コストコの返品方法は?返品規則や期限(期間)なども徹底解説!
アメリカからきた大型スーパーマーケットで大変人気があるコストコですが、興奮してついつい買いすぎてしまうということはよくあるでしょう。そんなコストコでは返品が可能なのでしょうか。今回はコストコでの返品について紹介していきます。チェックしてください。
目次
コストコで返品を断られたのはなぜ?
コストコはアメリカ発祥の会員制スーパーで、巨大な売り場に大容量の商品、安い価格で確実に人気を集めています。そんなコストコで、返品についてのあれこれをご存じでしょうか?
安さや大きさ、商品の豊富さに興奮してついつい買い込んでしまったけれど、よく考えたらこれは必要ないし、使っていないというものは返品処理したい、と考える方が多いでしょう。
しかし返品を断られてしまって大パニック!一体どうして?という経験がある方に、コストコでの返品条件やその期限、方法について説明していきます。
コストコに返品制度はある?
ではまず、そもそもコストコには返品制度があるのかどうかをお知らせしましょう。返品制度がなければ、これは返品できるのかとかその方法は、などと考える必要はないからです。
結論から言えば、コストコでは一部の商品を除いて返品が可能、しかも返品に期限はありません。
期限なし、ということは数年前のものでもOKということですから、かなり太っ腹になります。こういうところがさすがアメリカ企業、と思いますが、詳しく説明していきます。
全商品が返品可能
何と、基本的に全商品が返品可能です。しかし何であっても無限であったり無条件というわけではない、ということなので、その条件を見ていきましょう。
例外の1つとしては、コストコでは眼鏡などアイウェアも購入できますが、眼鏡は返品可能なのは1年間です。返品方法などは他のものと変わりませんが、期限があります。
使っていたけれどその間に視力が変わったから買い物をなかったことにしたい、というわけには当然行きませんので、このような処理なのでしょう。
電化製品や食べ物は注意が必要
そして電化製品や食品は注意が必要となります。まず、電化製品には90日間の返品期限があります。90日間あれば使ってみて、故障していたとか不具合があるなどが分かるからです。
更に食品に関しては、まずその食品の賞味期限内に返品の意志をコストコに電話で伝えておく必要があります。返品する方法として必要ですので、忘れないようにしてください。
面白いといっては何ですが、ダイヤモンドなど宝石類の返品は即時に引き受けることはできないとなっています。本物かの鑑定がいるためで、最長5営業日の日数がかかるとされています。
コストコ商品の返品方法や注意点
では、続いてコストコ商品の返品方法やその注意点について、それぞれ具体的にみていきましょう。
基本的には全品返品が可能(フードコートの食品まで!)でその方法も同じですが、それぞれに条件がありますのでそれを理解して持ち込む必要があります。
食べ物の場合
大容量と安さにつられてついつい買ってしまう食料品ですが、それを使いこなせないとはっきりわかる量であれば、もったいないから返品したい、という方もいるでしょう。
では、食べ物の場合の返品の条件はといえば、「賞味期限内であること」と「半分以上残っていること」です。フードコートで買った食品も半分以上残っていれば返品可能です。
ただし、フードコートの食品はデータに残らないため、レシートが必要となることを覚えておきましょう。方法は商品をもって返品カウンターへ行くこと、とシンプルです。
返品期限 | 賞味期限内 |
返品条件 | 半分以上残っていること |
レシートの有無 | フードコートの場合はデータがないので レシートは必要 |
箱の有無 | なし |
日用品の場合
日用品の返品方法は、会員証(会員本人が返品のこと)、購入した商品、レシートとクレジットカードのレシート、決済したクレジットカードをもって返品カウンターまで行きます。
返品理由も聞かれますのでお忘れなく。なお、保証書のある商品で保証書を紛失した場合には、事前に電話で返品可能かを確認してください。
ちなみにコストコでは衣服を販売していますが、試着室がありません。ですからサイズが合わなかった、という理由での返品は数多く行われています。
返品期限 | 無期限 |
返品条件 | なし |
レシートの有無 | なくてもOK |
箱の有無 | なし |
電化製品の場合
以前はコストコではパソコンの期限が半年、あとは無期限であったのが、最近改正されてすべての電化製品は返品期限がすべて90日間になりました。
それを過ぎると商品のメーカーの保証期限のみになります。返品する方法は他のものと同じですが、期限が90日と覚えておく必要があります。
返品期限 | 90日 |
返品条件 | 特になし |
レシートの有無 | なくてもOK |
箱の有無 | なくてもいいが、ある方が返品はスムーズ |
コストコで返品を断られた実例を紹介
基本的には全品返品OK、しかも日本とは違って「なんか違う感じがしたから」とか「美味しくなかったから」といった理由であっても返品が可能という凄いシステムです。
しかし、そんなコストコでもこれはちょっと、と返品を断られることもあります。次は実際に断られてしまったケースを挙げて説明していきましょう。
方法も簡単だし気軽に返品できるから、と余裕を持っているとしっぺ返しをくらうこともありますので、商品は慎重に扱い、ルールに従いましょう。
食品を半分以上食べている
コストコの食品は開封後で食べた後であっても、半分以上のこっていれば返品可能です。ですから、食べた後に食品のパッケージだけをもって返品へいっても断られます。
美味しくなかったから、という理由や腐っていた、という理由であれば一口で返すでしょうから、返品を考えるならば半分以上は食べないようにしましょう。
値引きセール中の商品の返品
コストコの家電製品ではよくあることなのですが、時期や商品の入れ替えなどがあればセールが始まります。すると前買った値段よりもはるかに安くなっていることがあります。
同じ商品は少しでも安い方がいいから、というのは理解できますが、それを理由にした返品は、当然ながら受けてもらえません。
今のを返して新しく安い値段で買う、ということは認められませんので、家電製品などはチラシをチェックしてから買いましょう。急がないのであれば安くなるのを待って購入してください。
ある程度の期間使用していた
例えば日用品は返品期限がありませんが、それでもあからさまに長期間使っていたのだな、とわかる状態のものは返品は不可されます。
汚れてぐちゃぐちゃになり、タイヤがパンクしている自転車など、はっきりとその使用が分かるものは返せませんし、よれよれになった服も無理でしょう。
3年前に買った商品であっても見た目が新品で、物置にしまっていて忘れていた、というような場合であれば受け付けてもらえる可能性があります。
悪質な返品行為は会員資格取消の可能性もある
コストコは返品に関してかなり寛大であり、一般的な日本人からしてみれば「え?こんな状態で返せるの?!」と驚くものでも返品を受け付けてくれます。
しかし、やはりメンバーであることの恩恵を最大限つかって好き勝手しすぎた会員は、会員資格をはく奪されてしまう、ということも実際にあり得ます。
例えば海での家族旅行前にコストコでサンダルやシャツ、ワインなどを大量に購入してクレジットカードで支払い、全部使った後で最終日に返品するのです。実際にあった悪質なケースです。
クレジット払いの場合にはそのレシートは残しておこう
コストコは返品可能ですが、買い物金額が大きくなることが多いため、多くの会員は現金ではなくクレジットカードで支払いを済ませます。
購入履歴はデータが会員カードに残っていて、返品する際にレシートを見せる必要はありません。しかしクレジットで支払っている場合にはクレカレシートとカードが必要です。
これはあとで返品するかもしれない、という商品を買う時にはクレジットカードのレシートはしっかりと残しておくことが大切です。一定期間は保存しておく癖をつけましょう。
寛大な心で返品OKのコストコ
アメリカ人は非常に返品が多いので、コストコでは寛大な心で基本的にはすべての商品の返品が認められています。日本人は驚くような理由であっても、返品は可能です。
しかし、商品によって返品期限や条件は違ってきますので、それをしっかり確認の上返品願いを出しましょう。
分からない時にはコストコに電話をしてたずねるのが一番確実な方法です。返品はメンバーの年会費で保証されている制度ですので、罪悪感を持たずにトライしましょう。