小島慶子の病気の原因は母親？病名は発達障害(ADHD)だった？

元TBSアナウンサーで「自立した女性」「はっきりと意見を言う女性」など、しっかりとした人物である印象の強い小島慶子さんですが、40代になってからある病気であることを公表しました。

現代社会ではそれほど珍しいことではなく、これまで病気だと分かっていなかったものが現代では「病気」だとされることも多くなりました。

そして、小島慶子さんについても幼い頃からの「障がい」のような形での病気ですが、最近になってそれが判明し公表されたのです。小島慶子さんの病気はなんなのか？原因や症状なども合わせてご紹介します。

小島慶子さんは、元TBSのアナウンサーで、バラエティ番組でのリポーターや報道番組を担当するなど、アナウンサーとして幅広い活躍を見せていました。

そして「幅広い分野で自らの可能性を追いたい」という思いからTBSを退社し、フリーとなって活動するようになりました。

プライベートではテレビ制作会社勤務の男性と結婚し、その男性が会社を退職したのを機に、今現在はオーストラリアのパースに移住しています。

小島慶子さんの簡単なプロフィールを確認しましたが、そちらではお伝えしきれていない部分となる「小島慶子が歩んできた道のり」としての経歴をご紹介します。

どのような流れで今現在の小島慶子さんになっていたのか、その歴史を振り返って確認してみましょう。

さきにもお伝えしましたが、小島慶子さんはオーストラリアのバースで出生して、父親の仕事の都合で7歳頃はシンガポールに、8歳から9歳の頃は香港にて暮らしていました。

その後、日本に帰国して日野市立三沢台小学校に通い、中高一貫校である学習院女子中・高等科へ進学・卒業しています。

そして、大学は学習院大学法学部を卒業していて、卒業後にTBSに入社してアナウンサーとして活躍しました。

さきほどのとおり小島慶子さんは学習院大学法学部を卒業後、1995年4月にTBSに入社しました。

この時の入社は30期生として入社になり同期には小川知子さんや堀井美香さんがいます。現在のTBS放送センター建て替え移転後には初めてとなるアナウンサーにあたります。

小島慶子さんは、2010年4月3日にTBSを退社しています。入社より15年目となりますが、実は退社する10年前から独立を意識していたようで、「幅広い分野で自らの可能性を追いたい」と周囲に述べていたという話もあります。

プロフィールでもご紹介しましたが、小島慶子さんは「写真集」を出版しています。この写真集の出版は2011年10月14日となりますので、退社から1年半くらい経った頃、小島慶子さんは39歳となります。

この写真集の中には、セクシーなショットから水着ショットまで色々なポーズ、衣装でのものがあり、「水着グラビア」にも挑戦していることとなります。

小島慶子さんの簡単なプロフィールや歩んできた道のりの分かる経歴をご紹介しましたが、この小島慶子さんが近年公表した「病気」というのはどういったものなのでしょうか。

小島慶子さんは、ウェブサイト「日経DUAL」で『小島慶子のDUALな本音』という記事を連載していますが、その記事内において「40歳を過ぎてから主治医に軽度のADHDと診断された」ことを公表しています。

小島慶子さんは「軽度」だと明かしているので症状は重くないようですが、ADHDは「注意欠陥・多動性障害」というものです。

この名前のとおり「不注意」になりがちであったり、「過剰な行動」や「衝動的な行動」を取りがちなものが特徴です。

必ずしも「これ」という症状は言い難く、人により症状により見られるものが違う部分もあります。

小島慶子さんが発達障害・ADHDになってしまった原因は「母親」にあったという話が出ています。これについて真相を探っていきましょう。

小島慶子さんは、学生の頃に摂食障害になるという経験をしています。

これは幼い頃から、母親の支配下、過干渉があり「母との食事の時間を削り、少しでも接触時間を減らす」ことを目的として、食事を取らない、逆に一気に食べて自室に戻るなどの行為を繰り返していました。

それによって「摂食障害」つまり過食嘔吐を繰り返すようになって、結果的に痩せ細った顔、身体になります。

この「母親の過干渉」は社会人になってからも続き、「3時間ほど言い争いをする日々」が続いたこともあるようです。

そして小島さんが次男を出産した30歳の頃に、子供にまで干渉してくる母親に心底嫌気がさして、何やら調子がおかしくなり病院に駆け込みます。そして、そこではじめて「不安障害」と診断されました。

小島慶子さんは2018年11月24日にNHKで放送された「発達障害って何だろうスペシャル」に出演して、自分自身の軽度の発達障害についても色々と語っています。これを踏まえた小島慶子さんの症状をご紹介します。

小島慶子さんの場合は、しゃべりすぎる、計画的に物事を進められない、片付けが苦手、遅刻が直らないなどが挙げられます。

小島慶子さんは報道番組や情報番組、またバラエティ番組などでもありますが、何かコメントを求められるような立場、コメンテーターとして出演する機会が多くあります。

そういった場合に、相手の反応、持ち時間などに気を使うことができずに、ひたすら話し続けてしまうということがあります。

小島慶子さんの発達障害・ADHDの症状としては、「片付けられない」というものも挙げられています。

気が散りやすく、そのまた逆の集中しすぎるというものもあり、片付けをやろうと思っても気が散ってしまったり、他のことに集中してしまうのも原因です。

さらに小島慶子さんの発達障害・ADHDの症状としては「物事を計画通りに進められない」というものも挙げられています。

こちらは遅刻が直らないというものにも繋がるのですが、時間に間に合うように物事を進めていても、途中で別のことに集中してしまって遅れてしまうこともしばしばあるのです。

片付けが苦手だったり、片付けられないというのも、この物事を計画通りに進められないことが原因ともなっています。

小島慶子さんは自身が軽度の発達障害・ADHDだということを連載記事の一部で公表しましたが、その症状など現在の様子はどうなのでしょうか。

さきにもお伝えしたとおり、小島慶子さんは現在、テレビ制作会社に勤務していた夫が退職したのをきっかけとして、オーストラリアのパースへ移住しています。

小島慶子さんは、現在オーストラリアのバースへ移住し、様々な経緯を経て「これまでよりも良い環境」で生活できるようになっています。そのことから病気は快方へ向かっているということです。

小島慶子さんの夫が仕事を退職したということをお伝えしましたが、これは定年退職などではなく「専業主夫」になることを決めて退職しています。

小島慶子さんは当初そのことには賛成ではなく戸惑いもあり、不安や不満がたくさんあったといいます。ですが、その生活を続けることで夫が専業主夫であることに様々なメリットを感じるようになったそうです。

そういったことも含めて病気も快方へ向かっているということなので、事実、小島慶子さんと夫の夫婦間では良い選択だったと言えるでしょう。

小島慶子さんは現在オーストラリアのバースを生活の拠点としながら、日本でのテレビ出演などがある場合には、単身赴任として日本に帰国しています。

普段は環境の良いオーストラリアのバースで生活し、仕事をするときは仕事をする、という形で切り替えの良い生活ができているのも病気が快方に向かっている一因でしょう。

全快ではないですし、今後全快するという保障もありませんが、今の環境のままに良い生活を続けて、病気の克服と今後の活躍に期待しましょう。