肌の色を白くする方法！顔が白い肌になるには？【美白にしたい人必見】

白い肌になりたい人、特に顔の肌の色を白くする「美白」を目指している女性は、どんなお手入れをすればいいのでしょう。また、簡単に肌の色を白くする方法はあるのでしょうか。

これからの季節は紫外線が一段と強くなり、白い肌をキープするには、それなりの対策が必要になります。また、今から美白を目指す人、肌を白くする方法を知りたい人もいるでしょう。

この記事では、美白を目指す人がするべき簡単なお手入れや、美白化粧品のおすすめやサプリメントを紹介します。色白美人になりたい人は必見です。

白い肌になる、肌を白くする、美白のための方法を説明する前に、肌が黒い原因から見てまいりましょう。もともと肌の色が黒い体質の人もいますが、お手入れをしっかりすれば、限りなく白い肌に近づけることもできるでしょう。

肌が黒い原因の一つ目は「紫外線によるもの」です。なぜ紫外線が皮膚に当たると、肌が黒くなるのかというと、皮膚の奥にある細胞「メラノサイト」が「メラニン」という黒い色素を作り出すからです。

この「メラニン」は、紫外線から肌を守る役割をしています。肌が黒くなる原因、「憎いメラニン」ですが、肌を黒くすることで、それ以上紫外線が細胞に入り込まないようにしているのです。

メラニン色素が少ない人は、メラニンを作って紫外線を防御する生体反応が上手くできないので、皮膚の炎症を起こし安く、細胞のDNAも傷つきやすく皮膚ガンになりやすいと言われています。

肌が黒い原因の二つ目は「肌がくすんでいる」ことです。「肌のくすみ」とは、簡単に言えば肌が健康ではない状態のことです。

ストレスが少ない、栄養状態が良い、便秘や下痢をしていないなど、本来の健康な状態であれば顔も肌も血色が良くハリやツヤのある状態になっています。

しかし夜更かしをしていたり、ストレスが多かったり、不健康な食生活をしていると皮膚の健康は一番初めに損なわれます。なぜかと言えば、脳や心臓などの生きていくための重要な臓器から栄養補給をしなければいけないからです。

肌が黒い原因の三つ目は「メラニン色素が多い」ことです。メラニン色素が多い体質の方は紫外線に当たると、メラニンを速やかに作り出し肌を守ってくれます。でもその分、肌の色も早く黒くなりやすいです。

前述した通り、メラニン色素は、皮膚の細胞が炎症を起こしたり、皮膚ガンなど深刻な状態にならないために、肌を守ってくれています。

したがって、メラニン色素は決して悪者ではないのですが、肌の色を白くする方法を探して日々苦心している人や、白い肌になりたい！と切実に願う人にとっては悩みの種になるようです。

ここからは、いよいよ今日の本題「肌の色を簡単に白くする方法」について紹介してまいります。初めは「スキンケア」についてです。

スキンケア商品は、いろいろなものが販売されていますが、肌質に合わないものもあります。また、アトピーなどの皮膚疾患のある方は皮膚科の先生に相談して決めましょう。

肌の色を簡単に白くするスキンケア方法の一つ目は「正しい洗顔」をする事です。くすみの原因は肌が不健康だからですが、洗顔がしっかりできておらず、汚れが溜まっていることも原因となります。

正しい洗顔とは「石鹸の泡で汚れを包み込んで落とす」ことです。ゴシゴシ擦ったり、石鹸を泡だてないまま洗顔をしても、汚れは十分に落ちません。

洗顔の方法を間違ってしまうと肌を傷める原因となり、余計にくすんだ肌になるので注意しましょう。添加物が入った洗顔料よりも普通の石鹸がおすすめです。乾燥を心配する人もいますが、天然の皮脂が出てきますし、クリームなどで補えば問題ありません。

肌の色を簡単に白くするスキンケア方法の二つ目は「保湿」です。洗顔をした後は保湿をしっかりとしていきましょう。

保湿のやりすぎは「テカリ」「湿疹」の原因となりますが、乾燥する冬場や冷房のあるところで過ごす人はマメに保湿をしておきます。それ以外の場合は、塗りすぎないようにしましょう。健康な肌の状態だったら天然の皮脂がカバーしてくれます。

保湿のクリームは、肌に合っていればどんなものでも良いですが、できれば添加物の少ないもの、シンプルな保湿剤にしておきましょう。効果効能を謳った高いものは必要ありません。

ピーリングとは、皮膚の角質部分を擦りとって、新陳代謝を促す方法です。毛穴に汚れがつまっていると、ニキビもできやすくなります。ピーリングを行うことで、毛穴の汚れを綺麗にして、皮膚のターンオーバーを促進させる効果も期待できます。

ピーリングの肌を白くする効果の機序は、紫外線でできたメラニン色素を上まで持ち上げることによるものです。メラニン色素は正常なサイクルでは一定期間を経て剥がれ落ちるものです。

しかし、加齢やストレスで剥がれ落ちるサイクルが遅くなると、いつまでも色素が残り、くすみやシミの原因となります。ピーリングは、これらをリセットする役目が期待できますが、「肌を傷つけて炎症を促すからNG」とする医師もいます。慎重にしましょう。

美白パックもスキンケアで行う「肌を白くする方法」として、よく行われます。美白パックとは、美白に効果があるとされる「ビタミンC」が配合されたものや、肌に栄養や潤いを与える成分が入っているものが多いです。

美白パックを使って、肌を白くする成分をじっくり肌に浸透させることで、普通のパッティングでは奥まで浸透しづらかった成分が中に入りやすくなります。

肌の色を簡単に白くする方法、続いては「生活習慣編」です。生活習慣は、肌への影響が出やすいので健康的な生活を心がけるようにします。健康な体には、綺麗な白い肌が宿ると思っておけば間違いありません。

白い肌を作りたいときは「野菜を食べれば良い」と思う方もいるでしょう。でも、野菜より白い肌に大切なのは、「タンパク質」です。特にビタミンCと一緒に取ると美白効果が高まる「グルタチオン」は、お肉や小麦胚芽に多く含まれます。

タンパク質をアミノ酸に変えて細胞を新しく入れ替える過程で必要になるのが、ビタミン、ミネラルです。代謝を阻害するお食事は、悪い油（過剰なリノール酸、トランス脂肪酸）や過剰な糖質です。

弾力のある皮膚に必要なコラーゲンは鉄分やビタミンCが必要です。赤身のお肉、お魚、お野菜、そしてビタミンC、これらをバランスよく食べ、悪い食事を極力避けることが美白のために必要です。

良質な睡眠も白い肌を作るためには、欠かせません。古い皮膚の細胞分裂や再生を促すのは、「成長ホルモン」です。成長ホルモンは、おおよそ夜11時〜２時までのゴールデンタイムと呼ばれる時間に熟睡することで分泌されます。

特に、睡眠の最初の頃に分泌されるため、健康にも細胞の再生のためにも寝入り端は、非常に重要とされています。

適度な運動も、肌の血行を促し正常な細胞の働きを促します。注意点としては、運動は過度に行い過ぎると、肌にも悪影響である、ということです。

過度な運動により発生した「活性酸素」は、メラニンを生成させます。紫外線を浴びていなくても、ストレスや過度の運動でメラニンは発生するのです。白い肌になるための運動をするならば、うっすらと汗ばむ程度の運動に押さえておきます。

紫外線対策は、白い肌になりたい女性なら誰でも意識しているでしょう。顔面の紫外線対策で一番有効なのは「UVカット」クリームです。他には日傘やつばの広い帽子も有効です。首や腕の日焼けを防ぎたい人はスカーフや腕をおおうカバーもおすすめです。

顔に塗るクリームは油分のある物だと皮膚上で、過酸化脂質になってしまいやすいです。したがって、オイルフリーのUVカットクリームがおすすめです。クリームの塗り方ですがほとんどの方が「不足」しています。

UVカットクリームの効果は、メーカーが指定する量を付けての効果なので指定された量をしっかり付けないといけません。顔につけるならクリームタイプでパールの粒１つ分です。これをおでこや頬などに少しづつ乗せて付けていきます。

喫煙は肺がんや心筋梗塞、動脈硬化、あらゆる癌や病気の原因になるだけではく、美白にも影響を及ぼします。タバコに含まれる有害物質が活性酸素を発生させ、メラニンの生成を促すからです。白い肌を目指すなら、禁煙は必須でしょう。

サングラスをかけるのも、美白には有効とされています。目を紫外線から守ることが、なぜ美白に有効なのかといえば、目から入る紫外線も「メラニン」を生成する作用があるからです。

表面的な顔や手や脚の皮膚だけでなく、瞳のセンサーもメラニンを作ることに関わっているとは意外ですが、美白をしたい人は、サングラスもかけたほうがよさそうです。

肌を白くする方法や、白い肌に憧れる人は徹底的に紫外線を避けます。しかし、癌や風邪を予防するビタミンDは、紫外線が皮膚に吸収されて作られます。

ビタミンDは、食品からは取りづらい栄養素です。サプリメントを利用して取るか日光浴で体内で作るしかありません。完璧な美白を目指しすぎず、ある程度は紫外線に当たるようにしましょう。

次は「美白化粧品」の選び方をご紹介します。美白化粧品とは、肌のターンオーバーを促し、メラニンを脱落させる働きや、抗酸化物資を配合し、活性酸素から作り出されるメラニンの生成を防ぐ働きのある化粧品です。

美白化粧品の選び方の基本は「原材料表記」をしっかり確認することです。原材料表記に書かれているものは、使用量が多い順番になっています。最後に書かれているのが添加物です。添加物は少ない方がよく、シンプルなものがおすすめです。

「美白成分配合」となっていたら、実際の配合量を他の製品と比較して見ましょう。アスタキサンチンなどの有効成分などは、値段がお高いので、それらの成分が多く配合されていればそれなりのお値段になっているはずです。

白い肌に有効な美白・保湿成分ですが、美白に直接効果があるのはトラネキサム酸や、アスタキサンチン、ビタミンCなどです。

トラネキサム酸はメラニンが作られるのを初期の段階から予防します。アスタキサンチンも、メラニン色素の生成をおさえる作用があり、活性酸素を消す働きも強いです。ビタミンCも強力な抗酸化作用があり、メラニンの生成を抑えます。

おすすめの美白化粧水を三つ紹介します。下にあげる化粧品以外にもビタミンCパウダーを購入して自分で作る「美白化粧水」もあるので、なるべく低価格で高い効果を期待する方はやって見てもいいと思います。

ただし、自分で作るコスメは保存料が入っていないので日持ちせず、冷蔵庫保管が必須です。期限を過ぎると細菌が繁殖し肌荒れや炎症を起こす原因になるので、注意しましょう。

ナビジョン ローションは資生堂が開発した、トラネキサム酸が高配合され美白に効果がある薬用化粧品です。もともとはクリニック専売品でしたが、一般の人でもECサイトで買えるようになりました。

お値段は110mlで4000円と高価ですが、本当に効果のある物を使って美白を目指したい人にはおすすめです。

エクイタンス ホワイトロジー エッセンスは、サンスターから販売されている美白エッセンスです。シミの元となる「酵素チロシナーゼ」を分解する「リノレックS」や、トラネキサム酸が高配合されています。

この美容液は、60日分で一万円と高いですが、かなり売れている商品で確実に美白したい人にはおすすめです。

3番目に紹介するのは、資生堂が販売する「アクアレーベルホワイトアップローション」です。こちらは、先に紹介した物よりは低価格の、200ml　1,400円です。

資生堂は「m-トラネキサム酸」という独自の成分を開発しています。これは、メラノサイトが活性化するのを抑える成分です。プチプラなローションとしてかなり人気の商品です。

白い肌にしたい人は、体の中から改善する事が大切です。基本はストレスを避け、きちんとした食事を取る事ですが、それ以外に白い肌に効果のあるサプリメントも活用して見ましょう。

サプリメントは、低価格のものから高価なものまでありますが、どれを選べばいいか迷うと思います。サプリメント選びの指標となるのが「GMP」認証です。GMPは「Good Manufacturing Practice」の略です。

原料の仕入れから製造、出荷するまでの全ての過程で製品が「安全」に作られているかどうか、一定の品質が保たれているかどうか、を調査し認証されたものだけが「GMP」のマークをつける事ができます。

サプリメントに関しては、勉強しないと本当に品質のよいものを選ぶ事が難しいです。一つ言えるとしたら「大々的に宣伝しているサプリ」は、莫大な広告のコストが価格に上乗せされている事です。価格が高いから良いサプリとは言えないので注意しましょう。

選び方が非常に難しいサプリメントですが、美白に間接的に効果のあるサプリメントを２つだけ紹介します。なお、ネットで検索すると「Lシステイン」がシミの予防や美白に効果があると紹介されています。

Lシステインとは、非必須アミノ酸の事ですが、2015年の東京大学の研究チームの調査で「Lシステイン」には、血糖値を下げる「インスリン」の分泌を抑制してしまう働きがあり糖尿病の悪化を招く恐れがあると発表されています。

どんな栄養素でも、食事に含まれるものならば相互作用で細胞に働きかけるので、欠点がカバーされ安心なのですが、単体で取るとこのように害が出る場合もあります。基本的にサプリは「単体」で摂取はしない方が望ましいです。

最初に紹介するのは、今のところ美白に確実に効くとされているビタミンCです。タケダのビタミンCは、ナトリウムや「リン」が入っていない医薬品のビタミンCなのでおすすめです。

サプリメントは食品扱いなので、実は本当に袋に書かれている量が入っているかは不明です。医薬品のサプリメントは、必ず規定量の成分が含まれています。

ビタミンCは、ビタミンAとビタミンEと一緒に取ると、それぞれの成分が「体内で利用されて役目を終えたものを再度使える形にしあう」ので、効率的に酸化反応が抑えられます。

次に紹介するのも、ビタミンCです。こちらは、ビタミンC点滴に匹敵するとも言われるビタミンCです。通常のビタミンCよりも吸収率が高く体内で効果的に利用されます。

30包入りで7000円～9000円程度するので、値段は張りますが、確実に美白をしたい方にはおすすめです。

美白を目指す人がするべき簡単なお手入れや、美白化粧品のおすすめやサプリメントを紹介しました。美白は日頃のマメな手入れが大切です。色白美人になりたい人は、体の内側と外側の両面からケアをしていきましょう。