2019年03月19日公開
2019年03月19日更新
男性恐怖症の原因とは?男性が怖い女性って?
男性が怖くなってしまう症状、男性恐怖症。男性恐怖症になってしまう女性は、一体どのような原因でそうなってしまったのでしょうか?「過去の恋愛のトラウマ」など、男性恐怖症になってしまう原因や、男性恐怖症の症状などをご紹介します。
目次
男性が怖い!治したいけどどうしたらいい?
男性が怖くなってしまう症状、「男性恐怖症」をご存知ですか?男性が近くにいるだけで体に異変が起こったり、恐怖を感じてしまう症状です。
話には聞いたことがあるけれど、具体的な症状やその原因など、あまり知らない人も多いのではないでしょうか。
地球の半分以上の人が怖くなってしまう「男性恐怖症」。今回はその男性恐怖症について、なぜ怖いのか?どうしたら治るのか?などご紹介していきます。
男性恐怖症とは?
男性恐怖症とは、その名前の通り男性に恐怖を覚えてしまう症状です。地球にいる人は女性か男性かでわかれてしまうのですから、半分以上の人間に恐怖を覚えるのはとてもつらいことです。
症状は様々で、重いものから軽いものまであります。場合によっては倒れてしまいそうになることも。
それでは、男性恐怖症とはなぜなってしまうのでしょうか?その原因について探っていきましょう。
男性恐怖症になってしまう原因とは?
生まれてそのまま男性恐怖症になるのではなく、なんらかの原因があって、そこから男性恐怖症になる人が大多数です。その原因は様々で、小さいころから男性恐怖症になってしまった人もいれば、大きくなってから恋愛やいろいろなことを経験し、男性恐怖症になってしまった人もいます。
というわけで、まずは男性恐怖症になってしまう原因の一部をご紹介します。もしかしたら、男性が怖いという女性は、過去にこのようなことがあったのかもしれません。
過去の恋愛でのトラウマ
原因のひとつ、過去の恋愛のトラウマ。過去付き合った男性の行いのせいで、男性恐怖症になっているというケースです。
例えばおつきあいしていた人が、優しかったのに急に暴力をふるうようになってきた。暴言ばかりを吐いていつも精神的に追い詰められていた…など、「男性=怖い」という認識がしみついてしまっています。
そのせいで、男性と恋愛をすることができなくなってしまう女性も。恋愛をしていた大好きな相手だからこそ、心の傷が大きいものです。
性的虐待
過去に性的な虐待を受けていたことが原因で、男性恐怖症になってしまった女性もいます。
男性から受けた性的な痛みが忘れられず、ほかの男性もそうするのではないかという恐怖や、その時のことを思い出してしまう、という女性も。
この原因を作るのは過去の恋愛の相手などのケースもありますが、父親などといった身近な人間のケースである場合もあります。こういった悲しいトラウマに苦しむ女性もいます。
父親のトラウマ
一番身近にいる男性と言えば、やはり家族である「父親」です。生まれてからずっと一緒にいる男性です。父親といえば自分の成長を見守ってくれる存在です。ですが、その父親という存在から男性恐怖症の原因を作られてしまったケースもあります。
例えば先に紹介した性的虐待であったり、性的でなくてもなんらかの暴力などの虐待であったり、そういったことを経験している女性は、男性そのものが怖くなってしまいます。
本来自分を守ってくれるはずの父親が男性恐怖症の原因になる、悲しいケースです。自分が受けていなくても、母親が受けているのを見て男性恐怖症になったケースもあります。
上司からのセクハラ・パワハラ
仕事をしている女性であれば、上司からのパワハラやセクハラによって、男性恐怖症になってしまう人もいます。
性的な嫌がらせを受けることで男性そのものが苦手になってしまい、しかし上司なのでうまくかわすことができない…といったパターンです。
セクハラやパワハラは告発することにも勇気がいりますし、黙って見過ごされてしまうこともあります。原因の一つになりやすいです。
男性恐怖症の症状
それでは、男性恐怖症になっているとどのような症状が現れるのでしょうか?男性恐怖症の症状の一部をご紹介します。男性を前にして、こういった症状が出ている人がいたら、もしかしたらその女性は男性恐怖症かもしれません。
男性恐怖症は案外、つらい症状が多いものです。何か起こってしまう前に、一度気にかけてあげてみてください。
男性と話すと過呼吸になる
男性と話すと過呼吸になってしまう、という男性恐怖症の症状もあります。過呼吸とはその名前の通り呼吸を過度にしてしまうことであり、はあ、はあ、と呼吸が荒くなります。
最悪の場合倒れてしまうこともありますので、かなり危険な症状です。ちゃんと落ち着くことができないと、ずっと続いてしまいます。
男性と話すたびに倒れるかもしれない危機に陥る、かなりつらい男性恐怖症の症状です。
男性が側にいるだけで吐き気に襲われる
ストレスがたまると胃痛がおこったり、吐きそうになったりします。それと同じで、男性恐怖症も男性が近くにいたら、吐きそうになってしまう症状もあります。
常に吐き気に襲われるのはかなりつらいものです。ひどい場合は吐いてしまうこともあります。
男性が近づくと手が震えたりする
恐怖やストレスで手が震えてしまうように、男性恐怖症の人は男性が近くにいるだけで震えてしまう症状も持っています。
頭の中がパニックして手が震えてしまうので、モノを持ったりすることができません。それどころか体が震え動けなくなってしまう人もいます。なにもできなくなってしまいますし、その場から動けなくなってしまいます。
男性がいると汗がとまらなくなる
恐怖を感じると冷や汗が出ます。これと同じで、男性恐怖症も汗が止まらなくなる、というケースがあります。
しかもただ汗をかくだけではなく、全身から吹き出すように汗が出ます。季節によっては脱水などの症状を引き起こす場合もある、かなり危険な症状です。
男性恐怖症になりやすい女性の特徴
かなりつらい原因や症状を持つ男性恐怖症。それでは、男性恐怖症はどのような女性がなりやすいものなのでしょうか?
男性恐怖症になりやすい女性の特徴をご紹介します。
気が弱い
気が弱くノーが言えない女性は、男性恐怖症になりやすいです。ノーが言えないので暴力などを起こす男性を引き寄せやすく、また、そうなった時に抵抗することができません。
抵抗することができないので、辛い仕打ちを受けたままになってしまいます。そうすることで、男性恐怖症になってしまうのです。
真面目で抱え込みやすい
まじめな女性も男性恐怖症におちいりやすいです。まじめな女性は抱え込みやすく、なにかがあっても他人に相談することがなかなかできません。
たとえば過去の恋愛でトラウマになるようなことがあっても、自分にも非があったかもしれない、だからあんなことをされたのだという思考になったりします。
いろいろ考え込みすぎて他人に相談できず、結果自分で抱え込んでしまうので、克服できないまま男性恐怖症になってしまいます。
人見知りしやすい
人見知りをしやすく、人と接することが苦手な女性も男性恐怖症になってしまいます。ただでさえ人と接するのが苦手なのに、異性ともなるとさらに苦手意識が芽生えてしまいます。
苦手意識がやがて恐怖対象になってしまうと、そのまま男性恐怖症になってしまうということです。
男性恐怖症の克服方法
男性恐怖症はつらく、症状もかなり重い人もいます。自分では避けようがないことが原因で男性恐怖症になってしまうケースも、少なくありません。
それでは、男性恐怖症になってしまった場合、どうやって治していけばいいのでしょうか?男性恐怖症の治し方の一部をご紹介します。
まずはインターネットで話す
直接話すと、そもそも話す前に近づくだけで症状が出てしまう人もいます。そうなってしまっては、話すこともできません。
なので、まずはネット越しに男性の方と話してみましょう。オンラインゲームなど、共通の目的がある場合は、「何を話そう」とパニックになることがないのでおすすめです。
場合によってはかわいらしい女性キャラクターの外見をしている男性などもいますので、現実の男性よりはずっと話しやすいです。
女友達同伴で大人数で遊ぶ
一対一だと恐怖してしまうので、男性恐怖症ではない女性の方と、大人数で遊んでみましょう。
ほかの女性がそばにいるということが安心できますし、その女性が男性と話している姿を見て安心することもできます。
特に男性も女性もそれなりにいる大人数ですと、あまり多くしゃべらなくていいので、かなり負担は少なくなります。気軽にその場にいることができるのでおすすめです。
自分に自信をもつ
自分に自信が持てるようなことを成し遂げたり、自分を磨いたりして、自分に自信を持ちましょう。自分に自信を持つだけで、男性を目の前にしても物おじしなくなります。男性を目にするだけで恐怖しなくなるので、男性が怖いという気持ちが薄れてきます。
怖くなるだけではなく、「自分は男性とも話せる」という自信に繋がっていくので、自分磨きは非常におすすめです。
男性恐怖症であることを伝える
伝えることは怖いことですが、男性恐怖症であることを伝えてしまうのも一つの手です。相手が男性恐怖症と知らないと、「これは変に思われないか」などいろいろ考え込んでしまうもの。
相手が男性恐怖症と知っていると、それ相応の対応もしてくれますし、何より「自分が男性が怖いと知ってくれている」という安心感が生まれます。
いいにくかったら、まずは周りの女性に言ってみることから始めましょう。そこから間接的に伝えてもらうのもいいでしょう。
重度の男性恐怖症の場合は病院に行くべき!
これまで紹介したのはあくまで自己判断が元となります。この方法ですべて完治するわけではありません。
どうしても男性恐怖症が治らない場合は、いっそのこと病院に行ってみましょう。専門的な治療を受けることによって、男性が怖いという気持ちが少しずつなくなっていきます。
あなたの男性恐怖症度の診断チェック
そもそも自分が男性恐怖症なのかわからない!という方は、簡易な男性恐怖症診断チェックをしてみましょう。いくつあてはまるか数えてみてください。
男性恐怖症診断
□子供の頃男性から嫌がらせを受けたりなど、いやな思い出がある。
□男性の友達をあまり作りたくないし、少ない。
□女性に対していえることが、男性に対しては言うことができない。
□男性との恋愛をあまりしたいと思えない。
□初対面でなくとも、男性と話すという行為が緊張してしまう。
□男性との過去の恋愛で肉体的、精神的な暴力など、いやな思い出がある。
□がっちりした体格や、強引な性格の男性が苦手だ。
□男性から近づかれると、どきどきするよりも怖いという気持ちが勝ってしまう。
□男性が怒鳴っている声などを聞くと、その矛先が自分でなくとも恐怖を感じてしまう。
□男性を見ると冷や汗が止まらなくなったり、いやな動悸がしたりする。
診断結果
【0から3チェック 男性恐怖症ではありません】
チェックが3までの人は、男性恐怖症ではないと診断していいでしょう。
【4から6チェック 男性恐怖症になるかもしれません】
チェックが6までの人は、もしかしたら男性恐怖症になるかもしれない人です。何らかの弾みで恐怖を覚えてしまう可能性があるので、はっきりと断る自信をつけましょう。
【7から9チェック 男性恐怖症です】
チェックが9までの人は、男性恐怖症の診断です。あまりに身体的につらい症状がでるならば、病院に行くべきでしょう。
【10チェック かなりの男性恐怖症です】
チェックが10満点の人は、かなりの男性恐怖症です。一人で抱え込むのはつらいことです。病院などにいって、自分がつらくない治療をするようにしましょう。
男性恐怖症があるなら女性恐怖症はあるの?
男性恐怖症は「男性のことを怖くなってしまう」という症状。では逆に、「男性が怖くなってしまう」女性恐怖症というものはあるのでしょうか?
女性恐怖症も存在する
その答えはイエスです。女性恐怖症も存在します。この場合は、女性のことがたまらなく怖くなってしまうという症状です。
やはりこちらも男性恐怖症と同じく、過去の恋愛で女性から恐怖をうけたり、過去母親から暴力などを受けていた人がなる症状です。
女性恐怖症も男性恐怖症は同性でも?
今回は男性恐怖症の「女性」についてまとめましたが、実は男性恐怖症も、女性恐怖症も、同性であっても起こりうる症状なのです。つまり、男性恐怖症の男性がいて、女性恐怖症の女性もいるわけです。
同性によるいじめやパワハラ、セクハラ、恋愛関係のもつれなど、そういったものが原因で起こりうることです。女性だから女性は大丈夫、男性だから男性は大丈夫と言った考えは、捨てる必要があります。
また、男性女性問わず「対人が怖くなってしまう」対人恐怖症などもあります。人が人のことを怖くなってしまう症状は、実はいろいろなものがあります。
男性恐怖症はつらいもの
知らない人が見たらどうしてそうなるの?と思うような症状が出てしまう、男性恐怖症。軽い症状もあれば、かなり重く倒れてしまうようなものもあります。
もし近くに男性恐怖症の人がいたら、気にかけてあげるようにしましょう。特に同性の人が気にかけてあげるだけで、かなり楽になります。
そして男性恐怖症に苦しむ人は、少しずつ治すように身近な人を頼っていきましょう。時には病院に行く必要もあります。無理をせず、誰かに頼るようにしてください。