小野武彦の現在！病気で死亡した？実力派俳優の出演ドラマなども紹介

ネットで検索すると、小野武彦は死亡しているとの噂が出てきます。もし違っているなら大変失礼な話ですが、小野武彦は今も元気に俳優業を続けています。なぜこのような説が出てきてしまったか、については後程説明いたします。

小野武彦は実力派俳優で「名わき役」としても知られています。今でも語り継がれる名ドラマの刑事もの「大都会」に出演したことから、一気に認知度を上げていった小野武彦は、その後も数々のドラマや舞台に出演し俳優としての実力をつけていきます。

この記事では実力派俳優「小野武彦」の経歴や出演していたドラマ、死亡説の真相などについて迫っていきます。

小野武彦の名前を聞いても、顔が出てこない人もいるでしょう。特に現在の若い人ではテレビ離れも進んでいるので、分からない人もいるかもしれません。最初に小野武彦のプロフィールをご紹介していきます。

小野武彦の祖父は小野金次郎です。小野金次郎は、著名な小説家で脚本や作詞なども手掛けていました。

小野武彦は当時祖父の仕事を良く知りませんでしたが、祖父は役者になりたい、という小野武彦を応援してくれたのだそうです。

また、父は軍人でしたが芝居が好きだったこともあり「しっかりやりなさい」と、役者への道を応援してくれたのだそうです。親の応援を貰えるのは、心強かったに違いありません。

少し話はずれますが、小野武彦は、平泉成のモノマネが得意なのだそうです。どことなく二人は顔や雰囲気も似ていませんか？

平泉成のモノマネは、あるテレビ番組で振られて即興でやったところ、余りにも上手でそこから平泉成のモノマネといえば小野武彦と、言われるぐらいになりました。

今でこそ、ゆるぎない俳優としての地位を得ている「小野武彦」ですが、俳優になった当時は、順調ではなく失意の底にいた時もあったのだそうです。小野武彦の経歴を見ていきましょう。

小野武彦は、玉川大学に進学します。大学自体は卒業することなく中退をしていますが、周りには映画関係者の子供が多数いたため、ここに入った事が俳優を再び志すきっかけとなりました。

友達が俳優養成所に受かった事を知り「君も来年受けてみれば？」と言われたことを、きっかけに俳優座養成所の試験を受けて、見事合格を果たします。

大学は中退した小野武彦は、役者の世界にのめりこんでいきます。俳優座養成所を卒業後は、先生のアドバイスもあり文学座に入団する事となりました。

文学座も俳優座も劇団の一つで、文学座には杉村春子が講師でいたのだそうです。杉村に憧れて文学座を選んだ小野武彦ですが、相当厳しく怒られる事もあったのだとか。

その後は、さまざまな縁に恵まれて舞台やドラマに出演するようになり、役者としての成功を収めるようになっていきました。

刑事ものの役で、すっとぼけた演技も大変好評で、現在も昔も、どちらかと言えば二枚目俳優として、親しまれています。

一見すると昔も現在も順調そうに見える小野武彦も,、実は俳優を辞めようと真剣に考えた事があるのだそうです。

結婚して子供も生まれたのに仕事がなく、もう「限界」と思ったと言います。腹を決めて不動産屋に勤める予定でいたところ、倉本聰から連絡が入り「大都会」への出演が決まったと言います。

俳優を辞めずに済んだのは「倉本聰のお陰」、と小野武彦は今でも思っているのだそうです。おごり高ぶっている人や才能のない人には声もかからなかったのでしょうけれど、役者をやりたい思いが通じたのですね。いろいろな縁で人生が変わります。

ここからは、小野武彦の主な出演作品をみていきましょう。バイプレイヤーとして名前をはせている小野武彦は、紹介しきれないほどの出演作品がありますが、その中から選りすぐりのものを選んでみました。

まずは、小野武彦出演のドラマからです。当時は大変知名度のあったドラマに出た事もあり、小野武彦は、そこからお茶の間の人気者になりました。

大都会は渡哲也と石原裕次郎のダブル主演ともいえる刑事ものです。石原裕次郎は新聞記者で渡哲也は、架空の警察署の刑事役を務めました。

石原裕次郎と渡哲也は高校性の同級生でもあり、固い絆で結ばれお互いに協力し合って暴力団などの闇の組織と戦っていく様子が描かれています。小野武彦は捜査一課の刑事の役で出ていました。

中学時代から石原裕次郎に憧れていたという小野武彦ですから、共演できたのは、きっと夢のようなひと時だったでしょう。

科捜研の女は、現在も放送されているロングセラードラマです。沢口靖子が演じる主人公榊マリコ、科学捜査研究所の法医学研究員を中心に難事件を解決していくドラマとなっています。

小野武彦は、榊マリコの父親であり、京都府警科学捜査研究所の所長役として出演しています。主人公と多く絡む重要な役どころを見事に演じています。

続いては小野武彦出演の映画を紹介していきましょう。小野武彦がとぼけた役で人気者になったのは、何と言っても踊る大捜査線の出演からでしょう。

踊る大捜査線は、1997年に公開された映画です。小野武彦はコミカルですっとぼけた刑事課長を演じて人気者になりました。

また、この時に北村総一朗・斉藤暁と「スリーアミーゴス」という名物トリオが生まれたのです。スリーアミーゴスは、他のテレビ番組やCMにも出るほどの人気となりました。

半世界は、2019年に公開されたばかりの映画です。第31回「東京国際映画祭コンペティション部門」や「観客賞受賞作品」に選ばれ話題になりました。

炭火焼職人の主人公（稲垣吾郎）やその周囲の人生を描いた作品で、小野武彦は「大谷吉晴」役で出演をしています。

小野武彦は病気で死去したのでは？との噂がたっています。しかし、これは単なる噂でご本人は元気でおられます。ではなぜこのような噂が立ってしまったのでしょう。

死亡説浮上の原因は、小野武彦が心臓を悪くして番組を途中で降板したからです。ノロウイルスにかかって病院受診をしたところ、「心臓にも負担がかかっている」事が分かったとされています。

人気俳優の突然の番組降板となれば、周囲は心配になるのも当然でしょう。奥様に取材にいっても「事務所に聞いてください」との答えだったことも心配が広がった原因にもなったようです。

そのときの病状はすっかり完治し、現在は俳優として活躍しているのは、前述したとおりです。それにしても死亡説とは失礼な話ですね。

小野武彦には、妻や子供はいるのでしょうか。今度は小野武彦のプライベートについて探っていきます。

小野武彦には、妻がいます。妻は全くの一般人なので詳細は不明ですが、薬剤師をしているそうです。画像などは特にないようです。

小野武彦には娘が二人います。その内の一人は産婦人科医をしているそうです。医者になれるのは相当優秀な成績だったのですね。

小野武彦は、今でもコンスタントに出演しています。現在の活躍ぶりについてお知らせしたいと思います。

小野武彦は今でもコンスタントに俳優として出演しています。元々舞台俳優として出始めた役者さんであり、今後も舞台には多く出演する物と思われます。また先ほど紹介した半世界の映画出演など、仕事はたくさん抱えています。

東京都狛江市出身の小野武彦ですが、現在家族と住んでいる自宅は新百合ヶ丘であるとの目撃情報があります。新百合ヶ丘は小田急線の駅で、おしゃれなお店が並ぶ住宅街でもありますが、本当のところは分かっていません。

小野武彦の現在の画像を紹介します。小野武彦は、御年77歳ですが、渋みのある役柄をこなしていますね。

小野武彦は77歳の現在も多くのドラマ、舞台で活躍している事が分かりました。本人いわく「セリフ覚えも悪くなっている」とのことですが、健康なのでこれからも活躍していくでしょう。