田中邦衛の今現在!生きてる?自宅で認知症の療養中?年齢なども紹介
田中邦衛の今現在とは?俳優として多くの活躍を見せていた田中邦衛さんについて、プロフィールや経歴とともに今現在の活動内容や状況をご紹介します。また、田中邦衛さんの妻や子供、主な出演作品についても取り上げますのでチェックしてみてください。
目次
田中邦衛はまだ生きてるの?
俳優として多くの活躍を見せていた田中邦衛さんは今現在どうしているのでしょうか。2019年現在ではほとんどテレビなどのメディアで見かけることがなく「生きてるの?」という声も出ています。
その声には心配や好奇心など人によって様々な気持ちが込められていますが、そんな田中邦衛さんの今現在についてこちらではご紹介していきます。
田中邦衛さんがどのような人物なのか、プロフィールや経歴、ほかにも妻や子供の情報についてもご紹介しますのでチェックしてみてください。
田中邦衛とは?
今現在は表舞台から遠ざかっていてテレビや映画などのメディアには出演していませんが、田中邦衛さんは俳優として活躍していた男性です。
日本にある勲章の1つ「旭日小綬章」を受賞しているほどの活躍ぶりで、北の国からをはじめ、仁義なき戦いシリーズや若大将シリーズで大活躍を見せました。
俳優となった当初はその独特の風貌からチンピラや殺し屋など悪役が多かったのですが、どこか憎めないコミカルなところもあり、どんどん人気を高めていった俳優でもあります。
田中邦衛のプロフィール
本名 | 田中邦衛(たなか くにえ) |
生年月日 | 1932年11月23日 |
現在の年齢(2019年現在) | 86歳 |
出身地 | 岐阜県土岐郡(現在の土岐市) |
血液型 | O型 |
活動内容 | 俳優 |
所属グループ | なし |
所属事務所 | 俳優座 |
主な作品 | 【映画】 純愛物語(1957年、東映) - 里やん 役 人間の條件(1959年) - 小原二等兵 役 悪い奴ほどよく眠る(1960年、東宝) - 殺し屋 役 若大将シリーズ(東宝) - 石山新次郎(青大将) 役 真田風雲録(1963年、東映) - 坂崎出羽守 役 網走番外地シリーズ(東映) 座頭市海を渡る(1966年、大映) 大幹部 無頼(1968年、日活) - 大野久太郎 役 男はつらいよ 奮闘篇(1971年、松竹) 仁義なき戦いシリーズ - 槇原政吉 役 暴力金脈(1975年、東映) - 神野儀十 役 横浜暗黒街 マシンガンの竜(1976年、東映) 八つ墓村(1977年、松竹) 乱れからくり(1979年、東宝) - 奈良木警部 役 金田一耕助の冒険(1979年、東映) - 等々力警部 役 居酒屋兆治(1983年、東宝) めぞん一刻(1986年、東映) 私をスキーに連れてって(1987年、東宝) 子連れ狼 その小さき手に(1993年、松竹) 美味しんぼ(1996年、松竹) 黄泉がえり(2003年、東宝) 最後の忠臣蔵(2010年、ワーナー・ブラザース) - 奥野将監 役 【テレビドラマ】 バス通り裏(1958年 - 1963年、NHK) 若者たち(1966年、フジテレビ) 鬼平犯科帳 第9話「唖の十蔵」(1969年、NET / 東宝)‐ 小野十蔵 水戸黄門(TBS) 日本沈没(1974年 - 1975年、TBS) はぐれ刑事(1975年、日本テレビ) 華麗なる刑事(1977年、フジテレビ) - 南郷五郎 役 破れ新九郎(1978年、テレビ朝日) - 吉兵衛 役 北の国から(フジテレビ)1981年 ~ 2002年 真夜中の匂い(1982年、フジテレビ) 窓を開けますか?(1988年、フジテレビ) 松本清張作家活動40年記念・砂の器(1991年、テレビ朝日)- 今西栄太郎 役 ビートたけしのつくり方(フジテレビ) 天の瞳(2000- 2002年、テレビ朝日) - 小瀬直次郎 役 盤嶽の一生(2002年) ‐ 丸田屋伝兵衛 新選組!(2004年、NHK) - 近藤周斎 役 鯨とメダカ(2008年5月、フジテレビ) 「黒部の太陽」(2009年3月、フジテレビ) 【その他】 舞台 CM PV レコード …ほか多数 |
田中邦衛さんのプロフィールについては上記のようになっています。映画やテレビドラマへの出演は非常に多くなっていますので、こちらで記載しているものに関してはごく一部の抜粋となっています。
ときどき情報番組やバラエティ番組に出演することもありましたが、ほとんどが俳優としてのテレビ出演であり、「役者:田中邦衛」という人物像が強くあります。
田中邦衛の経歴
田中邦衛さんのプロフィールについて確認しましたので、続いては「田中邦衛の今現在までの歩み」が分かる経歴を確認しましょう。
1955年に俳優座養成所へ入る
田中邦衛さんが俳優への道を歩み始めたのは、1955年に俳優座養成所へ入所したことがきっかけです。
この俳優座養成所への入所は3度目の受験となり、それまでは故郷の岐阜で中学の代用教員(助教諭)をして過ごしていました。
1957年に映画で初出演
1955年に入所した俳優座養成所では3年間の養成所生活となり、その後は俳優座の座員として昇格しています。
そして、その少し前、1957年には今井正さんが監督した映画の『純愛物語』に初出演しています。そのアクが強く独特な風貌から、アクション映画などでチンピラや殺し屋役を演じることが多かったです。
数々の映画やドラマに出演
田中邦衛さんは、その後も数々の映画やドラマに出演しています。
1961年の東宝映画「大学の若大将」出演時は若大将のライバル青大将役を、フジテレビのドラマ「若者たち」が映画化され、そこでは第22回毎日映画コンクール男優主演賞を受賞するなど実績も大きく残していきます。
2010年頃から俳優業から遠ざかる
1957年の俳優デビューから幅広いジャンルの数々のテレビドラマや映画に出演していた田中邦衛さんですが、2010年の映画「最後の忠臣蔵」で奥野将監を演じて以降、俳優業からは遠ざかっています。
田中邦衛の若い頃の画像を紹介
田中邦衛さんの若い頃の画像をご紹介します。こちらは「若大将シリーズ」に出演しているときの田中邦衛さんで、2000年代になってからの田中邦衛さんと比べると非常に若々しい見た目です。
ただ、それでも「田中邦衛らしい」風貌はしており、今現在や近年の田中邦衛さんと比べても田中邦衛さんと分かる見た目をしています。
田中邦衛の今現在は?
田中邦衛さんのプロフィールや経歴など、「これまでの田中邦衛」が分かる内容を確認してきましたが、続いては「田中邦衛の今現在」を確認してみましょう。
2010年以来、表舞台から遠ざかっている田中邦衛さんが今現在はどのように過ごしているのか、その状況を探っていきます。
2015年から老人ホームに入居
2013年に「週刊女性」にて田中邦衛さんが自宅で隠居生活を送っていることが報じられています。そこでは、「長ゼリフが入らない」ことを理由に仕事の依頼を断っているといった内容が書かれていました。
そして、2015年には「週刊ポスト」にて施設に入居してリハビリ生活を送っていることが報じられています。
リハビリの末に自宅に戻る
施設にてリハビリ生活を送っていた田中邦衛さんですが、2018年には施設から自宅に戻っていることが分かっています。
そして、体調も良く元気にはなってきているのですが、俳優としての復帰できるかどうかは不明ということを田中邦衛さんの妻が取材に対して答えています。
田中邦衛の現在の画像は?
田中邦衛さんは直近では表舞台には出ていませんので、2019年現在の画像というのはありませんが、こちらは2013年頃の画像になります。
週刊誌の直撃のタイミングでちょうど夫婦で庭掃除をしていたときのものだと言われています。
田中邦衛の現在は俳優を引退してる?
田中邦衛さんは2010年に映画「最後の忠臣蔵」に出演した以降は、テレビドラマや映画という表舞台から遠ざかっていますが、芸能界、そして俳優業を引退しているのでしょうか。
認知症でセリフが覚えられない?
田中邦衛さんが2010年以降表舞台から遠ざかっているとき、「長ゼリフが入らない」ことを理由に仕事を断っているということが報じられています。
これは特に「認知症」ということは言っていませんので、認知症とは確定できませんが、セリフが覚えられないことが理由で仕事を断っていたのは確かでしょう。
ただ、休養していたり施設に入っていたのは「足」が悪くなってしまったため、1人ではなかなか思うように出来ないことを理由としていたと言われています。
引退に関して妻が語った事とは?
俳優、役者が長い間その現場から遠ざかっているという状態では、やはり周りからは「引退したのか」「引退か?」という声が挙がります。
それに関して田中邦衛さんの妻がインタビューで答えた言葉には、「演技をする夢は夫婦2人でずっと持って生活しています。引退も何も、田中邦衛の人生そのものが役者ですから」というものがあります。
田中邦衛の現在の妻や子供は?
田中邦衛さんについてここまで触れる中で「妻」もたびたび登場していますので、結婚していること、そして妻がいることは当然分かっていることですが、その部分に関してもう少し細かく確認してみましょう。
妻はどんな人なの?
田中邦衛さんは、結婚していて妻がいますが、この妻は一般の女性であり特に芸能人や元芸能人というわけではありません。
ただ、田中邦衛さん自身が表舞台から遠ざかったあとは、妻がインタビューに答えるシーンもあり、しっかりと夫である田中邦衛さんを支えて、一緒に歩んできた芯のある女性だということは分かります。
2人の馴れ初め
先にもお伝えしたとおり、田中邦衛さんは一般女性と結婚したので、恋愛や馴れ初めについてもほとんど情報は出回っていません。
ただ分かっていることは、田中邦衛さんが「若大将シリーズ」で青大将を演じている頃に出会い、田中邦衛さんのほうからプロポーズして結婚したということです。
子供は2人
田中邦衛さんと妻の間には子供が2人います。2人ともに女性で田中邦衛さんは2人の娘の父親ということになります。
長女は田中淳子
田中邦衛さんと妻の間に生まれた2人の女の子は、長女は「田中淳子」さんといい、NHKの職員でアナウンサーとして活躍していました。
上智大学を卒業、NHK静岡放送局で2年半勤務後は国際部へと異動しています。そして2006年にはNHK初の女性海外支局長として、シドニー支局の支局長に就任しています。
田中邦衛の主な出演作品
田中邦衛さんについて、プロフィールや経歴などの「これまでの田中邦衛」と俳優や結婚、子供のことを経て「今現在の田中邦衛」どちらも確認してきました。
続いては、田中邦衛さんが俳優として出演している主な作品についてご紹介します。プロフィールでも羅列していますが、こちらではいくつかピックアップしてもう少し詳細に取り上げます。
田中邦衛出演のドラマ
田中邦衛さんが俳優として演技を披露している作品には、テレビドラマと映画が主なものとして挙げられます。まずはそのうちの「テレビドラマ」をご紹介します。
北の国から
田中邦衛さんといえば、いくつも有名な出演作品がありますが、主演として特に独特な演技やキャラクターが光っていたものの1つに「北の国から」があるでしょう。
北海道の大自然の中で田中邦衛さんが演じる主人公の「黒板五郎」とその2人の子どもの成長を21年間に渡って届けている作品です。
若者たち
田中邦衛さんが長男の「佐藤太郎」として出演しているのが「若者たち」というテレビドラマです。
この物語は両親を亡くした5人兄弟が、友情や恋愛さらに確執などを繰り返しながらも、懸命にたくましく歩き続けて行く青春ドラマとなっています。
田中邦衛出演の映画
田中邦衛さんは、テレビドラマにも多数出演していますが、映画作品にも幅広いジャンルに渡って出演していますので、そちらも以下にピックアップしてご紹介します。
仁義なき戦いシリーズ
田中邦衛さんは、仁義なき戦いシリーズにも数多く出演しています。
1973年に賢いヤクザ役として槇原政吉を演じて以降、「代理戦争」「頂上作戦」「完結篇」、そして「新仁義なき戦い」と続けて出演し続けています。
若大将シリーズ
田中邦衛さんは、1961年の東宝映画「大学の若大将」で若大将のライバルである青大将役で出演しています。
このときは敵役、悪役としての登場ですが、そのコミカルで憎めないキャラクターが愛されるようになり「若大将シリーズ」のレギュラーとして出演しています。
田中邦衛は生真面目でシャイ
田中邦衛さんは共演者や役者仲間からも「生真面目」そして「シャイ」な性格として知られていました。
トークショーや講演の依頼があっても基本的には断っていたといいます。それは人気番組の『徹子の部屋』や『スタジオパークからこんにちは』などでも同じで、極力出演することを拒んでいたというのは有名な話です。
田中邦衛は役者から遠ざかったまま
俳優として、役者として人気だった田中邦衛さんは、今は表舞台から遠ざかって自宅で療養中となっています。
ただ、ずっと側で見守り支え続けてきてくれた妻と一緒に静かに暮らしていると考えれば、それは「悪いこと」ではありません。
「役者の田中邦衛」のファンの人からすれば演技を見たいと思うところではありますが、今は静かに暮らしている田中邦衛さんをそっと見守るようにしましょう。