他人と比べてしまう心理や原因!病気?この癖を直す方法も紹介

他人と比べてしまう心理や原因とは?人はそれぞれ見た目や性格、価値観や生まれ、育ちなど違っていて当然なのですが、その当然の部分を理解しつつも「つい人と比べてしまう」ことがあります。この心理や原因、さらにはこの癖を直す方法などをご紹介しますので確認してみましょう。

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目次

  1. 1自分と他人を比べない生き方をしよう!
  2. 2人と比べてしまう心理とは?
  3. 3人と比べてしまう癖の原因
  4. 4人と比べてしまう癖を直す方法
  5. 5人と比べるのをメリットにする方法
  6. 6人と比べてしまう自分を変えていこう

自分と他人を比べない生き方をしよう!

ついつい人は他人と自分を比べてしまうことがあります。「あの人が羨ましい」「あの人より自分のほうがマシ」など比べ方には色々な形がありますが、「比べる」という行為は日常的に行われています。

なぜ人は他人と比べてしまうのでしょうか。この「人と比べてしまう心理」や「人と比べてしまう癖の原因」をご紹介します。

また、人と比べてしまう癖を直す方法や人と比べるのをメリットにする方法なども取り上げていますので、ぜひチェックしてみてください。

人と比べてしまう心理とは?

それではさっそく「人と比べてしまう心理」を見ていきましょう。どんな気持ちがあって人と自分を比較してしまうのでしょうか。

これは「よく他人と自分を比べてしまう人の心理」とも言える部分なので、このような心理がある人は頻繁に他人との比較をしてしまう傾向があります。

どのような心理なのか以下よりチェックしていきましょう。

他人からの評価が気になる

人と比べてしまう心理には「他人からの評価が気になる」というものがあります。他人からの評価が気になるからこそ、誰かと自分を比べて自分がどの位置にいるのかをチェックしてしまうのです。

他人と自分を比べても本当の意味での客観性はないので他人からの評価とイコールとは言えないのですが、それでもある程度の指標にはなります。

「あの人よりは優れている」などの自己評価をすることで、「きっと周りからもそう見られている」と考えて、安心したり、悔しい思いをしたりしています。

誰かに認めてほしい

人と比べてしまう心理には「誰かに認めてほしい」というものもあります。自分はこんなに優れているのだから周りにもっと認めてほしい、と考えている心理です。

「あの人よりも勉強ができる」「あの人よりも営業成績が良い」「あの人よりも顔がいい」「あの人よりもスタイルがいい」など誰かと比べて優れているところを見つけて、そこを認めてほしいと願っています。

また、実際に認めてもらうことができなくても、自分で「優れている」と思うことで、疑似的に認められた感覚を味わいたいという無意識下の心理も働いています。

嫉妬心が強い

人と比べてしまう心理には「嫉妬心が強い」というものもあります。誰かと何かを比べて嫉妬することが多いので比較することをやめられないのです。

嫉妬するということは人と比べることで「羨ましい」とか「ズルい」と考えることが多いのですが、それでもやめられないのは、嫉妬心が強い人は「嫉妬しないで済む対象」を求めているからです。

つまり、ここまでに挙げた他の心理と同じように「自分のほうが優れている」と思える対象を探して、嫉妬しないで済む相手を探して、比べ続けているということです。

物事を勝ち負けで判断している

人と比べてしまう心理には「物事を勝ち負けで判断している」というものもあります。何にでも勝ち負けをつけたがる人がいますが、そういう人は表面上も心の中でもどちらでも人と比べてしまう性格です。

口に出して「自分の勝ち」と言っているものもあれば、心の中で勝手に比べて競って「自分の勝ち」「自分の負け」とやっているときもあります。

自分が勝っているか負けているか、そこでしか人を見られなくなっているようなケースもあり、周りの人からすると「いちいち勝ち負けを言われて」面倒だと思われていることが多いです。

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人と比べてしまう癖の原因

人と比べてしまう心理を確認しましたので、続いては「人と比べてしまう癖の原因」を見ていきましょう。

心理についても人と比べてしまう原因になっている部分もありますが、さらに具体的に「原因」にフォーカスしてチェックしてみましょう。

自分に自信がない

人と比べてしまう癖の原因には「自分に自信がない」というものが挙げられます。そして、自分に自信がない人は「やっぱり自分はダメだ…」と人と比べてさらに自分を卑下する癖もあります。

「あの人はすごいなぁ」「なんで自分はあの人みたいにできないんだろう…」など人と比べることでさらに落ち込んだり悲しんだりすることが多いです。

また、自分に自信がないからこそ、自分の選択が間違っていないという自信もないので、他人と比べることで「これで間違ってはいなさそうだ」と安心しているところもあります。
 

下を見て安心したい

人と比べてしまう癖の原因には「下を見て安心したい」というものもあります。これが人が他人と比べてしまう原因の中では一番多い原因と言えるでしょう。

「あの人よりはマシ」「あの人は大変そうだなぁ」「あの人はダメだ」「あの人みたいにはならないようにしよう」など自分の価値基準の中で自分よりも下の人を見て安心しているのです。

それで心が病むのを防げるなら完全に否定もできませんが、あまり良い癖と言えないのも事実なので、他の方法で安心できるようにするべきでしょう。

現状に満足していない

人と比べてしまう癖の原因には「現状に満足していない」というものもあります。今の自分は本来の自分ではなく「もっと自分はこうあるべき」と常々思っているのです。

そして誰かと比べることで「あの人のようになりたい」とか「あの人の地位は本来自分がなるべき」などと考えながら自分と他人を比べています。

「あの人のようになりたい」という比べ方であれば特にネガティブなものではないので、現状に満足していないのが原因で他人と比べてしまう人は悪い面だけではないと言えるでしょう。

人と比べてしまう癖を直す方法

人と比べてしまう心理や人と比べてしまう癖の原因を確認しました。これが必ずしも悪いこととは言い切れませんが、基本的にはネガティブな部分が多くなっています。

そこで、この「人と比べてしまう癖」を直すにはどうしたらよいのか、そのための方法をご紹介しますのでチェックしてみてください。

熱中できる趣味を持つ

人と比べてしまう癖を直す方法としては「熱中できる趣味を持つ」というものがあります。他のことが考えられないくらいに、暇があればそのことを考えてしまうくらいに熱中できる趣味です。

最初のうちは「でも自分にはこの趣味がある」という、結局は比べてしまう自分がいると思いますが、熱中具合が強くなれば強くなるほど、そんなことすらも考えずにいられるようになります。

暇があれば誰かと自分を比べていたのが、休み時間でも帰宅中でも思考が勝手に巡るようなタイミングでは「趣味のこと」ばかりが頭に浮かぶようになるでしょう。

得意分野を鍛える

人と比べてしまう癖を直すには「得意分野を鍛える」という方法も挙げられます。これをすれば自分に自信が持てるようになるので、それが原因となる人と比べてしまう行為はなくなるでしょう。

また、得意分野を鍛える過程でも「趣味に熱中している」のと同じように鍛えることに精一杯で、他のことを考えたり、人と比べたりしている余裕がなくなります。

そして、その余裕ができたころには1つ自分の得意とする分野が確立されているので、誰かと比べるようなことは無くなる、もしくは少なくなっていることでしょう。

パートナーを見つける

人と比べてしまう癖を直すには「パートナーを見つける」というのも良いでしょう。パートナーとの時間を大切にすることで他人のことなど気にならなくなります。

世界で重要なことは自分とパートナーが幸せに暮らせることだけであって、他の誰かなどは関係ないという感覚になれれば、勝手に人と比べてしまう癖などなくなっています。

ただし、「他の夫婦、カップル、友達と比べて」自分たちは…と比べてしまう可能性もあるので、その部分には注意しましょう。

人と比べるのをメリットにする方法

先にも触れているとおり「人と比べる」というのは悪いことばかりではありません。ですが、ネガティブな部分が多いのも事実なので、それをメリットに変えるように意識を変えていきましょう。

大事なことは比べるのが自分の基準の中で「下」となる人やモノではなく、「上」と比べるようにすることです。そして、比べたあとに「それをバネにして」いくことが大切です。

嫉妬する気持ちをバネに変える、認めてほしい気持ちを行動力に変えるなど、比べたあとに感じた感情を自分の燃料に変えて突き進むようにしましょう。

人と比べてしまう自分を変えていこう

人と比べるというのは時に必要な場面もありますが、ネガティブなものであればその癖を改善していかなくてはいけません。

そもそもネガティブな「人と比べる」という行為をしている時点で、実は自分を下げる行為だったり、余計に落ち込む原因だったりするので、その場合は百害あって一利なしです。

こちらでもネガティブなものをポジティブに変える方法や、ポジティブな比べ方の参考になるものをご紹介しているので、それらを参考に自分を変えていく努力をしましょう。

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