斎藤杏花の現在！妊娠した？朝霞市で行方不明になった事件のその後も紹介

今回は朝霞少女誘拐監禁事件の被害者となってしまった、斎藤杏花さんについてまとめていきます。斎藤杏花さんは、どうして朝霞少女誘拐監禁事件に巻き込まれる事になったのでしょうか。朝霞少女誘拐監禁事件の犯人、寺内樺風についてもみていきます。

朝霞少女誘拐監禁事件の被害者である、斎藤杏花さんとはどんな女性なのでしょうか。一般人である上に未成年のため、わかっている情報はほとんどありません。

斎藤杏花さんが巻き込まれてしまった、朝霞少女誘拐監禁事件とはどんな事件だったのでしょうか。朝霞少女誘拐監禁事件の経緯をみていきましょう。

朝霞少女誘拐監禁事件は、2014年3月10日に斎藤杏花さんが行方不明になる事から始まります。中学校から下校していた斎藤杏花さんが、家に帰らなかったのです。

17時頃に母親が帰宅しましたが、いつもは帰ってきているはずの時間に帰宅をしなかったため、20時20分に警察に通報をしています。

斎藤杏花さんが行方不明となった当日に警察に通報したものの、3日経っても何も有力な情報を掴む事ができなかったため、3月13日に斎藤杏花さんの顔写真や氏名、行方不明となった時に特徴を公開して、情報提供を求める事にします。

情報が公開されて捜索がされたものの、行方不明となった当時は連日ニュースで斎藤杏花さんが行方不明となった事が放送されていたわけではありません。斎藤杏花さんの行方不明となったニュースを知らなかったという人もいるでしょう。

斎藤杏花さんが行方不明になって9日後、斎藤杏花さん本人から「元気に過ごしている。迷惑をかけてごめん。しばらくは帰らない」という内容の手紙が届いたそうです。この手紙が届いた事で「もしかしたらただの家でなのではないかという噂も広がったと言われています。

それから2年、朝霞少女誘拐監禁事件は全く手がかりがないまま時間だけが過ぎていきました。2016年3月27日、斎藤杏花さんの自宅に、電話がかかってきます。

その電話を受けたのは、斎藤杏花さんの母親だったようです。電話の主は斎藤杏花さんでした。どんな内容を話したのかはわかりませんが、助けて欲しいという内容だったようです。すぐに警察が急行し、斎藤杏花さんは保護されました。

その後、朝霞少女誘拐監禁事件の犯人である寺内樺風は逮捕される事になります。斎藤杏花さんは、幸いにも大きな怪我もなく保護されたようです。

斎藤杏花さんを誘拐して、朝霞少女誘拐監禁事件を起こした犯人とはどんな人だったのでしょうか。朝霞少女誘拐監禁事件の犯人についてみていきましょう。

斎藤杏花さんを誘拐して朝霞少女誘拐監禁事件を起こしたのは、寺内樺風という男性でした。寺内樺風は2016年3月28日に、静岡県伊東市で確保されています。

寺内樺風は、静岡県伊東市で「血だらけで歩いている男がいる」と通報された事で確保されています。どうやら寺内樺風は、自殺をしようとしたようで、自分で首をカッターで切っていたのです。

寺内樺風は命が危険というほどの傷ではなかったため、病院で手当を受けた後に逮捕される事となります。

朝霞少女誘拐監禁事件を起こした寺内樺風とは、どんな家庭で育ったのでしょうか。寺内樺風の家族構成はわかりませんが、実家は裕福だったようです。

飛行機などに興味を持っていて、航空機の事を調べたりもしていたと言われています。一時期「オタクだった」というような報道もされたようですが、アニメやゲームが好きだったという訳でもなかったようです。

少年時代には、町内のイベントがあれば年下の子供たちの世話をするような、リーダー的な存在でもあったと言われています。

斎藤杏花さんを誘拐した寺内樺風は、学生時代にはとても優秀だったようです。大学は国立大学法人千葉大学に進学していて、逮捕された時には就職先が決まっていたと言われています。

当然ですが朝霞少女誘拐監禁事件の犯人として捕まった事で、内定は取り消されています。しかし大学時代は成績がよく、友達も多かったと言われています。

朝霞少女誘拐監禁事件を起こしたのは、大学近くの寺内樺風が住んでいたマンションで、同級生たちは「まさか大学からあんな近い場所で監禁生活をしていたとは思いもよらなかった」と語っていました。

寺内樺風は逮捕当時、自殺をしようとして首を切っていた事から、自分が悪いことをしたという気持ちはあったと思われるが、逮捕送検される時には、マスコミに対して顔を隠すような仕草をする事はなく、唇をかみしめるようにして真っ直ぐと前を向いていました。

寺内樺風は容疑を認めてはいたものの、それほど重い刑になるはずがないという考えがあったようにも感じると言われていたようです。

寺内樺風は斎藤杏花さんを誘拐するために、入念な下調べをしていたようです。両親の名前を調べた上で、斎藤杏花さんに「自分は弁護士だ」と声をかけて、両親が離婚をしたから一緒に来て欲しいと車に無理矢理乗せたと言われています。

身代金を請求するのではなく、監禁するために誘拐をしているのです。斎藤杏花さんがターゲットとなってしまいましたが、もしかしたら別の女の子が狙われる事になっていた可能性もある事件でした。

寺内樺風が「それ程重い刑になるはずはない」と思っていたのは、朝霞少女誘拐監禁事件の被害者である斎藤杏花さんに愛情を感じていたからなのかもしれません。

斎藤杏花さんは恐怖の対象としてしかみていなかったと思われますが、斎藤杏花さんも寺内樺風を慕っていたと寺内樺風は思い込んでいた可能性があります。

寺内樺風はあまり自分の事を語るタイプではなかったと言われていますが、大学のゼミの飲み会で、自分には彼女がいるという話をしていたそうです。その「彼女」が、時期的に考えて斎藤杏花さんだった可能性があります。

寺内樺風は、もともと年下の女の子がタイプだったと言われています。中学生の頃から、女の子を誘拐してみたかったという供述をしていたようです。

大人っぽい女性よりも、小学生のような女の子の方が、おとなしくていいと友人と話していたという噂もあります。

朝霞少女誘拐監禁事件の犯人として逮捕された寺内樺風は、その後どうなったのでしょうか。寺内樺風の裁判についてみていきましょう。

朝霞少女誘拐監禁事件の第一審の判決では、懲役9年という判決が下りています。当時裁判では、寺内樺風の責任能力の有無が焦点となっていました。

最終的には、少女の家の下調べや名前の確認をしていた事や、発覚後に自殺を図るなど違法性の認識もあったとして、責任能力があると断定されています。

しかし誘拐をした事は寺内樺風も認めていたものの、監禁致傷については監視していた意識がないという事と、監視していた証拠がない事、謝罪の言葉を述べていたという事から、懲役9年の判決となったものと考えられているようです。

懲役9年の判決を不服として、斎藤杏花さん側が控訴しています。「私は森の妖精でございます」など、意味がわからない発言をしていた寺内樺風ですが、東京高裁で懲役12年の刑が下されています。

第一審では「外から鍵はかかっていたものの、中から解錠する事ができたので、逃げようと思えば逃げる事ができた」というところも考慮されて懲役9年の判決とされましたが、最高裁では「心理的拘束の悪質性」を重視しての判決とされました。

解錠できるから逃げる事ができるというものではなく、逃げてもまた捕まってしまうのではないかという恐怖があって、逃げる事ができなかったという事も考慮されたのです。

女性が男性に誘拐されると、性的な被害があったのではないかと思われる事が多くあります。斎藤杏花さんの場合、性的な被害はあったのでしょうか。またどのように監禁されていたのでしょうか。

斎藤杏花さんには、性的な被害はなかったと言われています。寺内樺風の住んでいたマンションは、大学からも近く、学生も多く生活していたようです。壁が薄かったため、隣の声も聞こえてしまうほどだったと言われています。

そんな状態で性的な被害があったとすれば、隣人が何かしらの音や声を聞いていたでしょう。そういう事がなかった事から、斎藤杏花さんには性的な被害はなかったと考えられるのです。

性的な被害はなかったものの、斎藤杏花さんは薬で洗脳をされていたようです。斎藤杏花さんが、軟禁状態から逃げ出す事ができなかった理由の1つでもあります。

斎藤杏花さんは寺内樺風に、ドラッグと同じような効果があると言われる、チョウセンアサガオや西洋アサガオの種を食事と一緒に食べさせられていたようです。

チョウセンアサガオは、体のふらつきや幻覚、妄想などを引き起こす効果があると言われています。悪い妄想が大きくなる事で逃げ出す事が出来なかったのかもしれません。

斎藤杏花さんは寺内樺風に、麻薬のようなものを食べさせられていただけではなく、洗脳も行っていたようです。「お前は家族から見放されている」「誰もお前を探してはいない」と何度も何度も言ったと言われています。

さらに斎藤杏花さんにも「私は両親に捨てられた」と、復唱する事を強要していました。執拗に何度も寺内樺風から「見放されている」と言われた事で、本当にそうなのかもしれないと思い込むようになったと考えられています。

朝霞少女誘拐監禁事件で被害にあった斎藤杏花さんは、無事に家に帰る事ができましたが、斎藤杏花さんの父親が会見で言った言葉が「失言なのでは？」と話題となった事がありました。

失言なのではないかと言われたのは「大人っぽくなったと思いました」という言葉と、「娘が逃げる勇気を持てたのも、報道のおかげ」という言葉です。

斎藤杏花さんの父親が、帰ってきた斎藤杏花さんをみて感じた事をマスコミに伝えた言葉なのですが、「父親っぽくない」「違和感がある」と話題となったのです。

2年間合わない間に、成長をしてしまったという事を伝えたかったのだと思いますが、少し言葉のチョイスを間違えてしまったのでしょう。

斎藤杏花さんは寺内樺風の家に監禁されていましたが、中から鍵を開ける事はできました。またインターネットを使う事もできたそうです。

インターネットを使う事ができたので、報道で斎藤杏花さんの事を取り上げた事から、斎藤杏花さんが逃げ出す勇気を持つ個とができたのかもしれません。

しかし斎藤杏花さんの父親の会見があった当時は「なんだか父親の発言に違和感がある」「やっぱりただの家出だったのではないか」という噂も出たようです。

色々な事が噂になりましたが、斎藤杏花さんは現在何をされているのでしょうか。斎藤杏花さんの現在についてわかる事をまとめていきましょう。

中学生だった斎藤杏花さんは、年齢から言えば高校を卒業している年齢ですが、2年間監禁されて学校に行っていなかったため、同級生よりは遅れて中学校を卒業されています。現在どんな学校に行っているのか、または学校には行っていないのか、詳細は不明です。

しかし斎藤杏花さんは、現在でも心的外傷後ストレス障害PTSDに悩まされていると言われています。PTSDとは、心の病気です。

強い恐怖を体験した斎藤杏花さんは、犯人が捕まって刑務所で刑を受けている現在でも、事件当時の苦しみを抱えています。

斎藤杏花さんの、現在の画像はありません。事件が解決したため、一時期は多く拡散されていた斎藤杏花さんの写真も削除されているようです。

2019年現在で18歳となられた斎藤杏花さんは、中学生の頃よりも女性らしい顔つきになられている事でしょう。

今回は朝霞少女誘拐監禁事件に巻き込まれた斎藤杏花さんについて紹介しました。斎藤杏花さんは、現在は普通の生活をされているようです。心の傷が癒える事はないのかもしれませんが、少しでも穏やかに生活できている事を祈ります。