体育会系が嫌い･苦手な人の心理！うざい？嫌われる理由も紹介

あなたの職場や学校、ご近所の人に体育会系の人はいますか？根はいい人なんだけど、時々「うざいな～」とか、「ノリについていけない」「嫌い」と思った事はありませんか？昔の日本人は体育会系人間が大好きでした。

誰よりも早く出社し目上には大きな声で挨拶をする。目上の命令には絶対に従い意見は言わない、そんな部下は上司に大変可愛がられます。でも体育会系の上司が部下に体育会系になる事を求めたら・・・部下はうざくて仕方がないでしょう。

体育会系の人は基本誠実で真面目な人が多いです。以前は爽やかな印象から好感度も高く人々に好かれたのです。しかし時代は変わりました。「体育会系は嫌い」という人が多くなりました。体育会系が嫌い･苦手な人の心理やうざい？嫌われる理由を紹介します。

そもそも体育会系とはどんな人のことでしょうか。体育会系の人とは簡単に言うと、スポーツマン固有の特性を持つ人です。スポーツマンによくいるような人々を体育会系の人と呼び、彼らは精神論・根性論・上下関係や体を鍛える事に重きを置きます。

趣味のスポーツを楽しむだけならいいのですが、一流選手を目指すアスリートは、極限まで体を鍛えなければいけないため努力や根性といった精神論はどうしても必要になってきます。もちろんその競技が好きな事が大前提ではあります。

また、最近ではスポーツ科学が発展しているので、昔のような根性論だけの練習ではなくなっています。しかし、そうは言っても上を目指すには辛い練習は必須です。好き嫌いを言ってはいられません。監督との上下関係の中で統制され練習をする事が重要なのです。

では、そのような体育会系の人が重宝される職場とは一体どんなものがあるのでしょうか？学校の部活や大学のサークルでは文科系と体育会系に分かれます。文科系は嫌い、体育会系の方が嫌いという人それぞれですが各々に所属する人で集団の特性が違います。

ただし、ブラスバンドのような一見文科系とされるサークルでも上下関係が厳しく体育会系気質の事があります。体育会系とは、単にスポーツする人ではなく考え方（根性論、精神論、上下関係を大事にする）の特性を指す場合もあるのです。

自衛隊にいる方々は体育会系の人そのものです。上司や目上の命令は絶対ですし、日々体を鍛える事が仕事のようものだからです。危険な地域に出向く事が彼らの仕事なので、辛い訓練も歯を食いしばってこなさなければなりません。

自衛隊は国家公務員なので、安定した職業ではあります。しかし、自衛隊のような独特の雰囲気が嫌いな人もいますし体力や運動神経によほど自信がある人、叩かれても罵られてもくじけないような精神力がある人にしか自衛隊は向かないでしょう。

警察官もまた、体育会系の職場でしょう。上下関係は厳しい事はもちろん、警察官の方々も日々体を鍛えており女性も例外ではありません。

警察官には、警察庁、皇宮警察本部、都道府県警察があり、警察庁と皇宮警察本部は国家公務員、都道府県警察本部は地方公務員です。どちらも安定した職業ではありますが、階級制や上下関係が嫌いな人には向いてないかもしれません。

大工さんもまた、徒弟制度による上下関係が非常に厳しく体育会系の職業と言えるでしょう。大工になるには特別な資格は必要ありませんが、取ると有利な資格はあるようです。大工や寿司職人のように徒弟制度があるものは嫌いという人も多いでしょう。

大工になるには、ハウスメーカに入るか、親方の元に弟子入りして教えてもらう形が一般的です。ハウスメーカーに入った場合は3年程度で一人前になれますが、特別注文の家を独自に立てられるような大工になるには5年～10年の修行が必要とされるそうです。

体育会系の人とは、精神論・根性論・上下関係、体を鍛える事を重視する人達です。体育会系の部活にいけば体育会系の人に会う事が出来ますが、職場やご近所でも体育会系の人にお目にかかる事は度々あります。

周囲に体育会系の人がいたら嫌いと思ってもある程度は付き合って行かなければいけません。体育系系の人の特徴について説明します。

体育会系の人は、上下関係に厳しいという特徴があります。目上の人の命令に背くことはなく目下にも同じように絶対服従を求めます。

上司の前では犬のように逆らわずヘコヘコしている様子を「嫌いだな」と思う人は多いでしょう。しかし、現在はパワハラと訴えられる事が増えたのであからさまに絶対服従を強いる上司は少ないかもしれません。

体育会系の人は努力と根性を美徳としています。おそらくこの価値観が「体育会系の人がうざい・嫌い」と思われる一番の理由です。昔と比べて努力と根性が好かれなくなった理由は様々です。

一つは日本人がインターナショナルになって賢くなったことです。科学的ではない根拠を元に頑張らせる事は非常に効率が悪いことや、時に人のメンタルをダメにしてしまう事が分かってきました。むやみな努力や根性論は人の害になることさえあります。

体育会系の人はいつも元気で声が大きい事も特徴です。朝の挨拶から始まり、飲み会での掛け声もかなり大きい。とにかくノリが良いのです。体育会系の部活では挨拶や掛け声は大きくないと許して貰えません。その名残があるのだと思われます。

元気で声が大きいのはいいのですが、誰彼構わず大きな声では話すのでノリについていけない、嫌いだわ、と思う人は多いようです。

体育会系の人の特徴を挙げましたが、あなたの周りにも同じような人はいましたか？前述したとおり「体育会系は嫌い」という人は昔よりも多くなりました。では、体育会系が嫌い･苦手な人の心理や、うざいと嫌われるのはなぜなのでしょうか。

体育会系の人は、上下関係に厳しいです。部下が体育会系の場合は自分の言うことを素直に聞いてくれるので問題ないのですが、上司が体育会系だったらかなり大変です。体育会系の上司は絶対服従を求める傾向があるからです。

今でこそ、パワハラに当たる体育会系な指導は少なくなりましたが、それでも上司の体育会系の素質は残るので緊張を強いられます。また同僚が体育会系の場合は目上にはヘコヘコする割に同僚の意見を聞き入れない傾向があるため嫌われるようです。

体育会系の人は努力と根性を美徳としています。ですが、科学的でない努力や根性を強いるのは相手に害さえ及ぼします。例えば、「寝ないで仕事しろ」だの「血尿が出るまで練習しろ」だのと言うことは一部の集団ではいまだにまかり通っています。

勝てば官軍という言葉がありますが、どんなに過酷なしごきをしても試合に勝つ、良い業績を残す事が出来れば周囲は全てを認めて称賛さえします。しかし、その渦中にいる人はメンタル崩壊寸前かもしれず息が詰まりそうになるのです。

体育会系の人は朝から元気です。朝元気がいい体育会系の人は血圧が高めの人が多いですが、低血圧の人は朝は元気が出ません。体育会系の人は声が大きく時に威圧感もあるので周りの人はうざいと思ってしまうようです。

また、世の中には様々なタイプの人がいるのに体育会系の人はそれを認めようとしません。せめて放っておいてくれればいいのですが、「朝が早い人は成功する」だの「大きい声で挨拶しないと駄目」だの、とうるさいのでそれも嫌われる原因となるようです。

体育会系の人は、正義感が強いので不真面目さんや、体がくにゃくにゃしている人は嫌いです。体育会系の人は自分の価値観が正しいと信じて疑わないので、正義感の欠けている人は絶対に許す事が出来ないのです。

人は誰でも良い面と悪い面があります。清廉潔白を求められるとかえって汚いものに目が向いてしまう傾向があります。不真面目を許さない融通のなさ、これも体育会系の人がうざいくて嫌われる原因となっています。

体育会系の人は、ノリがよく共同で何かをするのが大好きです。従って、仕事やサークル活動でも全員が同じモチベーションでいてくれないと不満に思います。しかし人の考え方はそれぞれで、モチベーションは高い人もいれば低い人もいるのが普通です。

体育会系の人がいると、やたらに一致団結を求められます。「体育会系にはついていけない」と思う人からはうざいと思われ嫌われることになるのです。

体育会系が嫌い･苦手な人の心理を紹介しました。とにかく体育会系の人は好かれる場合と「うざい」と思割れる場合の両極端です。体育会系の人に好感を持つ人も大勢いますが今回は「体育会系の人は嫌い！」という人の理由を聞いてみましょう。

体育会系の人を嫌う人は「自分に酔っているように見える」というのを理由の一つに挙げています。正義感があり精神性を大切にしすぎるあまり自己陶酔の域に入る体育会系の人は結構な割合でいるようです。

体育会系の人が好む話は自身の趣味の話やスポーツの話ばかりで他の話題には疎い事があります。時々おじさん系のギャグを言って周りをシーンとさせてしまうことも。自分の話が面白くない事に気づいていないので周囲は合わせるのが大変と思っています。

体育会系の人を嫌い、うざい、苦手と思ってしまう最大の理由が「上を見て頑張れ！」という価値観の押し付けです。体育会系の人は全力で走らない人が大嫌いです。人間はいつでも前を向いて頑張らねばいけないと思っているのです。

でも、今は考え方が多様化しているので全力で走らなくてもいい、と思っている人や、上を目指さなくても好きなことをボチボチできればいい、という人も大勢います。そういった人にとってはヤタらに自分の価値観を「どや顔」で押し付ける人は苦手なのです。

人はいつも元気でいられるわけではありません。時にはつまずいて暗くなってしまうこともあります。また、元々の性格が折れやすい人、弱い人もいるのです。体育会系の人は基本的に体のポテンシャルが高く元気を保てる人です。

従って、もともと体が弱い人や元気が出ない人の気持ちが分かりません。分からないどころか「サボっているんだろう？」ぐらいに考えているところがあります。もちろん本人の前ではそんなことは言いませんが心の中では見下しているようなところがあるようです。

体育会系が嫌われる・苦手な理由を紹介しました。では、体育会系の人は女性からもうざいと思われているのでしょうか。女性は男性の胸板の厚さや強さに惹かれます。本当は体育会系はモテるはずなのですが、実際のところはどうなのでしょうか。

体育会系の人でも女性にモテる人もいます。どういう人がモテるのかと言えば、女性の心理が分かる人です。しかし、一般的に体育会系の男性が嫌われる・苦手と思われてしまうのは、女性の心を知ろうとせず妙にプライドが高いからです。

体育会系の人が女性心理を知ろうとしないのは男尊女卑の考え方があるからです。「女は男についてくればいい」そういった気持ちでいる男性が体育会系です。本当はマッチョな男性はモテるはず。少しだけ女性に歩み寄るようにしてみてはいかがでしょうか。

体育会系の男性が苦手だと思われてしまうのは、女心を分からないがゆえに起こるエッチの下手さです。経験豊富でモテる男性は女性の喜ばせ方を知っているので前戯にも時間をかけます。

しかし、体育会系の男性は独りよがりで、自分さえよければいいと思ってしまいがちです。従って、女性を満足させることなく終わってしまう事が多いのが特徴です。

体育会系の男性は基本的に自分の興味のある話しかしようとしません。女性の趣味を聞いたり話を深堀するようなことは一切なく自分だけ一方的に熱弁をふるいます。

最初のうちこそ、彼の話を一生懸命に聞いていた彼女も同じ話が続くとつまらなくなってきます。同じ競技をやっているカップルなどは、話が尽きることはないのでしょうが、共通の話題がない場合は合わせるのに苦労する場合もあるようです。

では、苦手な体育会系の人との上手な付き合い方をご紹介します。体育会系の人が周囲にいてどう付き合えばいいのか困っている方は参考にしてみてください。

体育会系の人が嫌われる理由の一つが根性論を持ち出して頑張り人にも強要するところです。周囲はうざいし苦手と思ってしまいますが、そもそも体育会系の人が周囲にも頑張りを強要するのは一人で頑張るのが寂しいからに他なりません。

体育会系の人は、皆と一緒に頑張って何かを乗り越えることが好きなのです。一緒に頑張りたくない場合でも「すごいですね！」「さすが〇〇さんですね！」「そこまで頑張る人見た事ないです！」と褒めたたえてあげましょう。それだけで満足してくれるはずです。

体育会系の人が嫌われる・苦手と思われる理由は度々言っていますが、ひとえに「頑張ることとそれを強要すること」です。しかし、いくら強要されたからといって、あなたがそれに付き合う理由はありません。

体育会系の人がいろいろと言ってきても、一切気にせずに自分のペースは守るようにしましょう。相手に合わせてばかりいると疲れて損をするだけです。

苦手でうざい体育会系の人には時には「自分はこう思います」と価値観をしっかり伝えましょう。体育会系の人は重苦しい人が多いですが、あまり悪意はないので貴方が意思表示をすれば、しつこく言ってくることは少なくなるはずです。

体育会系が嫌い･苦手な人の心理やうざい、嫌われる理由を紹介しました。今回は体育会系の人が嫌われる理由ばかりにフォーカスしましたが、体育会系の人が好きという人も大勢います。体を鍛えている頑強な人はカッコいいですし元気な人はやはり好かれます。

体育会系の人は真面目で誠実な人が多いです。義理人情に厚いのでこちらが一生懸命にやればそれにこたえてくれる優しいところもあります。体育会系の人は上手に付き合えば貴方の味方になってくれるでしょう。