知ったかぶりする人の心理や特徴!なんでも知ってるフリをする?

知ったかぶりする人は周りにいますか?自分には知らない事などない、とばかりに知ったかぶりする人にはうんざりします。あなた自身もつい知ったかぶりすることもあるかもしれません。知ったかぶりする人の心理や特徴、なんでも知ってるフリをする人について説明します。

知ったかぶりする人の心理や特徴!なんでも知ってるフリをする?のイメージ

目次

  1. 1何でも知ってるフリをする人は損をしている!
  2. 2「知ったかぶり」の意味とは?
  3. 3「知ったかぶり」の類語
  4. 4知ったかぶりは思考停止を招く
  5. 5知ったかぶりする人の心理とは?
  6. 6知ったかぶりする人の特徴
  7. 7知ったかぶりする人との上手な付き合い方
  8. 8知ったかぶりするのをやめたい!直す方法は?
  9. 9「聞くは一時の恥」損な知ったかぶりは今すぐ卒業しよう

何でも知ってるフリをする人は損をしている!

知ったかぶりする人は周りにいますか?自分には知らない事などない、とばかりに知ったかぶりする人には、うんざりさせられることがあります。あなた自身も、大して知らない事を、つい知ったかぶりする事もあったかもしれません。

何でも知ってるフリをする「知ったかぶりする人」。このような特徴のある人はかなり損をしています。本人は「知ってるフリ」が周りの人にはバレていないと思っていますが、周囲は「知ったかぶり」かどうかは、分かってしまうからです。

人間関係で損をしてしまう「知ったかぶりする人」の心理や特徴、なんでも知ってるフリをする人について説明します。

「知ったかぶり」の意味とは?

知ったかぶりの意味とは、その言葉どおり「知っている振りをする」ことです。本当は大して知りもしない事を、さも自分は知っているかのようにふるまう、そんな特徴のある「知っている振りをする人」そのものを指す場合もあります。

知ったかぶりの語源は曖昧で様々な説があるようです。「知った」と「振り」の間に「か」が入るのは江戸時代に発生した言葉の使い方であるという説もあれば、知った、か(のような)振りをするという略語であるという説もあります。

他には「知った」「被り(かぶり)・冠」を合わせたという説もあります。どの説が合っているかは分かりませんが、知ったかぶりとは、嘘をついている様子を表す言葉なので、いい意味では使われないことは間違いありません。

「知ったかぶり」の類語

では、ここで知ったかぶりの類語には何があるのか見ていきます。後で例文も併せて紹介しますので参考にしてみてください。
 

・利いた風(きいたふう)
・小賢(こざか)しげ
・小生意気(こなまいき)

他にも知ったかぶりの類語はありますが、分かりやすい言葉はこの3つだと思われます。それぞれについて、ご紹介します。

利いた風

利いた風とは、物知りぶった顔でいる特徴を表す言葉で「知ったかぶりする」と、同じ意味で使われます「知ったかぶり」は、同等の立場の人を揶揄する際に使う事が多いですが、利いた風は、目上の人が目下の人をたしなめる際に使われる事が多いようです。

例文としては、「お前はまだ新人の癖に利いた風な口を聞くんじゃない」のように使われます。生意気だという気持ちを込めて使う言葉でもあります。

こざかしげ

小賢(こざか)しげ、小賢しい、とは、「いかにも何でも分かっている、知っている態度や特徴の事」を言いこれもまた、知ったかぶりの類語となります。こざかしい、こざかしげも、年齢が高い人の間では良く使われる言葉です。

例文としては、「能書きばかり垂れて小賢しげな奴だ」のように使われます。行動が伴わないのに言葉だけは雄弁で理屈っぽい人に対して使う事が多いようです。

小生意気

小生意気(こなまいき)も、知ったかぶりする、知ってるフリの類語として使われます。これも目上が目下に向かって投げかけることが多いです。

例文としては「偉そうな口を聞きやがって、小生意気なガキだな」などのように使用されます。生意気よりも小生意気の方が、少し軽い意味で使用されるようです。

知ったかぶりは思考停止を招く

知ったかぶりをする特徴のある人は、ちょっと知っただけで「分かったつもりになる」という心理が働きます。人間は好奇心旺盛なので、新しい物に対しては一生懸命に知識を得ようとします。

しかし、人は物事について全てを把握したつもりになった時点で、その先を考えようとしなくなってしまいます。従って、知ったかぶり、分かった振りをするのは、思考停止状態を招くことになります。その結果、成長がストップしてしまうのです。

何かの研究を地道に続けている人ほど知ったかぶりをすることがありません。その道を極めるほど、知らないこと、出来ない事がたくさんある事を「知って」しまうからです。従って、知ったかぶりをする人ほど「にわか専門家」であると思って間違いありません。

知ったかぶりする人の心理とは?

では次に知ったかぶりをする人の心理について見て参りましょう。知ったかぶりをする人は基本的にプライドが高い人が多いです。また、自分を必要以上に大きく見せたいと言う心理の時にも知ったかぶりをしてしまう事があるようです。

年齢が高い人ほど、こんなことも知らないの?と思われるのが怖くて、つい知ったかぶりをしてしまう事が多そうですが、考え方が大人の方は素直に「知らないわ」ということもあります。精神が未熟な人ほど知ったかぶりをしてしまう傾向がみられるようです。

博識と思われたい

知ったかぶりをする人は、先にも説明したとおり必要以上に自分を大きく見せたいと思っています。例えば、好きな彼女の前で博識ぶって「すごいですね!」と褒めてもらいたいのです。

いかにも単純な理由ですが、あまり度が過ぎると「またやってるよ」と信頼されなくなってしまうので注意が必要です。

恥をさらせない

前述したとおり、人は年齢が上になればなるほど知識や経験が増えるので若い人からは「知ってて当然でしょ?」と思われてしまう事があります。

そのため、おいそれと「え?知らなかった」とは言えないことがあります。いい年してこんなことも知らなかったの?と思われるのが嫌だからです。

このように恥をさらせない、みっともないと思われたくない、と言う心理の時はつい、知ってるフリをすることがあるようです。

分かったつもりになっている

知ってるフリをする人は、物事の1部だけを見て分かったつもりになってしまう傾向があります。1を聞いて10を知るという言葉がありますが、よほどの切れ者でないと物事の把握は短時間では出来ません。

こういったタイプの知ったかぶりの人は面倒臭がりの人に多いです。詳細を丹念に調べるといった事が基本的には好きではないために、分かったつもりになってしまうのです。

知ったかぶりする人の特徴

では、知ったかぶりをする人、毎回知ってるフリをする人の特徴にはどんなものがあるのでしょうか。誰でもつい「知ったかぶりをする」「知ってるフリをする」事はあると思いますが、知ったかぶりの傾向が強い人は少し性格が偏っているようです。

自己顕示欲が強い

自己顕示欲が強い人は、知ってるフリをする傾向があります。知ったかぶりの心理の所でもあげましたが、自分はすごい、自分は何でも知っている、と思いたい気持ちがかなり強いです。

地道に勉強をするタイプであれば本当に「知っている」事が多くなるので、きちんとした情報を伝える事が出来るでしょう。従って、あまり知ったかぶりとは思われません。

しかし、実は知識を深めれば深めるほど、分からない事はたくさんでてきます。従って、地道な研究者ほど「自分が知っている事なんてわずかしかない」と思っている面があります。そのため博識な人ほど知ったかぶりはしないようです。

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かっこつけたがり

好きな人の前でいい恰好をしたい、そう思っている人も知ったかぶりの人のようです。このようなタイプは何でも知っている事を他者に見せて「すごいですね」と言ってもらいたい、尊敬のまなざしを向けてもらいたいと思っています。

自分でも「かっこつけたがり」と自覚しているけれど、つい癖で人前ではいい格好をしてしまう、そのようなタイプの人に多くみられます。

大雑把な捉え方をする

前述しましたが、一つの物事を追求しようと思ったら、時間はそれなりにかかるものです。今見えている側面だけを見ていたら判断を見誤る場合もあります。しかし、知ったかぶりをしてしまうタイプの人は面倒臭がりな人が多いです。

大雑把な物の捉え方しかせずに、一事が万事と思ってしまう傾向があります。そういった人はいつも知ってるフリでいるので、そこから先に成長する事はありません。

人の上に立っていたい

知ったかぶりをする人は、常に人の上に立っていないと気が済まない側面があります。「そんなのずっと前から知ってるよ」「私に知らないものなんてないから!」的な物言いをするのも特徴です。

そのため、周囲からはウザい人とみられて避けられることが多いでしょう。このような知ったかぶりの人も物後を丹念に見ていくことなく思考が止まってしまうので、人間としての成長がない人といえるでしょう。

知ったかぶりする人との上手な付き合い方

知ったかぶりの人、知ってるフリをする人の心理や特徴を見てきました。自分にも当てはまる所はありましたか?また、私の周りにもいるよ、そんな人、と思ったでしょうか。

次は、知ったかぶりの人の心理と特徴を読み取りつつ、上手に付き合って行く方法をご紹介します。知ったかぶりの人が目上の場合や無難に対応したい場合など状況に合わせてやってみてください。

適当に話を合わせる

まずは、知ったかぶりの人とは「適当に話を合わせる」ことをおすすめします。「へ~」「そ~なんだ」「すごいね~」「なるほど~」と無難な相槌を打っておきます。

もしかしたら、相手も話のネタとして軽い気持ちで知ったかぶりをしているだけかもしれないので、わざわざ反論して気まずくなることもないからです。

あまり喧嘩をしたくない相手、職場の上司、同僚などの場合は、特にこのような方法を取っておく方がいいかと思います。

時には矛盾をついてあげる

相手と気まずくなりたくない場合は、適度に相槌を打って話を合わせるのが無難ですが、あまりにも知ったかぶり過ぎる人には、時々矛盾をついてパンチを食らわせるといいでしょう。

知ったかぶりの人で一番困るのは専門家でもないのに、にわか専門家になることです。テレビやネットで仕入れた情報を元にあたかも何年も前から知っていたかのように、とうとうと喋る人は結構な割合でいます。どうも年配の男性に多いようです。

なかなか、年上の人に「でも、これは〇〇ですよね?」とは言えない部分もありますが、間違った事を言っていたらきちんと指摘をしてあげる方が本人のためになるでしょう。

見て見ないふりをしてあげる

知ったかぶりの人の中には、「いい年してこんなことも知らないの?」と言われないかと、ビクビクしている人もいます。こういった人は自己顕示欲や支配欲はさほど強くなく、ただ自分を守りたいと思っているだけです。

そういった人には、優しく対応してあげましょう。見て見ぬふりをするのです。「知らなくて恥ずかしい」と一番感じているのは知ったかぶりをしている本人なので、あとで調べて知識を一つ増やしているはずです。

知ったかぶりするのをやめたい!直す方法は?

では、知ったかぶりをするのをやめたい!と思っている人が、知ったかぶりを直す方法はあるのでしょうか。もちろん直す方法はあります。そのためには恥を晒す必要が出てくるので少しばかり痛みを伴うでしょう。

でも、先にも述べましたが「聞くは一時の恥、知らぬは一生の恥」です。変に知ったかぶるよりも素直になった方が得をするかもしれません。ここでは知ったかぶりを直す方法を3つ挙げます。簡単に出来るものもあるので参考にしてください。

知っている事と知らない事を明確に伝える

知ったかぶりを直す方法、まずは「分からない」と素直に認めてしまうことです。その際、全てが分からないというのではなく「ここまでは知っているけど、ここからは知らないわ」と知っていることと知らない事をきちんと分けて伝えることです。

そうすることで、「ここまではご存知なのですね?」と相手に伝わるので、少なくとも知識のかけらもない人、とは思われずに済むでしょう。また、知っていることと知らないことをしっかり言うことで正直な人、誠実な人という印象も与えることが出来ます。

詳細をきちんと把握する習慣をつける

知ったかぶりの人は、物事を丹念に見ることをせずに「あ、私それ知ってる!」と言ってしまいがちです。しかし、知ったかぶりを直したい場合は、その物事について少なくても5~10程度の情報を見て全体を把握する習慣を付けましょう。

特にネットだけの検索では、つまみ食いの情報収集になる事が多く本当の意味での勉強としては不適切です。図書館や本屋に行って調べる、専門家の意見をきちんと聞くことも大切です。

対等な人間関係を築くようにする

知ったかぶりの人は、支配欲が強い人が多いようです。常に自分が上の立場にいないと気が済まない。だから何でも知っていなければいけないと思っています。

でも、一人の人間がそれほど完璧に多くの知識を蓄えられるわけではありません。また、立場の差はありますが、人間は基本は対等です。目下に対してでも「新鮮な物の見方を取り入れられる」という素直な視点で関係を築けるといいのではないでしょうか。

「聞くは一時の恥」損な知ったかぶりは今すぐ卒業しよう

「知ったかぶりする人」の心理や特徴、なんでも知ってるフリをする人について説明しましたがいかがでしたか?「知ったかぶりする人」は周囲からの信頼を得られにくく大変損をしています。

知らない事は恥かもしれませんが、所詮は一時的な恥です。知らないまま過ごすのはもっと恥ですが、知ったかぶりをして分かったつもりになっているのは最大な恥であると肝に命じましょう。

人生においてかなりの損をしてしまう知ったかぶりは、今すぐ卒業です。そして素直な気持ちで謙虚な心で生活していきましょう!

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