台湾の治安は安全？旅行での危ない点や危険度なども紹介

台湾は比較的、日本と近い場所にあるため旅行で行きやすい国でしょう。魅力的な観光スポットもたくさんあったり美味しい食べ物が安く売られていたりするため、人気もあります。一度、台湾に行ったらリピートするという人もいるでしょう。

また、今年初めて行ってみようと思ってる人や行く予定がある人もいるかもしれません。そこで気になるのは、台湾の治安状況や危ない場所ではないでしょうか。今回は、台湾の旅行前に台湾の治安は良い悪いのか、危険場所はどこなのか、注意しなければならないことなどを詳しくご紹介します。

せっかく旅行するのなら治安の良い場所で何事もなく楽しく過ごしたいでしょう。悪い思い出よりも素敵な思い出の方が良いですから、ぜひご覧ください。

経済が旧成長している国ですが、長い伝統などを守り続けられていて色々な魅力があります。日本風の建物が多く立ち並び、さらに親日家でも知られる台湾なので嫌な対応をされるということはないでしょうから、悪い思い出にはならないでしょう。

また、最近では日本のいくつかの言葉が少しだけ普及しつつあるようで、日本人にとっては行きやすいかもしれません。台湾では外食が普通で、日本よりもかなり安く食べられるため旅行に行った際にはたくさんのお店で食べることをおすすめします。

台湾の人はのんびりとした性格で優しく、お話をすることが好きなので観光客だと分かるとお店の人から色々なお話をされるかもしれません。使われる言葉は、南に行くと台湾語、北では北京語を使うようなので事前に勉強していくと良いでしょう。

旅行に行く際に一番気になるのは「治安が良いのか悪いのか」というところではないでしょうか。日本は世界と比べても治安が良いとされている国なので、なおさら治安が良い国の方が安心できるでしょう。

国の平和を表す世界平和指数だと台湾は16～40位。一見、低いのでは？と思いそうですが200か国の中で16～40位とされてるので平和だと言えるでしょう。また、行く国の治安を教えてくれる外務省のホームページがあるのですが、それには1～4レベルで表示されており「注意して行く」または「絶対に行ってはいけない」ということが分かります。

これはウィルスや事件などに合わせて表示されるのですが、台湾はどれにも該当しません。これらのことを見ても台湾の治安は「良い」となるでしょう。これなら安心して旅行が出来そうです。

治安が良いとされる台湾ですが、殺人の事件などは無いもののスリなどは良くあるようなので気を付けなければならないでしょう。とくに、台湾にも治安が悪いとされていて行くのは危ないと言われる場所があります。台湾の全ての場所が治安が良く安全というわけでは無いので、みていきましょう。

台湾には有名な夜市「六合夜市」と「土林夜市」があるのですが治安は悪くないのですが、観光客なども多いためスリなどに注意しなければなりません。集団でスリを行っていたところを逮捕されたという事件もあり、日本人観光客が狙われていたようなので危険でしょう。行く場合は持ち物をしっかり管理しましょう。

また、この二つの夜市以外に少しだけ雰囲気が違って怪しくて治安が悪いと言われる「廣州街夜市」などの観光夜市とされる場所があるのですが、先に紹介した夜市より暗い雰囲気で観光客の人だと入りづらいでしょう。もし夜市に行くのであれば出来るだけ治安の良い「六合夜市」と「土林夜市」を選びましょう。【危険度】☆☆☆

龍山寺は人気の観光地でもあり台北では一番古いとされる歴史のある、お寺です。一度は行ってみたいと思う人もいるかもしれませんが、龍山寺周辺にはヤクザなどの危険な組織が多いようなので危険性は高いでしょう。

また、龍山寺周辺には夜市がいくつかあるのですが先ほど紹介した「廣州街夜市」などを含む「西昌街夜市」「華西街夜市」などがありどれもダークな雰囲気を漂わせているのでスリなどは特に注意しましょう。龍山寺に行きたいという人は、なるべく滞在時間を短くして周辺は歩かないようにした方が良いでしょう。【危険度】☆☆☆☆

林森北路は有名で人気の繁華街です。昼間は歩いていてもまだ良いのですが、人が多いためスリの可能性は十分にあります。また、夜になると雰囲気がガラリと変わって少し治安が悪くなり客引きをする店の人が増えます。

狙う客は男性なので女性であればあまり問題はないかもしれませんが、柄の悪い人や酔っ払った人などもいるので気を付けた方が良いでしょう。

昼も夜も林森北路のように明るく人が多い場所を歩いた方が安全かもしれませんが、人が多いということはそれだけスリなどの確率が上がるので男性も女性も注意しなければなりません。また、家族連れであれば夜の林森北路は客引きなどの光景が見えてしまいますし、治安も良いとは言えないのでおすすめしません。【危険度】☆☆☆

台湾の三重は観光スポットやお土産店などがあるわけではないので、近くに知り合いが居るとかの理由以外ではまず行くことはないでしょう。

しかし、ここも一応気を付けなければなりません。三重の地区にはヤクザなどの組織が多いので治安が悪く危ないお店なども存在します。そのため、女性1人で行くのはもちろん、男性も危ないので気を付けましょう。【危険度】☆☆☆

台湾のカラオケは日本とは違った認識があり、大人数で行ってとにかく騒ぐような場所で一人で行くことはまず無いよう。また、カラオケでお酒を呑むのが普通だと思っている人もいるようです。なので、柄の悪い若い人などが集団で集まっていることが多く、良く喧嘩をしているんだとか。

クラブも同じで若くヤンキー系の人たちが殴り合っていたり口論していたり。カラオケやクラブは若い人が集まりやすいので、こういったことに注意しなければなりません。観光客でも喧嘩に巻き込まれる可能性があるので危ない場所です。

台湾の夜をクラブなどで過ごしたいと思う人もいるかもしれませんが、十分に注意しなくては何があるか分かりませんし、特に女性で危ないのであればなるべく行かないようにした方が良いでしょう。【危険度】☆☆☆☆

台湾の治安が悪い場所をいくつかご紹介しましたが、気を付けなければならないのは場所だけではありません。少しでも治安の悪い場所だと、色々なことに注意しなくてはいけません。台湾の旅行で注意しなければならないことをご紹介します。

これはどこの国に行っても同じ事かもしれませんが、持ち物の管理はしっかりとして肌身離さず持っていないとﾞ置き引きﾞの被害に合うかもしれません。人の多い駅や空港などは注意しなくてはなりません。観光スポットなどでは特に、写真を撮るために少しだけ荷物を手から離すといったことを行ってしまうので、気を付けましょう。

ここは治安が良い場所だからと持ち物から少し目を話すだけで、置き引きが発生する可能性があります。たとえ人が少ない場所であっても、治安が良いとされる場所であっても荷物は離さないようにしましょう。

荷物を置かざるを得ない状況であれば目を離さないようにしましょう。また、何人か人がいるのであれば荷物を囲むようにすると良いのではないでしょうか。

昼間は明るく治安が良い場所であっても夜になれば雰囲気がガラリと変わって怪しくなることをもあります。林森北路のように昼は明るくて安心できる場所でも、夜になると危険になってしまうのと同じでどんな場所でもなるべく1人歩きはやめておきましょう。

とくに人が少ない裏路地やクラブに行くのは女性は危険なのでやめましょう。行くにしても誰かと一緒の方が良いでしょう。男性であっても治安が良くない場所だとどんなことに巻き込まれてしまうか分かりませんから、気を付けましょう。

海外旅行で一番と言ってよいほど気を付けなければいけないのがﾞスリﾞです。観光スポットや観光客が多く集まる場所、夜市などはとくにスリに気を付けましょう。観光客だと分かれば狙われやすいので、貴重品はしっかりとカバンなどに入れましょう。集団から無理やり開けられることもあるようなので、リュックの場合は前に掛けましょう。

人がたくさんいる場所だとスリの被害にあっても追いかけることが難しいので、とくに注意しましょう。ポケットなどに入れるのはスリに狙われるので絶対にカバンにしれましょう。財布だけでなくスマホも狙われる可能性があるので、取り出す機会が多くてもその都度しまうようにした方がいいかもしれません。

台湾の街には多くのタクシーが走っており値段も安いので交通手段としてとても便利なのですが、出来るだけ注意しなければなりません。女性でも男性でも夜に1人でタクシーに乗るのは絶対にやめましょう。また、運転手が良い人そうだからと自分のことを何でも話したり伝えるのは、危ないので注意です。

タクシーを呼ぶときにはお店に頼むと記録が残るので、便利です。制服を着ていない運転手や個人タクシーは特に気を付けましょう。全ての運転手が悪い人というわけではありませんが、良い人と悪い人を見分けることは難しいでしょうから、警戒心は持っていましょう。

男性の場合、歓楽街でのしつこい客引きに警戒しましょう。昼には色々な人が行き交う歓楽街などでも夜になればダークな雰囲気に変わってしまい、色々な店の客引きが多くなりますから男性でもこわいと感じるでしょう。しつこい客引きなので、注意してください。

日本との一番のギャップは歩行者が優先ではないこと。横断歩道を渡っている際にも車は通ってくるので、しっかり確認して渡らなければなりません。日本と同じようにわたっても大丈夫と思うのは危ないので、常に周囲を確認し、注意して早めに歩きましょう。

台湾の人々は運転が荒かったり歩行者がいても動いてしまうので、止まっていた車が急に動き出したり自分のところへ向かってくる可能性が十分にあります。また、車だけでなくバイクもどういった動きをするのか予想がつかないので横断歩道を渡るときはまわりをよく見ましょう。

家族連れであればなおさら危険ですから、しっかりと手をつないで一緒に渡るようにしてください。

治安が良い場所であっても悪い場所であっても変わらないのが台湾食堂の衛生面です。しっかりとしたレストランなどであれば良いかもしれませんが、食堂や屋台だと衛生面が安全では無い場合もあります。日本だと考えられないですが、台湾だとそれが普通ですので気を付けましょう。

台湾は美味しくて安いものがたくさんあるので、食べて回る人が多いでしょう。衛生面が気になるようでしたら、ウェットティッシュなどを持参した方が良いです。とくにお子さんがいた場合は、持っておくと安心。心配の場合は生ものは避けるようにし食堂や屋台の雰囲気を確認して衛生面が良さそうな場所に入ると良いでしょう。

食堂などは店の入り口で調理していることが多いので、どんな風に調理しているのかを確認出来るでしょう。また、子供もいて衛生面が心配だとなればレストランを選ぶと良いです。また、生水などは台湾の人でも飲まないので、日本と同じ感覚で飲むのはダメです。子供が飲まないようにしっかりと注意しましょう。

台湾と日本ではマナーなどのルールが変わってくるので、行く前に少しだけでもチェックしましょう。まず、地下鉄(MRT)の中もホームでも飲食は罰金の対象になるので注意。飲み物を持っているのは大丈夫ですがそれを呑んでしまうと罰金に。また、喫煙にも厳しく、室内のほとんどや交通機関での喫煙も罰金対象です。

台湾のには紙を流さず捨てるトイレもあるので注意してください。電車やバスでは「博愛座」と書かれた優先席がありますが、台湾はお年寄りに席を譲るのがマナーであり一般の常識なので、出来るだけ守りましょう。

最後に台湾のおすすめ観光スポットをご紹介します。台湾に行くならぜひ、足を運びたい場所なのでとてもおすすめです。興味がある観光スポットにぜひ、行ってみてください。

台湾の国立故宮博物院は世界四大博物館とも言われている観光スポットで、収蔵数も約70万ほどもあり魅力的な博物館です。ただ、実際に見られるのはその一部。しかし、どれも興味深いものばかりで清朝時代の宝物や2000年以上前の作品まで様々です。

また、国立故宮博物院でしか手にすることが出来ないお土産もあります。様々な商品が並べられており魅力的で迷ってしまうかもしれませんが、台湾のお土産にいかがでしょう。歴史と美術に興味がある人はぜひ、行ってみてください。

台湾に来たら外せないほど魅力あふれる観光スポットが九分の町です。千と千尋の神隠しの世界観を味わうことが出来ることでも有名な場所で、なんとも言えない素敵な雰囲気と美味しい食べ物を楽しむことが出来ます。

九分の魅力は何と言っても日本では味わえない独特の雰囲気で、足を踏み入れると物語の世界に入り込んだと錯覚してしまうような世界観です。暗くなった時の提灯の光が幻想的で、そんな場所で食べる絶品のグルメが溜まりません。

淡水はとてもきれいな夕陽を見ることが出来る街と言われていてその景色は台湾1とも。街並みや道もきれいなので、ロマンチックな雰囲気を楽しむことが出来ます。川沿いの近くにある公園ではきれいな夕陽を楽しみながらサイクリングが出来ます。

お店が立ち並ぶ中正路では、お土産を買うことが出来るお店からカフェなど色々なお店があるのでとても楽しめるでしょう。名物のグルメまであるので、とてもおすすめです。

台湾は親日で日本語が分かる場合もありますが、ルールやマナー、罰金の対象、治安などは日本と違いますから日本と同じという感覚で行こうとしたら大変なことになるかもしれません。交通状況などもこちらよりも危ないので注意してください。

女性の一人旅はとくに危険なことがたくさんなので、気を付けてください。台湾のマナーや危険なことをしっかりと覚えて、旅行を楽しみましょう。