専業主婦になりたい!専業主婦になるためにすべきこととは?
専業主婦になりたい!女性の中には専業主婦に憧れていて「専業主婦になりたい!」と考えている人がいますが、どんな人が専業主婦に向いているのかをご紹介します。また、専業主婦になるためにすべきことや専業主婦に対する男性の本音なども取り上げます。
目次
専業主婦になりたいのになれない!
女性が将来なりたいものの中には様々な職業のほかに「専業主婦」というものも挙げられます。小さい頃から「お嫁さんになりたい」と考えている可愛らしいものから、大人になってからの現実的なものなど様々です。
ただ、実際には専業主婦になりたいのになれないと嘆いている女性も少なくありませんので、その「専業主婦の実態」などもご紹介します。
また、専業主婦に向いている人の特徴や専業主婦になるためにすべきこと、専業主婦に対する男性の本音なども取り上げていますので、ぜひチェックしてみてください。
専業主婦の実態とは?
女性が憧れる「専業主婦」ですが、それは憧れに終わってしまって、実際には専業主婦になれていないという人も少なくありません。
その理由としては「そもそも結婚できていない」という場合もありますが、夫婦で共働きをしていて専業主婦ではないということももちろんあります。
なぜ、専業主婦になりたいのになれないのか。そういった部分も含めた「専業主婦の割合」「専業主婦の夫の年収」という実態をご紹介しましょう。
専業主婦の割合
総務省統計局の調査の1つである労働力調査というものがあり、これによると2018年時点で専業主婦となっている人の割合は21.5%となります。
細かく年代別に見ていくと20代では21.0%、30代は20.7%、40代で23.3%、50代になると27.2%となっています。20代、30代はほぼ横並びで、年代が上がるにつれて少しずつ増えているという状況です。
どの年代も20%台ということになりますので、10人女性がいたら2人、多くて3人の女性だけが専業主婦になれるということで、これは狭き門といえるでしょう。
専業主婦の夫の年収
どのような生活形態を取っているかということや、お互いの金銭感覚、生活水準などにも寄るところはありますが、子どもの養育費や学費、老後の資金などを考えた場合には夫の年収が700万円ほどは「ほしい」ところになります。
ですが、30代男性の平均年収は400万円前後となっていて、700万円を超えているのは2012年時点での情報になりますが、全体の4%ほどだということになっています。
つまり、子どもを育てて、老後も何不自由なく暮らせる水準を確保できる状態で専業主婦になれる女性は、全体の4%ほどしかいない年収を得ている男性と結婚した人だけということになります。
専業主婦に向いている人の特徴
ここまでの情報で専業主婦になるのはとても狭き門だということが分かりましたが、そんな狭き門をくぐり抜けても「専業主婦に向いていない」という人もいます。
ですので、まずは専業主婦に向いている人であることが必要で、自分がそれに当てはまるのかを知っておくことも大切でしょう。
どんな女性が専業主婦に向いているのか、以下にご紹介しますので自身と照らし合わせながらチェックしてみてください。
仕事をバリバリこなしたいと思っていない
まず第一に専業主婦に向いている人というのは「仕事をバリバリこなしたいと思っていない」ことが大前提となります。仕事をしたい、仕事を頑張りたいという人は専業主婦に向いていません。
仕事に対する向上心があって、出世したい、活躍したいと思っている場合や、仕事にやりがいを感じていると結婚後も働きたいと考えるので、専業主婦には向かないでしょう。
ただ、こういった女性はそもそも「専業主婦になりたい」と考えないので、逆に妻には専業主婦になってほしいと考えている男性は結婚する女性のこの部分をチェックしておきましょう。
家事が苦にならない
専業主婦に向いている女性の特徴としては「家事が苦にならない」ということも挙げられます。これは向いているというよりも、最低条件ともいえるものになります。
専業主婦ということは、外に出て仕事をしない代わりに家での作業である家事全般をこなす可能性が高いです。掃除、洗濯、料理、そして子どもができたら育児のほとんどを担当するでしょう。
それらをこなしていても「これではまるで家政婦だ」などと考えずに「これが専業主婦の仕事だ」と考えられて、家事を苦に思わない人が専業主婦に向いています。
家が好きなインドア派
専業主婦に向いている女性としては「家が好きなインドア派」という特徴も挙げられるでしょう。
専業主婦というのは先にもお伝えしているとおり家での作業となる家事全般をこなすことになります。外に出ずに家での作業を多くこなさなくてはいけないのです。
ただ、家が好きでインドア派な人というのはそれがまったく苦にならないので、家事をしているときの時間、も苦にならないということです。そういった人が専業主婦に向いています。
専業主婦になるためにすべきこと
専業主婦というのは非常に狭き門だということはお伝えしていますが、それでも専業主婦になれる人がいるのも事実です。
それであれば、少しでも専業主婦になれる可能性を上げるために「専業主婦になるためにすべきこと」をやっておく必要があるでしょう。どんなことをしておけばいいのか以下より確認してください。
料理の練習・勉強をする
専業主婦にまず求められるものとして「美味しい料理が作れる」ということです。そのためには料理の練習をしたり、勉強をしたりしておくことが必要となります。
先にもお伝えしたように妻が専業主婦でも問題なく暮らせる収入を得ている男性は非常に少ないです。その少ない男性にめぐり逢い結婚できるかもしれないという状況になったときに大切なのは「胃袋を掴む」ことです。
男性が「この人と結婚したら美味しい料理が食べられる」と思えるような料理を振る舞えるようになっておくことは専業主婦への近道となるでしょう。
家事全般を普段からしておく
専業主婦に憧れる女性の中には「家事なんて簡単」だと甘く考えていて、ほとんどやったことがないような人も存在しています。
ですが、毎日やることになる家事というのはある程度効率的にできないと非常に大きな労力を必要とします。専業主婦になったときから始めるのでは大変な思いをすることになるでしょう。
また「手際」が男性に伝わるので、交際している段階で非常に手際よく家のことをやっている姿を見せることができれば、「この女性なら家のことを任せられるな」と感じてもらえることでしょう。
良い相手を見つける
専業主婦になるためのそもそもの問題として「相手」が必要になるものなので、「良い相手を見つける」というのがもっとも重要で、もっとも大変なすべきことです。
子育ても老後も心配ない年収である700万円を超える男性は全体の4%です。そして、その中でも恋人や妻がいない人となるとさらに数は少なくなるでしょう。
そんな少ない中から良い相手を見つけることができたら「強運」ですから、その相手を逃さないためにも専業主婦としての腕は磨いておくことが大切なのです。
専業主婦に対する男性の本音は?
専業主婦に憧れる女性を中心として話題を進めていましたが、そんな専業主婦に対する男性の本音とはどのようなものがあるのでしょうか。男性の心の内を探っていきましょう。
家事をしてくれるのは助かる
専業主婦に対する男性の本音としては「家事をしてくれるのは助かる」というものがあります。自分にはできないのですごいと考えている男性がこのような本音を持っています。
ただし、このような思考ができる男性というのは経済的にある程度余裕がある男性、もしくは「自分には関係ないところを想定して答えている」男性になります。
夢のまた夢のお話
専業主婦に対する男性の本音としては「夢のまた夢のお話」というものもあります。これは現実的に考えて非常に多い本音です。
やはり妻が専業主婦ということは自分の収入のみで生活をすることを想定しますので、「それは無理」だと考えています。
ただ「夢」という言葉が入っているように、もしそれだけの余裕があればいいな、とは考えています。
バイトでもいいから働いてほしい
専業主婦に対する男性の本音としては「バイトでもいいから働いてほしい」というものがあります。
この本音を持っている男性は多少経済的に余裕はあるものの、自分の収入だけでは少し不安があるため、少しずつでも将来のためにバイト代を貯金してくれるような健気な女性を求めています。
専業主婦に向かない人
専業主婦に向いている人を取り上げたので、専業主婦に向かない人というのは「その逆」を考えればいいのですが、具体的に少し挙げてみましょう。
まず「家事が苦手」だという人です。専業主婦なのに家事が苦手でいずれやらなくなったら「家庭崩壊」は目に見えています。家事が苦手でそれを克服できないのであれば専業主婦は諦めましょう。
また、「家にいるのが苦手」で外で遊びたい願望が強い人で、専業主婦ならそれができると考えているなら、それは「専業主婦を舐めている」ので専業主婦は向かないでしょう。
専業主婦になりたいなら頑張る必要がある
専業主婦について様々な情報をご紹介しましたが、専業主婦になりたいと憧れているなら「それ相応の努力が必要」です。
そもそも非常に狭き門だということを理解して、訪れたチャンスを絶対に逃さないような専業主婦として魅力的な女性になっておく必要があります。
専業主婦になった人が専業主婦になるのではなく、専業主婦としてすでに行動できるような女性が専業主婦に選ばれると考えておいたほうが良いでしょう。