鎌倉のお土産人気ランキング！おすすめの名物お菓子やスイーツ･お土産屋も紹介

「武家の古都」として世界文化遺産の登録を目指す鎌倉は、修学旅行の学生や外国人観光客もたくさん訪れる日本有数の観光地です。そんな鎌倉には、おすすめのお土産や名物がたくさんあります。

三方を山に囲まれ、一方は海に面した鎌倉は、歴史の街であると同時に、海の幸山の幸に恵まれた自然豊かなグルメの街でもあります。美味しい物や名物が溢れる鎌倉。どれをとっても間違いなしの人気のお土産の中から、とっておきの品々をご紹介します。

女性にも人気の観光地鎌倉には、長く親しまれている老舗の看板商品や、おしゃれな最新スイーツなど、美味しいお菓子がいっぱいです。人気のお菓子を片手に、鎌倉散策をする人も多く見かけます。

鎌倉では、何を選んでも間違いがありませんが、そんな鎌倉でもとくに見逃せない、おすすめの人気お菓子TOP10をご紹介します。

人気ランキング第10位は、鎌倉随一の人気観光スポット、「八幡さん」と呼ばれて親しまれている「鶴岡八幡宮」のすぐ近くにある薬味専門店「アルブルノワールヤクミ （arbre noir YAKUMI）」の「鎌倉焼き」です。

目にも鮮やかな抹茶入りの緑の生地に、優しい甘さの真っ黒なごま餡が入った小振りの今川焼のようなものです。表面に刻印された「鎌倉」の文字がお土産には嬉しいです。

手のひらに乗るくらいのミニサイズが、お食べ歩きにもぴったりと、話題になっている人気のお菓子です。
 

江ノ電「由比ガ浜駅」近く、長谷小路沿いにある「麩帆」は、生麩と麩饅頭の専門店です。関西ではおなじみの麩饅頭ですが、関東ではなかなか美味しいお店を見つけるのは難しいので、麩饅頭好きにはたまらないお店です。

笹の葉に包まれた麩饅頭はもっちりとした麩と、しっとりとした上品な甘さのこし餡の組み合わせは絶品です。「麩帆」の「麩饅頭」は、知る人ぞ知る人気のお菓子で、売り切れてしまうことも多いので、お土産にするなら早めの時間がおすすめです。
 

まるで芸術品のように繊細で優雅な「手毬」の創作和菓子。和菓子の伝統を受け継ぎながら、職人のセンスとアイディアでアレンジされた新感覚の和菓子は、食べるのがもったいないほどの美しさです。

そんな「手毬」の創作和菓子は、日本はおろか世界中の人から絶賛されています。鎌倉のお土産と言うより、日本のお土産と言いたいほど、和の魅力がいっぱいに詰まった「手毬」の創作和菓子。決して安くはありませんが、鎌倉に来たなら一度は手に取りたいおすすめのお菓子です。

お土産用は季節の情生菓子の詰め合わせのみ。特注品は予約になります。
 

鎌倉のお土産人気ランキング第7位は、「鎌倉どら焼き」です。どら焼きが人気商品になっているお店はたくさんありますが、有名なのは「三日月堂花仙」と、「鎌倉するがや」です。いずれ劣らぬ人気ぶりで、「鎌倉でどら焼きと言ったら花仙かするがや」と言われるほどです。

お土産には、「鎌倉」の文字を冠したお菓子が喜ばれることが多いので、「鎌倉どら焼き」はぴったりです。「三日月堂花仙」の「相州伝鎌倉どら焼き」は、昔ながらの手ごねで作った生地を、職人が一枚一枚銅板で手焼きするこだわりの味。

「鎌倉するがや」の「鎌倉どら焼き」は、ふっくらとした卵の風味を感じる洋風な皮と大粒で甘さ控えめの餡が特徴です。
 

「プティ・フール・サレ」は、JR横須賀線「鎌倉駅」から徒歩約3分のところにある、南欧風洋菓子店「レ・ザンジュ（Les Anges）」の人気商品です。

湘南の海から作られる希少性の高い釜炊きの塩と、世界で名高いゲランの塩を使い、丁寧に焼き上げた塩味のクッキーは、トマト＆オレガノやバジル、ゴーダチーズ、レッドチェダーチーズの4つのフレーバーがあります。

レトロな缶もおしゃれな「プティ・フール・サレ」はワインにぴったり。美味しい物に目がない人に贈りたい、鎌倉で大人気のおすすめのお菓子です。
 

希少な国産わらび粉を使った本格的なわらび餅は、鎌倉名物の一つ。ぷるぷるもちもちのわらび餅は、小さな子どもから年配の方まで、誰にでも好まれる日本伝統のお菓子です。

JR横須賀線「鎌倉駅」からほど近い「こ寿々」のわらび餅は、行列ができるほどの人気商品です。本物の国産わらび粉を使った「こ寿々」の弾力のあるわらび餅を食べたら、ほかのお店のは食べられないという人もいるほどです。
 

「鎌倉五郎本店」の「鎌倉半月」は、半月型のゴーフルです。口当たりのいいパリッとした洋風せんべいに、滑らかな抹茶クリームと小倉クリームをはさんだ鎌倉で人気のお菓子です。ほかにも「鎌倉きゃらめる半月」や季節限定の「鎌倉ピーなっつ半月」もあります。

パッケージに描かれた、欠けた月に隠れたうさぎのイラストがキュートで日持ちもするので、すぐに渡せない人へのお土産にもおすすめです。
 

「にしかまプリン」は、西鎌倉と湘南にお店があるパティスリー「Le choux（レ・シュー）」の創業以来の人気商品です。多くの著名人から「世界一のプリン」と絶賛される「にしかまプリン」は、独自の製法でとろけるような滑らかさを実現しています。

「レ・シュー」と言えば「にしかまプリン」と言うほどの名物お菓子。日本中になめらかプリン人気を巻き起こすきっかけにもなったお菓子です。プリン好き垂涎の「にしかまプリン」は、鎌倉のお土産にぴったりです。
 

鎌倉でこれ以上はないほどの有名なお菓子「鳩サブレー」。定番中の定番ですが、鎌倉のお土産ならやっぱり「鳩サブレー」を外すわけにはいきません。発売以来100年以上も親しまれている、「鳩サブレー」は、鎌倉名物のみならず、神奈川県の銘菓になっています。

バターたっぷりでサクサクの歯触りの鳩の形をしたサブレーは、日本中の人に愛されている鎌倉屈指の人気お菓子で、鶴岡八幡宮を参拝後に「豊島屋本店」に立ち寄るのが定番の観光コースにもなっているほどです。
 

鎌倉名物「鳩サブレー」を抑えて堂々の人気お土産ランキング第1位に輝いたのは、神奈川県銘菓展菓子コンクールで最優秀賞を受賞した「鎌倉紅谷」の「くるみっこ」です。ほろ苦い自家製キャラメルにぎっしりと詰まったクルミと風味豊かなバタースポンジが絶妙な味わいです。

どっしりとしていますがくどくなく、いくつでも食べたくなる「くるみっこ」。夏は冷やして食べるのもおすすめです。パッケージに描かれたレトロなリスのイラストも可愛らしく、グッズが作られるほど人気です。
 

鎌倉にはおしゃれで素敵な雑貨もたくさんあります。お土産にはお菓子よりも後に残る雑貨のほうがいいという人には、こちらがおすすめ。鎌倉で人気のおすすめお土産TOP5です。

あぶらとり紙専門店「鎌倉四葩」の「あぶらとり紙」は、おしゃれなパッケージとシルクのような肌触り、抜群の吸収力で女性や外国人に人気です。

パッケージに鎌倉・長谷の風景を描いた鎌倉・長谷散歩シリーズは、鎌倉のお土産に最適と、「鎌倉四葩」きってのヒット商品になっています。

「鎌倉四葩長谷店」では、人気の「あぶらとり紙」のほかに、和紙を生かした和小物も扱って鎌倉の土産として好評を博していましたが、2018年8月に閉店。現在は実店舗での販売はしておらず、通販のみになっています。
 

鎌倉のお土産には、お土産の定番キーホルダーも人気。観光地だけにいろいろな種類のキーホルダーが売られていますが、おすすめは鎌倉名物江ノ電のオリジナルキャラクター「えのんくん」のキーホルダーです。

可愛らしい「えのんくん」は、鉄道好きな人や子どもにも大人気なので、お土産にすればきっと喜ばれます。
 

鎌倉のお土産雑貨人気ランキング第3位は、若宮大路にある「nugoo」の手ぬぐいです。特殊な糊で防染し、生地の上から染料注ぎ、模様部分を染め上げる伝統的な型染め技術、注染を用いた手ぬぐいは、色柄も豊富で目移りするほどです。

このほかにも鎌倉の植物で染色した草木染の手ぬぐいなども豊富に取り扱っており、外国人観光客にも大人気です。
 

丈夫でおしゃれな「鎌倉帆布巾（かまくらはんぷきん）」のバッグも、人気の鎌倉のお土産です。古都鎌倉らしい、上品で落ち着いた色使い、無駄を省いたスタイリッシュでセンスのいいデザインは、性別や年齢にかかわらず、幅広い層の人におすすめです。

用途に合わせて数多くの種類の商品が取り揃えられているので、きっとお気に入りが見つかります。「鎌倉帆布巾」では、バッグのほかに、トンボ玉を使ったアクセサリーや和柄の小物、革製品なども取り扱っています。
 

江ノ電「長谷駅」にある「鎌倉オルゴール堂」は、ノスタルジックな雰囲気漂う店内に、大小合わせて1000種類6000点ものオルゴールを取り扱うオルゴール専門店です。

ヨーロッパのアンティークからLEDを備えた最新式まで、繊細な音色を奏でるオルゴールの数々は、どれだけ見ていても飽きることがありません。大切な人へのお土産に、鎌倉のたびの記念に大人気です。
 

鎌倉にはお菓子以外には名物とも言える美味しい食べ物もたくさんあります。鎌倉の美味しい食べ物をお土産にしたい人はこちらを参考にしてみてください。

鎌倉で大人気の「Bread Code by recette（ブレッドコート）」は、高級パンショップ「ルセット」が展開する食パン専門店です。国産の素材を使って丁寧に作られる食パンは、パン好きの注目を集めてやみません。

販売されている食パンは大きく分けて3種類、その中でもお土産として人気があるのが、今や鎌倉名物とも言えるスペシャルプレミアム食パン「鎌倉ブレッド」です。数量限定なので売り切れの場合は、トーストやサンドウィッチにぴったりのプレミアム食パンもおすすめです。
 

鎌倉は海に面し、新鮮な海産物も名物になっています。昭和6年創業の「井上蒲鉾店」は、昔ながらの製法で、魚の風味豊かな蒲鉾を作り続ける鎌倉では有名な老舗です。

お土産には上質な蒲鉾のほか、鎌倉の野に咲く梅を模った「梅はんぺん」や人気の観光名所「銭洗弁天」にちなんだ「小判揚げ」も人気です。
 

「鎌倉煮」は、明治33年創業の「鎌倉ハム富岡商会」の名物商品です。和風豚の角煮とも言える「鎌倉煮」は、醤油ベースの特製だれでじっくり煮込んだ豚バラは、とろけるような柔らかさでご飯にぴったりです。

レトルトになっているので料理が苦手な人へのお土産にもおすすめです。ボリュームがあるのにリーズナブルなのもお土産には嬉しいです。
 

おつまみのなるものも、お土産には人気があります。お酒好きな人へのお土産なら、おつまみにぴったりのこちらがおすすめ。鎌倉の人気のお酒とセットでお土産にするのも素敵です。

豊かな漁場である湘南は、シラス漁のメッカでもあります。鎌倉でおすすめのおつまみ第3位は、絶品の「しらす山椒」です。天日干しのシラスに山椒を加えてふっくらと炊き上げた「しらす山椒」は、鎌倉の名物の一つです。

地元鎌倉で「ごはんのおとも専門店」を営む「とも乃」の「しらす山椒」は、国産の山椒と地元の調味料を使った、自慢の一品。ご飯はもちろん、日本酒にもぴったりです。

添加物や保存料を使わない「かまくらの朝 しらす山椒」は、薄口しょうゆを使い山椒の緑が冴える「浅炊き白づくり」と、濃い旨味が特徴の「炊き込み濃づくり」があります。
 

人気の観光スポット小町通り近くに店舗を構える「鎌倉野菜工房」は、地元鎌倉の野菜を使ったピクルスの専門店です。昆布だしを使った旨味のあるさっぱりしたピクルスは、地元でも人気です。

「鎌倉野菜工房」のピクルスは酸っぱすぎないので、普段はピクルスを食べない人や酸っぱい物が苦手な人にも好評で、ビールやワインにもぴったり。日本酒や焼酎にもよく合います。

体の中から綺麗になれるような爽やかなピクルスは、誰にお土産にしてもきっと喜んでもらえます。
 

丸いワッフルのような形の、クルミがぎっしり入ったスモークチーズは、鎌倉の新名物です。山間の静かな工房で一つ一つ手作りされるスモークチーズは、赤ワインにぴったり。

10時間近くかけて冷薫するので量産できず、1日に作られるのは100個ほど。そのため売り切れになることも珍しくありません。

ウィスキーの香りが染みついた古い樽をチップに使っているので香りがよく、しっかりと薫香をまとわせるために工夫されたでこぼこの表面が生きています。
 

鎌倉で人気のおつまみと一緒にお土産にしたい鎌倉名物のお酒はこちら。お酒好きな大人へのお土産にぴったりの人気の品々をご紹介します。

若宮大路に店を構える創業明治43年の老舗酒店「清水屋」のオリジナル清酒「源酒」が、鎌倉のお土産お酒の部門の第3位です。鎌倉幕府を起こした源頼朝にちなんだ名前を付けたお酒は、お土産に大人気です。

「清水屋」は、鶴岡八幡宮への参拝客で賑わう絶好の立地にあり、連日お土産用のお酒を買う観光客がたくさん訪れます。
 

鎌倉でおすすめのお土産用のお酒第2位は、これもまた「清水屋」オリジナルの清酒「鎌倉若宮大路」です。鎌倉らしいネーミングが、お土産としてはやはり喜ばれます。

「清水屋」は、神奈川県の地酒を中心に充実した品ぞろえを誇るお店で、鎌倉のお土産として人気の「鎌倉ビール」も取り扱っています。
 

「鎌倉ビール」は、鎌倉で最初のクラフトビールです。フルーティで苦みの少ないビールは、女性やホップの苦みが苦手な人にも好評です。名越坂のブルワリーで作られる地ビールは、「葉山ビール」や「江ノ島ビール」「横須賀ビール」もあります。

「鎌倉ビール」は「アルト」「ペールエール」「ブラウンエール」の3種類。飲み比べてみるのも面白いです。

 

鎌倉と言えば、鶴岡八幡宮や鎌倉大仏殿高徳院、長谷寺などたくさんの寺社仏閣があることで有名です。そんな鎌倉のお土産には、さまざまなご利益がある可愛い御守りもおすすめです。

人気があるのは、あじさい寺の愛称で知られる「明月院」の、あじさいの花を描いた御守りや、1日1回握ると福が訪れるという「本覚寺」の「にぎり福」です。

このように、寺や神社ごとに工夫を凝らした御守りがあるので、お参りや観光がてらじっくり探して回るのも楽しいです。

歴史と伝統が息づく古都鎌倉にはたくさんの魅力あるお土産が溢れています。人気の買い物観光スポット小町通りを歩くだけでも、ワクワクが止まらないほどです。

ランキングには入らなくても、おすすめのお土産がまだまだたくさんあります。小さなお店やひっそりと佇むお店も多いので、自分だけの素敵なお土産を発見できるかもしれません。ぜひ自分の目と足で、お気に入りのお土産を探してみてください。