北九州のお土産ランキング！人気でおすすめのお菓子などを紹介

九州の最北に位置する北九州市は、関門海峡に面した港町です。九州の海運業の拠点として活躍していた歴史が長いエリアで、今でも大正時代の情緒を感じる豪華な歴史的建物がたくさん残っています。

そんな北九州エリアには、国内外から常にたくさんの観光客が訪れていることから、魅力的なお土産も続々と登場しているのです。

そこで、今回は北九州市で購入できる、おすすめのお土産をお菓子やお酒などの分野に分けて紹介していきましょう。北九州に訪れる予定がある人は、ぜひ今回紹介するおすすめのお土産から、購入するお土産を選んでみてください。

北九州エリアはかつて国営の製鉄所、官営八幡製鉄所があったことから、製鉄業で栄えてきたエリアです。現代では北九州空港や新幹線が通る小倉駅などが登場し、九州全体の玄関としての機能を果たす街となっています。

門司港や小倉城など、歴史を学べる名所だけでなく、自然やおさしゃれで先進的なお店などもたくさんある北九州は、一大観光地としても有名なのです。

ちなみに、北九州は森鴎外や松本清張などの、明治時期から昭和期の文豪たちとの縁も深い土地とされています。

北九州空港の中では「BLUE SKY」や「井筒屋」、「豊前街道ふるさとコーナー」や「空の丘 deep sky corner」などでお土産を購入できます。急遽空港でお土産を購入しなけらばならなくなった時のために、覚えておくとよいでしょう。

北九州にはお菓子やスイーツといった、甘い食べ物のお土産のバリエーションは豊富です。どのお土産も美味しく北九州の雰囲気を感じられるため、お菓子やスイーツのお土産選びで迷ってしまうでしょう。

以下では、北九州のお菓子やスイーツなどのお土産の中でも、特に人気が高いお土産を15個ランキング形式で紹介していきたいと思います。

北九州のお菓子のお土産には、「ぽんつく」をおすすめします。ぽんつくは、大正時代から北九州の小倉で愛され続けている老舗和菓子店が考案したお菓子です。

とても繊細なスポンジの中に軽やかなカスタードクリームが入ったお菓子で、老若男女に人気を寄せられています。ちなみに、冷やしても美味しく食べられるお菓子なので、夏のお土産にも適しているでしょう。

また、カスタードと抹茶クリームの2種類から選べます。
 

小倉の人々から約100年愛され続けている老舗和菓子店「つる平」の「小倉日記」も、北九州土産として人気のお菓子です。明治時代の文豪森鴎外が、軍医として小倉に赴任していた時期に著したとされる「小倉日記」をモチーフにしたお菓子とされています。

医者でドイツ医学を学んだ森鴎外にちなんで、ドイツの伝統的なお菓子であるバウムクーヘンにクリームが入ったスタイルのお菓子となっているのです。

小さめのサイズで素朴な甘みを感じる上品なお菓子なので、甘いものが得意でない人でも抵抗感なく食べられるでしょう。
 

ネジチョコは、北九州の繁栄のきっかけとなった官営八幡製鉄所が世界遺産に登録された記念に、考案されたユニークな名物お菓子です。本当にリアルなナットとネジを象ったチョコなので、お土産にすれば相手を驚かせることができるでしょう。

スイートチョコとココアのフレーバーから選べます。
 

北九州の甘いお菓子のお土産では、絶品チーズケーキの「ざるチーズ」も人気でしょう。小倉エリアにあるチーズケーキ専門店「アンプティスター」で購入できるレアチーズケーキで、柔らかい食感と豆腐のような見た目のインパクトが強い商品です。

付属のソースをかけて食べると、柔らかいチーズの風味に爽やかな酸味が足されて、新しい美味しさに出会えます。
 

北九州で人気のお土産には、「くろがね堅パン」も挙げられます。約100年北九州で愛されてきたお菓子で、元々は製鉄業に従事する人々の栄養補給のために考案されたお菓子とされているのです。

鉄のような堅さと、素朴な旨味が癖になると、現在でも人気を集めています。
 

九州のお土産には、明太子をイメージする人が多いでしょう。そんな明太子をラスクで気軽に食べられるお菓子も、北九州のお土産として人気です。

明太子の老舗として名高い「やまや」が製造しているので、ラスクですが上質な明太子の味を楽しむことができます。
 

北九州の人気ケーキ店「赤い風船」の人気商品「苺フォンダンフロマージュ」も、北九州のお土産として人気です。パステルピンクの苺クリームの酸味と濃厚なチーズムースの甘さが、絶妙にマッチしている絶品お菓子と人気を集めています。
 

北九州の銘菓「ひよ子」を考案した和菓子店「ひよ子本舗吉野堂」が、新たに作った北九州銘菓が「ひよ子のたまご」です。本物の卵のような色と形で、チョコやスポンジ、福岡産の甘夏みかんのジャムなどがミルフィーユ上になっています。

上品で深みのある味わいのお菓子なので、老若男女から人気を集めています。
 

北九州市の八幡の人気喫茶店「フカツコーヒー」が考案した「黒ごま三景プリン」も、北九州で人気のお土産です。明治期から人気の黒ゴマ100%プリンで、豊かな黒ゴマの風味を感じることができます。見た目も3層のグラデーションになっていて素敵です。

ちなみに、ペプチドやコラーゲンが豊富に含まれている金ごま三景プリンも人気があります。
 

門司港レトロバナナ餅は弾力のあるお餅の皮の中に、バナナ味の白餡が入ったお菓子です。バナナのトロピカルな味と香り、上品な甘味を感じられるお菓子として、老若男女に受け入れられています。

門司港はバナナのたたき売りが多いエリアだったことから、このようなバナナのお菓子が港近くでたくさん販売されているのです。
 

くろがね羊羹は八幡製鉄所で、従業員のおやつとして生まれた銘菓です。ミニサイズの羊羹も選ぶことができます。爽やかな柚子味や抹茶味などの4種のフレーバーも揃っているので、味の好みに合わせて購入できるでしょう。
 

サクサクのパイ生地に餡子が絶妙にマッチしている「ぎおん太鼓」も、人気の北九州土産です。湖月堂という老舗和菓子店が生み出した銘菓で、質の良いバターや小豆などからこだわって「ぎおん太鼓」を製造しています。

コーヒーやお茶など、どんな飲み物にも合うお菓子なので、全国の老若男女から愛されているのです。
 

スポンジでお餅と餡子を包んだ「玄海巻き」も、食感がことなる素材のハーモニーが楽しめると人気のお土産です。小倉で60年続いてきた老舗和菓子店「西京堂」の名物商品で、高品質で上品なお菓子に仕上がっています。
 

ラスクロはクロワッサンを、巻いてラスク風にした軽いお菓子です。天然酵母にこだわる名物パン屋「三日月屋」の商品で、優しい小麦やバターの風味を楽しめます。

また、シナモンと天然塩、シュガーと紅茶、チョコとホワイトチョコの豊かなフレーバーから選ぶことができるのです。
 

博多ぷりん饅頭は、博多駅と小倉駅、フランス料理店を経営している株式会社こじま亭が共同で開発したお菓子です。お饅頭の形をしていますが、食べてみるとまさにプリン独特の風味が広がる不思議なお菓子として人気を集めています。
 

北九州には、日持ちを心配しなくてよい雑貨のお土産もたくさんあります。以下では、北九州で人気の雑貨のお土産を5つ、ランキングで紹介していきましょう。

企救焼（きくやき）とは、小倉城藩主であった細川氏と小笠原氏のお抱え窯であった上野焼を基礎に作られた焼き物です。軽量で薄くても割れにくく、深みのある緑色をしています。インテリアとしても使うことができるでしょう。
 

小倉織は、江戸時代から徳川家に謙譲されてきた北九州の名織物です。幅が異なる縞模様が特徴的なこの織物の魅力を伝えようと、小倉織専門のブランド「縞縞」が最近作られました。小倉織の布で作られたバッグや小物入れなどの雑貨が続々と登場しています。
 

博多の伝統工芸品である博多人形も、北九州の定番の雑貨土産として注目されています。素焼き人形なので、土の風合いが独特の温かみを醸し出しています。様々な形のものがあるので、好きな形の博多人形を選ぶことができるでしょう。
 

200年久留米の人々に親しまれてきた久留米絣も、北九州のお土産にぴったりでしょう。上品な白の模様と優しい藍染の風合いが魅力的で、着物にしても洋服にしても品の良い仕上がりになります。

雑貨店「風のおくりもの」では久留米絣のポーチやバッグなどの雑貨もあるので、ぜひお土産に購入してみてください。
 

博多曲者も北九州のお土産として人気です。博多の伝統工芸の博多曲者は、薄くスライスした木材を手間暇かけて曲げ、雑貨にしていくという工芸として知られています。「玉樹」では、軽く優しい風合いの博多曲者のお弁当箱や小物入れなどを販売しています。
 

北九州で人気の食料品のお土産も見ていきましょう。北九州市内で美味しい食べ物のお土産を探している人は、ぜひお土産選びの参考にしてみてください。

フランスパンの食べ応えのある生地に、優しい甘さの練乳がたっぷり染み込んでいるサニーパンは、北九州のお土産に最適です。小さな商店街のパン屋さん「シロヤ」で考案されたこのサニーパンは、優しい甘味で口当たりが優しいので老若男女に好かれています。
 

北九州の名物ラーメン店「竜王」の人気メニュー、とんこつラーメンを家で味わえる即席麺もお土産におすすめです。しつこくないミルキーな龍王のとんこつスープは絶品なので、ぜひお土産にして家族で味わってみてください。
 

北九州の天然酵母パンのお店「三日月」の、天然酵母クロワッサンは、軽く優しい甘味で人気を呼んでいます。バターの風味が強いですが、くどくないので飽きずにたくさん食べることができるでしょう。紫芋味やチーズ味などさまざまなフレーバーを選べます。
 

北九州ではお酒がすすむ美味しいおつまみも、お土産としてたくさん販売されています。以下では、北九州でぜひ購入したいおつまみのお土産を紹介していきましょう。

名前のインパクト抜群の「イケメン」とは、贈答用の明太子の中で少し傷つき、商品にできなくなった明太子（切れ子）を安い価格で売り出した商品です。リーズナブルに本格的な北九州名物の明太子を食べられると、お土産として人気を呼んでいます。
 

「じんだ煮」も、お酒好きな人にぴったりの北九州土産です。「じんだ煮」とは、小倉の「ぬか炊き」という郷土料理で、ぬかと味噌の絶妙なハーモニーを楽しめます。深い味わいでおかずにもなるので、ぜひ購入してみてください。
 

鶯宿梅とは、北九州の人気料亭「万玉」で付き出しとして提供していた梅干しです。皮と種が取り除かれている上に、茶昆布で炊いているので、誰でも食べやすい梅干しになっています。

そのまま食べても美味しいですが、そう麺つゆやお茶漬けに入れても美味しく食べられるでしょう。
 

北九州の地酒も、お土産にすると喜ばれるでしょう。以下では、北九州で人気の地酒を3つランキングで取り上げていきたいと思います。

ふぐの焼いたヒレの香ばしさと、日本酒の味と香りの調和を楽しめる「ふくのふれ酒」は、お酒好きな人にはたまらないお土産でしょう。熱燗にして飲むと、よりふぐの存在を感じることができます。
 

「無法松」は小倉が舞台の岩下俊作の小説「無法松の一生」を、テーマにして製造された地酒です。辛口のお酒で、見た目も味にも透き通るような清涼感があります。小倉の名所を描いたラベルもかっこいいので、ぜひお土産にしてみてください。
 

「門司港驛ビール」は、北九州で唯一のビール工房である「門司港地ビール工房」で製造されています。ビール独特の苦みを残した芳醇なビールとなっており、見た目も美しい琥珀色です。

昭和初期のラガービールを感じることができるレトロなビールと言えるでしょう。
 

今回は北九州で人気のお土産を、お酒やお菓子などに分けて紹介しました。北九州のお土産の幅はかなり広い上に、どれも高品質で個性的なので、楽しくお土産を選べるでしょう。

北九州に訪れてお土産選びに迷った時には、ぜひ今回の内容を参考にしてお土産を選んでください。