女性で体脂肪率30%はどう？体脂肪率を落とす改善方法も紹介

女性は男性に比べて体脂肪率は高めです。では女性の体脂肪率は一体どれぐらいが理想なのでしょうか。

この記事では体脂肪率30%の女性は周りからどう見られているのか、体脂肪率を落とす改善方法も紹介していきます。体脂肪率30%の女性の見た目、男性の本音についてズバリ解説します。

ダイエットに欠かせないのが「体脂肪を少なくすること」です。体重だけ落とすことをしても体脂肪が高いと痩せたことになりません。ぷよぷよな見た目より女性でも筋肉質な美ボディーを目指したいですよね。

ところで、いまあなたの体脂肪率はどれぐらいでしょうか。ダイエットの敵である体脂肪は減らせばいいものではありません。はじめに女性にとっては必要な体脂肪について解説しましょう。

体脂肪率とは、身体についている脂肪の割合を表すものです。体の脂肪には病気の原因になる「内臓脂肪」と健康に害のない「皮下脂肪」がありますが、体脂肪率はその両方の体内脂肪の割合です。

測定にはタニタなどの簡易体脂肪計が使われますが、体脂肪量が内臓脂肪によるものなのか皮下脂肪によるものなのかある程度予測はできるものの、簡易的な検査では正確に知ることはできないようです。

内臓脂肪は病的な脂肪で40歳以上の男性に付きやすい脂肪です。皮下脂肪は女性に多い脂肪で女性らしい体型を形作るものです。子宮など大切な臓器を守る脂肪でもあるので落とし過ぎてもよくありません。

女性の体脂肪率の平均値は職業や年齢よって違いがあります。スポーツ選手ややモデルをしている人、或いはそれに準じた活動をしている人の集団の平均値は20％前後、それ以外の方では標準値の中の更に中央値である23％から25％が平均値ではないかと思われます。

体脂肪率は年齢が上がるほど増える傾向があります。基礎代謝が減り脂肪がつきやすくなることから平均値も高くなるのです。タニタによれば、18歳から39歳までの標準値は21％から27％、40歳から59歳までは22％から28％です。

60歳以上は23％から29％となっています。ここから考える体脂肪率の要注意の目安は39歳までの方は28％以上、40歳から59歳までは29％以上、60歳以上は30%以上となります。

今回のテーマ体脂肪率が30%は「不健康の入り口」と言えるでしょう。しかし体脂肪率30%前後の女性の見た目は「ある程度洋服でカバーできる」ので痩せている人との区別がつきません。それぐらい微妙な見た目なのです。

体脂肪率30%前後では水着姿やウエストラインが分かるような服装ではじめて「お腹周りがぶよぶよしている」見た目になります。どんな服装でも誰から見ても「太っているよね」と思える女性は体脂肪率はもっと高いです。

30%後半から40％以上の体脂肪率では健康にも要注意信号がともります。ちなみに40％を超えている芸能人はメープル超合金の安藤なつさんやハリセンボンの近藤春奈さんです。高度の肥満では糖尿病などの病気を持っている方も多くなります。

体脂肪率を減らすには、どれぐらいの期間が必要でしょうか。健康に悪影響のある内臓脂肪は有酸素運動を続ければ比較的短期間で減らせると言われています。

たとえば、マンツーマン指導で筋トレと徹底した食事指導を行うライザップ。成功した方の事例を見ると2か月で体脂肪率を5％から10％程度落としています。体重は10㎏前後落とすと脂肪も5％から10％ほど比例して落ちるようです。

一人で細々とダイエットをする方では、これほど短期間に脂肪は落ちませんが徹底して筋トレと糖質制限を始めとする食事管理を行えば2か月で5％から10％ほど体脂肪を落とすことができるのです。

では、女性が一番気になっている男性の目を紹介していきます。体脂肪率30%の女性に対する男性の本音にはどんなものがあるのでしょうか。

体脂肪率30%は前述したとおり不健康の入り口になります。したがって、「私はちょっとふくよかだから～」と安易に考えず少しだけ健康に気を付けていく必要があります。

しかし、体脂肪率30%の女性の見た目は、そこまで太っているように見えません。したがって男性の意見も分かれるようです。

体脂肪率30%の女性に対する男性の本音の一つ目は「バストが大きいならスタイルが良い」という意見です。確かにバストが大きければ体脂肪率も必然的に増えますね。メリハリボディーなら体脂肪率はそれほど気にならないというところでしょうか。

体脂肪率はあくまでも一つの目安です。少しお腹にお肉がついていても足はすらっとしているなど全体的にバランスが取れていればそれほどこだわらない男性は多いようです。

体脂肪率30%の女性に対する男性の本音の二つ目は「ふくよかでも顔が可愛ければ許せる」という意見です。男性は体だけ見ているわけでなく「顔」で判断する方が多いです。

顔が好みの女性であれば、見た目がそれほど痩せていなくても気にしない男性は意外に多いです。ぽっちゃりで悩む女性には朗報ですね。

体脂肪率が高い女性は痩せる努力だけでなく美肌など全体的な美を磨く努力もするようにしましょう。

体脂肪率30%の女性に対する男性の本音の三つ目は「肌が綺麗なら体脂肪率は気にしない」との意見です。肌の白さは七難隠すとの言葉どおり美肌は他のウィークポイントを隠します。

白い肌、健康的な肌、モチモチの肌で少しふくよかな女性と、痩せているけれど皺だらけで肌が汚い女性では圧倒的に前者の女性の方がモテます。

体脂肪率30%の女性に対する男性の本音の四つ目は「正直もう少し痩せてほしい」との意見です。30％の体脂肪率はお腹がぶよぶよしている体型なので「もう少し引き締まった体をしていてほしい」と思ってしまうようです。

また、健康に気を使っている男性は女性を見る目も厳しめです。お腹ぶよぶよな女性は「自己管理が出来ていない証拠である」とみなす場合もあります。確かに健康のためにももう少し引き締めた方がいいかもしれませんね。

では、体脂肪率を30%の方はどうやって脂肪を落とせばいいのでしょうか。体脂肪率を30%から落とす改善方法について説明をしましょう。

ふくよかな方は、食べることが大好きな傾向があります。三食食べることはもちろん、オヤツも欠かさない、パソコンやスマホをしながら知らない間にダラダラ食べてしまう方もいます。これでは脂肪を落とすことは難しいです。

常に食べている自覚のある方は「プチ断食で脂肪を落とす」チャレンジを試してみましょう。断食をしている間は脂肪燃焼をしているので脂肪を効率よく落とすことができます。

ただ、いきなり断食をしてしまうと栄養不足になったり健康被害を受けることがあります。極端な断食では筋肉が減少してリバウンドを起こす危険もあります。夜ご飯を早めに食べ朝ごはんまでの間隔を開ける、休日だけ朝ごはんを抜く程度の断食がお勧めです。

炭水化物を始めとした糖質はエネルギー源ですが、体を動かさないと脂肪となって蓄積されます。夜は活動が低くなるので糖質は取り過ぎない方が脂肪を落とすことにつながります。

3食糖質を抜くのは大変ですが、朝ごはんや昼ご飯は普通に炭水化物を食べ夜だけ抜くのであればそれほど辛くないので続けやすいダイエットになるでしょう。

脂肪燃焼には食事の管理だけでなく「定期的な運動を行う」ことも大事です。30分以上歩く有酸素運動や筋トレを組み合わせてそれを習慣化していきましょう。

ポイントとしては「短期間で頑張る」のではなく「細々と続ける」気持ちで行うことです。いまは新型コロナウイルス騒ぎで大変なことになっていますが、実は運動のしすぎも免疫力を落とすことが分かっています。

ダイエットのために一度にキツイ運動をするよりも、徐々に慣らしていくつもりで運動を習慣化させる方が免疫力のアップにもつながります。

女性で体脂肪率30%の見た目や体脂肪率を落とす改善方法を紹介していきました。体脂肪率30%の見た目は、明らかに太っているようには見えず微妙ではありますが、放置すると健康に影響を及ぼす場合があります。少しだけダイエットを頑張ってみましょう。