苦悩の梨とは?拷問器具なの?使い方含めて徹底解説!

苦悩の梨とは?苦悩の梨とは拷問器具なのか、そもそもの意味やその仕組みをご紹介します。また苦悩の梨には種類がありますので、その種類と対象についてもお伝えしています。さらに苦悩の梨を使う目的や使い方なども取り上げていますのでチェックしてみてください。

苦悩の梨とは?拷問器具なの?使い方含めて徹底解説!のイメージ

目次

  1. 1聞いただけで恐ろしい「苦悩の梨」
  2. 2「苦悩の梨」とは?
  3. 3「苦悩の梨」の種類とその対象
  4. 4「苦悩の梨」を使う目的
  5. 5「苦悩の梨」の使い方
  6. 6今でも「苦悩の梨」は使われている?
  7. 7その他中世ヨーロッパで使用された拷問器具
  8. 8苦悩の梨は実は拷問器具ではない説
  9. 9恐ろしく残虐な拷問器具の数々

聞いただけで恐ろしい「苦悩の梨」

「苦悩の梨」というものをご存知でしょうか。知らなければこの「苦悩の梨」という名前を聞いただけではどういったものか想像するのも難しいというのが正直なところでしょう。

「苦悩」というからには何か苦しむのか?という想像が容易にできますが、そこに「梨」というフルーツが加わることで一体どんなものなのか一気に想像が難しくなるのです。

ただ、「苦悩の梨」がどのようなものかを知ることで、その内容を「聞いただけでも恐ろしい」と思えるようなものとなっています。以下にご紹介していきますので、内容をチェックしてみてください。

「苦悩の梨」とは?

苦悩の梨とはいわゆる「拷問器具」です。何かの情報を聞き出すためだったり、要求を飲ませるために行なう「拷問」。それをより残虐に、相手に苦しみを与えるために、目的を達するために使用するのが「拷問器具」です。

また、拷問器具というのは、相手に苦痛や苦しみを与えて自白や要求を飲ませるだけではなく、ときには「処刑用」として使用されているものもありました。「ひとおもいに」ではなく、「十分に苦しみを与えてから」の処刑ということです。

拷問器具というのはほとんどのものが残虐極まりないもので、しかも数多くの拷問器具が考案されています。その中でも今回は「苦悩の梨」とはどのような拷問器具であったかを紐解いていきます。

「苦悩の梨」の仕組み

苦悩の梨とはその名前にあるとおり見た目は果物の洋梨に似ている形をしています。下に行くにつれて「プク」っと膨らんだ形で、それが金属でできているものを想像すれば、苦悩の梨にほど近いです。

そして、洋梨の下手の部分がねじ式になっていて、そのネジを回すことで下の膨らんだ部分が3つ、あるいは4つに裂けたような状態で口を開くように徐々に広がっていきます。

この苦悩の梨を、口の中、肛門の中、膣の中にいずれかに入れて少しずつネジを回し洋梨の果実の形の部分を開いていくことで、それぞれの苦悩の梨が入っている場所が徐々に拡張されていきます。

そして最後には口、肛門、膣が裂けてしまうという仕組みです。このような仕組みの拷問器具なのでそれほど大きな器具ではないことから携帯性にも優れているのも苦悩の梨の特徴です。

また、口でも肛門でも膣でも身体の内部に当たるものなので、外傷が目立ちづらく、そういった意味でも対象を徐々に苦しめるのに役立つ残虐な拷問器具と言えます。また、ネジを回すことで先端からトゲのようなものが伸びるタイプもあります。

「苦悩の梨」の種類とその対象

苦悩の梨とは苦痛を与えることで自白や要求を飲ませるための拷問器具ですが、さきにもお伝えしたようにその用途が分かれています。

口用に作られている苦悩の梨、肛門用に作られている苦悩の梨、膣用に作られている苦悩の梨というものがあり、それぞれに少しずつの違いが見られます。

また、口、肛門、膣とそれぞれに使用する「理由」があり、苦悩の梨を使って拷問される「罪」の種類が分かれているのです。以下にそれぞれについて取り上げていますので確認していきましょう。

口用の苦悩の梨

口用の苦悩の梨が使われる理由とはどのようなものでしょうか。これは、「神への冒涜」を口にしたものへの断罪として使用されたのが主なものとなります。

神への冒涜を口にしたものは苦悩の梨を口の中に挿入されます。そして、ネジを回して口を強制的に開いていき、限界が近いと思われるところで止めて固定されます。

この状態では、水分補給をしたり、物を食べたりすることはできません。また、唇に近い口元から開いているわけではなく、口腔内から強制的に開いているので喉が開き、叫び声などをあげることもできないのです。

また、口腔内から強引に強制的に口を開いているので、大抵の場合は口の中から喉の奥にかけての肉が裂けてしまうことも多かったと言います。

さきにも少し触れたように、このように「ただ開く」だけではなく開くと同時に先端のほうからトゲのようなモノが出てくるタイプのものもありましたので、それによってさらなる苦痛を与えているケースもありました。

他にも、苦悩の梨が金属製であることから普通は人が触れられないほどの高温に熱した状態で使用されることもあり、「口を極限まで開かれる」という使用だけではないケースも多かったです。

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肛門用の苦悩の梨

肛門用の苦悩の梨が使われる理由とはどのようなものでしょうか。これは、「同性愛の罪」として使われていたものとなります。

近年では同性愛というものも認められて、結婚も認められるような国、地域も出てきていますが、このような拷問器具が使われているような時代では「同性愛は厳罰」の対象となっていることが多かったのです。

厳罰ということにとどまらず、同性愛での性交を行なった者は、処刑、つまり死刑にされていたというケースもあるほどに同性愛というものは認められていませんでした。

そして、同性愛の性交ということではなくとも、「同性愛者」だというだけでも罪になり、そのときにこちらの「苦悩の梨」の肛門用のものが使用されていたのです。

同性愛者は苦悩の梨を肛門に挿入され、そのままネジで苦悩の梨を開いていき強制的に肛門が拡張されていきます。そして、それが限界を超えると肛門から直腸にかけて裂けてしまうのです。

膣用の苦悩の梨

膣用の苦悩の梨が使われる理由とはどのようなものでしょうか。他の種類の苦悩の梨が使われる理由から考えてみても想像しやすい部分になりますが、「売春」などの罪で使われていたものとなります。

お金や生活のために自身の身体を利用して、「不特定多数」の異性と性交するのは穢れたものとされ、またそのような行為は「悪魔を呼び寄せる」ということも言われていました。

また、その「悪魔」という繋がりもありますが、「魔女狩り」という目的でも膣用の苦悩の梨は使用されています。魔女になるためには悪魔との契約が必要で、その契約は悪魔と性交することとされていました。

ですから、魔女は膣が穢れているとみなされて膣に対して苦悩の梨が使われたのです。それは処罰もありますが、「浄化のため」という名目も立てられていました。

膣に苦悩の梨を使われると、膣内部から強制的に拡張されてしまうため、この場合は子宮頸管まで裂けてしまいます。

「苦悩の梨」を使う目的

苦悩の梨を使う目的にはどのようなものがあるでしょうか。それぞれ口用、肛門用、膣用の苦悩の梨についてご紹介したので、それらについての使う目的は取り上げました。

ただ、そういった部分以外にも「目的」として挙げられるものがありますので、こちらでご紹介していきます。「一説」と思われるようなものもありますので、可能性の面も含めて確認していきましょう。

犠牲者に飢餓を与える

苦悩の梨は口用、肛門用、膣用とそれぞれに使用目的があり、ほとんどの場合はそれに見合った「罪と罰」として使われていました。

ただ、このような罪や罰の目的ではなく「拷問」として苦悩の梨の犠牲者に「飢餓」を与えるためのものだったという説もあります。

口用の苦悩の梨の説明でもお伝えしたとおり、苦悩の梨を使われたら物を食べることは叶いません。また、飢餓に苦しむだけで窒息するようなことはありませんので、その状態をキープして苦しみを与え続けることができるのです。

内側からの破壊

苦悩の梨を使う目的としては、こちらはさきにも軽く触れていますが、口や肛門、膣と身体の内部を強制的に拡張させ、ときには大きく裂けるほどに使われますが、「外傷」はありません。

もちろん裂けてしまうので血が垂れてきたりということはありますが、それさえ処理してしまえば、外から見た場合に拷問した、されたことがすぐには悟られないで済むということになるのです。

「内側からの破壊」は使う側はじっくり相手を痛めつけて拷問できるメリットがあり、される側はもし仲間が近くにきてもすぐに気づいてもらえない苦しみがあるのです。

「苦悩の梨」の使い方

ここで改めて「苦悩の梨」の使い方を確認しておきましょう。苦悩の梨は基本的には「拷問器具」もしくは、「罰」を与えるための器具です。

ですので、自白や要求を飲ませたい相手、もしくは罪を犯した相手に使うというのが基本的な使い方です。

そして、「器具」の使い方は洋梨に見立てたとすると、「果実」の部分を口や肛門、膣などに挿入し、ネジになっている「ヘタ」の部分も回して、果実の部分を開いて患部を強引に拡張、もしくは裂けさせるというのが苦悩の梨の使い方です。

今でも「苦悩の梨」は使われている?

拷問器具というのは、表立って使われるというのは今の時代はなかなかありません。もちろん一般人が知る由もない裏社会ではそうとも限りませんが、基本的には使われません。

また、罪に罰を与える器具というのも、基本的には残虐性が見られるようなもの、「痛めつける」ようなものというのは使われることはないです。刑罰として「死刑」になる場合は、あまり苦しまずに死に至る方法がとられます。

ですが、苦悩の梨は今でも使われるケースがあり、一般人の目にも触れることがあります。また、「売っている」ものまであるのです。

R-18の漫画や同人誌

苦悩の梨はR-18つまり年齢制限のある漫画や同人誌などの中に登場することがあります。ほとんどの場合は「拷問」というよりは、「エロ」のカテゴリに分類されるものでの年齢制限です。

苦悩の梨という器具は残虐な拷問器具の中という括りであれば、多少は残虐性が低いものとも言えますので、そういった「エロ」のカテゴリの中ではハードな「SM」などのジャンルに登場することがあるのです。

アダルトグッズ

また、さきにも挙げたように苦悩の梨は「エロ」のジャンルで、多少ハードな「SM」的な使い方をすることができるので「アダルトグッズ」として扱われているケースもあります。

年齢確認のページが挟まれますが、「Amazon」などの大手ショッピングサイトでも「普通に」購入できるくらいにアダルトグッズとして珍しくないものとなっています。

多くの場合は、「苦悩の梨」というネーミングもされていますが、「アナルプラグ」という名前で、アナルを使ったプレイ目的での使用方法で苦悩の梨が使われています。

精巧なレプリカを制作した人も

さきにご紹介したアダルトグッズとしての苦悩の梨はアダルトグッズ用に加工されているもので、「危険」な雰囲気はそれほど感じず、「あくまでもアダルトグッズ」という見た目をしています。

ですが、アダルトグッズの作成会社が「それ用」に作ったものではなく、拷問器具、罰を与える器具としての見た目を守ったものを「レプリカ」として精巧に作り上げている人もいます。

そして、それを実際に自分で口に使ってみた様子を撮った写真を公開していたりもします。さらには、制作したレプリカがヤフオクに出品されたりもしていました。

その他中世ヨーロッパで使用された拷問器具

拷問器具というのは苦悩の梨以外にも数多くのものがあります。近年では実際に拷問器具として使われたかどうかは議論されているところですが、有名な「鉄の処女(アイアンメイデン)」なども拷問器具です。

また、「拷問椅子」とよく呼ばれるような椅子にトゲや針のようなものが無数にはえているものなども拷問器具としてはよく登場するものでしょう。

そういった、苦悩の梨以外で中世ヨーロッパで使用されたと言われる拷問器具を以下にご紹介します。チェックしてみてください。

1.スコールド・ブライドル

スコールド・ブライドルというのは、「口やかましい女性の猿ぐつわ」という意味があります。この拷問器具は金属でできた仮面のようになっていて、口の中に入れる金属にはトゲがついていたとされています。

それを口にいれたら話すことはできませんので、口やかましい女性を喋れないようにする猿ぐつわということになります。

2.ユダのゆりかご

「ユダのゆりかご」という拷問器具もありました。これは犠牲者の両手両足を縛った状態で吊るし、ピラミッド型の台座へそのまま降ろしていくという装置です。肛門からピラミッドへ突き刺さっていき、自分の体重によって引き裂かれます。

3.ファラリスの雄牛

ファラリスの雄牛は拷問器具であり処刑器具でもあります。これは、真鍮で作られた空洞の雄牛の型の中に犠牲者を入れて使います。その真鍮で作られた雄牛の型を火で焼き続け、中の人間を焼き殺すための器具です。

また、この器具の残虐性が高いところは、雄牛の頭の部分に中でもがき苦しむ人の声を雄牛の唸り声へ変調する仕組みがされていました。処刑に「遊び心」のようなものを入れて楽しんでる様子がうかがえます。

苦悩の梨は実は拷問器具ではない説

可能性がそれほど高い話ではないのですが、苦悩の梨は実は拷問器具ではないという説もあります。膣に入れて少しずつ拡張し、「出産を補助する道具」という説もあるのです。

確かに出産の直前ではなく、少し前から徐々に拡張していけば出産の手助けになる可能性は否定できませんが、その器具の危険性や形状などから可能性の薄い説ではあります。

恐ろしく残虐な拷問器具の数々

苦悩の梨という拷問器具のことをお伝えしてきましたが、他にも拷問器具はたくさんあります。少しだけこちらでもご紹介しましたが、それは一部とも言えないくらいに数多くの拷問器具があるのです。

その使用方法や実際の使用方法の描写などを見ると「想像しただけでも恐ろしい」と感じ、萎縮してしまう可能性もあるので、『自己責任』ではありますが、苦悩の梨に興味を持ったなら他の器具もチェックしてみても良いかもしれません。

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