インドネシアバリ島の治安の安全?旅行や観光の危険度や注意点も紹介

インドネシア共和国のバリ島の治安は安全なのでしょうか?美しいビーチリゾートや、極上のヴィラ、バリニーズ・マッサージやエステなどバリ島には心癒される魅力がいっぱい詰まっています。バリ島の治安の安全性や、バリ島旅行の際の観光の危険度や注意点などをご紹介いたします。

インドネシアバリ島の治安の安全?旅行や観光の危険度や注意点も紹介のイメージ

目次

  1. 1インドネシアのバリ島の治安はどうなの?
  2. 2バリ島ってどんな場所なの?
  3. 3バリ島の治安は?
  4. 4バリ島で治安の悪い危険エリアは?
  5. 5バリ島で治安の良い安全なエリアを紹介
  6. 6バリ島旅行する際の注意点
  7. 7バリ島のおすすめ観光スポット3選
  8. 8バリ島は治安を理解することでより楽しめる

インドネシアのバリ島の治安はどうなの?

インドネシア共和国のバリ島は、美しいビーチリゾートが魅力的な島です。また、癒しのバリニーズマッサージやヘッドスパなど、バリ島独自の絶景の中でエステを楽しむ為に、旅行や観光に訪れる人が非常に多い島でもあります。

旅行や観光に人気のバリ島ですが、安全な島なのでしょうか。治安は悪いのか、危険な場所はないのかなど、バリ島への旅行や観光を安全に楽しむ為の注意点などをご紹介いたします。

バリ島ってどんな場所なの?

バリ島は、日本から直行便で約7時間ほどの距離にある島です。東南アジアのインドネシア共和国の中の、州にあたるのがバリ島で州都はデンパサールです。日本との時差はわずか1時間しかない為、時差ボケで疲弊する心配はほとんどありません。

バリ島の気温は1年を通して30度前後である為、とても暖かい島です。4月~10月は乾季、11月~3月は雨期となっています。バリ島の公用語は、インドネシア語です。しかし、バリ島に住む大半の人がバリ語をメインに使って話しています。

ホテルやお店、飲食店のスタッフなどはある程度の英語を話すことができるようです。また、簡単な日本語であれば話せるという人もいます。

インドネシアには、およそ14000もの島々があるのですが、バリ島はそのうちの1つの島です。日本の愛媛県や三重県ほどの広さであるバリ島には、独自の文化が発達しており他では見られないような美しい光景を楽しむことができます。

バリ島の特徴

神々が住む島とも評されるバリ島は、地上最後の楽園とも呼ばれ、美しい山岳地帯やビーチリゾートなど海や山の絶景スポットが満載です。

また、自然豊かな気候で育ったトロピカルフルーツは、とても美味しいと評判です。そして、バリ島には、バリ・ヒンドゥーという宗教があります。

その為、バリ島で独自に発達したバリ・ヒンドゥーの影響を受けた寺院やお祭り、文化などさまざまな美しい光景を目にすることができます。

大自然の美しさと、独自の文化が融合したバリ島には絶景やグルメ、エステなど数えきれない程の魅力が沢山詰まっています。

バリ島の人々の特徴

バリ島に住む人のほとんどが、バリ人です。しかし、他にもジャワ人や華人、その他の外国人も大勢住んでいます。そして、バリ島に住む人のおよそ9割が、バリ島で独自に発達したバリ・ヒンドゥーの教徒です。親日家が多く日本人も過ごしやすい島のようです。

そんなバリ島に暮らす人々は、南国らしい優しい雰囲気でフレンドリーな性格の人が多いようです。観光客がバリ島の人々の思いやりや笑顔に癒されるのには、そういった理由があるからかもしれません。

しかし、バリ島の人々は温和な雰囲気を持っているだけでなく、賑やかで陽気な性格も持ち合わせている為、お祭りなどのイベント事はとても盛り上がるようです。

バリ島の治安は?

バリ島に旅行や観光に行く際に、どうしても気になるのが治安の問題だと思います。バリ島の極上のヴィラやバリニーズマッサージ、美しいビーチリゾートなどに癒されたとしても、トラブルに巻き込まれてしまってはせっかくの旅行も台無しです。

バリ島を安全に楽しく観光できるよう、危険な地域や治安の悪い地域はないのかなど、バリ島旅行の注意点をご紹介いたします。ぜひ、参考にしてみてください。

外務省による危険レベル情報

海外へ渡航するにあたり、国や地域の安全性や治安の状態を知る為に、指標の一つとなるのが外務省が発表している危険レベル情報です。海外で安全に旅行や観光などを楽しむ為の目安となり、注意点を知ることができます。

現在、インドネシアの危険情報は、危険レベルが継続されている状態です。危険レベルは1~4まであり、数字が高くなるにつれて治安などの危険性が高まります。

インドネシアのポソ県と、パプア州は危険レベル2となっており治安が悪い為、不要不急の渡航はやめるよう注意喚起されている状態です。

もし、危険レベル2の国や地域に渡航しなければならない事情がある場合は、特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとることが必要です。

インドネシアのポソ県とパプア州以外は、危険レベル1となっています。バリ島は危険レベル1である為、渡航や滞在をするにあたり、危険を避ける為の特別な注意が必要と注意喚起されています。

Thumbバリ島のお土産人気ランキング!女子におすすめの雑貨なども紹介
インドネシアの神聖な島「バリ島」には、最近様々な国からの観光客が増えています。ノスタルジック...

バリ島で治安の悪い危険エリアは?

地上最後の楽園とも呼ばれるバリ島ですが、日本の外務省が発表している危険情報では、危険レベル1となっています。ちなみに、日本は危険レベルの対象とはなっておらず安全な国とされています。

このことから、バリ島はビーチリゾートやバリニーズマッサージなどが人気の癒しの州であることは確かなようですが、日本と比べると必ずしも安全とは言い難い部分もあるようです。

バリ島に旅行や観光に行く際は、治安の悪いエリアに注意し、危険なことに巻き込まれてしまわないように心掛けましょう。バリ島には、さまざまなエリアがありますが、その中でも治安が悪いと言われる危険なエリアをご紹介いたします。

クタ

クタはバリ島の中でも、軽犯罪が多発するエリアのようです。スリやひったくり、置き引きなどの軽犯罪が非常に多い為、バリ島の中で一番治安が悪い地域と考えている人もいるようです。

観光客に人気の、とても活気があるエリアなのですが、旅行中の観光客が狙われることが多い為、治安には注意が必要です。

コンビニは安心だと日本の感覚で思うかもしれませんが、残念ながらたとえコンビニであっても料金を割り増しされたりするなど、英語やインドネシア語がわからないことでぼったくりに合うこともあります。

クタは、空港の近くにある繁華街です。その為、観光客にとても人気のエリアですが、日が落ちてくるにつれ治安がさらに悪くなっていきます。観光客を狙ったスリやひったくりなどに合わないよう注意をしましょう。

レギャン

レギャンには、レギャンビーチやレギャン通りなどがあり、ビーチリゾートやショッピングなどバリ島を満喫するのにとても便利なエリアです。しかし、その反面観光客を狙ったスリやひったくりなどの軽犯罪が多い為、治安が悪いという印象を持つ人もいるようです。

お土産を買ったり、美味しい食事をするのにとても楽しいエリアですが、ふとした瞬間にスリに合うこともあるので注意が必要です。レギャンは、スリが多いエリアなのです。

スリに狙われるのは、お財布だけではありません。スマートフォンもスリの対象とされる為、使わない時はしっかりとバックの中にしまっておきましょう。道幅が狭い通りは、ひったくりやスリに特に気を付けてください。

レギャンにいる時だけでなく、海外では車道側にバックを持たないよう心掛けましょう。夜の繁華街としても知られるレギャンですが、人気のナイトクラブで羽目を外し過ぎて犯罪に巻き込まれてしまわないよう注意してください。

日本のように、落とし物が手元に戻ってきたり、支払いがよくわからず払ったお金が多すぎる場合、お店側が返してくれることはありません。イヤな事は「No!」と毅然とした意思表示をすることも大切です。

バリ島で治安の良い安全なエリアを紹介

バリ島の楽しみ方として、クタやレギャンのように活気あるエリアを満喫するという方法もありますが、豊かな自然とバリ島らしいのんびりとした雰囲気を満喫する方法もあります。

活気のある繁華街エリアも魅力的ですが、観光客が密集する場所には、どうしてもスリやひったくりなどをする犯罪者も集まってきてしまいます。バリ島で比較的治安が良いとされる安全なエリアをご紹介いたします。

ウブド

のどかな田園風景が広がるウブドは、バリ島の中でも治安が良く穏やかな時間が流れるエリアです。ウブドは、標高が高い位置にあるエリアである為、冷え性の方や女性は特に1枚羽織を持っていくことをおすすめします。朝方や夜は空気が冷たくなるからです。

ウブドは、バリ島ならではの芸術を楽しめるエリアでもあるので、のんびりとホテルで寛ぎながらウブドの街並みを散策することもおすすめです。

スミニャック

スミニャックは、空港から車でおよそ20分ほどの距離にある為、アクセス良好で旅行客に人気のエリアです。バリ島の中でも治安が良いと言われるエリアである為、女性同士の旅行や観光にもおすすめです。

スミニャックは美しいビーチリゾートで、高級ホテルや高価な商品を取り扱っているリッチなお店だけでなく、美味しい料理やおしゃれな雑貨が揃うお店も数多くあります。

バリ島ならではのショッピングやスパ、食事を楽しみたいという人にはスミニャックがおすすめです。しかし、日が落ちてくるにつれて活気を増すナイトスポットで遊ぶ際は、特に注意してください。

悪い誘いや詐欺に注意することで、犯罪に巻き込まれることを防ぐことができます。治安が良いと言われるスミニャックでも、犯罪がゼロではないのです。

ヌサドゥア

ヌサドゥアは、バリ島の中で一番といってもいいほど治安の良い地域として多くの観光客に親しまれています。警備がしっかりとしており、高級ホテルが立ち並ぶエリアです。

ホテルには、宿泊者専用のプライベートビーチがある為、他のエリアのビーチに比べ治安が良いと言われています。優雅なリゾート地であるヌサドゥアは、海外旅行初心者の方や、バリ島に初めてくる方におすすめのエリアです。

しかし、バリ島で一番治安が良いと言われるヌサドゥアでさえも、置き引きなどの軽犯罪が起こっています。他のエリアと比べるとスリやひったくり、置き引きなどの被害に合う確率はとても少ないかもしれませんが、全くないというのが事実です。

「治安の悪いエリアではないから」と日本にいる感覚で行動するのではなく、海外に来ているという意識を持つように心掛けることが軽犯罪の被害に合わない為にも大切です。

バリ島旅行する際の注意点

美味しい食事や現地の人々の歓迎の気持ちや笑顔、スパやヴィラ、美しいビーチリゾートなどバリ島には、私達の心と身体を癒してくれる素晴らしいものが沢山あります。

しかし、他の国に比べると治安が良いとされるバリ島でも、日本と比べると治安が悪いのは確かです。心や身体が癒されるバリ島旅行で、犯罪に巻き込まれ悲しいことになってしまわないようバリ島旅行をする際の注意点をいくつかご紹介いたします。

ひったくりに警戒する

日本でもたまにニュースなどでひったくりの事件を目にすることがあると思います。しかし、バリ島では日本と比にならない程のひったくりが横行されているのです。日本にいる感覚でバックを持っていたり、財布をズ本のポケットに入れていては危険です。

車道側にバックを持たない、財布をズボンのポケットに入れないなど最低限の警戒態勢を解かないままバリ島旅行をすることが必要です。

いかさまによる賭博が横行している

バリ島では、観光客を狙ったいかさま賭博が横行しています。バリ島のいかさま賭博は少し特殊で、被害者をいかさま賭博の共犯者にするよう誘い込む手口があります。

いかさま賭博の犯行グループは、観光客に親しく声をかけて誘い出す役、観光客と仲良くなりいかさま賭博を一緒にするよう誘い込む役、いかさま賭博にひっかかるお金持ち役と大きく分けて3つの役割を分担しているようです。

そして、観光客をいかさま賭博の共犯者にするよう見せかけ、結局は観光客から金品を奪っていくのです。

被害に合った人は、自分も共犯者だからと警察に通報するのを戸惑ってしまうようで、バリ島のいかさま賭博詐欺グループは、観光客のそんな気持ちにつけこむことで警察から逃れているようです。

いかさま賭博の被害に合わない為の注意点としては、知らない人について行かない、賭博の誘いを受けないということを徹底することが大切です。

女性はナンパに注意

海外にいるとつい開放的な気分になるかもしれませんが、いくつか注意点があります。その1つとして悪いナンパに気を付けることです。ジゴロと呼ばれるナンパを装った詐欺が横行しているからです。

今では現地人の悪い男性だけでなく、外国人の男性も観光客を狙い金品をだまし取ろうとすることがある為、注意が必要です。女性の詐欺師もいる為、男性も注意してください。「逆ナンされた!」と嬉々としていると、良いカモになってしまいます。

「日本に住んでたことがある」「運命の出逢いだ」「実はお金が必要で」など最初は気前よくおごってくれていても、仲良くなるにつれ徐々に不幸話や急用をでっち上げて金品を奪おうという手口のようです。

子供の頭に触らない

バリ島旅行の注意点として忘れてはならないのが宗教に基づく考え方です。バリ・ヒンドゥーでは、頭は神聖なものと考えられています。その為、現地の可愛い子供に出逢っても決して頭を撫でてはいけません。

バリ島独自の文化を理解しておく

神々が住む島とも呼ばれるバリ島の魅力の基となっているのが、バリ島独自の文化です。その為、バリの宗教に基づく考え方や習慣を尊重しながら旅行を楽しむことが大切です。

バリの人々に対して失礼なことをしない為にも、いくつか注意点があります。左手は不浄とされている為、食事の時やものを受け取る際は必ず右手を使いましょう。また、寺院などの神聖な場所に行く際は肌の露出を控えることが大切です。

バリ島のおすすめ観光スポット3選

バリ島のおすすめ観光スポットを3つご紹介いたします。

癒しの絶景テガラランのライステラス

ウブドから車やバイクで30分ほどの距離にあるテガラランでは、美しいライステラスを見ることができます。

パディカフェでのんびり過ごそう

ライステラスが美しいテガラランには、素敵なカフェが沢山あります。その中でもおすすめなのがパディカフェです。ライステラスを眺めながらのんびり寛げるガゼボ席が人気のようです。

極上のマヤ サヌール リゾート&スパ

バリ島で優雅に過ごしたいという人には、マヤ サヌール リゾート&スパがおすすめです。洗練された美しさとサービスが行き届いています。

バリ島は治安を理解することでより楽しめる

地上最後の楽園とも称されるバリ島は、他の国に比べ治安が良い方ですが、日本と比べると治安は悪いのは確かです。

バリ島に旅行に行く時には、スリやひったくり、詐欺などの犯罪に合わないようさまざまな注意点を理解し、バリ島独自の文化を尊重して過ごすことでより素敵な時間を過ごすことができると思います。

関連するまとめ

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ