いくらたくさん食べても太らない人の特徴!いっぱい食べても痩せる?
いくらたくさん食べても太らない人の特徴にはどのようなものがあるでしょうか。制限してるのに太ってしまう人が知りたい食べても太らない人の特徴をご紹介します。また、食べても太らない人になるための方法なども取り上げてますのでチェックしてください。
目次
食べてるのに太らないのはなぜなのか?
どれだけ食べても太らない人が周りにいませんか。一緒に食事に行ったりすると「え?そんなに食べるの?」と驚くくらいに注文し、しっかり残さずそれらを完食してしまうのに痩せているような人です。
自分自身は太らないようにある程度気を使っていて、食べすぎないようにしたり、甘い物を我慢したりしているのに、そのたくさん食べている人のほうが痩せている、スタイルが良いということがあります。
これはなぜなのでしょうか。食べてるのに太らない人、その人ほどは食べてないのに太ってしまう人には何か違いがあるのか。「太らない人」の原因や特徴、食べても太らない体質になる方法などをご紹介します。
食べても太らない原因とは?
そもそも人は食べるとそれがエネルギーになるわけですから、食べても太らないというのはある意味「おかしい」とも思えるようなことになります。
ですが、実際に食べても太らない人がいるのも事実です。いつ見ても「よく食べる」人なのに、太っていく様子もなく、太ったという話も聞かないというのにはどのような原因があるのか。
主に身体の構造などの部分から見られる「食べても太らない原因」を確認していきましょう。
腸内環境が整っている
まず食べても太らない原因に挙げられるものとしては、「腸内環境が整っている」というものがあるでしょう。腸がしっかりと活発に働いていることによって排便もスムーズに行われます。
排便がスムーズだと身体の中に溜め込まないようにできますので、太るような原因を1つ排除することができます。また、溜め込んでしまっているものはむくみの原因にもなりますので、それが太って見える原因にもなります。
また、腸がキレイになっていると新陳代謝が上がりやすいので、それによってもエネルギーを効率よく使ってくれることになります。
基礎代謝が高い
食べても太らない原因には、「基礎代謝が高い」というものも挙げられるでしょう。基礎代謝というのは、特に何もせずにいても身体が消費するエネルギーのことと考えて良いです。
その特に何もせずに消費するエネルギーが高ければ、食べた分もエネルギーとして消費されやすく、脂肪などに変えて身体に蓄えるようなことにはなりません。「食べた分のエネルギーをすぐに使ってしまう」ということです。
当然、基礎代謝が低い人は特別に運動をしたりしてエネルギーを使う必要がありますから、それを怠った場合は食べた分を「溜め込む」ことになります。
姿勢が良い
食べても太らない原因には、「姿勢が良い」ということも言えます。姿勢がよく骨格が整っている人というのは内蔵の位置も正しいところにあります。内蔵が正しい位置にあればそれだけ活発に働いてくれることになるのです。
内蔵が活発に働いてくれれば、もちろんエネルギーの消化も良いですし、先に挙げたように排便もスムーズになります。それによって太るような原因が排除されるので食べても太らない人となるのです。
逆に姿勢が悪かったり骨格が歪んでいると内蔵の位置がおかしくなって十分な働きができなくなってしまいます。それによって消化不十分な食べ物が体内に残ったり、血流が悪くなってむくみに繋がったりするのです。
食べても太らない人の特徴
食べても太らない原因をご紹介しましたが、次は「食べても太らない人の特徴」を確認していきましょう。
食べても太らない人をしっかり観察してみると分かることですが、食べても太らない人には共通して見られるような特徴があるのです。
食べても太らない人に自分もなりたいと思ったら、こういった特徴を自分にも取り入れていくことが大切ですので、しっかりとチェックしてみてください。
間食をしていない
食べても太らない人の特徴としては、「間食をしていない」というものがあります。確かに「食事」はたくさん食べるのですが、間食を一切していないという人が多いです。
少し小腹がすいたからといっておまんじゅうを食べてみたり、夕飯のあとにテレビを見ながらお菓子をつまんだりという行動を「しない」のです。
制限して頑張っているというケースもありますが、食事をしっかり摂っているからこそ「特に食べたいと思わない」という場合もあります。
水分補給といったら水
食べても太らない人の特徴としては、「水分補給といったら水」ということも特徴として見られます。ジュースやコーヒー、紅茶やココアなどの飲み物ではなく水を飲むのです。
水はカロリーがありませんから、水分補給ついでに余計なカロリーを摂取してしまうことはありません。食べてないつもりでもそういった飲み物から余計なカロリーを摂取してしまっている人が多いです。
食べても太らない人は、食べるときは食べますが、それ以外に余計なカロリーを摂取していないというケースも多いので、自分と見比べてみると良いでしょう。
食べるときによく噛んでいる
食べても太らない人の特徴としては、「食べるときによく噛んでいる」ということも挙げられます。先にもご紹介しましたが、腸内環境が整っていて消化が良く、排便がスムーズなのは食べても太らない人に見られるものです。
「よく噛む」ということはそれだけ体内に取り込んだ食べ物を消化しやすくなりますし、噛むことで満腹中枢が刺激されて、満腹感を得られます。よく噛むことは食べ過ぎを防ぐことにも繋がるのです。
見えないところで努力をしている
食べても太らない人の特徴としては、「見えないところで努力をしている」というものもあるでしょう。「あの人食べても太らなくてズルいよね」と表面だけ見て羨ましがっている人がいますが、実はそうではない、というケースです。
誰かと食事に行ったりするときは、「その食事を楽しむ」ことを大事にして食べるのを我慢したりしません。ですが、「それ以外の時」にヘルシーなものを心がけたり、なるべく動くように努力しているのです。
食べても太らない人に見えるだけで、「食べたらちゃんと太るから太らないように努力してる」。けれど、それを人には見せないようにしているだけということもあるので、「ズルい」というのは見当違いの可能性もあります。
いくら食べても太らない体質になる方法
いくら食べても太らない人というのは、意識的に、もしくは無意識にそういった「体質」を作り上げていることも多いです。「太らない体質」、「痩せ体質」というものです。
もちろん生まれつきということもありますが、太りにくい体質というのは努力次第で作り上げることができるものなので、その方法を以下にご紹介します。
筋肉量を増やす
いくら食べても太らない体質になる方法には、「筋肉量を増やす」というものがあります。先にご紹介したように太らない人は「基礎代謝が高い」傾向にあります。
この基礎代謝を高めるためには筋肉量を増やすことが重要です。筋肉がたくさんあることで、それを動かすのに多くのエネルギーを必要とするようになります。
つまり「食べた分のエネルギーをすぐに使ってしまう」ようになるので、筋肉量を増やすことは太らない体質になるためには重要なことなのです。
朝食を摂る
いくら食べても太らない体質になるためには、「朝食を摂る」ということも大切です。痩せるために食事の回数を減らしてしまう人がいますが、朝食を摂らないのは逆効果の可能性もあります。
朝食をしっかり摂ることで腸の働きが活発になります。腸の働きが活発になるということは消化活動をしっかり行なってくれて排便もスムーズになるということです。
先にもお伝えしているように腸内環境を整えることは太らない人になるために大切なことですから、朝食はしっかりと摂るようにしましょう。
しっかり寝る
いくら食べても太らない体質になるには、「しっかり寝る」ことも忘れてはいけません。あまり睡眠を取らないと痩せるためのホルモンが分泌されなくなり、太りやすくなってしまいます。
実は7時間以上寝る人に比べて4時間以下しか寝ない人は肥満率が73%も高くなってしまうという研究結果も出ているくらいに太りにくい体質と睡眠は関連しているのです。
いくら食べても太りにくい食べ物は?
基本的には食べ物を食べ過ぎれば太ります。ですが、たくさん食べても太りにくい食べ物も存在しています。そういった「太りにくい食べ物」を以下にご紹介しますので、チェックしてみてください。
玄米のご飯
食べても太りにくい食べ物には「玄米のご飯」があります。普通の白米に比べて圧倒的に太りにくいのでご飯を食べる場合は玄米に変えてみましょう。
玄米には消化吸収を助けてくれる栄養素がたっぷりつまっています。普通の白米に比べて食物繊維が約6倍、ビタミンEは約12倍、ミネラルも数倍になると言われています。
それだけでも他の健康食品や野菜を摂ったのと同じくらいの栄養素だったりするので、玄米は太りにくい食べ物です。
おからクッキー
食べても太りにくい食べ物には、「おからクッキー」があります。ダイエットをしていると口寂しくなってお菓子を食べたくなることもあります。そういったときにおからクッキーを食べると良いでしょう。
普通のクッキーは「普通のお菓子」なので糖分などの太る原因がありますが、おからクッキーは大豆イソフラボンやその他栄養素がたくさん含まれています。
クッキーを食べると水分を取りたくなりますが、そこでは「水」を飲むようにすると良いのは先にも挙げたとおりです。
野菜多めの食事
食事をするときに野菜を多めにすることでヘルシーになるのは「誰もが知っている」くらいの事実ですが、実は食べる順番も大切です。食事の中でも「先に」野菜を食べるようにしましょう。
そうすることで血糖値やコレステロール値が上がりにくくなり、脂肪の吸収を抑える働きもしてくれます。つまり野菜を先に食べることで他の食べ物でさえも「普段より太りにくい食べ物」になるのです。
そして、そもそもが野菜多めの食事にすることで栄養素もしっかり摂れてヘルシーになりますから、「野菜」を太りにくい食べ物として食べるようにしましょう。
食べても太らない人が太る方法
食べても太らない人の中には、「太りたいけど太れない」と悩んでいる人もいます。太ってしまう人からすると「贅沢な悩み」だと思うこともありますが、太れないというのも大きな悩みなのです。
特に「ガリガリ」になってしまうような人は男性は頼りないと思われがちですし、女性も「女性らしい柔らかさ」を見た目からも感じられず「健康美」と程遠いと見られてしまうのです。
そういった悩みがありますので、食べても太らない人が太る方法もこちらでご紹介します。
しっかり計算して必要なカロリーを摂る
まずそもそもとして「食べてない」という可能性があります。自分では食べているつもりでも食べていないということです。太れないことを悩んでいるならしっかりと必要なカロリーを計算してみましょう。
基礎代謝を含め、自分のそれ以外の活動によって消費するエネルギーなどを計算します。それに対して摂取しているエネルギーがどれだけあるのか計算するのです。
太るためには単純に「消費カロリー<摂取カロリー」になることがまずは大事ですので、そのあたりをしっかりと確認してみましょう。
体幹部の筋肉を鍛える
太るためには筋肉をつけて身体を太くすることも大切です。筋肉があるとそれだけ基礎代謝が上がるのでエネルギーは消費しやすくなってしまいますが、脂肪だけで太るのは健康上にもよくありません。
そして、太るために筋肉を鍛える場合には体幹部の筋肉を鍛えるようにしましょう。腕や肩などではなく、身体を支える大きな筋肉となる腹・足・胸・背中などの主要な筋肉です。
胃腸の状態を整える
食べても太らない人というのは胃腸の調子が悪いことも多いです。そうなると栄養の吸収が悪くなります。
また食べるとすぐに下痢になってしまうという人もいますが、これもすぐ栄養の吸収ができないため太ることのほうが難しいのは当然でしょう。
生活習慣やストレス、暴飲暴食などが原因であればやめるようにして、自分では原因が分からない場合には病院で医師に相談するようにしましょう。
食べても太らないのは病気の可能性もある
食べても太らないのは病気の可能性も考えられます。さきほど胃腸が悪いということをお伝えしましたが、これも短期的な暴飲暴食、ストレスなどが原因でなければ病気の可能性もあるのです。
そういった、太らない理由が病気の可能性もあるということに関して具体的にどのような病気が考えられるか、以下にご紹介します。
悪性腫瘍
食べても太らない原因が病気だった場合に挙げられるのは「悪性腫瘍」があります。悪性腫瘍というとすぐに思い出されるのは「がん」などの腫瘍です。
こういった病気になると「経口摂取の減少」つまり食事の量が減ってしまって摂取カロリーが消費カロリーを下回ってしまうことが原因とされます。
セリアック病
小麦を原料とする食品、つまりうどんやパン、パスタなどに含まれるグルテンをセリアック病患者が摂取すると本来はウイルスなどを退治するはずの自己免疫系がグルテンに異常反応を示します。
そして小腸の組織を攻撃してしまうので小腸が炎症を起こし、腹痛や下痢、倦怠感などの様々な症状が出ます。そして症状が悪化すると消化、吸収不良となり栄養をうまく体内で回せなくなるのです。
「食事は楽しく」が大事
食事を我慢しすぎたり、甘いものを抑えすぎたりするとそれが「ストレス」になります。ストレスは万病の元と言われるくらいに身体に悪影響を及ぼしますから、まずはストレスを溜めすぎないことが大切です。
ストレスが原因で体調を崩したり、肌荒れが出たりすると、さらにそれがストレスになって、発散するために暴飲暴食に走ってしまうというパターンもよくある話です。
ストレスにならない程度に制限しつつ、食事は美味しく楽しくを大切にして、それ以外の間食を抑えたり、水を飲むようにしたり、姿勢を整えたりと、別の部分で太らない人になれるように努力しましょう。
食べても太らない人になりましょう
ここまでにお伝えした内容からも分かるように「食べても太らない人」になることは可能です。人それぞれの生まれ持った体質などもあるので、誰もが「同じレベル」とは言えませんが、誰でも太らない人にはなれるのです。
ただし、「すぐに」は難しいですし、やりすぎはストレスになったり身体に逆効果だったりもしますから、少しずつ太らない体質を作っていけるように続けていきましょう。