伊崎充則の現在！結婚した妻や子供は？子役で活躍した俳優の今に迫る

伊崎充則さんはTBS系列のドラマ「親子ジグザグ(1987年放送)」でデビューした俳優です。子役としてデビューしたのちも俳優として活動を続けており、現在もドラマや映画に出演しています。そんな伊崎充則さんの、過去や現在について調べてみました。

伊崎充則さんは1980年代後半から1990年代前半に、子役として活躍していた俳優です。小学2年生でデビューし、黒澤明監督の作品に続けて出演したことで話題となりました。その後も俳優を続けており、数多くのドラマに出演しています。

最近ではSNSを中心に話題となった日本テレビのドラマ「あなたの番です(2019年放送)」にも劇団「満員on礼」の演出家・監督の藤沢役で出演しています。

伊崎充則さんドラマ「親子ジグザグ」でデビューし、その後子役として数多くのドラマ・映画に出演し活躍しました。現在も俳優を続けている伊崎充則さんの経歴について調べてみました。

伊崎充則さんは8歳で小学校2年生の時に劇団ひまわりに所属し、芸能界での活動をスタートさせました。実際に子役としてデビューしたのは、ドラマ「親子ジグザグ」の下別府勇役でした。下別府勇は主演の長渕剛さん演じる下別府勇次の息子にあたります。

オーディションの際には長渕剛さんも同席していたようで、伊崎充則さんは長渕剛にかなり怖い印象を受けたそうです。そして、そのオーディションでは、長渕剛さんの発した「この子でいこう！」という一言で合格が決定したといいます。

ドラマ「親子ジグザグ」で主人公の息子役を得た伊崎充則さんですが、週に2日のリハーサル、週に3日のスタジオ・ロケ撮影によりほとんど学校には通えていなかったそうです。しかし、その頑張りもあって、伊崎充則さんは天才子役と称されるようになります。

子役として順調に活躍していた伊崎充則さんですが、有名になるにつれて嫌がらせも増えていったといいます。酷いものだと、伊崎充則さんの家が火事であると嘘の通報をされ、夜中に何台もの消防車がきたことがあったそうです。

伊崎充則さんは、8歳に芸能界デビューをしてから現在まで、様々なドラマや映画に出演しています。ドラマデビューののちに映画にもすぐ出演しており、スクリーンデビュー作は滝田洋二郎監督の映画「木村家の人びと(1988年公開)」です。

同じく映画だと黒澤明監督の映画「夢(1990年公開)」「八月の狂詩曲(1991年公開)」に連続して出演したことで、話題を呼びました。また、「夢」の撮影時には、現場に映画スターウォーズシリーズの監督で知られるジョージ・ルーカスさんも訪れていたそうです。

伊崎充則さんは、当時ジョージ・ルーカスさんがどのような人物かわかっていなかったそうですが、一緒に写真が撮れたことはよい思い出だと語っていました。また、滝田洋二郎・黒澤明両監督の作品に出演できたことは人生の財産だとも述べています。

こちらは、伊崎充則さんがドラマ「親子ジグザグ」で主人公の息子である、下別府勇役を演じた際の画像です。可愛らしい顔立ちで、少年らしさが際立っています。この下別府勇役の伊崎充則さんの印象が強いという人は多いのではないでしょうか。

現在42歳の伊崎充則さんですが、結婚はしているのでしょうか。また子供はいるのでしょうか。伊崎充則さんの結婚やその馴れ初め、そして子供がいるかどうかについても調べてみました。

伊嵜充則さんは2014年に斎藤真理さんと結婚しています。結婚式は飛行機が大好きだったという伊嵜充則さんのたっての希望で、なんと羽田空港のロビーで行われたそうです。

滑走路をバックに披露宴も行ったとのことで、参列者からも多くの驚きの声が挙がっていました。さらに二人はそのまま羽田空港からタイのプーケットへと新婚旅行に飛び立ちました。

伊崎充則さんの結婚相手である斎藤真理さんは、フリーのカメラマンだそうです。伊崎充則さんの2歳年上で、福島県出身であることがわかっています。伊崎充則さんは公式ブログで結婚されたことを報告しています。

結婚から1年後には、ブログで2人の結婚生活について「1年どころか、100年以上一緒にいたい」と綴っており、仲睦まじく過ごしている様子がうかがえました。
 

伊崎充則さんと斎藤真理さんの出会いは映画「群青色の、とおり道(2015年公開)」だといわれています。この映画に伊崎充則さんは小林徹役として出演しており、斎藤真理さんはスチール撮影を担当していたそうです。

伊崎充則さんと斎藤真理さんの間に子供がいるかについては、明確な発表はされていません。しかし、公式ブログでそのような発表はなく、また斎藤真理さんも長期的に休んでいた様子も見受けられないため、子供はまだいないのではないかと予想されています。

天才子役として活躍していた伊崎充則さんはその後、子役時代のイメージをぬぐうことができず、成長しても犯人役やクセのある役など、あまり印象の悪い役柄のオファーはなかったそうです。そのため、出演する作品や役柄の幅が狭まってしまいました。

そのうちに、さらにオファーが減少し、一時は仕事に困る時期もあったそうです。しかし、伊崎充則さんはそんな状況にも悲観することなく、「これからは職人的な俳優として末長く演じていきたい」と常に前向きな気持ちを語っていたそうです。

伊崎充則さんは子役としてデビュー・活躍し、現在も俳優として活動を続けています。一時は子役時代のイメージが足枷となり、俳優としての仕事が減少したこともあったようですが、現在は安定した仕事のオファーがあるようです。

最近では、ゲスト出演や単発ドラマの出演がメインとなっているようです。また、1996年～2004年頃には声優としての活動も行っていました。例に挙げると、宮崎駿監督のアニメ映画「ハウルの動く城(2004年公開)」にも声優として参加しています。

伊崎充則さんは公式ブログを開設されており、まめに更新されているようです。そのため、ブログでは伊崎充則さんの出演情報をはじめ、普段の様子なども垣間見えることができます。また、ブログはLINEブログでも開設をされています。

ブログでは出演情報や普段の様子はもちろん、伊崎充則さんの作品に対する思いや意気込みなども綴られているため、ファンにとってはたまらない内容となっているのではないでしょうか。ちなみに伊崎充則さんはそのほかのSNSは利用していないそうです。

伊崎充則さんの現在の画像を調べたところ、こちらの画像が公開されているのが見つかりました。一緒に写っている女性は妻の斎藤真理さんではなく、山田よう子さんという女性です。日本の女性アームレスラーで、45kg級の日本人初の世界王者となった女性です。

二人の距離にドキリとしてしまいますが、山田よう子さんは男性女性関わらず、写真を撮る時に共に写る人に寄り添うくせがあるようです。写真の伊崎充則さんは子役時代に比べて顔の彫りが深くなり、よりくっきりとしたお顔だちになっています。

伊崎充則さんで情報を検索すると、「白血病」というキーワードが目にはいります。しかし、伊崎充則さん自身が白血病患者であったというわけではないようです。過去に重い病気を患う役を演じたことから、そのようなキーワードが関連付けられたのでしょう。

伊崎充則さんが該当する役を演じたのはTBS系列のドラマ「東芝日曜劇場　息子よ(1989年放送)」でした。当時子役だった伊崎充則さんは、余命わずかな小児がん患者を熱演し、多くの視聴者の感動を呼んだそうです。

伊崎充則さんは子役としてデビューして以来、多くのドラマ・映画に出演してきました。天才子役として活躍し、その後も俳優として活動を続けてきた伊崎充則さんが出演しているドラマ・映画のなかからいくつかご紹介していきます。

伊崎充則さんはドラマで子役デビューしたこともあり、ドラマを中心に活躍されてきました。こちらでは、伊崎充則さんがこれまでに出演してきたドラマのなかから、いくつかご紹介していきます。

ドラマ「親子ジグザグ」は、歌手の長渕剛さんが主人公を演じたことで話題となりました。このドラマは主人公である下別府勇次が恋人と同棲しようとした矢先、息子だと名乗る少年が現れたことがきっかけで起こる騒動を描いています。

伊崎充則さんは主人公の息子である下別府勇役を演じています。このドラマは1987年に「日本民間放送連盟賞最優秀」をとった回もあり、かなり評価の高いドラマとなっています。

伊崎充則さんは元SMAPの中居正広さんが主役を務め、人気を集めたテレビ朝日系列のドラマ「味いちもんめ2(1996年放送)」にも出演されています。味いちもんめは原作があべ善太さん、作画が倉田よしみさんによる同名のグルメ漫画をドラマ化したものです。

伊崎充則さんは藤井靖夫という、中居正広さん演じる伊橋悟が働く料亭「登美幸」において追い回しという立場にある役を演じています。味いちもんめシリーズは、当時トップアイドルであった中居正広さんの初主演ドラマであったこともあり、大反響となりました。

伊崎充則さんが白血病ではないのかと疑われた要因となったのが、ドラマ「息子よ」です。このドラマは、小児がんの一種を患い、余命半年といわれた息子のために家族総出で大自然を求め、信州の山の中に移住し暮らしはじめるというストーリーです。

当時子役だった伊崎充則さんは、余命わずかな小児がん患者、伸一役を熱演しています。このドラマは放送から30年が経っていますが、いまもBSなどで定期的に放送されています。

伊崎充則さんはテレビ朝日系列の大人気ドラマ「相棒(2000年放送開始)」に2度出演しています。相棒は、現在Season18まで放送されている長寿ドラマで、優秀ながらも変わり者である警視庁の「特命係」杉下右京とその部下である相棒が活躍する刑事ドラマです。

伊崎充則さんは「相棒 season7(2008年～2009放送)」最終回に小池福助という役で、「相棒 season13(2014年～2015年放送)」18話に饗庭丈弘という役で出演しています。

最初に演じた小池福助という役は事業の失敗をくり返し、莫大な借金を抱え、それをまかなうために両親が無理心中を起こしてしまいます。次に演じた饗庭丈弘という役は、公園で殺害されていた左官工をしていた被害者です。

伊崎充則さんはドラマだけではなく、映画にも多く出演されています。特に滝田洋二郎・黒澤明両監督の作品に出演した際には話題となりました。こちらでは、その他に伊崎充則さんが出演した映画についていくつかご紹介します。

映画「旋風の用心棒(2003年公開)」は、かつての黒澤明監督の映画「用心棒(1961年公開)」を現代版にアレンジした日本テレビ系列のアニメ「旋風の用心棒(2001～2002年放送)」を実写映画化した作品です。また、同作のパチスロも存在しています。

ストーリーとしては原子力発電所の誘致において、町の有力者と原発反対運動家が利権争いをしているなか、1人の若者が訪れたことで、局面が大きく動き始めるというものです。伊崎充則さんは作中で村岡圭吾役を演じています。

残念ながら、村岡圭吾という役柄については詳しく知ることはできませんでしたが、キャストの中でも早くに役名が記されているため、メインキャラクターである可能性は高いです。

映画「この道(2019年公開)」では、伊崎充則さんは高村幸太郎役を演じています。この映画は、大森南朋さんとEXILEのAKIRAさんのW主演で話題となりました。児童雑誌「赤い鳥(1918年～1936年発刊)」が1発刊されてから100年を記念して製作されました。

作中では、「赤い鳥」で多くの童謡を発表していた詩人の北原白秋さんと作曲家の山田耕筰の人生を描いています。伊崎充則さん演じる高村幸太郎は詩人で、詩集「道程(1914年出版)」「智恵子抄(1941年出版)」などを発表した人物でもあります。

天才子役として活躍してきた伊崎充則さんは、現在も俳優として活動を続けています。途中、子役時代のイメージによって役の幅が狭まり、仕事量が減った時期もあるそうです。しかし、そこで腐ることなく実直に俳優として進んできたことがうかがえました。