コーナーで差をつけろ(瞬足)の意味や元ネタとは?オタク特有の早口のコピペ
Twitterなどで見かける、ツイートの語尾についている「コーナーで差をつけろ」や「瞬足」という単語ですが、それらにはどういった意味があるのでしょうか。また、「コーナーで差をつけろ」の元ネタはなんなのでしょうか。元ネタや意味、使い方などをご紹介しましょう。
目次
「コーナーで差をつけろ(瞬足)」の意味や使用例を紹介!
Twitterなどで、ツイートの後ろにカッコをつけて、「(コーナーで差をつけろ)(瞬足)」といった表記をしてツイートをしている人を見たことはないでしょうか。
もしくは、「コーナーで差をつけろ」という単語は聞いたことはあるけれど、元ネタがいまいち分かっていなかったり、なんとなく周りが使っているからと、意味や元ネタも知らずに自分自身も「コーナーで差をつけろ」と使っている人もいるかもしれません。
こちらの記事では、そんなモヤモヤとした思いを解消するべく、「コーナーで差をつけろ」の意味や元ネタ、使い方などをご紹介していきましょう。
「コーナーで差をつけろ(瞬足)」の意味とは?
「コーナーで差をつけろ」という言葉を使うときは、言葉にオタク感を表現したいときに使われることが多くあります。また、そのことから、自虐的な意味で「コーナーで差をつけろ」という言葉を使う人もいるようです。
このように、オタクを象徴させるような単語をカッコをつけて文末に羅列することで、オタク特有の早口でまくし立てるような雰囲気を表現し、オタク同士の仲間意識を感じたいために使う人もいます。
「コーナーで差をつけろ(瞬足)」の元ネタ
「コーナーで差をつけろ(瞬足)」の元ネタは、2003年以降にアキレスが児童向けに開発した運動靴、「瞬足」が発祥となっています。この「瞬足」は、トラックのコーナーを早く走ることができる特徴を持っており、コーナーで差をつけることができる靴として、小学生に大人気の商品でした。
また、テレビCMなどでも「コーナーで差をつけろ!」といったキャッチフレーズが使われているため、印象に残りやすい言葉となっています。
ファッションセンスに興味を持たないオタクが多いという先入観から、「オタクは小学生に流行のグッズを大人になっても使っている」という考えを持ち、そのために当時人気だった運動靴「瞬足」も、オタクを象徴するアイテムの一つとなっていたのです。
「コーナーで差をつけろ(瞬足)」の使い方
「コーナーで差をつけろ(瞬足)」の意味や元ネタは理解できても、なかなか実際に使ってみるのに難しさを感じる人がいるかもしれません。しかし、オタク感を出すために使っているだけであって、あまり重く捉えて使っている人はいません。
「コーナーで差をつけろ(瞬足)」は、どのように使えばいいのでしょうか。よくある基本的な使い方を、ご紹介していきましょう。
言いたい事(コーナーで差をつけろ)(瞬足)
基本的な構成で多いのは、まず自分の言いたいことを文頭に置き、その後に「(コーナーで差をつけろ)(瞬足)」と、付属する形で使う方法です。とてもメジャーな使い方なので、誰でも違和感なく使うことができます。
(オタク構文)を組み合わせる
「コーナーで差をつけろ」と「瞬足」だけでは何か物足りなさを感じる場合は、その他のオタク構文を組み合わせてみましょう。オタクを連想させるようなアイテムやグッズ、特徴を連ねることで、よりオタク感のあるツイートをすることができます。
オタク構文のテンプレートでは、「アディダスの財布」や「午後の紅茶」などがあります。前者は、オタクは小学生並みの美意識しかないという皮肉で、後者はアニメのコラボでオタク層から集中的に売れたことを指しています。
(イキリオタク)と一緒に使われることもある
イキリオタクような発言と一緒に、この「コーナーで差をつけろ」が使われることもあります。調子に乗ってカッコつけているオタクが、小学生の運動靴である「瞬足」を履いているというシュールな様子を表現することができるのです。
「コーナーで差をつけろ(瞬足)」の使用例
使用例では、「5億年ぶりにぼっち飯してた(圧倒的マウント)(オタク特有の早口)(瞬足)(コーナーで差をつけろ)」とオタクの特徴を前面に出したり、「僕はもっと直接的に批判するよ(ドヤ顔)(ネチャア)(コーナーで差をつけろ)(瞬足)」とイキリオタクと組み合わせるなど、さまざまな使い方で幅を広げることができます。
その他のオタク構文を紹介
「コーナーで差をつけろ」「瞬足」以外にも、使用例を見てみると数々のオタク構文があることがわかります。それでは、どのような種類のオタク構文があるのでしょうか。いくつかご紹介しましょう。
限界オタク
オタクといっても、ハマっているジャンルにのめり込む度合いは人それぞれですが、そのハマっている限度を超えて、ある意味病気とも思えるほどに夢中になっていることを、限界オタクと表現しています。
オタク特有の早口
普段無口なオタクは、自分の趣味や興味のある話になると、突然早口になって話し始めることが多くあります。そのまくし立てるような話し方が、オタクの特徴の一つとしてオタク感を醸し出しているのです。
オタク構文の種類はさまざま
上記に挙げたオタク構文以外にも、「指紋でベタベタのメガネ」や「修学旅行で木刀購入」「親が買ってきたチェックシャツ」など、オタク構文のバリエーションは数多く存在しています。
オタク構文を使ってコーナーで差をつけろ!
オタク構文を使う人は、実際にオタクであったり、オタクではなかったりと、あまり大きな隔たりはなく、面白いネタの一つとして使われています。
なので、オタク構文を使ってひかれるどころか、ノリの良い面白い人だと思われるかもしれません。ぜひともオタク構文の使い方を習って、一度チャレンジして使ってみましょう。