで購入できる、リメイクシートの貼り方やコツを紹介させていただきました。簡単にお部屋をアレンジすることができるリメイクシートは、便利でおすすめです。
コツさえ掴んでしまえば、曲面も凹凸部分も簡単にリメイクシートでアレンジすることができるようになります。リメイクシートを上手に活用して、気軽に模様替えを楽しみましょう。