警戒心が強い人の性格や特徴!人を寄せ付けない人って?

身近に警戒心が強い人はいませんか?人を寄せ付けず付き合いづらいと感じる人に対してどう接すれば良いのかいまいち分からないでしょう。学生の間であればある程度距離は置けますが社会人となると話は別でしょう。今回は警戒心が強い人の性格や接し方などを詳しくご紹介します。

警戒心が強い人の性格や特徴!人を寄せ付けない人って?のイメージ

目次

  1. 1警戒心が強い人と上手に付き合うには?
  2. 2そもそも警戒心の意味とは?
  3. 3警戒心が強くなってしまう原因とは?
  4. 4警戒心が強い人の特徴【性格編】
  5. 5警戒心が強い人の特徴【行動編】
  6. 6警戒心が強い人の恋愛
  7. 7警戒心が強い人への上手な接し方
  8. 8警戒心が強い性格を治す方法
  9. 9警戒しているのは嫌いだからでは無い

警戒心が強い人と上手に付き合うには?

警戒心が強い人と接するのは難しいと感じる人は多いでしょう。なかなか打ち解けてくれず話しかけても思っているような返事が返ってこないこともしばしば。そういった相手に対して「付き合いづらい…」と思ってしまうのは、仕方のない事でしょう。

人によっては警戒心が強い人に対して「自分は嫌われているのかな?」と感じてしまう場合もあります。自分は好かれていないからこんな態度なのか。と、思ってしまうのも無理はありません。では、警戒心が強い人とはどう付き合っていけば良いのでしょうか。

今回は、警戒心が強い人の性格や行動などの特徴と、上手な接し方、警戒心が強い性格を治す方法などを詳しくみていきます。どうすれば上手に付き合うことが出来るのか分かってくるので、良ければ最後までご覧ください。

そもそも警戒心の意味とは?

そもそも、警戒心の強い人と言っても、警戒心の意味とは何なのか分からないとどんな人を指すのか分からないでしょう。警戒心とは、他人などに対して用心深く、自身を敵から守ろうとする心情のことを言います。

動物が本能で無意識に危機を察して警戒するのと同じように、人間もある程度、他人などに対して警戒心を抱きます。自分にとって危ないことではないのかと咄嗟に考えて、つい誰にでも警戒して距離を置いてしまう人を警戒心が強い人と言います。

警戒心が強くなってしまう原因とは?

警戒心が強い人の中でも何らかの原因によってそういった性格になってしまった場合も存在します。警戒心が強くなってしまう原因をいくつかみていきます。もしかしたら、自分自身が当てはまる可能性もあります。

コミュニケーションに抵抗がある

コミュニケーションが上手に出来なくて苦手に感じている人は、警戒心が強い可能性があります。一見、関係なのでは?と、思ってしまいそうですが他人とコミュニケーションをとることに抵抗がある場合「自分が話しても笑われる」「話してもきっと仲良くなれない」と言った考えが巡り、結果的に警戒心が強くなってしまいます。

今は話していてもいずれ、自分につまらなくなって離れていく。と、考えてしまうので、たとえ優しく明るい人に対しても警戒をしてしまうのです。どちらかというと、自分にとってコミュニケーションは苦痛なもの、マイナスなものだと受け取っている場合があり、どんな相手にも警戒心を抱いてしまうのでしょう。

社会不安障害などがある

社会不安障害などの精神的な障がいを持っている人は、どうしても人に対して警戒心を持ってしまいます。社会不安障害は社交恐怖とも言われているもので、自分が他人から見て変に見えていないか、おかしな風に思われていないか。と不安に駆られてしまう精神の障がいです。

こういった場合、無意識に他人に警戒してしまう特徴があります。人と接することにも抵抗があるため、どうしても警戒心を抱いてしまって他人と距離を置いて関わらないようにするのです。これは、本人が一番辛いことで、警戒心が強いことを責められてしまうと苦しい思いがまとわりついてしまうでしょう。

何らかのトラウマがある

昔仲の良かった友人に裏切られてしまった、いじめを経験したことがある、などのトラウマで人と接することや信じることに抵抗がある人は、警戒心が強くなることが多いでしょう。対人関係のトラウマだとなかなか克服することが難しく、些細な出来事でもトラウマや嫌な思い出が出てきてしまうので警戒心を抱いてしまうのです。

友人関係やいじめなどの他にも、親によるトラウマも十分にあり得るでしょう。親からの虐待や兄弟差別などの原因で人に対して信用する気持ちを抱くことが出来ずに警戒してしまうのです。本人にとって辛いことでもあり、まわりと同じように警戒しないように仲良くしたいと思っていてもトラウマなどによって阻まれてしまいます。

心から信頼できる人に出会えれば良いのですが、そこまでいくのにかなりの時間が掛かるでしょうし簡単にはいきません。こういった場合は、本人の問題というよりも昔に経験した辛いことがトラウマとなり、大人になってからも警戒してしまうのでまわりが上手に接していかなくてはいけないのではないでしょうか。

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警戒心が強い人の特徴【性格編】

それでは、警戒心が強い人の特徴、性格編をご紹介します。警戒心が強い人にはいくつか特徴がみられるので、知り合いにこういった人がいないか考えて見てみると良いかもしれません。

友達は多くない

警戒心が強い人の場合、簡単に人に心を許そうとはせず気の置ける友達も少ない傾向にあります。そのため、交友関係は狭く深い場合が多いでしょう。警戒心がある人は、浅い交友関係は好まないので友人はとにかく気の置ける人が多いのではないでしょうか。

気軽に話しかけてくる人に対しても警戒心を抱いてしまうので、相手が優しく交友関係が広い人であっても初めから距離を置いてしまい、仲良くなれない可能性も。自分なりに友達になれる人の基準があるため、満たした人でない限り仲良く接することは少ないでしょう。

仲良く信頼して話せる相手は、それほど優しく気を使ってくれる人だといえるでしょう。ただ、そういった相手が裏切ってしまったり距離を置いてしまうと、余計に警戒心が強くなってしまう場合もあります。

自信が無い

自信が無い人の性格上、他人に対して自分はどう見られているのか、どう思われているのか気になってしまったり、自分と話していても楽しくないのではないかと疑ってしまうことが多い特徴があります。自分自身に自信が無いため、極端に人に警戒して仲良く出来ないことも多くあるでしょう。

些細な事にも敏感になってしまい人のちょっとした気になる発言すら、自分に言われた事なのか遠回しに嫌みを言われた事なのか考えてしまいどんどん警戒してしまうのです。自信が無い人は昔からそういった性格の場合もあれば、経験によるトラウマからそうなってしまう場合も。

神経質

神経質な人は警戒心が強いとも言われています。自信が無い人と同じように、他人の些細な発言や行動が気になってしまい、つねに警戒してしまうのです。神経質のため、近寄れない雰囲気があり、近くにいるとピリピリとしていて疲れてしまうこともしばしば。

他人にとってそこまで神経質になる必要が無いのに。と、思ってしまうことでも気になって神経質になってしまうので、まわりからは疲れる人だと思われてしまいます。

異性にはとくに不信感を持つ

警戒心が強い人の場合、不信感を持っている可能性があるのですが異性にはとくに強い不信感を持ってしまいます。昔に異性に対して苦手意識を感じてしまうきっかけがあった可能性が高く、そこから異性に上手に接することや話をすることが出来なくなってしまい、警戒心を抱いてしまっている可能性があります。

同性の友人や知人であれば、普通に話せていても異性が相手になると極端に避けたり上手に話せなくなるのです。なので、異性の相手に積極的に話しかけられてしまうと、恐怖心と強い警戒心を抱いてしまい、距離を置いてしまうのです。

警戒心が強い人の特徴【行動編】

次は警戒心が強い人の特徴、行動編をご紹介します。性格だけでなく、行動にも特徴が表れます。まわりに当てはまる行動をしている人がいる場合もあります。「あの人は近づけない雰囲気がある」と思っている相手を良く見ると紹介する行動をとっているかもしれません。

人を寄せ付けようとしない

警戒心が強い人は、人を簡単に寄せ付けようとはしない特徴があります。まわりにとっても近づけないオーラを感じるのではないでしょうか。また、誰かに話しかけれても距離を置いたり、避けるように行動します。

初対面の相手だとなおさら、簡単には寄せ付けようとはしないのでなかなか交友関係は広まらないでしょう。相手にとっても近寄れない雰囲気を感じ取るので、話しかけようとする人は少ないかもしれません。

少しでも仲良くなれば話すことも接することも出来るでしょう。しかし、仲良くなる前が大変でなかなか上手に接することが出来ません。また、初対面での印象も大事なので、最初に苦手な相手だと認識してしまうともう仲良くなれないかもしれません。

自分について語ろうとしない

警戒心が強い場合、自分のことは簡単に話そうとはしません。自分から語ることもありませんし、人に聞かれても簡単には語らないでしょう。完全に気を置ける相手であれば少しづつでも話すかもしれませんが、初対面の相手にはもちろんのこと、しっかり信用が出来ない相手には話しません。

他人があまりにしつこく聞こうとすると、嫌気がさしたりさらに強い警戒心が芽生える可能性もありますから、聞かれたく無さそうで警戒心がある人にはなるべく無理やり聞こうとはしないで、話してくれるときを待つと良いでしょう。

つねに距離を置く

恋人や親友は距離を置くことは無いかもしれませんが、そういった相手以外であればつねに無意識に距離を置くことが多いのが特徴です。

警戒心があるため、仕方のない事なのですが周りの人からは「自分とは関わりたくないのかな」と思われてしまうこともあります。警戒心が強いということを知っている人であれば距離を置かれても気にしないかもしれませんが、知らない人であれば嫌われていると勘違いするかもしれません。

自ら関わろうとしない

自ら関わろうとしないのも警戒心が強い人の特徴です。本当に気が置ける人であれば、自分から話しかけたり会おうとしたりするかもしれません。しかし、そこまで仲が良いと感じる相手や初対面の相手には決して自ら近づいて関わろうとはしません。

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警戒心が強い人の恋愛

先ほども紹介したように、警戒心が強い人は異性にはとくに不信感を持ってしまいます。なので、なかなか恋愛対象を見つけることや付き合う過程に進めない可能性があります。よっぽど信頼出来る人になれば、恋人という関係になれるかもしれませんが、そこまでの過程が難しいでしょう。

しかし、一度心を開いて恋人となれば甘えてくれて知らなかった一面を見ることが出来る可能性があるため、より一層好きという感情が大きくなるかもしれません。ただ、感情の表現が不器用な場合もありますから、分かってあげるように心がけると良いでしょう。

警戒心が強い人への上手な接し方

警戒心が強い人の特徴や性格は分かったかもしれませんが、一番知りたいのは上手な接し方でしょう。周りの人からは難しい性格の人だと感じられるだけかもしれませんが、接し方が分かると仲良くなれるでしょう。

相手を尊重する

自分の都合や気分で警戒心がある人に対して話しかけたり遊びに誘うのはあまり良くありません。ある程度仲が良くて警戒心が無い相手であれば良いかもしれませんが、警戒心を抱いている相手にはしっかりと様子を伺って尊重しながら接しましょう。

尊重することで相手も少しづつ自分に慣れてくれる可能性があるので、最初だけでなく慣れてからも尊重するように心がけると良いのではないでしょうか。

無理やり距離を縮めない

警戒心が強い相手に対して無理やり距離を縮めようと接してしまうと、もっと警戒されてしまう可能性が高いので、無理やり仲良くなろうとはしないようにしましょう。なるべく距離感を掴むようにして、踏み込んでほしくなさそうなときになったら、やめましょう。

初めから無理やり縮めようとしてしまうと、こわがってしまうか苦手意識を持たれてしまうので注意しなくてはいけません。

同じ趣味などを見つける

一番、仲良くなりやすいのが同じ趣味や話せる話題を見つける事。最初は共通の趣味や話題を振ってもあまり気乗りしないかもしれませんが、距離感を保ちながら話していると少しづつ色々はなしてくれるかもしれませんし、楽しいと思ってくれるでしょう。

間違えても最初に話しても嫌そうだったから。と諦めてしまうのはいけません。もしかしたら、これから話せるようになるかもしれませんので、根気強く話しかけるようにしましょう。

警戒心が強い性格を治す方法

警戒心が強い性格を治すにはどうすれば良いのか、悩んでいたり、そういった人がまわりにいないでしょうか?最後に、警戒心が強い性格を少しづつでも治していく方法をご紹介します。

人と接してみる

とても難しいと感じるかもしれないですが、効果があるのは人と接してみる事。いきなり誰かと話そうとするのでは無く、誰かに話しかけれた際に意識して少し長く話すように心がけるだけでも良いです。この話題からどう広げよう?と考えるだけでも良いですし、そこから少しづつ自分から話しかけるようにすると警戒心が解けてくる可能性があります。

苦手意識を無くす

苦手意識を無くすと言っても、簡単には出来ないことです。ただ、自分なりに警戒心を解くことを意識したりコミュニケーションが苦手じゃないと暗示することだけでも効果はあるでしょう。本当は自分は人と話すことが楽しくて好きだと言い聞かせると、少しづつ話せるようになり警戒もしないようになるかもしれません。

自信を持つようにする

警戒心が強い人はどうしてもマイナス思考な人が多い場合があるので、自分に自信を持って他人を信じるようにすると良いでしょう。この人は自分が嫌いなのかも。と、思うのではなく、この人はきっと自分を好きでいてくれてるんだと自信を持ち、相手を信じるようにすると警戒心が無くなるかもしれません。

警戒しているのは嫌いだからでは無い

警戒心が強い人は人が嫌いだからとか、相手が嫌いだとは限りません。話したいけど上手に接することが出来ない、気になるけど恥ずかしくて近づけないというもどかしい感情がある可能性もあります。最初は難しいと感じてしまうかもしれませんが、少しづつ慣れていくと頼ってくれるかもしれませんので、諦めずに話していくと良いでしょう。

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