内藤洋子の現在!娘の喜多嶋舞や夫は?人気女優の今【画像】
60年代に絶世の美少女として芸能界デビューし、大活躍した内藤洋子さん。その幻想的な美しさから、永遠の美少女と称されました。しかし、20歳の時に引退して以降表舞台に立っていません。そこで、今回は内藤洋子さんのの今や家族などについて、調査していきましょう。
目次
内藤洋子の今を知りたい!
60年代に女優や歌手、モデルとして活躍した内藤洋子さんは、絶世の美女だったことから、英英の美少女と呼ばれ老若男女から愛されました。しかし、20歳の頃に引退して以降は、あまり映像作品に出演していません。
そこで、今回は気になる内藤洋子さんの今現在について、調べていきましょう。
内藤洋子とは?
内藤洋子さんは10歳という幼い時期から、人気少女漫画雑誌のモデルとしてデビューします。多くの人を惹きつける美貌とルタイルの良さで、女優や歌手としても活躍し、10代の頃にはすでに大スターとなっていたのです。
しかし、20歳の時に音楽家の喜多嶋修さんとの結婚を発表すると、直後に芸能界を引退してしまいます。さらに、渡米したため日本の映像作品に登場する機会は、激減してしまったのです。
以下では、内藤洋子さんのプロフィールを紹介していきましょう。
内藤洋子のプロフィール
本名 | 内藤洋子 |
生年月日 | 1950年5月28日 |
現在の年齢(2019年現在) | 69歳 |
出身地 | 神奈川県 |
血液型 | 非公開 |
活動の内容 | モデル・女優・童話作家 |
所属グループ | 無し |
所属事務所 | 愛企画 |
主な作品 | 映画「伊豆の踊り子」 |
神奈川県で育った内藤洋子さんは、幼い頃から美少女として有名だったそうです。10歳から、人気少女漫画雑誌「りぼん」のモデルとして活動するようになると、その可憐さから知名度を上げていきます。
15歳の時には、巨匠黒澤明監督の作品「赤ひげ」に出演し、華々しい女優デビューを果たすのです。翌年に出捐したテレビドラマ「氷点」では、視聴者を惹きつける迫真の演技で話題となり、大人気女優となります。
さらに、17歳の時には出演映画の挿入歌としてリリースした「白馬のルンナ」が大ヒットし、歌手としても期待されるようになったのです。
しかし、20歳の時に結婚を機に芸能界を引退し、渡米してしまいます。その後は映像作品には登場せず、伝説的存在となりました。
実家は藤原氏の庶流
内藤洋子さんの父方の実家は、奈良時代から平安時代までに栄華を極め、約1200年もの間朝廷内で権力を握ってきた名一族藤原氏の分家です。内藤洋子さんの独特の気品ある雰囲気は、藤原氏の血統ということが関係しているのかもしれません。
内藤洋子さんの実父は勤務医であり、曾祖父や祖父も医師だったそうです。ちなみに、内藤洋子さんは4人の姉妹の三女として誕生しています。
内藤洋子の経歴
女優だけでなく、モデルや歌手としても大活躍した内藤洋子さんは、短い活動期間の間に輝かしい実績を残しています。以下では、内藤洋子さんの今現在までの軌跡を、細かく見ていきましょう。
1965年に映画でデビュー
鎌倉市立御成小学校に通っていた内藤洋子さんは、学校にエースコックワンタンメンのCMの撮影スタッフが訪れた際、そのスタッフからスカウトされモデルデビューが決まります。
有名少女雑誌「りぼん」のモデルとしてデビューした内藤洋子さんは、当時まだ10歳だったものの、大人びた美しい顔立ちで人気を博すのです。
女優として数々の映画に出演
北鎌倉女子学園高校に進学した内藤洋子さんは、高校1年生の時に黒澤明監督の映画「赤ひげ」で女優デビューを果たします。
黒澤明監督の妻である和子さんが、「りぼん」の愛読者で、たまたま「りぼん」の表紙に登場していた内藤洋子さんを監督自身が見つけ、オーディションに呼んだそうです。
迫真の演技を見せた内藤洋子さんは高評価され、以後もドラマ「氷点」や映画「あこがれ」などに出演し、女優として人気を集めていきました。
永遠の美少女と呼ばれていた
内藤洋子さんは、その老若男女を虜にする神秘的な美貌で、「永遠の美少女」と呼ばれ親しまれていました。同時期に活躍した美人女優酒井和歌子さんと共に、所属していた東宝に「青春スター」と売り込まれていた内藤洋子さん。
多くの人気映画に出演し、目が覚めるような可憐な顔立ちで、多くの人を魅了していったのです。
演歌歌手としても活躍
内藤洋子さんは、17歳の時に演歌歌手としても大成功を収めています。当時ヒロイン役で出演していた映画「その人は昔」内で、内藤洋子さんは挿入曲の「白馬のルンナ」を歌いました。
この曲はレコードでもリリースされ、50万枚以上を売り上げるヒット曲となるのです。幻想的な少女の恋心をテーマにしたこの曲は、現在までに多くのアーティストにカバーされています。
1970年に芸能界を引退
10代にしてスター女優となった内藤洋子さんですが、20歳の時に芸能界から引退してしまいます。有名音楽家の喜多嶋修さんとの結婚が、引退理由として語られたのです。スター女優と人気音楽家の結婚は、当時大きく報道されました。
内藤洋子の若い頃の画像を紹介
上記の画像は、10代後半の頃の内藤洋子さんの画像です。大きな丸い目とすっきりと通った鼻筋が印象的で、全体的に上品で可愛い雰囲気があります。内藤洋子さんはまさに人形のような可愛らしさで、男性だけでなく多くの女性も虜にしたのです。
内藤洋子の夫や子供は?
内藤洋子さんは、20歳で音楽家の喜多嶋修さんと結婚しています。さらに、娘は芸能界で活躍した女優の喜多嶋舞さんなのです。以下では、内藤洋子さんの夫や子供に関する情報も、詳しく見ていきましょう。
1970年に喜多嶋修と結婚
内藤洋子さんは、音楽家として活動していた喜多嶋修さんと1970年に結婚しました。実は、喜多嶋修さんは大物歌手加山雄三さんの従兄弟であり、慶応大学在学中には一緒にバンドをするほど仲が良かったそうです。
俳優活動もしていた加山雄三さんは、映画「赤ひげ」に内藤洋子さんと夫婦役で出演しています。内藤洋子さんに好印象を抱いた加山雄三さんは、従兄弟である喜多嶋修さんに内藤洋子さんを紹介し、気が合った2人は交際に至ったそうです。
喜多嶋修とは
内藤洋子さんと同じく神奈川県生まれの喜多嶋修さんは、慶応大学在学中に、加山雄三さんと一緒にバンド「ザ・ランチャーズ」で活躍していました。ギターを担当していた喜多嶋修さんは作曲も担当しており、バンドのヒット曲を生み出しています。
70年代にはキャッチ―なCM用の曲作りで才能を開花させ、知名度を上げました。大学卒業後は渡米し、イギリスやアメリカの音楽を学んだ喜多嶋修さん。
海外の有名レコード会社や大物歌手と契約し、作曲家として大活躍するのです。1985年からはハリウッドで音楽プロデューサーとして活躍し、2000年には自身の音楽会社を設立します。
2004年からは音楽療法士として、ミュージカラーセラピーという試みを開始し、専門の会社も立ち上げました。
子供は3人
喜多嶋修さんと内藤洋子さんの間には、2人の娘と1人の息子が生まれました。1972年に娘の舞さんを出産すると、その2年後に内藤洋子さん一家は、カリフォルニアに移住しています。
1981年に長男の勢さんが生まれ、1983年には2人目の娘である維さんが誕生したのです。
娘は喜多嶋舞
喜多嶋修さんと内藤洋子さんの1人目の娘は、女優として活動していた喜多嶋舞さんです。内藤洋子さんそっくりの美貌と演技や歌唱の才能の持ち主である舞さんは、14歳の時に芸能界に足を踏み入れます。
16歳の時には実父の修さんがプロデュースを担当した楽曲「Whisper」で、歌手としてデビューしたのです。その翌年には大河ドラマに出演し、堂々とした演技と可憐な顔立ちで注目を集めるのです。
女優活動に力を入れるようになった喜多嶋舞さんは、悪女役や色っぽい役にも果敢に挑戦し、実力派女優として人気となります。
そんな喜多嶋舞さんは、8年ほど交際していたアイドル歌手の大沢樹生さんと、1996年に結婚し、長男を設けますが2005年に離婚に至りました。喜多嶋舞さんは、2007年に一般男性と再婚して娘を設けます。
しかし、2013年にDNA鑑定により、長男が大沢樹生の子供でないことが明らかになり、世間からバッシングを受けるのです。この事件の影響のためか、喜多嶋舞さんは2015年にけじめをつけるためと語り、引退を発表しています。
喜多嶋舞のスキャンダルのその後
娘の喜多嶋舞さんが、元夫の大沢樹生さんに血縁関係の無い息子を実子と偽り、育てさせていたスキャンダルは大きく取り上げられたのです。その後、喜多嶋舞さんの息子の親権は、喜多嶋舞さんの元に返されましたが、喜多嶋舞さんは受け取りませんでした。
そのため、息子は祖母にあたる内藤洋子さんに引き取られ、現在も内藤洋子さんのいるアメリカで暮らしているようです。スキャンダルが世間に広まりバッシングを受ける娘の舞さんのことを、母の内藤洋子さんはかなり心配したのでしょう。
内藤洋子の主な出演作品
女優をしていた娘の喜多嶋舞さんとそっくりなことでも、注目を浴びている内藤洋子さん。そんな内藤洋子さんは、どのような作品に出演していたのでしょうか?以下では、内藤洋子さんの代表的な出演作品を紹介していきましょう。
内藤洋子出演のドラマ
内藤洋子さんは、多種多様なドラマに出演しています。以下では、内藤洋子さんが登場するドラマ作品の中でも、特に有名な作品を2つ挙げていきましょう。
氷点
1966年に放送されたドラマ「氷点」は、北海道で医師をする義父や優しい義母に引き取られた少女、辻口陽子の波乱万丈な人生を描いた作品です。
家族同士の複雑な問題や人間の罪などの重いテーマがリアルに描かれたこのドラマは、40%以上の視聴率を記録する人気ドラマとなりました。
内藤洋子さんは、義母に虐待される主人公辻口陽子を演じています。当時16歳の内藤洋子さんは、その健気かつ透明感御のある演技で、注目されました。
えり子とともに
1969年に放送されたドラマ「えり子とともに」は、女子大生である娘のえり子が、父親の壮太朗の不倫現場を目撃し、父との家系に悩む姿を描いた作品です。内藤洋子さんは主人公のえり子を演じています。
ナチュラルにごく普通の女子大生を演じた内藤洋子さんは、若い女性からも支持されるようになりました。
内藤洋子出演の映画
内藤洋子さんは、約5年という短い活動期間の間に、多くの有名映画作品に出演し人気者となりました。以下では、内藤洋子さんが出演している映画作品を、2つ紹介していきましょう。
伊豆の踊子
1967年に公開された映画「伊豆の踊子」は、憂鬱な気分を変えようと、伊豆に旅に出た高校生の川崎が、伊豆で純粋な美しい踊子薫に出会い、恋心を抱いていくストーリーの映画です。
内藤洋子さんは、踊り子薫を熱演し、川崎役の黒沢年男さんと息のあった演技を披露しています。常に純真で輝くような笑顔の薫を、内藤洋子さんは違和感なく演じ切り高評価されました。
赤ひげ
1965年に公開された黒澤明監督作品「赤ひげ」は、江戸時代後期に幕府によって建てられた小石川養生所を舞台にした映画です。赤ひげと呼ばれる名医に師事した新人医師保本登が、貧しくも懸命に生きている患者たちとの交流で、成長していく姿を描いています。
初めての映画出演だった内藤洋子さんですが、保本登を献身的に支える妻のまさえを、堂々と演じているのです。
内藤洋子の現在は?
芸能界を引退した内藤洋子さんは、2人の娘と1人の息子の母としてだけでなく、音楽家として第一線で活躍する夫を支える妻としても日々奮闘したそうです。以下では、内藤洋子さんの今現在の活動に、触れていきましょう。
ひよっこで話題になる
内藤洋子さんは、2017年に放送された連続テレビ小説「ひよっこ」で、主人公のみね子が入居するアパート茜壮の住人の男性たちが憧れる存在として登場します。
このことで、内藤洋子さんの存在を知らなかった若い人々の間で、内藤洋子さんが話題となったのです。ネット上でも、現役の頃の内藤洋子さんの美しさは称賛されました。
デザイナーとして活動
内藤洋子さんは今現在もアメリカで生活しており、グラフィックデザインや衣装デザインなどの、デザイン関係の仕事に携わっているようです。エコを意識しているという内藤洋子さん独特のデザインは人気が高く、アメリカのメディアにも取り上げられています。
絵本も出版している
今現在内藤洋子さんは、絵本作家としても活動しているようです。2004年に初めて「天使の羽音」という絵本を出版し、温かい家族愛を描いた絵本として人気を集めました。
その後、続々と絵本を出版している内藤洋子さんは、現在多くのメディアに取り上げられる人気絵本作家という地位を築いています。
多くの人々の記憶に残り続けている内藤洋子の活躍
今回は、永遠の美少女と称えらた名女優、内藤洋子さんの今現在の暮らしや経歴などについて、詳しく取り上げました。人気絶頂期にあった20歳で引退してしまった内藤洋子さんですが、その素晴らしい美貌や演技は今も多くの人の記憶にに凝っています。
現在は、アメリカで絵本作家やデザイナーとして活躍しており、充実した人生を歩んでいるようです。