人生逃げ出したい時の心理！辛い現実全てから逃げたい原因も紹介！

生きていると色々なことがありますが、「全てを捨てて今すぐ逃げ出したい！」と感じてしまうようなこともあります。心当たりがある人もいるでしょう。

そんな「人生から逃げ出したい時」の心理や逃げ出したいと思う瞬間をご紹介しますのでチェックしていきましょう。

さらには、逃げ出すことのデメリットや逃げ出すときの正しい逃げ方、逃げたいけど逃げないで頑張る方法なども取り上げていますので、合わせて確認してみてください。

それではさっそく「人生から逃げ出したい時の心理」を見ていきましょう。人生逃げ出したいと考えてしまうような状態になっている人の心理をご紹介します。

人生から逃げ出したいと考えてしまうような状態の心理状況には「嫌なことばかりで気が滅入っている」というものが挙げられます。

「もう嫌だ」「なんで自分ばっかり」「そんなタイミングでそうなる？」など嫌なことばかりが続くと感じています。

そして人生から逃げ出したいと考えるほどですから、「これからも嫌なことばかりが続くだろう」と考えてしまっている心理状態です。

人生から逃げ出したいと思っている人の頭の中には「思い描いていた人生と違う」という心理が渦巻いていることが多いです。

仕事で成功して地位も名誉もお金も手に入れているような人生、幸せな家庭を築いて笑顔で暮らしている人生などそれぞれに思い描いていたものがあり、「そうなっていない」ことで人生から逃げ出したくなっています。

これは「理想通り」にならないのはおおよその人が覚悟していますが、『まったく違う』のは許容範囲を超えるため目を逸しているのですが、その現実を何かのタイミングで突きつけられると逃げたい気持ちになります。

人生から逃げ出したいと考えている人は「何もかもどうでもよくなっている」ような心理状態にあることが多いです。

やらなきゃいけないこと、やるべきこと、やったほうがいいこと、頼られていること、任されていることなど、大小あれど人それぞれ持っているものですが、それら全てを含めて「どうでもいい」と考えています。

そういったものの重圧から解放されて、すべてを投げ出して逃げたい、逃げ出してしまいたいと考えているのです。

人生から逃げ出してしまいたいと感じている人は「逃げ出したほうが人生マシだと思っている」心理状態にあります。

「逃げる」というのは時に必要なときはありますが、基本的にはポジティブなものではありません。逃げた人には負け犬のレッテルが貼られたり、信用を失ったりということがあります。

逃げ出したことでそのようなことになっても、「そのほうがマシ」「それくらいで済むなら逃げたい」と思うほどに、今の自分の人生の状態が悪いものだという心理になっています。

人生から逃げ出したい時の心理を見てきましたが、続いては「人生から逃げ出したいと思う瞬間」をご紹介します。

どんな時、どんな場面で、どんなタイミングで、「逃げたい」「逃げ出したい」と感じるのでしょうか。その瞬間として挙げられるものを見ていきましょう。

こちらは「あるある」として分かりやすいものと言えますが「仕事で失敗した瞬間」が人生から逃げ出したいと思う瞬間に挙げられることは多いです。

仕事を失敗して上司に叱られたというレベルのものだけではなく、大きなプロジェクトに失敗して大損失を出したとか、出世がかかったレースで失敗して出世コースから外れたなどもあるでしょう。

やはり人は人生を生きていく上で「仕事」というものが大きなウエイトを占めるものですから、そこに失敗や挫折があると人生から逃げ出したいと考えてしまうのです。

人生から逃げ出したいと思う瞬間には「昔の友達が成功しているのを知った瞬間」というものも挙げられます。

友達から噂が流れてきて知ったというものや、最近ではSNSが発達したことでSNS上でたまたま見かけて知ることになったなど「知る流れ」は多く存在しています。

そんな「知りたくなかった現実」を突きつけられた瞬間に「あいつと比べて自分は…」と気持ちが沈んでいき「人生から逃げたい」と考えてしまうのです。

人生の中で「人生から逃げたい」と考えるほどの大きなショックというのはそれほど多くありませんが、「大好きな人に振られた瞬間」は好きであればあるほど逃げたい気持ちが大きくなります。

恋愛関連のものというのは「ショックなのは分かるけど～」という程度で、周りから見ると大したことないように見えます。その程度で人生逃げたいなんて甘えてると感じる人も少なくないでしょう。

ですが、当人にとっては人生においての一大事で、その人がいなければ今後の人生楽しくないし、希望もないと考えるほどのケースもあるのです。ですから大好きな人に振られた瞬間は人生逃げ出したい瞬間あるあるです。

人生から逃げ出したいと思う瞬間には「何もかも上手くいかないとき」があります。上手くいかないことが立て続けに起こったりするとそのように感じることが多いです。

「あれもダメ、これもダメ、それもダメ…こうなるときっとあっちもダメだろう…」と、そんなに続くわけがないと思うような上手く行かないことが立て続けに起こるタイミングです。

恋愛も上手くいかず、仕事も失敗続き、友達ともケンカして、そのタイミングで親の病気が見つかったなど、よくないことが重なるタイミングになると全てを放棄して逃げ出したい気持ちになります。

人生から逃げ出したい時の心理や、逃げ出したいと思う瞬間を確認しましたが、これらを見ていると「逃げても仕方ないのでは」と思うところもあるでしょう。

しかしながら、逃げ出すというのはそれ相応の覚悟が必要になる「デメリット」が存在しています。どんなデメリットがあるのかしっかりチェックしてみてください。

逃げ出すことによるデメリットには「中途半端になり評価が余計に下がる」というものがあります。これは仕事の面が一番分かりやすいですが、失敗して、その対策や改善をせずに逃げ出すことをすれば当然でしょう。

また、仕事の面だけではなくとも、友達との関係で嫌なことが重なったり、少し面倒なケンカをしてしまった場合、トラブルがあった場合にそこから逃げ出せば「あいつは逃げた」と評価が落ちます。

一時撤退することで自体が改善することもありますが、多くの場合は「問題を放置して逃げ出す」ことになるので、余計に評価が下がることに繋がるでしょう。

逃げ出すことによるデメリットには、「自己嫌悪に陥る」というものも挙げられます。「自分は逃げてしまった」という事実で自分を許せなくなる状態です。

「なんであの時逃げてしまったのか」「自分は逃げ出すような種類の人間だ」「何かあれば次もまた逃げてしまうだろう」と自分を嫌い、蔑み、自分を許せない状態になります。

逃げ出してしまうことによるデメリットには「逃げグセがついてしまう」というものもあります。

1度逃げ出して、そこで少しでも気持ちが楽になったのであれば、その経験が染み付いてしまい「次も逃げる」「また逃げる」と逃げ出すクセがついてしまうのです。

ギリギリまで戦ってみないと結果が分からないようなもの、その後に成功を得られたものなどは「全て捨てる」ことになりますので、この逃げグセがついてしまうのは大きなデメリットと言えるでしょう。

逃げ出してしまうことには大きなデメリットがあるのですが、逃げることが完全なる悪というわけではなく、逃げる選択が最善というケースもあります。

ですので、逃げる選択肢というのは捨てずに持っておくべきなのですが、その「逃げ出したいと思った時の正しい逃げ方」を知っておくのは大切なことです。

どのようなことに注意して逃げるべきなのか、以下よりチェックしてみてください。

逃げ出したいと思った時の正しい逃げ方には「今の人間関係を断ち切る」というものがあります。中途半端に今の関係を続けながら逃げるのはデメリットのほうが大きいです。

「逃げたやつ」「何かあれば逃げるやつ」というレッテルを貼られてしまうので、今の人間関係を持ったまま逃げるのは得策ではありません。

逃げるのであれば、「人間関係をすべて断ち切る！」という気持ちで逃げ出すようにしましょう。

逃げ出したいと思った時の正しい逃げ方には「住んでいるところを引っ越す」というものもあります。

実は「人生を変えたいなら引っ越せ」と言われるくらいに引っ越すことは大きな変革になります。ただし、同じ生活圏に引っ越してはダメで、仕事も友達も何もかもが変わる距離での引っ越しが必要になります。

ですので、逃げるときには住んでいるところを引っ越して、自分の周りのすべての環境を変えるつもりで逃げるようにしましょう。

逃げ出したいと思った時の正しい逃げ方には「別の何かを目標にして生き方を変える」というものも挙げられるでしょう。

これは人間関係のリセットや生活環境のリセットなどの見た目の大きな変化は必要ありません。ただ、気持ちの持ち方を大きく変えていくことが最重要になります。これまでの自分と生き方を捨てて別の生き方をするくらいの気持ちです。

ただ、これが普通はできないので、人間関係のリセットや環境のリセットをして強制的に変えるのが一般的です。気持ちだけで自分を変えるのは、よほどの覚悟と意思の強さが必要になります。

逃げ出したと考えたときに逃げるのも選択肢の1つとして持っておくべきですし、正しい逃げ方をすれば人生を好転できる可能性もあります。

ただ、「逃げずに頑張る」という選択肢ももちろんあります。そして多くの人は「イヤイヤ」な人も含めて、その選択をしている人が多いのです。

そこで続いては、少しでも「逃げ出したいけど逃げずに頑張る」ときに役立つ方法をご紹介しましょう。

逃げずに頑張るとしても現状のまま走り続けるのはかなりの精神力を必要とします。ですから、何か別のところに夢や目標を持って、そこに向かって努力して走るようにしたほうが良いです。

人生から逃げ出したいと考えるほどのものを自分の人生の第一に置いたまま頑張り続けるのは『至難の業』だということを理解しておきましょう。

人生から逃げ出したいと思う瞬間や心理など理由になるようなものを先にご紹介していますが、その多くのものには「他人」が関わっていることが多いです。

他の人と比べることで劣等感などを感じ、そこから派生して逃げたい気持ちになっているものが多いのです。

ですから、人と比べることなく、自分なりに、自分らしく生きることで逃げずに頑張り続けることができます。

本当は逃げ出したいと思っているけれど、逃げずにそのまま頑張るというのであれば、「一緒に頑張れるパートナー」がいると非常に心強いです。

ですので、そんな「一緒に頑張れるパートナー」を見つけるところから始めましょう。それは異性の恋人でもいいですし、一生続く「大親友」でもいいでしょう。

また、自分が決めた目標や夢と同じ方向を向いている、たとえば共通の趣味を持っている人が「目標達成のためのパートナー」になることもあります。どんな形であれ「パートナー」がいることで頑張ることができるのです。

「全てから逃げ出したい」「人生から逃げたい」と考えている人におすすめと言える名言をご紹介します。

名言というのは実際のその人の経験に基づいて発せられている言葉が多いので、自分なりに解釈して、力になるように取り入れていきましょう。

生まれながらに才能のある者は、それを頼んで鍛錬を怠る、自惚れる。しかし生まれつき才能がない者は、何とか技術を身につけようと日々努力する。心構えがまるで違う。これが大事だ。

これは戦国武将である織田信長の言葉と言われています。才能がある者、才能なくとも努力で実力を見せた者、身分関係なくしっかりと実力で評価していた織田信長らしい言葉といえるでしょう。

何かに挑戦したら確実に報われるのであれば誰でも必ず挑戦するだろう。報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続しているのは非常に大変なことであり、私はそれこそが才能だと思っている。

これは天才将棋棋士と言われる羽生善治の言葉です。天才と言われますが、その努力の量もすさまじいものがあり、それを裏付けている言葉ともいえるでしょう。

人生から逃げ出したいと思っているのに逃げない人は本気でそう思っていない人です。そして、本気でそう思っているのに逃げない人は多くの場合、心を病んでしまいます。

逃げ出すことにデメリットもありますし、簡単に逃げていてはそのデメリットのほとんどを身に受けることになるでしょう。

ですが、本気で病むほどに逃げ出したいのであれば、正しい逃げ方を参考に逃げる、逃げずに頑張る方法を参考に状況を変えることを考えていきましょう。