顔がでかい人の原因9つと骨格が大きい悩みがある人の小顔対策

顔がでかい原因は骨格だけではありません。顔がでかい原因を理解して有効な対策を立てれば、憧れの小顔も遠くありません。顔の大きさの基準に照らせば顔がでかい悩みも吹き飛ぶかも知れません。顔の大きさに関する疑問や悩みを一挙に解決しませんか。

顔がでかい人の原因9つと骨格が大きい悩みがある人の小顔対策のイメージ

目次

  1. 1顔がでかいしごつい!この悩みどうにかして!
  2. 2顔がでかい人の原因を9つ紹介
  3. 3顔がでかい人に見えてしまう人の特徴
  4. 4顔がでかい人の小顔対策【マッサージ編】
  5. 5顔がでかい人の小顔対策【髪型編】
  6. 6顔がでかい人の小顔対策【メイク編】
  7. 7そもそもあなたの顔は本当にでかい?顔の大きさの基準
  8. 8顔が大きいかきちんと測ってみよう
  9. 9小顔ならいいわけでもない

顔がでかいしごつい!この悩みどうにかして!

八頭身美人という言葉があるくらい、美人には小顔が多いです。顔が小さいだけで、十人並み以上といわれているような気がします。

人気の女優やモデルを思い浮かべ、鏡を見るたびにため息をつく、そんな人も多いでしょう。小顔美人がもてはやされる昨今、顔が大きいという悩みを抱えている人は決して少なくありません。

女優やモデルを基準にするのはどうかと思いますが、街を歩いていても小顔の人はけっこう目につきます。生まれ持った体質なのでしょうか。顔がでかい、ごついという現実は変えられないのでしょうか。

そもそも小顔に生まれついた幸運な人が、こんなにたくさんいるのはおかしくありませんか?実は、多くの女性は苦労なく小顔を手に入れたわけではありません。小顔になるために、日夜努力と工夫を重ねているのです。

顔がでかい、ごついと悩んでいる人も、小顔になることを諦めるのはまだ早いです。顔がでかい人も、顔がごつい人も、努力次第で小顔になれる可能性が残されています。

顔がでかい人の原因を9つ紹介

一口に顔がでかい人といっても、タイプはいろいろです。顔がでかい原因は、大きく分けて3つあります。まずむくみ、次は脂肪や筋肉のたるみ、最後に骨格です。むくみの原因もさまざま、それによって対策も変わってきます。

小顔になるための対策を考える前に、自分の顔のでかい原因を知る必要があります。自分の顔がなぜでかいのか、顔がでかい原因を知って、顔がでかいという悩みを解消しましょう。

顔がでかい原因①水分の摂り過ぎによるむくみ

むくみとは、血管からしみ出した余分な水分が、細胞の間に溜まる現象です。病気や薬の副作用が原因になることもありますが、日常生活に原因があることも少なくありません。

むくみには、水の摂り過ぎもですが、塩分の摂り過ぎが大きな原因になります。塩分を摂り過ぎると、体内のカリウムとのバランスを保つために保水作用が働き、むくみの原因になります。

塩辛い物を食べると、水分をたくさん摂ることになるので、顔がむくみやすくなります。塩辛い食べ物が好きな人、習慣的に食べる人は注意が必要です。

顔がでかい原因②お酒の飲み過ぎによるむくみ

アルコールには利尿作用があるので、一見むくみとは無関係に思われますが、たくさんお酒を飲んだ翌日、顔がパンパンにむくんでしまった経験がある人は少なくないでしょう。

アルコールを摂取すると、初めはどんどん体内の水分を排出し、体は脱水状態になります。しかし、アルコールの分解にも水分が必要なので、体は水分を要求します。摂取した水分が腎臓で処理しきれなかった場合、細胞内に溜まり、むくみとなります。

だからといって、水分摂取を控えると危険です。ひどい二日酔いの原因にもなりましから、顔のむくみ対策には、ほどほどの飲酒量を守ることが一番です。

顔がでかい原因③運動不足によるむくみ

運動不足は血行不良を招きます。血流が滞ると、血管からしみ出した水分を効率的に回収できなくなり、むくみの原因になります。血の巡りをよくするために、日頃からウォーキングやストレッチなどで体を動かしてむくみ対策をしましょう。

同じように身体の冷えも血行が悪くなる原因の一つです。冷たいものを飲み過ぎたり、クーラーの効いた部屋に閉じこもっていたりしてもむくみの原因になります。

体質的に冷え性な人は、そうでない人より顔がむくみやすいので、身体を温める食べ物を積極的に食事に取り入れたり、身体を冷やさないようにして対策をとる必要があります。

顔がでかい原因④顏の骨格が大きい

生まれつきがっしりとした骨格の人は、どうしても顔が大きくなります。大きいのは顔だけでなく、手や足も含め、全身の骨格が大きいので、バランスはとれています。むしろ、顔の骨格だけが小さい不安定な印象を与えます。

骨格は遺伝子が原因になっていることも多く、先天的なものなので、むくみのように簡単な対策では悩みの解消は難しいです。メイクや髪形で顔を小さく見せるコツを身につけるのが対策としては有効です。

顔がでかい原因⑤顏の骨格がごつい

骨格が大きいだけでなく、骨そのものがしっかりしていてごつい場合も顔がでかい原因になります。丈夫で力強い健康的な骨格はたとえ小顔でなくても魅力的です。

頬骨が張っていたり、エラが張っている人は、骨格がごつい人が多いです。骨格が大きい人と同様、メイクやカム型の工夫が、小顔に見せるための対策としては一番有効です。

顔がでかい原因⑥噛み合わせの悪さからくる骨格の歪み

あまり意識している人はいないかもしれませんが、歯の噛み合わせは体全体に影響を及ぼします。身体が歪むと血流が滞り、身体がむくむ大きな原因になってしまいます。

軽い噛み合わせのズレなら、自力で治せますが、ズレが大きいと歯科矯正が必要になる場合もあります。歯列を矯正をしただけで、顎のラインが引き締まり、小顔になることもありますから、気になるなら噛み合わせのチェックを受けてみるのもいい対策方法です。

顔がでかい原因⑦骨盤のゆがみからくる身体全体の歪み

噛み合わせと同じように、血流を悪くし、身体全体に悪影響を及ぼすのが骨盤の歪みです。頬杖をつく、いつも同じ肩に荷物をかける、脚を組む、ベッドや布団以外で転寝をする習慣がある、そんな人は要注意です。

噛み合わせに比べて骨盤の歪みは自覚しにくく厄介ですが、放っておくとさまざまな身体の不調の原因になるので、小顔になるための対策としてだけでなく、生涯に渡る健康維持のためにも早めに骨盤の歪みは矯正しておきましょう。

顔がでかい原因⑧顔の筋肉の衰えによるたるみ

あまり感情を表にあらわさない無表情な人や、人と会話することが苦手な無口な人は、表情筋の筋力が低下しがちです。筋力が落ちると皮膚がたるむのは顔も身体も同じです。顔の筋肉を動かす機会が少ない人は、意識して表情筋を鍛えることでたるみを解消できます。

太り過ぎで顔が大きい人は、表情筋ストレッチで引き締め効果が期待できます。リンパマッサージ、運動、食事管理と併用するとより効果的です。

反対に、頬の筋肉(咬筋)を使いすぎて筋膜が硬くなり、リンパの流れを妨げている場合は、ストレッチやマッサージで咬筋の緊張をほぐす必要があります。頬から首にかけてリンパマッサージをすると、むくみ対策になります。

顔がでかい原因⑨頭皮の疲れによる頬のたるみ

美容院で頭皮が硬いといわれたことはありませんか?顔の皮膚は頭皮と繋がっています。頭皮が硬くなると顔の皮膚を引っ張り上げる力がなくなってしまうため、結果的に頬がたるんでしまい、顔が大きい状態になります。

対策としては、5本の指でていねいに頭皮マッサージをすることです。ジャンプ―しながらでもできるので習慣にする憧れの小顔に一歩近づけます。

顔がでかい人に見えてしまう人の特徴

実際はそんなに顔が大きいわけではないのに、なぜか「顔がでかい人」と思われてしまう、可哀想な人もいます。何が悪いのか、原因がわかれば対策方法も見えてきます。「顔がでかい人」との濡れ衣を晴らして小顔でビューしましょう。

顔がでかい人に見えてしまう人の特徴①顏のパーツが小さい

目、鼻、口など、顔の中のパーツが小さいと、皮膚面積が大きくなり、顔が大きいと印象づけてしまいます。骨格が華奢でも、全体のバランスから、顔がでかいと思われるのでとても損です。

でもこのタイプは、メイクや髪形で簡単に顔がでかい人疑惑を晴らすことができます。最も効果的に小顔に変身できるタイプともいえます。

顔がでかい人に見えてしまう人の特徴②顔のパーツが大きすぎる

顏のパーツが小さい人とは反対に、顔のパーツが大きすぎても顔が大きい人にみられてしまいます。

丸顔や卵型の輪郭の人なら心配はないのですが、頬骨が張っていたり、エラが張っていたりする骨格のごついタイプの人で、顔のパーツが大きい人は、顔がでかい人と思われがちです。

はっきりとした個性的な顔立ちが強い印象を残すためですが、小顔に見せようと地味目のメイクをしても逆効果です。パーツにメリハリをつけるメイクで視線を一カ所に集中させれば、もう顔がでかい人とは思われなくなります。

顔がでかい人に見えてしまう人の特徴③背が低い

全体のバランスの問題ですが、同じくらい顔が大きい人でも、背が高い人は背の低い人に比べてそれほど顔の大きさが気になりません。

背の低い人は、背の高い人を基準にすると、どうしても顔が大きい印象になってしまい、本当はそれほど大きい顔ではないのに、顔がでかい人と思われがちです。

対策としては背の高い人とはつるまない、ヒールの高い靴を履くなどが考えられますが、髪を盛ったり、ネックラインや肩をきれいにみせるファッションをするなど工夫次第で小顔アピールが十分可能です。

顔がでかい人に見えてしまう人の特徴④肩幅が狭い

骨格は骨格でも顔ではなく、身体の骨格が問題で顔が大きい印象を与えてしまう人もいます。なで肩や肩幅が狭いタイプの人は、相対的に顔が大きいと認識されてしまいがちです。首が細く長い人も同じです。

肩パッと入りのジャケット、タートルネック、厚みのある生地を使った服など、ちょっとごついファッション心がけることが、顔がでかい人と思われてしまうことへの対策になります。

顔がでかい人の小顔対策【マッサージ編】

顔がでかい人は顔がむくんでいることが原因になっていることも多いので、顔がでかい悩みを解消するなら、マッサージは欠かせません。

マッサージの方法はいくつかありますが、共通するのはリンパの流れを意識することです。リンパが順調に流れ出すと、小顔効果だけでなく、新陳代謝もよくなるので、美肌効果もあらわれるようになります。

マッサージは継続するとより高い効果が得られるので、習慣にすることをおすすめします。

3分でできる小顔リンパマッサージ

メイク前の習慣にすれば、10日で効果があらわれるリンパマッサージ。リンパの流れをよくしてからフェイスマッサージでむくみを解消します。

まず、リンパの流れをよくするために、マッサージオイルを手のひらで軽く温めたあと、首の後ろを上から下へ、軽く押しながらなで下ろします。

両耳の下も上から下へ、鎖骨に沿って内から外へ、リンパの流れを意識しながらマッサージします。最後に鎖骨から肩先、脇の下へとマッサージし、脇の下でぐっと止めます。ここまでがウォーミングアップです。

額に両手の指を当て、中央からこめかみに向って左右にマッサージします。額の部分はゆっくりと押すように、こめかみはやや軽く押すようにします。3~4回繰り返します。

口の周りは、唇の下、唇の横、鼻の下の3か所を中指と薬指で強めに押します。唇の下、横、鼻の下、横、鼻の下と3~4回繰り返します。次に小鼻の横を指の腹で15~17往復、上下にゆっくりとマッサージします。

顎は、顎先から耳の下まで親指と小指以外の3本の指を使ってマッサージします。肱を上げ、引っ張り上げるような感じで左右交互に、3~4回行います。

目の周りは、中指の腹で、目尻から瞼の上を通って目頭、目の下を通って目尻へと輪を描くように軽くマッサージします。薬指を添えて、眉間を軽く押し、そこから左右に開くように指を動かします。

こめかみで止めて軽く押し、そのまま下に圧をかけながら下ろします。自然な流れで耳の下までマッサージします。目の周りから耳の下までを3~4回繰り返します。

頬骨からこめかみ、顎先を人差し指、中指、薬指を使って三角形を描くように、3~4回マッサージします。その後、3本の指を鼻の脇に当て、こめかみに向かってリフトアップすることを3~4回繰り返します。

両手の平を頬にのせ、引き上げるようにマッサージしたら、最後にもう一度、ウォーミングアップで行ったリンパマッサージをします。

エラの張った骨格をすっきりさせるマッサージ

頬骨を引き上げ、顔の幅をきゅっと締めることで、スッキリとシャープなフェイスラインを手に入れましょう。マッサージをするときはマッサージオイルを使って皮膚を傷つけないように気をつけてください。

最初に、手の平の下の部分を頬骨に沿わせ、下からゆっくりと圧力をかけて、グーッと押します。10秒ずつ3回繰り返します。次に、人差し指、中指、薬指の3本の指で、耳の横をゆっくりと3秒数えながら圧迫します。

そのまま鎖骨の先まで流し、左右から鎖骨の内側へ、中央で左右の指が出会ったら自然に下に流します。これを3回繰り返します。

藤原紀香さんもやってるあいうえおマッサージ

女優の藤原紀香さんお墨付きのあいうえおマッサージは、お風呂で行う小顔マッサージです。まず、半身浴をしながら、足先から心臓へとマッサージします。天井を見上げ、口角をきゅっと上げます。腕を胸の前で交差させ、手の平で鎖骨を軽く押さえます。

天井を見上げたまま、あ、い、う、え、おと発音します。口を大きく開けてはっきりと発音することがポイントです。3セット繰り返したら終了です。

第24回ミス日本グランプリに輝いた藤原紀香さんも、かつては顔がでかい悩みを抱えていたというから驚きです。藤原紀香さんが悩み解消のために取り入れたのが、あいうえおマッサージです。誰にでも簡単にできるので、真似してみてはいかがでしょうか。

一瞬で小顔になれる耳たぶ回し&マッサージ

小顔になる一番簡単な方法は、リンパの流れをよくして血行を促進し、老廃物を排出することです。リンパの流れがよくなれば、むくみも解消されます。リンパマッサージは面倒、そんな人におすすめなのが、短時間で即効性のある耳たぶ回しです。

耳の周りにはリンパが集中しています。そこを意識的、集中的に動かすことで、リンパの流れをよくします。耳たぶ回しといっても、実際には耳たぶではなく、顎関節を刺激するマッサージですので、最初にマッサージをするポイントを見つけます。

口を開いたとき、耳の前と後ろで骨が動きます。少し窪んだ場所に、人差し指と親指を当てます。胸を張って肩の力を抜きます。耳を持ち上げるように、ゆっくりと後ろ向きに4回転させます。次に両手の平を頬骨に軽く当て、真っ直ぐに下に流します。

即効性のある耳たぶ回しですが、やはり毎日続けることが小顔を手に入れる鍵です。メイク前の習慣にすると効果的です。

顔がでかい人の小顔対策【髪型編】

顔がでかい、ごついという悩みがある人が一番初めに取り組むべき対策が、ヘアチェンジです。どんなにマッサージやメイクを頑張っても、似合わない髪型をしていたのでは台無しです。

小顔に見せるための髪型のポイントは前髪にあります。前髪の長さ一つで人の印象は驚くほど変わります。万が一NGな前髪をしていたら、基準におさまっているはずの大きさの顔の人でも、「顔がでかい人」と思われかねません。

顔がでかい人におすすめの前髪

顔がでかい人は、前髪でおでこを隠すのがセオリーです。ぼってりと思い、こけしのような前髪は、顔の印象を暗くしますから、前髪の量は少なめで、ふわっと自然な感じで下ろすようにしましょう。

前髪がまなじりより長くなると頬骨やエラが目立つので、顔がでかくて骨格がごついタイプの人は要注意です。顔がでかい悩みがある人は、眉の下あたりを基準にして前髪の長さを整えるのがベストです。

ミディアムやロングなら、サイドにかけて徐々に長くなる横分けの前髪でもしっくりします。顔がでかい人にとって前髪は、顔の一部を隠して小顔効果を上げてくれる大事なアイテムです。こまめにカットしてバランスが悪くならないように気をつけましょう。

顔がでかい人がやってはいけない前髪

眉が隠れるくらいが、顔がでかい人におすすめの前髪の長さですが、絶対にやってはいけないのが、「オン眉」です。眉の上で前髪をパツンと切り揃えた「オン眉」は、幼さと可愛らしさで人気がありますが、ほとんどの人には難しいヘアスタイルです。

とくに前髪のエッジが眉からずっと上、髪の生え際にあるヘアスタイルは、顔がでかい人には鬼門です。

顔がでかい人がやってはいけない髪型

どのタイプの顔がでかい人でもやってはいけない髪型は、おでこ全開のポニーテールやお団子ヘアです。大きい顔を隠す前髪やサイドの髪が全くないので、輪郭を強調してしまい、大きい顔が余計に大きく見えます。同じ理由から、ベリーショートもやめておいたほうが賢明です。

顔がごつい人におすすめの髪型

顔がでかい人の中でも骨格がごつい、ヘラが張ったホームベース型や四角型の輪郭の人は髪型一つで印象がカラッと変わります。それだけに間違った髪型を選んでしまうと魅力が半減してしまいます。

ラオがごつい悩みを持っている人は、ショートなら耳の上にボリュームを持たせ、エラの部分で毛先を終わらせるヘアスタイルがおすすめです。全体のシルエットをひし形に整えることでエラの張りを目立たなくします。

ミディムなら毛先を巻いてエラが隠れるようにセットすると効果的です。ロングならストレートでもエラを隠せます。骨格がごつい人はフェミニンすぎるヘアスタイルはあまりに合いませんが、都会的でスタイリッシュなヘアスタイルなら、個性を引き出せます。

顔がでかい人の小顔対策【メイク編】

むくみやたるみはマッサージで解消できますが、今すぐ小顔になりたいならメイクを変えてみましょう。小顔メイクにはコツがあります。これさえマスターすれば、顔が大きい悩みは解消されたも同然です。メイク前のリンパマッサージをお忘れなく。

ファンデーションのコツ

小顔メイクはベースをしっかり作ることが大切です。ラメ入りの化粧下地を顔全体に塗りますが、あくまで薄く付けること。厚塗りになると小顔効果は得られません。

ファンデーションは、自分の首の色を基準にした自然な肌の色と、少し暗めな色の2色を使います。顔の内側は明るめのファンデーションを塗り、外側に暗めのファンデーションを馴染ませると、引き締まった小顔に見えます。

ファンデーションはリキッドタイプが色を馴染ませやすくおすすめです。2色のファンデーションの境目が目立たないように、仕上げにパウダーをはたきます。ファンデーションのトーンが違いすぎると、油絵のようになってしまいますから気をつけてください。

チークのコツ

サッと塗るだけであまり気を遣っていない人も多いかも知れませんが、チークは面積が広いので、実はメイクの中で一番重要で目立つ部分です。頬が膨らんだ丸顔タイプの人の小顔メイクなら、頬の一番高い部分から斜め上にチークを入れてシャープに仕上げましょう。

チークはマットなタイプがおすすめです。骨格がごついタイプの人は、頬の一番高い部分から、楕円を描くように横に長くチークを入れましょう。エラが目立ちにくくなり小顔効果が上がります

ノーズシャドウのコツ

ノーズシャドーを入れると、彫りの深い立体的な顔に見せることができます。顔全体にメリハリがつくので小顔メイクには欠かせませんが、やりすぎると下品でけばけばしくなるので注意が必要です。

日本人は欧米人に比べて顔面が平面的なので、ついしっかりと入れたくなりますが、ノーズシャドーはひと刷毛で十分です。鼻が低い人は小鼻の横にも入れると鼻が高く見えます。

アイブロウのコツ

眉の描き方で顔の印象が全く違って見えることは周知の事実です。小顔メイクでも眉毛の描き方はとても重要です。眉が短すぎると顔の余白が多くなり、顔がでかく見える原因になりますが、眉を長く描き過ぎると今度は老けて見えます。

邁の長さは小鼻と目尻を結んだ延長線上にあるのが理想的です。眉山をしっかりつくり、自然な形で描き下ろせば小顔効果はばっちりです。

シェーディングのコツ

シェーディングは、ワントーン暗い色を気になる部分にさして影をつくり、顔の気になる部分を目立たせなくする方法です。

骨格がごつい人は、エラとこめかみにシューディングを入れましょう。エラに影ができ、スッキリとした輪郭を演出できます。

そもそもあなたの顔は本当にでかい?顔の大きさの基準

顔が大きい、小さいと決める基準はどこにあるのでしょうか。パッと見や印象も重要ですが、もっと客観的な基準があってもいいように思います。

最近は小顔の人が目につきますが、髪型やメイクで上手に小顔に見せている人も多いです。顔がでかい悩みを抱えている人は、一度自分の顔を客観的な基準に照らしてみてはいかがでしょうか。

もしかしたら顔がでかいと思い込んでいるだけで、統計上はそう大きいというわけでもないのかもしれません。

国立研究開発法人、現独立行政法人産業技術研究所デジタルデータ研究開発センターが公開した「AIST人体寸法データベース」を参考に、顔が大きいといわれる基準はどこにあるのか、考えてみましょう。

ただ、AISTはサンプル数が少ないので、日本人の平均とは言いかねます。一応の目安と考えてください。

青年期の男女の顔の大きさの平均

「AIST人体寸法データベース」によると、15~34歳の男性の顔の大きさは、平均で縦23.19cm、横16.08cmです。女性では縦21.80cm、横15.20cm、男性の方が一回り大きめです。

厚生労働省では、青年期を15~24歳としています。そのほかの規定でも青年期とは、おおむね10代初めから20代半ばまでを指すようです。

成長が落ち着いた頃からが青年期ですから、今後基本的な骨格の大きさが変わることはありませんので、AISTのデータを基準としても、大きく乖離する可能性は少ないです。

高齢期の男女の顔の大きさの平均

AISTは、男性60~84歳の顏の大きさの平均を、顏の縦の長さ23.08cm、横幅15.84cm、女性の平均は、縦21.72cm、横15.20cmと公表しています。

年金受給年齢が65歳に引き上げられてから、高齢期は65歳以上を指すようになりましたが、これも大きな違いはないと思われます。

いずれにしても、男女とも青年期に比べ、縦、横ともサイズが小さくなっています。年齢が上がると小顔になる傾向があるといえるでしょう。

顔が大きいかきちんと測ってみよう

現実を突きつけられるのも怖い気がしますが、実際に自分の顔を測ってみましょう。髪の生え際から測る場合もありますが、AISTは頭のてっぺん、頭頂部から顎の先までを計測して平均を出しているので、それに則って測りましょう。

顔の横幅の測り方

顏の横幅の一番広い部分を測ります。人によってどこが一番広いかはさまざまです。顔の輪郭が、エラが張ったホームベース型の人は顎関節のあたり、顎が小さい逆三角形の人はこめかみ付近、卵型や丸顔の人は頬骨の下が一番幅が広くなっています。

顏には凹凸がありますが、顔の大きさは直線距離で測ります。顏の両側をティッシュボックスで挟み、その距離を測るのが一番簡単な測り方です。

鏡を見ながら広告の紙の端を顔の一番広い部分の左右どちらかの端に揃え、反対側の顔の端で広告を折り曲げて印をつけ、広告の端から折り曲げた印までを定規で測る方法もあります。顏の端に定規や下敷きを当てると、より正確な場所に印をつけることができます。

顔の縦幅の測り方

顏の立の長さは、頭頂部から顎の先までです。顎の下と頭のてっぺんに定規を当て、その間の距離を測る方法が一番正確です。

人に手伝ってもらえば簡単ですが、一人で測りたいときは、姿勢を真っ直ぐにして水平な台に顎を乗せ、頭のてっぺんに本や下敷きを乗せて、台からの距離を測ると簡単です。

もっと手軽に測りたいなら、テーブルに横向きに顔をつけ、顎の下と頭のてっぺんにティッシュボックスを水平に当てて、その間の距離を測る方法もあります。

基準と理想のギャップ

自分の顔の大きさを測ってみると、基準とそんなに変わらないという人も多いのではないでしょうか。統計学上は決して大きい顔ではないのに、顔が大きいと悩みを抱えてしまうのは、理想とのギャップが大きいからです。

平均的な顔の大きさでは、小顔とはいえないかもしれませんが、食生活を改善したり、マッサージをしたり、メイクや髪形、ファッションを工夫したりすることで、悩みは軽減できます。

小顔ならいいわけでもない

顔が小さいことが美点のようにいわれますが、小さければいいというわけではありません。体形や顔の各パーツとのバランスが取れて初めて小顔も魅力を発揮します。プロのモデルの世界には十頭身以上という人間離れしたスタイルの持ち主もいますがごく稀です。

AISTの基準を参考にするならば、統計的に顔が大きい部類の人はそう多くはないはずです。

女優やモデルと比べると一般人の顔が大きいのは致し方ありません。冷静に自分の顔の大きさを測ってみたら、悩みに思うほど大きくなかったという人も多いのではないでしょうか。

基準よりも大きいからといって落ち込む必要はありません。リンパマッサージで体の調子を整え、きれいになる努力を惜しまなければ、手のひらサイズの小顔は手に入らなくても、十分魅力的に輝けるはずです。

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