下村まなみちゃんの失踪事件!ひるがの高原キャンプ場の未解決事件を解説
2009年に学校の行事で訪れたキャンプ場で、当時11歳の下村まなみちゃんは忽然と失踪してしまいました。この事件には謎が多く、捜査が難航し現在も解決していません。今回は、この下村まなみちゃんの失踪事件について、解説していきましょう。
目次
下村まなみさんは今どこにいるのか?
現在までに多くの子供の行方不明事件が起きていますが、特に2009年に起きた下村まなみちゃん失踪事件には、謎が多く残っています。当時11歳だった下村まなみちゃんは、大勢の大人や同級生がいた場所で忽然と姿を消してしまったのです。
現在も下村まなみちゃんの失踪事件は解決しておらず、家族は捜索を続けています。そこで、今回はこの下村まなみちゃんの失踪事件について、詳しく説明していきましょう。
下村まなみちゃん失踪事件の経緯
下村まなみちゃんの失踪事件は、その状況に謎が多く、現在も下村まなみちゃんは行方不明のままとなっています。以下では、まず下村まなみちゃんの失踪事件の詳細を、説明していきましょう。
2009年に行方不明になる
愛知県内の一般家庭の3人兄弟の末っ子として生まれた下村まなみちゃんは、甘えん坊な可愛い女の子だったそうです。小学校に上がり5年生になると、学校のキャンプ行事で岐阜県郡上市にあった「ひるがの高原キャンプ場」に訪れました。
引率の先生も同級生もいたそのキャンプ場で、下村まなみさんは行方不明になってしまったのです。
小学校の同級生とキャンプ活動中だった
当時11歳だった下村まなみさんは、2009年7月24日に小学校の恒例行事であったキャンプ合宿に参加していました。肝試しコースを早朝に同級生達とグループになって歩いていた時に、突然姿を消してしまったそうです。
行方不明時は校長が近くにいた
下村真奈美ちゃんを最後に見かけた人物は、肝試しルートの途中で生徒たちを見守っていた校長先生とされています。肝試しルートには橋があったため、転落事故防止のために校長先生は橋の近くに立っていたそうです。
下村まなみちゃんのグループが決められたルートを通り過ぎたのを確認した校長先生は、下村まなみちゃんが少し遅れていたことが気になります。
その後、しばらくしてから下村まなみちゃんの後をついていった校長先生は、まなみちゃんを探して戻ってきたグループの女の子たちと鉢合わせしたのです。
捜索するも手掛かりは無し
下村まなみちゃんは体が小さく慎重な性格で、ダウン症という病気も患っていたため、行方不明になった直後はそれほど遠くに行っていないと思われていました。
しかし、先生全員で周囲をくまなく探しても下村真奈美ちゃんは見つからず、警察に通報することになります。
1,700人の警察官でキャンプ場全体を捜索したり、付近に合った池の水を抜いても、下村まなみちゃんの行方に繋がる手がかりは一切見つからなかったのです。
下村まなみちゃんとは?
2009年に岐阜県内のキャンプ場で行方不明になってしまった下村まなみちゃんとは、どのような女の子だったのでしょうか?以下では、下村まなみちゃんのプロフィールや失踪当時の服装などについて、紹介していきましょう。
下村まなみちゃんのプロフィール
本名 | 下村まなみ |
生年月日 | 1999年?月?日 |
現在の年齢(2019年現在) | 20歳 |
出身地 | 愛知県 |
血液型 | 非公開 |
下村まなみちゃんは愛知県常滑市の市立常滑西小学校に通っていました。3人兄弟の末っ子として生まれたまばみちゃんは、人懐っこく甘えん坊な性格で友達がたくさんいました。
しかし、11歳で身長120㎝、体重20kgほどとかなり小柄であり、勝手に集団から離れるということは無かったそうです。
ダウン症候群だった
下村まなみちゃんは、生まれた直後からダウン症を患っており、同級生と比べると体格や学習能力に不安があったそうです。しかし、まなみちゃんは人懐っこく優しい性格で、小学校生活を楽しんでいました。
行方不明当時の服装
下村まなみちゃんは行方不明になった当時、全体的に白っぽく、袖に水色のラインが入った長袖のTシャツを着ていたそうです。
また、そのシャツには大きなウサギの柄が入っていました。さらに、薄いピンク色の長ズボンを履いており、水色の運動靴を使っていたそうです。
また、まなみちゃんは髪の毛をツインテ―ルにしており、名札が付いたストラップを下げていました。
下村まなみちゃん失踪事件の犯人は?
下村まなみちゃんは大勢の同級生や先生がいる中で、短時間の内に姿を消してしまっています。そのため、誘拐事件なのではという説が濃厚になっているのです。
以下では、下村まなみちゃん失踪事件の犯人と疑われる人に迫っていきましょう。
校長先生説
下村まなみちゃんを最後に目撃し、後ろを歩いていたという校長先生に、まず犯人の疑いの目が向きました。校長先生が誘拐犯であり、下村まなみちゃんを殺害し遺体を隠せば、完全犯罪が可能でしょう。
しかし、校長先生が犯人という証拠は一切見つからず、まなみちゃんの遺体も発見されてないので、校長先生は容疑者から外れたのです。
野生の熊説
下村まなみちゃんが失踪したキャンプ場の近くには山があり、同じ市内には熊が出没したという目撃情報もありました。そのため、まなみちゃんは野生の熊に襲われたのではという説も出たのです。
しかし、野生の熊に襲われたと見られる痕跡も一切残っていませんでした。
第三者による誘拐説
現在警察では、下村まなみちゃんは何者かに誘拐されたという説を有力視しています。しかし、当時キャンプ場は小学校が貸し切っており、まなみちゃんが失踪した肝試しルートにも、見守り役の先生がいました。
そのため、第三者による誘拐という説を疑問視する人もいるのです。
不慮の事故説
行方不明になった当時、まなみちゃんが通ったと思われる肝試しルート近くには崖がありました。さらに、その崖の下には、子供ならば溺れる可能性のある深さの川があったのです。
歩く同級生達から遅れ、疲弊していたまなみちゃんは、誤って崖から転落してし川に流されたのではという説も挙がりました。
しかし、川の流れは常に穏やかで、子供の遺体も遠くに流れる可能性は低かったのです。下村まなみちゃんの手がかりも川付近で見つかっていないため、不慮の滑落事故という説にも疑問が残ります。
現場にいた引率の教員たちへ向けられた厳しい目
下村まなみちゃんが失踪した当時、付近には校長先生以外にも、引率の先生が多くいたとされています。
下村まなみちゃんは体が小さく、他の同級生よりも体力が少なかったことは、多くの先生が知っていたはずです。しかし、下村まなみちゃんは同級生達のグループに入り、肝試しルートを歩いていました。
このことから、下村まなみちゃんがグループから遅れて孤立することは予想でき、引率の先生が一緒にいるべきだったのではという声も、事件後に多く上がったのです。特にネット上では、教員への厳しい意見が多く飛び交いました。
下村まなみちゃん失踪事件のその後は?
下村まなみちゃんの不可解な失踪事件は、大きなニュースとなりました。以下では、事件発覚後の状況について、詳しく調査していきたいと思います。
テレビの企画で捜索された
下村まなみちゃんの失踪事件は、多くのテレビ番組で大々的に取り上げられ、下村まなみちゃんの行方に繋がる情報が集められました。しかし、なかなか有力情報は集まらず、未解決事件としてテレビ番組で扱われることが増えるのです。
下村まなみちゃんの失踪事件は、現在までに多くの未解決事件を追うテレビ番組で扱われてきましたが、残念ながら解決には至っていません。
霊視するも見つからず
下村まなみちゃんの失踪事件の捜査が煮詰まってくると、霊視による捜査も行われました。下村まなみちゃんを救い出すために、多くの実力派霊能者が霊視を試みたのです。
未解決事件の真相に迫るテレビ番組でも、度々霊視捜査が行われてきました。しかし、下村まなみちゃんの行方は霊視をもってしても、全く分からないままなのです。
現在も未解決
下村まなみちゃんがキャンプ場で行方不明になった事件は、現在も解決していません。数千人の警察官や警察犬、霊能者や家族による必死の捜索が行われたものの、下村まなみちゃんの安否も分かっていないのです。
そのため、現在も下村まなみちゃんの家族は苦しい日々を過ごしています。看護師をしている母親の益代さんは、新聞の取材で現在もまなみちゃんの学習机をそのまま維持しており、家族皆で帰りを待っていることを語っているのです。
謎が多い下村まなみちゃん失踪事件
今回は2009年に発生した当時11歳の下村まなみちゃんの失踪事件について、取り上げました。ダウン症を患っており遠くに行けるはずのないまなみちゃんが、大勢の人がいるキャンプ場で突然いなくなったとう謎の多いこの事件は、現在も解決していません。
まなみちゃんの無事を祈り、苦しい日々を送っている家族のためにも、一刻も早い事件の解決を祈らずに入られないでしょう。