常識がない人の性格や行動の特徴!人として非常識な人って?
人として常識がない人は相手を不快な気持ちにさせたり相手に苦労をかけたりすることが多いでしょう。自分の常識のなさが原因で人に迷惑をかけていることに気づいていない可能性もあります。常識がない人の特徴をチェックして自分がそんな人になっていないかも見ていきましょう。
目次
人としての常識がないなんてあり得ない!
人として常識がない人に出会ってしまったら、「どうして?」と思わされることが多すぎて、正直イライラしてしまいませんか?常識がない人は人を怒らせる天才でもあり、呆れさせる天才でもあります。
育ってきた環境が人それぞれ違うと言えども、一般常識を持っている人は違う環境で育ちながらもたくさんいます。そう考えると、やはり常識がない人はちょっとおかしいのではないか?と思われるのも仕方がないことでしょう。
今回は、人として常識がないと感じるあり得ない行動などをとる人について紹介します。常識がない人との付き合い方もチェックしてください。
常識がない人の特徴【行動編】
常識がない人の行動の特徴について紹介します。常識がない人は、常識がない行動を起こします。普通の人が考えられないと思うような行動なので、常識がない人を見かけるとイライラと同時にハラハラすることもあるでしょう。
常識がない人の行動は、子供でも疑問に思うことが多いものです。どんな行動をしがちなのかチェックしましょう。
自分の都合で連絡を返さない
常識がない人の行動の特徴には、大事なことを聞かれているにも関わらず、自分の都合が悪いとその連絡を無視するというものがあります。これでは、相手はとても困ってしまいますが、相手のことなんて考えられません。
友達に対しても同じようなことをするので、友達から見放されることが多いでしょう。また、一番ダメなのが仕事でこの行動をとるということです。仕事先の人からの連絡が自分にとって都合が悪いと感じた場合、急に連絡を返さなくなるのです。
そもそも、連絡ということは手段がメールや電話になることが多いでしょう。顔が見えていない状態なのに無視をするというのは相手に対して非常に失礼です。しかし、それが分からずに平気でその行動ができるので常識がない人と思われるのです。
マナーがない
常識がない人の行動の特徴には、マナーがないというものがあります。例えば、食事をするときに箸の持ち方が悪いとか、食べ方が汚いなどです。他にも、人の家に行ったときに靴を揃えないというのもマナーがないと思われる行動でしょう。
また、自分がいいと思って騒音を立てて隣近所に迷惑をかける人もマナーがありません。常識がない人の行動には、基本的にマナーがないというのが鉄板です。
どうやって育てられたのか?と疑問に思われることも多いでしょう。
優先順位が常に自分
常識がない人の行動の特徴には、優先順位が常に自分というものがあります。例えば、スーパーのレジで並んでいるときや人気のお店に並んでいるときなど自分が1番でないと気が済まないので割り込みをする傾向にあるのです。
みんながルールを守って並んでいるのに、常識がないのでそのルールを守ることができません。並ぶという行動にも、自分の行動を制限されるということにも我慢ができないのです。そして、文句だけは一人前に言うでしょう。
挨拶をしない
常識があるかないかを一発で判断することができるものが挨拶です。常識がない人は挨拶をしません。特に自分から挨拶をすることがなく、後から来たにも関わらず無言で入ってくるなんてこともあるのです。
もっとひどい場合には、自分の機嫌が悪いと挨拶をしないだけでなく、こちらから挨拶をしても返してくれないということもあるでしょう。常識がないので、挨拶は人との関わりの基本であることが分かっていないのです。
挨拶ができないので、常識がない人はコミュニケーション能力もかなり低いでしょう。
空気が読めない行動が多い
常識がない人の行動には、空気が読めないものが多いというものがあります。例えば、電車の中なのに大きな声で話したり、満員電車で自分だけ荷物を椅子に乗せて優雅に座っていたりなどです。
周りを見た行動が全くできないので、どこに行っても「常識がない人だな。」と思われたり、初対面の人からも「非常識すぎる!」と思われることが多いのです。
常識がない人の特徴【性格編】
常識がない人の性格の特徴についてもチェックしましょう。人の性格は、育った環境や今いる環境などでも変化します。常識がない人の親は常識がない人と言われることも多いでしょう。
それだけ常識がないと言われる人は一体どんな性格をしているのでしょうか。
自己中心的
常識がない人の性格の特徴には、自己中心的というものがあります。常識がない人は、とにかく自分のことしか考えていません。自分の利益が確保されればいいので、そのために人に迷惑をかけることをなんとも思っていないのです。
そのため、自己中心的な人のせいで傷つく人もいれば、イライラする人もたくさんいるでしょう。周りのことを考えられない自己中心的な性格をしているからこそ、非常識で最低と思われることもあるのです。
こういうタイプの人は、「親に甘やかされて育った。」と言われる傾向にあります。自己中心的でこれまでの人生をやってきているので、いつでもそれで通ると思っているのでしょう。その考えを持つことがまた常識がない人の特徴になります。
良し悪しが分かっていない
常識がない人の性格の特徴には、物事の良し悪しが分かっていないというものがあります。最近は嫁姑問題の中にも話題になっていますが、出産のときに義理母が分娩室についてくるというものがあります。お嫁さんにとっては大迷惑です。
しかし、義理母にとっては自分も関係者と思ってついてくるのでしょう。このように、物事の良し悪しがまるで分かっていないという特徴が常識がない人にはあるのです。物事の良し悪しが分からないので、根本的に非常識なのです。
自分が良かれと思ってやっていることが、まさか非常識なことになっているとは思っていないのでしょう。
思いやりと感謝がない
常識がない人の性格の特徴には、思いやりと感謝の気持ちがないというものがあります。いつも自分のわがままが通らないと気が済まないので、周りを思いやる行動はとることができません。それよりも自分なのです。
また、自分がうまくいっていることが当然のことにもなっているので、物事への感謝も周りへの感謝もすることがありません。何かをしてもらってもお礼を言うことさえできないでしょう。
また、自分ばかり人からしてもらっているのに、お返しに何かをするということもありません。常識がないので、何もかもが当然のことでしかないと思っているのです。
常識がない人になる原因は?
常識がない人になる原因は、自分で決めつける気持ちが強いからです。「これはこう!」となんでも自分のものさしだけで決めつけてしまう気持ちばかりがあるので周りに合わせることができなくなるのです。
自分で決めつけるということは、自己都合をいつでも優先にしているということにもなるでしょう。相手の気持ちを取り入れることや、周りの状況を読むことができないため、常識がない人になるのです。
そもそも、そうなってしまうのにはやはり家庭環境なども影響しているでしょう。
常識がない人との上手な付き合い方
常識がない人に出会ったとき、どうしても付き合っていかなければならないことがあるでしょう。例えば、会社に常識がない人がいる場合などです。
その組織に自分も所属している以上、常識がない人がいるならば一切の関わりを持たないなんてことができないものです。ただ、関わっているときにはイライラすることも多くなるでしょう。
常識がない人とはどうやって付き合っていけばいいのでしょうか。
自分が大人になる
常識がない人と付き合うときは、自分が大人になってください。抵抗して何かを言ったりするのはやめましょう。なぜなら、何かを言う価値が常識がない人にはないからです。まず、伝わらないので言ってもムダです。
そのため、自分が大人になって「この人常識がないから仕方がない。」とか、「常識がないってかわいそうなことだ。」と思い付き合っていくほうがいいのです。ちなみに、常識がない人にストレスを感じても愚痴も言わないほうがいいでしょう。
誰かに愚痴を言ってしまうと、我慢がきかなくなってきます。常識がない人に使うエネルギーはもったいないものだと思ってください。
スルーする
常識がない人と付き合うには、スルーするという技術を覚えるのも大事です。「また常識がないことやっているな。」と思ったら、もうスルーして関わらないようにしましょう。そういう行動しかとれない人だと思ってください。
そして、常識がない人の何かをされてイライラしたときは、自分のイライラするという感情をスルーしてください。スルーするという技を身につけるといろんな場面で自分が得することになります。
いわゆる「鈍感力」みたいなものを身に着けて常識がない人に対応していくということです。
反面教師にする
常識がない人と付き合うときは、反面教師だと思ってください。「この人常識がないな。」と思ったとき、ふと「じゃあ自分には常識があるのか?と聞かれたら自信がない」と思うことがありませんか?
そんなとき、「私もこういうことしているのかな?」というように客観的に自分を見てみましょう。そのための反面教師として活躍してくれるのが常識がない人です。
常識がない人と付き合っていくのならば、自分にとってプラスになる付き合いをしたほうがいいでしょう。反面教師だから学ぶところがあると思って付き合ってみてください。色んな発見があって面白いものです。
常識がない人と思われる前に気をつけるべきこと
自分では自分のことを常識があると思っている人はとても多いでしょう。しかし、周りから見られたときに常識がないと思われることがある可能性も否めません。
人間がみんな同じ境遇で育っているわけではないので、人から見ると自分も常識がないと思われるのではないかと不安になるでしょう。
その不安を解消するためにも、常識がない人と思われる前に気を付けたいことについて紹介します。行動する前にいつも思い出せるようにしておきましょう。
服装に注意する
常識がない人と思われないためにも、いつもファッションには注意しておいてください。必ずTPOに合わせたファッションにすることが大事です。その場に合わせたファッションができないというのは常識がないのと同じです。
例えば、お葬式なのに派手な格好をしたり、結婚式に呼ばれたゲストなのに花嫁より目立ってしまったりなどです。また、仕事なのに露出が多いファッションをする人もいるでしょう。服装というのは常識が出やすいものです。
誰から見ても非常識と思われない服装を常日頃から心がけておきましょう。そうすることで、いつ見ても常識がある人と思われるでしょう。
言葉に注意する
常識がない人と思われないためには、言葉に注意してください。相手のことを考えた言葉を発するようにしましょう。思い付きでポンポンと話していると、相手を傷つけることもあれば、常識がない人と思われることもあります。
だいたい、自己中心的な人の発言というのは思い付きで言っていることが多いので、そうならないように注意すべきです。言葉にするまえにちょっと考える時間を作るだけで、ずいぶんと変わってくるでしょう。
また、常識人は綺麗な日本語を使う人もたくさんいます。日本語は難しいですが、日頃から言葉を勉強してできるだけ正しい日本語を使えるようにすると、常識がない人とは思われないでしょう。
行動に注意する
常識がない人と思われないためには、行動に注意してください。あまりにも気にしていたら、何もできなくなりそうですが、要するに思いやりがある行動をするように心がけたらいいのです。
相手のことを考えて、時には相手のペースに合わせることも学びましょう。常に自分だけを見るのではなく、しっかりと周りを見た行動をとることが大事なのです。
行動に注意することで、ちゃんとした人だという印象を与えることができます。
常識がない自分を改善する方法
自分で自分に常識がないと感じることがあったり、人から常識がないと指摘されたことがあるという人は、そんな自分を改善したいと思うのではないでしょうか。
常識がない自分に気づいたとき、周りに申し訳ないという気持ちになったり、今までの自分が恥ずかしいという気持ちになることもあるでしょう。しかし、その気持ちがあるなら変われます。
どうやって改善していけばいいのかについて紹介します。
ルールを守る
ルールというのは、至るところにあります。例えば、期限です。仕事での納期の期限を守るとか、人と約束した期限を守るという基本的なことを忠実にやっていきましょう。会社のルールもちゃんと守り、社会人としてのルールも守りましょう。
時間に遅れない、会社には余裕をもって到着する、挨拶をする、連絡をするなどのように守るべきルールはたくさんあります。まずは、そこからしっかりとしていくことで、ちゃんとした常識ある人になっていきます。
意識を変えるだけで変わっていくので、ルールが守れるようになったら周りからの信頼度も上がるでしょう。
人の話をよく聞く
常識がない人は人の話を聞けません。いつも自分の話ばかりするか人が話しているときは違うことを考えているかなど、とにかく相手が言っていることが右から左なのです。常識がある人になりたいなら人の話を聞きましょう。
途中で遮ってはいけません。最後までちゃんと聞くためにも、途中で言いたいことがあっても我慢しましょう。そして、相槌を入れながら相手の目を見て話しを聞きます。これをしていくと、相手のペースに合わせられるようになります。
そうなると、次は相手のことを思いやれるようになるのです。結果的に、優しくて常識がある人になれるでしょう。
常識がない人から影響されないようにしよう!
常識がない人に出会ったときは、その人に流されないように注意してください。たまに、常識がない人には常識がない人が集まってくることがあります。そして、常識がない集団ができあがるのです。
会社などの組織においては、常識がない集団ができあがることが多いでしょう。しかし、非常識なことばかりしている人の集団には入らなくていいのです。
上手に対応して、常識ある自分を常に目指すようにしましょう。