平野ノラの年齢や本名は？出身高校などの学歴や経歴なども紹介

平野ノラさんは、バブリーネタで一躍人気となったお笑い芸人です。バブル世代にしては若い印象を受けますが、実際の年齢はいくつなのでしょうか。そんな平野ノラさんの年齢や本名について、調べてみました。

平野ノラさんは、ピンで活動するお笑い芸人です。1980年代後半のバブル時代の女性をキャラクターとして演じ、その時代に流行った芸能人やワードを発するバブリーネタで一躍人気となりました。

バブル時代の服装で、当時の流行した芸能人やワードを口にするネタで一躍人気となった平野ノラさんですが、実際はどのような生い立ちを過ごし、バブル時代はどう過ごしていたのでしょうか。平野ノラさんの生い立ちについて、調べてみました。

平野ノラさん自体は、実は「バブル世代」と呼ばれる年齢ではありません。しかし、ご両親はまさにバブル時代の恩恵を受けていたといいます。不動産勤務だった平野ノラさんの父は、仕事に遊びと全力投球で、土地を転がし、まさにバブリーだったそうです。

当時、平野ノラさん自身は小学生でしたが、小学生からみても「父はバブリーな人だった」と語っています。そんな父の姿や小学生時代の記憶から、今のバブリーネタもインスパイアを受けているのかもしれません。

平野ノラさんの学歴について調べたところ、小学校については知ることができませんでした。中学時代については、バレーボールの強豪校、葛飾区立金町中学校へ進学したことがわかっており、最終学歴である修徳高校にも、バレーボール推薦で入学しています。

平野ノラさんは長年バレーボールをされていたことでも有名です。母親がママさんバレーをしていた影響で、小学校3年生からバレーボールを始めます。出身である東京都葛飾区のチーム「東金町ビーバーズ」に所属していました。

中学校では、葛飾区立金町中学校というバレーボールの強豪校へ進学、高校へもバレーボール推薦で修得高校に進学します。そんな強豪校でもキャプテンを務めていたといいますから、相当な実力であったことは間違いないでしょう。

実際に、関東大会2位、全国大会および東京新聞杯で優勝などを経験しています。また、これまでのバレーボール選手としての経歴が評価され、国際大会やワールドグランドチャンピオンズカップ(2017年開催)の応援サポーターにも任命されています。

高校卒業後はミュージカル女優を目指すも、途中からお笑いの道を志します。しかし、そのお笑いの道も自分自身に才能がないと感じるようになり、志半ばで挫折してしまいます。

平野ノラさんは当初、お笑いライブのオーディションを受けていたものの、全くウケず、自分にお笑いの才能がないと考えます。そして、一時はOLとして勤務していたそうです。その後も様々な職種を経験し、フリーター、ラーメン店などに勤めていたそうです。

また、不動産の仕事もしていたため、その際に取得した宅地建物取引主任者(現在は宅地建物取引士に名称変更)の資格を所持しています。同資格は司法書士などと比べれば難易度は低いといわれていますが、合格率は約15～17％と簡単には取得できません。

平野ノラさんがお笑いの道に進むことを決めたのは、友人主宰の劇団の公演に出演したことがきっかけなのだそうです。稽古中、面白さを狙ってアレンジを加えて演じていたところ、「台本どおりに」と注意されたようです。

このことがきっかけで、「自分は集団に向いていない、笑いを求めているし、笑いがとれるのが1番うれしい」と思ったそうで、お笑いの道を考え始めたのだそうです。

平野ノラさんには芸人としてデビューする前から婚約者がおり、家族にも紹介をしていたようです。しかし、お笑いの道を諦めることができず、プロポーズを断ってしまいます。そして、2010年31歳の時に、ワタナベコメディースクールに入学します。

ワタナベコメディースクールは、現在平野ノラが所属している事務所、ワタナベエンターテインメントが経営するタレントの養成所で、平野ノラは13期生にあたります。在学中にデビューし、2011年に卒業しました。

最初は本名の「平野千秋」として活動していましたが、デビュー1年目の途中で現在の「平野ノラ」に改名しました。「ノラ」は「野良猫」が由来のようで、「野良猫のように1人でも芸能界を渡っていけるように」との思いが込められているそうです。

平野ノラは、高校生時代に相方にと誘っていた友人とワタナベエンターテインメントに入学するも、その相方は入学からわずか1ヵ月で退学してしまいます。その後、オネエ系の相方「ババチャン」と、男女コンビ「ババノラ」を結成します。

しかし、ババチャンから「人に笑われたくない」といわれ、解散することになります。また、平野ノラさんのこれまでの経歴においてはこのババチャンとのエピソードが見受けられますが、他にももう1人とコンビを組んでいた過去があるそうです。

コンビを解散後、平野ノラさんは劇作家イブセンの「この世で一番強い人間とは、孤独で、ただ一人で立つ者なのだ」という名言を思い出し、ピン芸人として活動していくことをきめます。

ライブを中心に活動し、特に同じく女性ピン芸人のやしろ優さん・加藤誉子さんとのトーク＆ネタライブや、単独ライブを精力的に行ってきました。単独ライブは企画・構成もすべて平野ノラが担当し、チケットの即完売も珍しくはありませんでした。

平野ノラさんはその後、1980年代のバブル時代に流行していた肩パット付きスーツ、ロングソバージュ、太眉に真っ赤な口紅、そしてショルダーホンといういで立ちで、その時代に流行したものや芸能人をネタに取り入れたバブリーネタでブレイクします。

出囃子には荻野目洋子さん「ダンシング・ヒーロー (Eat You Up)(1985年発売)」が使用され、そのインパクトとキャッチーさでたちまちテレビに多く出演するようになります。このキャラクターが生まれたのは2013年ごろなのだそうです。

自身のネタが「バブルっぽい」と言われたことをきっかけに、事務所の先輩であるふかわりょうさんに相談したところ、そのキャラを大切にしたほうがよいといわれ、現在のキャラクターが出来上がったそうです。

1980年代後半のバブル時代をテーマにしたバブリーネタでブレイクした平野ノラさんですが、実際の年齢はどれぐらいなのでしょうか。気になる平野ノラさんの年齢について調べました。

平野ノラさんの2019年現在の年齢は、40歳です。40歳は団塊ジュニア世代とも呼ばれ、就職氷河期で苦労した世代でもあります。そのため、「不運の世代」とも呼ばれています。

こちらが、最近の平野ノラさんの画像です。バラエティなどに出演する際は、ネタの時に着用するスーツなどの姿はあまり見ることがありません。メイクもかなり今風になっていますが、やはり原色カラーや濃いめであるなどバブル要素は少し残っています。

平野ノラさんは40歳で、バブル時代は小学生にあたります。そのため、就職しているころにバブルを経験しているバブル世代とは異なります。しかし、小学生であれば記憶はあるでしょうから、バブル時代の目撃者であることには違いありません。

バブル世代と呼ばれるのは、1965年～1969年生まれの、就職するころにバブル時代を経験している人たちです。年齢でいうと50～54歳頃の人たちがそれにあたります。平野ノラさんはバブル世代より10歳ほど年下になります。

バブル世代ではないのにバブルネタをしているということで、平野ノラさんが年齢詐称をしているのではという疑問の声も挙がるようです。しかし、平野ノラさんは年齢詐称はしておらず、「バブル世代じゃないでしょ」と突っ込まれた際もすぐに認めています。

バブル時代に小学生だった平野ノラさんは、バブル時代に働いていた「バブル世代」とは少し異なります。バブル世代のキャラ、そしてネタを作るために、バブル時代の関連本や当時の記憶を頼りにしたそうです。

また、日本テレビ「あぶない刑事(1986～1987年放送)」や、バブル時代にトレンディドラマの原作となった作品を描いていた漫画家の柴門ふみさんの漫画、1980年代の曲の歌詞なども参考資料としたそうです。

平野ノラさんは既婚者であるとされていますが、いったいいつ結婚したのでしょうか。平野ノラさんが結婚した年齢や、その結婚相手である旦那さんについて調べてみました。

平野ノラさんは、39歳の時に結婚しています。また、結婚の際は日本テレビ「有吉ゼミ(2013年～)」で結婚を発表しています。女性の平均結婚年齢が29歳といわれていますから、少し遅い印象ですが、お笑いの仕事を第一にしてきたためでしょう。

平野ノラさんの旦那は一般人で、会社員として勤めています。平野ノラさんと同い年で、6年間の交際の末のゴールインなのだそうです。趣味は筋トレで、見た目に関しては、平野ノラさん曰く、俳優の蟹江敬三さんに似ているとのことです。

平野ノラさんは旦那さんとの交際について度々テレビで公表しています。フジテレビ「ダウンタウンなう(2015年～)」では、電話で旦那さんから公開プロポーズを受け、日本テレビ「踊る！さんま御殿！！(1997年～)」では両家の顔合わせについて語っています。

平野ノラさんは旦那のことをメディアでは「ハズバンド」と呼びます。そんな旦那とはもとから同棲状態にあったようで、大きな生活スタイルの変化などもなく、結婚したという実感はあまり感じていないそうです。

平野ノラさんは現在40歳で、実際のバブル世代よりも10歳以上若いことがわかりました。平野ノラさんの代名詞でもあるバブリーネタは、本人が書籍や当時のドラマ、CDなどの資料からできた、努力の結晶であるともいえます。

現在、バブリーネタをせずともテレビで活躍できているのは、そんな彼女の人柄や、お笑いに対する姿勢が多くの好感を得ているからではないでしょうか。