和田圭(有賀さつきの元旦那)の現在！元フジテレビ編集委員の今に迫る

和田圭氏は、「和田圭」その人としてより、フジテレビのアナウンサーとして「女子アナ」ブームを牽引した有賀さつきさんの元夫のとして有名です。たまにテレビに出演することはあっても、引く手あまたの人気アナウンサーというわけではありません。

和田圭氏は、華やかな芸能界の住人と言うよりも、むしろ、取材記者としての実績と博識を持つ、堅実なテレビマンの印象が強いです。

元妻である有賀さつきさんが、若くして亡くなったときも、いろいろと取り沙汰されましたが、和田圭氏が表立って目立つ行動をとることはありませんでした。そんな和田圭氏は、現在どうしているのでしょうか。和田圭氏の現在の様子について調べてみました。

和田圭氏は、マスコミ関係者ではありますが、芸能人でもタレントでもありません。「和田圭」という名前を聞いて、ピンとくる人はかなりの芸能通と言っていいでしょう。

アナウンサー、コメンテーターとしてテレビに出演していたこともある和田圭氏ですが、注目を集めたのは元アナウンサーのタレント、有賀さつきさんとの結婚、離婚騒動があったからです。

人気タレントとの結婚、離婚で名を馳せた和田圭氏ですが、もともとはどのような人物だったのでしょうか。あらためて和田圭氏について考えてみましょう。

時々報道番組に顔を出す以外、メディアでの露出はほとんどない和田圭氏ですから、経歴を取りざたされていることもあまりありません。

故有賀さつきさんの元夫ということでたびたび世間を賑わせ、結婚生活や離婚について何かと話題にのぼる和田圭氏ですが、報道人としては素晴らしい経歴を持っています。

和田圭氏の経歴に迫ってみましょう。

和田圭氏の最終学歴は、皇族や旧華族、皇族関係者の御子息ご令嬢など、旧家、名家の家柄を持つ学生が多く集う、名門学習院大学です。明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学とともに「GMARCH」と呼ばれる、難関私立大学の一翼です。

和田圭氏は、そんな学習院大学の法学部法学科で学びましたが、法曹界へは進みませんでした。

1975年に学習院大学を卒業した和田圭氏は、マスコミ業界を選び、フジテレビに入社します。現在でもそうですが、テレビ局への入社は狭き門で、その難関を突破した和田圭氏の優秀さがしのばれます。

和田圭氏入社当時のフジテレビ社長は、戦後日本の政財界の重鎮であった故鹿内信隆氏で、同期にはアナウンサーの堺正幸氏、田丸美寿々さん、酒井ゆきえさんがいます。

入社後、和田圭氏は、報道記者として頭角をあらわし、首相官邸をはじめ、自民党、野党各担当キャップ、外務省、労働省（現厚生労働省）などの主要部署を担当し、政治記者としてキャリアを重ね、政治部エースとして活躍しました。

和田圭氏は、報道記者として活躍後、テレビの報道番組のプロデューサー、キャスター、アナウンサーなどに活躍の場を広げ、数々の人気番組に関わりました。

記者時代はメディアに出ることはありませんでしたが、キャスターやアナウンサーとなってからは、テレビでその姿をみることが増え、知名度も上がりました。

豊富な知識と、浮ついたところのない、まじめな佇まいが好感を呼び、和田圭氏が出演する報道番組は評判も上々でした。

和田圭氏は、それほど多くの番組に出演していたわけではありません。フジテレビ社員であるため、当然出演はフジテレビ系列の番組に限られました。

和田圭氏が、政治報道記者、プロデューサー、キャスターというキャリアをいかして活躍した、主な番組をご紹介します。

「知りたがり！」は、2010年から2013年まで続いたフジテレビの生活情報報道番組です。報道色の強いワイドショー的な番組で、和田圭氏は、そのキャリアをいかし、コメンテーターとして不定期で出演していました。

1994年に放送が始まった「ニュースJAPAN」は、フジテレビ系列の平日最終版の報道番組です。放送は2015年3月まで続きました。和田圭氏は、番組開始当初プロデューサーを務めましたが、後にコメンテーターとなりました。

2002年9月から2006年6月までは月曜日と火曜日、2007年1月から2009年3月までは月曜日と金曜日、2009年3月から2010年10月までは月曜日、2010円6月から2011年3月までは木曜日、2011年3月から2012年9月までは木曜日、金曜日を担当し定期的に出演していました。

「FNNモーニングコール」は、1986年4月から1990年3月まで放送されていたフジテレビ系列の朝の報道番組です。和田圭氏は、1988年4月から翌1989年3月まで、元フジテレビアナウンサーの寺田理恵子さんと、アシスタントキャスターを務めました。

ちなみに、後に結婚することになる有賀さつきさんは、1988年4月にフジテレビアナウンス部に入社。和田圭氏は第一線で活躍する先輩キャスターだったわけです。

和田圭氏の元妻が元フジテレビの人気アナウンサーで、タレントとしても活躍していた故有賀さつきさんであることはよく知られています。

和田圭氏と故有賀さつきさんの結婚、離婚についてまとめてみました。

和田圭氏と有賀さつきさんとの出会いは1988年、有賀さつきさんがアナウンサーとしてフジテレビに入社したことによります。

有賀さつきさんは、1990年代、いろいろな男性と噂がありましたので、いつ頃和田圭さんとの交際が始まったのか、どのくらいの期間交際が続いていたのかは不明ですが、2002年3月に和田圭氏と有賀さつきさんは結婚しました。

有賀さつきさんは、その華やかな美貌もあって「恋多き女性」と取り沙汰されることも多く、49歳の和田圭氏との、13歳の年の差を乗り越えての結婚は、世間を驚かせました。結婚当時、有賀さつきさんは妊娠しており、いわゆる「できちゃった婚」でした。

公表こそされませんでしたが、結婚発表時にはすでに和田圭氏の子どもを身ごもっていた有賀さつきさん。同年11月に長女を無事出産し、和田圭氏は、50歳にして父親になりました。

有賀さつきさん似の愛らしい娘さんは、2012年2月、日本テレビのバラエティ番組「おしゃれイズム」に有賀さつきさんとともにテレビ出演したこともありますが、芸能活動などは行っていません。

一児を授かるも、その後子どもには恵まれず、和田圭氏と有賀さつきさんは、わずか4年の結婚生活に終止符を打ちました。二人そろっての離婚発表などはなく、離婚会見は有賀さつきさんが一人で行いました。

親権は有賀さつきさんにありましたが、離婚後も娘と会うことはあり、父と子として良好な関係は続いていたようです。

結婚当初は和田圭氏について「思いやりがある人」と、ラジオで惚気ていた有賀さつきさんですが、単独で開いた離婚会見では、「（結婚は）間違いだったかも、と思っていた」「（夫ではなく）上司だった」と、結婚生活が早くから破たんしていたことを明らかにしました。

離婚から9年後の2015年1月、バラエティ番組「解決！ナイナイアンサー」に出演した有賀さつきさんは、別れ話をした2日後に妊娠が発覚し、やむなく結婚を決意したと告白。

さらに、「（結婚を悔いる気持ちから）つわりが臨月まで続いた」「刑務所に入る覚悟で結婚した」などと、暴露し、二人の関係は「水と油」「ずっと低体温」「子どもを育てるための共同作業」だったと語っています。

有賀さつきさんが赤裸々に結婚生活を語る一方で、和田圭氏は、離婚理由や、有賀さつきさんへの気持ちを聞き出そうとするマスコミに対し、「娘のことを考えて一切話さないことに決めている」と紳士的な態度を貫き、見た目通りの実直な人柄を伺わせました。

有賀さつきさんにとって和田圭氏は、尊敬する上司ではあっても愛情を注ぐ相手ではなかったということなのでしょうが、一人娘のことを思って言いたいことも言わず、群がるマスコミに声を荒げるでもなく冷静に受け答えした和田圭氏は、立派です。

才色兼備でスタイル抜群、博識でも知られた有賀さつきさん。お嬢様学校として有名なフェリス女学院の英文科を優秀な成績で卒業し、フジテレビにアナウンサーとして入社しました。

同期は、元横綱貴乃花の元妻河野景子さん、女優としても活躍中の八木亜希子さんで、「花の三人娘」と呼ばれ、アイドルも顔負けの人気ぶりでした。

有賀さつきさんは「習い事マニア」としても知られており、漢字検定準1級、英語検定準1級、小型船舶免許2級などいくつもの資格を持っており、料理の腕もプロ級で、フランスの有名な菓子コンクールで部門別第3位入賞の実績も持っていました。

私生活では、熱愛や不倫報道が絶えず、自由奔放で情熱的な女性とのイメージがつきまといました。フリー転身後に所属事務所の社長との不倫が露見した際の開き直ったような記者会見が物議を醸し、一時芸能界引退にまで追い込まれたこともありました。

和田圭氏と離婚後芸能活動を本格的に再開し、豊富な知識を生かしてクイズ番組などで活躍しましたが、2016年ごろから体調を崩しがちになり、2018年1月、帰らぬ人となりました。享年52歳。

有賀さつきさんの希望により病名は伏せられたままでしたが、死去から1年後の2019年1月、卵巣がんであったことが公表されました。バッシングにさらされることも多かった有賀さつきさんですが、病に倒れてからは闘病を誰にも知らせず、最後まで自分らしく生き抜きました。

有賀さつきさんの訃報が流れたときは、またぞろ話題に上った和田圭氏ですが、現在メディアではその姿を見ることはありません、和田圭氏は今現在、どうしているのでしょうか。和田圭氏の最近の様子を調べてみました。

和田圭氏は、メディアの露出こそありませんが、2013年の時点では、フジテレビに勤務し、フジテレビ報道局政治部に所属。編集委員を務め、日本記者クラブの企画委員でもありました。しかし現時点で確認が取れているのはここまでです。

和田圭氏は現在は66歳になっているので、フジテレビを退職している可能性もありますが、確かなことはわかっていません。

離婚後、当時3歳だった子どもの親権は有賀さつきさんが持っていましたが、有賀さつきさん亡きあとは、父親である和田圭氏が一人娘を引き取り、同居しています。

「60歳を過ぎてから、思春期の娘といきなりの同居は大変なのでは？」との憶測もあり、和田圭氏再婚説も浮上しましたが、実際には和田圭氏に再婚の事実はありません。

有賀さつきさん死去に際しても、二人の間にあった過去に関しては黙して語らず、イメージ通りの真面目で堅実な姿勢を貫きました。

粋なダブルのスーツがよく似合っていた和田圭氏。「和田圭氏と言えばダブルスーツ」と言われるほどで、トレードマークになっていました。知的で紳士的な和田圭氏が、再びメディアに姿をあらわすことはないのでしょうか。

和田圭氏は、もともとメディアの露出が飛びぬけて多いわけではありません。フジテレビにいまだ在籍してるのかどうかさえあやふやな現在、和田圭氏の画像は一切出回っていません。

実直で優秀な政治記者であり報道マンであった和田圭氏。故有賀さつきさんとの結婚、離婚騒動がなければ、マスコミにもみくちゃにされることもなかったはずです。

元妻である有賀さつきさんが亡くなったときも、マスコミに対して真摯な対応を取り続けた和田圭氏は、もしかしたら現役を退いているかもしれない現在、早くに母親を亡くした、孫ほども年の離れた愛娘と、静かで幸せな生活を送っているのではないでしょうか。