錦織圭の年収(収入)は？プロテニス選手の獲得賞金はどれくらいなの？

世界のトップテニスプレイヤーの1人、錦織圭さんの年収についてまとめていきます。錦織圭さんはどれくらいの収入があるのでしょうか。その驚きの金額をチェックしていきましょう。

錦織圭さんがどれくらい稼いでいるのかも気になりますが、まずは錦織圭さんがどのような男性なのかをまとめていきます。

錦織圭さんの年収をみていきましょう。錦織圭さんの年収は3,460万ドルだといわれています。日本円にすると、38億円以上の金額です。あまりにも大きすぎる金額でスゴさが伝わりにくいですが、日本のサラリーマンの年収の900倍だといわれています。

38億円の年収を稼ぐ錦織圭さんですが、プロスポーツ選手の中では稼いでいる方なのでしょうか。年収のランキングをチェックしてみましょう。

錦織圭さんの年収は世界のプロスポーツ選手年収ランキングでは2018年の時点で35位にランクインしています。日本人の中ではトップの数字です。ちなみに、日本人の2位は野球の田中将大さんでした。

プロテニスプレイヤーだけのランキングでは、錦織圭さんは世界3位にランクインします。第1位はロジャー・フェデラーさんで年収86億円以上、2位はラファエル・ナダルさんで46億円以上です。

錦織圭さんは現在は38億円の年収がありますが、プロになってすぐに38億を稼いでいたわけではありません。錦織圭さんの年収の推移をみていきましょう。錦織圭さんは2007年にプロになっています。プロになる前2006年の賞金だけの年収は52万でした。

2007年には賞金だけの年収で500万を越えるようになります。2008年にはATPツアーで初優勝したので、年収は一気に3,000万にまで上がります。ところが、2009年には怪我のため年収は500万にダウンし、2010年に1,700万まで回復しました。

2011年に7,700万になり、2012年は1億4,000万を越えます。2013年は1億1,000万に下がり、2014年はグランドスラムで準優勝した事で5億を突破。2016年には3億にまで下がりますが、それでもスゴイ金額でしょう。

錦織圭さんは38億円以上稼いでいますが、どのような内訳になっているのでしょうか。錦織圭さんの収入源について細かくみていきましょう。

錦織圭さんは世界のプロスポーツ選手年収ランキングで35位に入っています。錦織圭さんよりも多くの大会に出場している選手もいる中で、錦織圭さんの年収が高いのは、錦織圭さんの年収の大部分がスポンサー契約だからです。

割合で表すとスポンサー契約が収入の95%ほどで、賞金での収入は5%ほどなのです。割合からみても、賞金ではなくスポンサー契約で稼いでいる事がわかります。

2018年の年収でみてみると、大会での獲得賞金は1億8,000万円程度です。2018年は錦織圭さんは怪我が多かったため、大会での獲得賞金は少なかったといわれています。

大会での獲得賞金が少ないのに、38億円も稼いでいるという事は、スポンサー契約料がそれだけ高かったという事でもあります。

錦織圭さんのスポンサー契約料は、およそ37億円です。スポンサー契約というのは、企業や団体がスポーツ選手やチームに資金を提供する代わりに、その選手やチームの支援者である事を公表してもいい、広告塔にしてもいいという契約です。

スポンサー契約をする事で、その期間は写真を自由に使わせてもらう権利がもらえたり、CMに出演してもらう権利がもらえたりします。錦織圭さんの場合、所属は日清食品となっていますが、日清食品以外にも10社以上とのスポンサー契約をしています。

ユニクロやウイルソン、LIXILやナイキ、inゼリーやJAL、アサヒビールともスポンサー契約をしていました。WOWOWとも契約をしているといわれています。

錦織圭さんは38億円以上の収入がありますが、その全てを使う事ができるわけではありません。錦織圭さんの収入から引かれてしまうお金にはどのようなものがあるのでしょうか。

錦織圭さんの収入からまず引かれてしまうものが、人件費や移動費などの経費です。この経費は、年間で7億ほどかかっています。人件費では、コーチ代に3億円かかっていて、スタッフに3億円かかっています。

錦織圭さんはコーチが2人いるので、2人分のコーチ代がかかるのです。スタッフはトレーナーや栄養管理士など15名が常に傍にいるようです。15名のスタッフへの人件費が総額で3億円ほどになります。

さらに、移動費に1億円ほどかかります。世界各国で行われる大会に出場するため、コーチやスタッフを連れて飛行機で移動する必要があります。錦織圭さんクラスになると、プライベートジェットで移動しているのだそうです。

錦織圭さんの年収からは、サラリーマンと同じように税金と保険料も引かれます。税金はおよそ17億円です。収入が多いので、税金もとても多いのです。推定金額になりますが、所得税が14億円で、住民税が3億円ほどではないかと考えられています。

また、錦織圭さんは国籍が日本となっているので健康保険料を払う必要もあります。錦織圭さんにかかる健康保険料は、85万円です。日清食品に所属しているため、日清食品からの給与からは社会保険料が引かれているのだろうと考えられています。

錦織圭さんは38億円以上稼いでいますが、手取りはいくらになるのでしょうか。錦織圭さんの手元に残るお金は、大体14億円ほどではないかと思われます。

38億円から経費7億円と税金17億円、保険料85万円を引くとだいたい14億円くらいになるのです。半分ほどの金額しか錦織圭さんの手元には残らない事になります。

錦織圭さんの2018年の年収は38億円ほどですが、錦織圭さんの生涯獲得賞金額はどれくらいになるのでしょうか。生涯獲得賞金額とは年収ではなく、文字通り獲得した賞金の額です。

錦織圭さんは2007年にプロに転向しています。ジュニアとして、さまざまな結果を残してきましたが、プロに転向したのは17歳の時でした。

そんな錦織圭さんの生涯獲得賞金額は、プロに転向してからおよそ20億円です。ATPランキング自己最高位シングルス1位のノバク・ジョコビッチ選手の生涯獲得賞金は120億円以上なので、錦織圭さんはまだまだこれからというところです。

ちなみに、錦織圭さんのATPランキング自己最高位はシングルス4位です。順位もまだまだこれから上がっていくはずでしょう。

錦織圭さんは38億円以上稼いで14億円程度しか手元には残りません。それでも、年収としてはかなり大きな金額です。錦織圭さんは、その年収をどのように使っているのでしょうか。

錦織圭さんは中学時代にテニスを続けるために盛田正明テニス・ファンドに参加して援助を受けています。そのため、現在までテニスの技術を高めながら続けてこれたようです。その恩返しもかねて、少年少女の為の財団を設立したいと考えているようです。

盛田正明テニス・ファンドに支援してもらった分の返済は終わっているため、次は自分が新しい選手を育てていきたいという夢を持っているといわれているようです。現在は、ファンドに賞金の一部を寄付しているようです。

錦織圭さんの年収について、内訳や手取りをまとめました。錦織圭さんはサラリーマンの年収の900倍を稼いでいます。それは、錦織圭さんがプレッシャーと戦ったり、辛い思いもしながらも努力を続けてプレイを続けているからでしょう。