マンスプレイニングの意味とは?偉そうにする男性の対処法も紹介

マンスプレイニングの意味とはどのようなものでしょうか。男性から女性にすることとなるマンスプレイニングですが、この男性への対処法などもお伝えします。また男性の心理や特徴などもお伝えしますので、マンスプレイニングする男性とはどんな特徴なのかを確認してください。

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目次

  1. 1マンスプレイニングされたことある?
  2. 2そもそも「マンスプレイニング」の意味とは?
  3. 3マンスプレイニングする男性の心理
  4. 4マンスプレイニングする男性の特徴
  5. 5マンスプレイニングする男性の対処法
  6. 6みんなのマンスプレイニング体験談
  7. 7「マンスプレイニング」という言葉を出してみる
  8. 8「上に立ちたい」だけではないことも知ってあげる

マンスプレイニングされたことある?

マンスプレイニングされたことがあるという女性は少なくありませんが、この「マンスプレイニング」とはどのような意味なのでしょうか。

そもそも「マンスプレイニング」の意味とは?というところから、マンスプレイニングする男性の心理や特徴、さらにマンスプレイニングする男性の『対処法』などもご紹介します。

マンスプレイニングのそもそもの意味を理解し、男性の心理や特徴も理解することで対処法も理解しやすくなりますので、マンスプレイニングする男性が側にいる女性は特にしっかりと確認してください。

そもそも「マンスプレイニング」の意味とは?

そもそもマンスプレイニングの意味とはどのようなものでしょうか。これは英語のman(男性)という言葉と、explain(説明する)という言葉を繋げて作らた言葉です。

ただ「男性が説明する」という意味ではなく、男性が女性を「見下したような態度で」なにかを説明したり、助言したりすることを指した言葉となります。

『女性は無知である』という根拠のない先入観や差別的考え方から出てくるもので、男性による女性への差別的な態度の1つとされています。

「マンスプレイニング」は知的ハラスメント

そもそも男性がマンスプレイニングするのは、「女性は無知」とか「女性はこのことを知らないはず」という勝手な思い込みから始まるものなので、その発想と行動が「ハラスメント」といえるでしょう。

また、事実それを女性が知らないとしても、「知りたい」と思っていないことをさも「ありがたいこと」のように知識をひけらかして、嫌がっていたり、うんざりしていても無理矢理にでも聞かせるという行為もハラスメントです。

そもそも教えて欲しいことであれば自ら教えを請うものですから、「聞いてもいないのに」上から目線で偉そうに教えてくるのは現代の「ハラスメント」という言葉が頻出する前の時点でも「迷惑行為」でしかありません。

マンスプレイニングする男性の心理

知的ハラスメント、迷惑行為である「マンスプレイニング」ですが、これをしてくる男性の心理とはどのようなものなのでしょうか。なぜ男性は女性に対してマンスプレイニングするのでしょうか。

もちろん『男性』と一括りにしても人それぞれの性格や人間性があるので、一概には言えない部分はありますが、「よくある」部分であれば、その心理を推し測ることはできます。

心の中でこう思っているから、とか、深層心理の中でこう思っているから、というマンスプレイニングする男性の心理とは?という部分を確認していきましょう。

女性を自分の思い通りにしたい

マンスプレイニングする男性の心理とは、「女性を自分の思い通りにしたい」というものがあります。何かを教えて「あげる」ことで、自分のほうが上、自分に感謝しなさい、という意味で「恩」を売って思い通りにしようと考えています。

もちろん、教えてあげた程度のことで何でも思い通りにできるほどの『恩』を売ることはできませんが、その「一歩」という意味で、マンスプレイニングするのです。

つまり順序としては、マンスプレイニングしたいという欲求ではなく、「女性を思い通りにしたいからマンスプレイニングする」ということなので、女性を思い通りにしたいという心理がなければ、マンスプレイニングもしません。

なにかと自慢したい

マンスプレイニングする男性の心理には、「なにかと自慢したい」という心理もあります。この場合は、先にお伝えした「女性を自分の思い通りにしたい」というものとは順序が違っています。

自慢したいという心理はつまり、そもそもが「それを聞きたい」と思っていない女性にとっては「マンスプレイニング」になる可能性もありますし、自慢話というのは往々にして「上から目線」になりがちです。

自分の持っている知識を「どうだ?すごいだろ?」、「君はこんなこと知らないだろ?」という自慢の仕方になりますので、この自慢したいという心理においては、多くの場合がマンスプレイニングになりがちなものとなります。

自分は優秀な人間だと思い込んでいる心理

マンスプレイニングする男性の心理では、「自分は優秀な人間だと思い込んでいる」というものも挙げられます。この心理からマンスプレイニングする男性の場合は、相手が女性ではなくとも「上から目線」の傾向があります。

女性から見ればマンスプレイニングする男性なのですが、実は男性に対してもそのような態度をするので、そういった意味では『マンスプレイニング男子』というような括りではないとも言えます。

自分が優秀な人間だと思い込むのは個人の自由なので勝手ですが、他人に対してその認識を押し付けるような態度は、女性からだけではなく、男性から見ても迷惑行為でしかありません。

目上の人間が苦手

マンスプレイニングする男性の心理には、「目上の人間が苦手」というものもあります。これはこれまで挙げてきた心理とは意味合いがかなり違ってくるものです。

特に「肩書」のある人間が苦手で、たとえば「医者」とか「弁護士」とか「代表取締役」とか大手企業の「部長」など、社会的に見て優秀と分かる肩書がある人が苦手です。

なぜなら、本来比べようの無い「人としての価値」をそういった表面に見える肩書で上に立たれてしまうと、『偉そうな態度』や『上から目線』が取れないからです。

マンスプレイニングする男性の特徴

マンスプレイニングする男性の心理を確認してきましたので、次はマンスプレイニングする男性の『特徴』を確認していきましょう。「特徴」というのは「心理」を基にして現れてくるケースも多いので、心理を知っておくと理解しやすいです。

ですので、まずはしっかりと心理の部分を確認して、そこから導き出される「特徴」を把握していきましょう。より深く知ることができるので、マンスプレイニングする男性への対処がしやすくなります。

実は「知ったかぶり」が多い

マンスプレイニングする男性の特徴としては、「実は知ったかぶりが多い」というものが挙げられます。聞きもしないのに自慢げに説明や解説をしてくるわりには、実はその知識が合っているかどうかすら怪しいものだということが多いです。

また、自分が知らないということを「知られたくない」という気持ちから、知らない情報を話しているところでもあたかも知っているような顔をして話に入ってくることも多いです。

ただ、本当に知識がある人からすると、その「知ったかぶり」は簡単に見破ることができるので、「なんでよく知りもしないくせに話に入ってくるんだろう?」と不思議で仕方ないという状況になります。

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とにかく上から目線

マンスプレイニングする男性の特徴の最もたるものが、「とにかく上から目線」というものです。これについては、「これぞマンスプレイニング」と言えるほどに、『よく見られる特徴』となります。

ただ相手が知らないことを説明したり、ただ解説するだけならマンスプレイニングとは言えませんが、この「とにかく上から目線」という特徴があるからこそのマンスプレイニングとも言えます。

なぜそんな事も知らないんだ?というような態度と話し方で、偉そうに上から目線で説明や解説をするので、その態度や話し方を嫌い、嫌がる人が多くなります。

教えたがりなのが特徴

これは必ずしも「悪いこと」とは言えないのですが、マンスプレイニングする男性には、「教えたがり」という特徴もあります。

自分の持っている知識を他人に教えたくて仕方ないというものです。教えるという行為で自分の知識がさらに定着するという目的や、親切心や相手が知りたがっていることであれば、これはまったく問題ない行為でしょう。

ただ、マンスプレイニングする男性の場合は、この「教えたがり」という特徴にプラスして、「偉そうにする」「上から目線で」というものがあるので、マンスプレイニングとして嫌がられるものとなるのです。

場の流れや雰囲気を壊す

マンスプレイニングする男性は、とにかく自分の持っている知識をひけらかしたかったり、教えたかったり、人よりも優位に立ちたいという欲求が強いので、場の流れや雰囲気を壊します。

というのも、「その場の流れに関係なく」自分が言いたいことや教えたいこと、知っている情報などを話したくて仕方ないのです。ですから、人の会話を途切らせてまでも自分の話したいことを話し始めます。

無意識・無自覚にマンスプレイニングする

人の上に立ちたいとか、女性を思い通りにしたい、ということを自覚を持ってやっている男性もいますが、「無意識・無自覚」にマンスプレイニングするというのも、マンスプレイニングする男性の特徴として挙げられます。

自分の知っている情報や知識を相手に話したいという欲求が強く、そしてそれを話すときに、「上から目線」でつい話をしてしまう、という男性もいます。偉そうに、上から目線で話しているのが無自覚ということです。

マンスプレイニングする男性の対処法

マンスプレイニングする男性の心理や特徴を見てきました。これらの情報をしっかり把握しておけばどのように対処すれば良いのか、ということは想像しやすくなります。

ただ、それだけでは対処法が思いつかなかったり、上手く実行できないという女性も少なくありませんので、「対処法」という部分にフォーカスを当てて、解説していきます。

黙って聞いておく

マンスプレイニングする男性というのは、相手の気持ちや反応よりも、「自分が話したい」という欲求と、「優位に立ちたい」という欲求が強いので、「黙って聞いておく」というのも1つの対処法です。

これはもちろん「聞いているふり」で構いません。もし聞いている女性の反応が薄くても、「知識が薄くてあまり理解できないから反応できないんだな」と勝手に解釈して満足していきます。

そう思われるのが耐えられないという女性にはこの対処法は難しいですが、マンスプレイニングする男性に反論や会話をかぶせるようなことをしても「話が長引く」だけなので、1つの対処法として頭に入れておきましょう。

褒めて持ち上げておく

マンスプレイニングする男性への対処法としては、「褒めて持ち上げておく」というのも良い方法です。マンスプレイニングする男性というのは、「優位に立ちたい」と思っているので、褒めるのは有効な手段なのです。

というのも、優位に立っていると思っている対象の女性には、それ以上知識をひけらかしたり、頼んでもいないのに勝手に解説してきたりしなくなるケースがあるからです。

褒めて持ち上げておけば「あの女性はもう自分よりも下」と勝手に勘違いして解釈するので、それ以上のマンスプレイニングは無くなるか、減っていく可能性が高いです。

完全に無視する

マンスプレイニングする男性の対処法としては、「完全に無視する」という方法も有効です。まったく相手にせず、目も合わせず、マンスプレイニングする男性の会話が始まったらその場を去るくらいに無視します。

もし、その場を離れられない状況なら、返事をしない、相槌も打たない、顔も向けないし、目も合わせないを徹底すれば、さすがに話を聞いていないのは伝わるので、マンスプレイニングするのをやめる可能性も高くなります。

上から目線が嫌だと伝える

こちらも1つの有効な手段ですが、マンスプレイニングする男性に対して「上から目線が嫌だ」とハッキリと伝えることも対処法として有効になります。

さきにもお伝えしたとおり、「無意識・無自覚」の場合もあるので、それをしっかりと伝えることで、マンスプレイニングする男性も多少は「話し方」や「言い方」に気を使うようになるケースもあります。

みんなのマンスプレイニング体験談

マンスプレイニングをされている・されたことのある女性の体験談をここではご紹介します。体験談があるような場面では、他の人もやはりマンスプレイニングされやすい傾向にあるので、参考として確認してみてください。

体験談1.スマホの使い方

スマホにまだ慣れていない頃に、「あまり使いこなせていないんだよねー」ということを軽く言っただけなのに、「この機能はこんなに便利」とか「実はこんな使い方もある」など聞いてもいないのに説明をはじめました。

「そんな機能絶対使わない」と思うようなことも偉そうに説明してくるので、うんざりしましたが、あまりにも嬉々として話しているので、ちょっと可哀想だなーと逆に心の中でバカにしちゃいました。

体験談2.笑い話の政治話が

女の子同士の友達との会話で、なぜかちょっとした政治の話になったんですよ。ただ、堅苦しいものじゃなくて笑い話みたいに面白可笑しく話していたんですが…。

そこに同僚の男性が現れて「それってどうしてそういう流れになったか知ってる?」とか言い始めて、あーでもない、こーでもないと勝手に話しはじめました。

私も友達もまったく興味がなかったので、ほとんど話を聞いてないし、返事もほとんどしていないのに、「まー君たちにはわからないか」みたいな顔をして去っていきました。

体験談3.鍋の話

それなりの大人数で鍋を食べている時のこと、「煮込む時間がどーだ」や「鍋に入れる順番がどーだ」や「食べる順番」まで色々言ってくる男性がいてうるさかったです。

しかも、聞いてないのに「なぜかというと…」みたいなことまで偉そうに説明し始めて、それを話している間は食べさせないオーラがすごくて楽しいはずのナベパが嫌な雰囲気になりました。

体験談4.お酒の席で

お酒の席で「うざ絡み」してくるおじさんも嫌なんですけど、お酒の「うんちく」を語りはじめるおじさんも本当にうざいですね。

特にワインとか日本酒とかウイスキー?なのかな?そういうお酒のうんちくはウルサイ人が多くて嫌になります。なんで聞いてもいないのに上から目線で偉そうに説明してくるんでしょう?好きなように飲ませろ!って言いたいです。

「マンスプレイニング」という言葉を出してみる

マンスプレイニングする男性の対処法という話にもなりますが、マンスプレイニングという言葉は少しずつ浸透しています。なので、実は男性自身もこの「マンスプレイニング」という言葉には敏感になっているケースもあります。

マンスプレイニングする男性に限って「自分は大丈夫」と思っているケースもあります。なぜから「無意識・無自覚」だからです。なので、「それマンスプレイニングですよ」と言葉に出してみるだけでもそれを抑えることができるケースもあります。

「上に立ちたい」だけではないことも知ってあげる

マンスプレイニングする男性の心理で、「女性を思い通りにしたい」とか「上に立ちたい」ということをお伝えしましたが、そういった心理ではないというケースもあるのは、女性も知っておいてあげることが大切です。

どのような心理かというと「カッコつけたい」という心理です。男性は女性に対して「カッコつけたい」ものなのです。「自分はすごい」、「こんなことも知っている」ということをアピールして、女性から「すごーい」と言ってもらいたいのです。

そういう「可愛らしい」と思えるような心理もあるので、ここまでに見てきた内容を理解しつつも、そういった「子どものような」気持ちもあるということを女性側が大人になって理解してあげるのも1つの考え方として知っておきましょう。

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