大内万里亜(まりあ)の現在や生い立ち!元名大生のタリウム事件の犯人

大内万里亜さんは、名古屋大学在学中に知人の女性を斧で殺害し、高校時代にタリウム事件を起こしてたことが発覚されます。事件を起こした時は若干19歳だった大内万里亜さん。どのような家庭環境で育ったのでしょうか?生い立ち、心の闇、現在の彼女を徹底解説します。

大内万里亜(まりあ)の現在や生い立ち!元名大生のタリウム事件の犯人のイメージ

目次

  1. 1元名大生のタリウム事件とは?
  2. 2元名大生のタリウム事件犯人・大内万里亜(まりあ)の生い立ち
  3. 3大内万里亜(まりあ)の家族
  4. 4高校時代もタリウム事件を起こした大内万里亜(まりあ)
  5. 5大内万里亜(まりあ)の心の深い闇
  6. 6大内万里亜(まりあ)の裁判と判決
  7. 7大内万里亜(まりあ)の現在
  8. 8大内万里亜の事件を受け止め知ることで未来は開ける!

元名大生のタリウム事件とは?

元名大生のタリウム事件って知っていますか?2014年12月名古屋大学在学中に知人女性を、手斧を使って殴り、首を絞めて殺害。さらに、高校時代には同級生にタリウムを飲ませ、殺害しようとしていたことがのちに発覚されて、さまざまな余罪が出てきた事件です。

犯人は大内万里亜という女性で、「人を殺してみたかった」などの不可解は発言をし、世間を賑わせました。いたたまれない事件ですが、今回はこちらの元名大生のタリウム事件の真相を探り、みなさんにお届けしたいと思います。

元名大生のタリウム事件の概要

元名大生タリウム事件は、2014年12月に大内万里亜さんが自宅アパートで知人の森外茂子さん(当時77歳)を殺害したことで、あらゆる余罪が明るみになっていった事件です。

当時、名古屋大学に通う19歳だった大内万里亜さんですが、高校在学中に仙台市内で同級生2人に硫酸タリウムを飲ませて殺害しようとしていたことが発覚。他にも民家を放火、住人を殺害しようとしていたなどの余罪もあるようです。

極めて残虐な殺人事件として扱われており、歴史に残る事件と言っても過言ではありません。

元名大生のタリウム事件犯人・大内万里亜(まりあ)の生い立ち

若干19歳、名古屋大学に通う女性・大内万里亜さんが起こした、極めて残虐でいたたまれない事件。そこにいたるまで、彼女はどんな人生を送ってきたのでしょうか?まずは、彼女の生い立ちを調べてみました。

何不自由なく育つ

大内万里亜さんは、1995年10月5日生まれ、父、母、妹の4人家族。宮城県仙台市青葉区で、何不自由なく育ちました。妹は2歳年下で、父親はマンション経営をしていたため、比較的裕福な家庭に育ったようです。

大内万里亜さんの祖父母もお金もちで優秀だったようで、家族とも仲が良く幸せな家庭で生まれ育ってきたと考えられます。

高校時代から成績優秀

大内万里亜さんは、仙台市立上杉山中学校を卒業した後、聖ウルスラ学院英智高等学校に入学。成績は極めて優秀で、特に理系が得意でした。祖父は物理学者だったので、小さい時から影響を受けてきたのかもしれません。

しかし、その才能が仇となり、タリウム事件を起こすことになってしまうんです。大内万里亜さんにそのような頭脳がなければ、タリウムを使った事件なんて到底思いつきもしなかったでしょう。

見た目が男性のように

大内万里亜さんはTwitterを開設しており、本人の画像も流出してしまいました。その写真からもまるで男性のような風貌をしてるのが読み取れますが、高校時代から徐々に男性らしくなっていったと言います。

女へ目覚めていく自分が許せなかったのかもしれません。自分のルックスにコンプレックスがあったのかもしれません。理由はわかりませんが、男性のような風貌になり、事件を起こしてしまった訳です。

名古屋大学に進む

聖ウルスラ学院英智高校時代から理系に興味があった大内万里亜さん。当然、大学は自分の才能が発揮できる場所を選びます。彼女が選んだ大学は名古屋大学・医学部。そこで薬品に興味を持つようになります。

過去にはハムスターを使って実験を行っていいたという大内万里亜さんですから、大学生になって薬品に触れていくことで、徐々に奇行が見受けられるようになっていきます。

大内万里亜さんのTwitterでも、たびたび殺人について興味があるような発言をしていたり、犯罪計画をほのめかすようなツイートもあったとか。大学時代に薬品の勉強をしていく内に、殺人のための情報を仕入れていったのかもしれません。

大内万里亜(まりあ)の家族

大内万里亜さんは、裕福な家庭に生まれ、両親に愛されて育ってきたと考えられます。彼女はどんな家庭環境で育ってきたのでしょうか?ここからは大内万里亜さんの家族についてお話ししていきます。

父親

大内万里亜さんの父親の職業は先ほども言ったようにマンション経営です。ですので、収入も安定しており、裕福な家庭環境で育てられたと言えるでしょう。実名も世に出ていませんので、現在も同じ仕事を続けられているかもしれません。

母親

では母親はどうでしょうか?母親は生協に勤務していたようです。もちろん、人と接する機会の多い仕事ですし、娘の事件発覚後の現在は同じ仕事を続けていくのは困難かと思います。

大事に育ててきた娘さんがこのような事件を起こした訳ですから、裁判の際には「親としておわび申し上げたい」と言って涙を流したと言います。

大内万里亜さんには、2歳年下の妹がいました。妹に関しては、名前や写真等は出回っておらず、一切情報がありません。事件発覚時はまだ学生だった訳ですから、転校してなんとか穏やかに暮らしてくれていれば良いのですが・・。

タリウム事件の加害者家族ですから、辛い目に合っていてもおかしくはないでしょう。

祖父

祖父については、週刊新潮に情報が載っていたようです。名前は大内義一さんで、物理学者だったようです。東北大学教授、岩手大学名誉教授などを務めあげ、84歳で亡くなっています。

祖父が亡くなったのは、2003年の2月。死因は心不全で、仙台市青葉区の病院で亡くなったそうです。

祖母

祖母はなんと画家だったと言います。それ以上の情報はありませんが、画家であれば、今回の事件はそこまで影響を受けないのかもしれません。

どうやら名前は迪子(みちこ)さんと言うそうです。夫はすでに他界しており、葬式の際に喪主を務めたのが、迪子(みちこ)さんだったため、祖母であることは間違いなさそうです。

高校時代もタリウム事件を起こした大内万里亜(まりあ)

名古屋大学在学中に、女性を殺人した容疑で逮捕された大内万里亜さんですが、実はそこに至るまでに数々の殺人未遂を起こしてると言います。ここからは、高校時代に起こしたタリウム事件について解説していきます。

同級生に食べさせたタリウム入りお菓子

タリウムと言えば猛毒ですので、所持することは許されてるものの、買うためには身分証明書を提示する必要があるんです。では、どうやって手に入れたのでしょうか?彼女が住んでいたのは地方ですので、もしかしたらチェックが甘かったのかもしれません。

本来は家族に飲ませるために購入したと言いますが、どうやって飲ませたのでしょうか?当時同級生だった男性によると、「変わったお菓子があるけど、食べないか」と言って、彼女から渡されたと言います。

彼は半信半疑ながらも口に入れてみました。そのお菓子には味がなく、すぐに吐き出したようです。幸いにも体に異常はなかったけど、「怪しいお菓子だった」と当時を振り返って同級生は証言しています。

同級生に飲ませたタリウム入りジュース

大内万里亜さんの薬への強い興味は、同級生の間でも噂になっていたと言います。お菓子の次は、ジュースに混ぜて同級生の男性に渡しました。美味しいジュースだと渡されて、何の疑いもせずに飲み干してしまったと言います。

後から、そのジュースは大内万里亜さんの手作りだったことを知らされた彼。時はすでに遅しです。タリウムを人間が摂取してしまうと、あらゆる副作用が表れます。

被害者男子に現われた症状を観察

薬に興味があった大内万里亜さんは、当時から硫酸タリウムの致死量を計算し、それを飲ますとどうなるのか、観察して楽しんでいたと言います。

タリウムを人間が摂取するとどのような症状が起きるのでしょうか?通常は、嘔吐、頭痛、抜け毛などだそうです。被害者男性は1度目飲んだ時、手足の動きに異常を感じたと証言しています。

彼が飲んだのは1度だけではなく、2度も摂取していたと言います。2度目飲んだ時には、視力が0.01にまで落ち、徐々に脱毛も増えていったと言います。そのような症状が表れて、学校は何か対処してくれたのでしょうか?

何も対応しなかった学校側の責任は?

公判で明らかになっていったこれらの事実ですが、本人は「タリウムの中毒症状を1つ聞くだけで興奮した」と異常な発言をしています。

学校側はこの事実を把握していたのでしょうか?被害者男性は「体がだるい」などの理由から学校を休みがちになり、視力低下も伴い入院したようです。医師は、「薬の影響がある」と言っており、学校側は警察に通報し調査。しかし犯人は見つからなかったと言います。

この男子生徒は退院後も自由に体を動かせず、特別支援学校に転入することになります。学校側は生徒に動揺を与えたくなかったため、この件を公にしていなかったようです。学校側は硬く口を閉ざしたまま、この件は時の流れに任せようとしてるのでしょうか?

大内万里亜(まりあ)の心の深い闇

大内万里亜さんは、自身のTwitterの開設しており、数々の意味深な発言をしています。それらの発言からは心に黒い闇を抱えてるようにしか見えません。普通の精神状態とは思えない数々の発言から、彼女の心の闇を読み取っていきましょう。

徳勝もなみや加藤智大に惹かれる

大内万里亜さんは、自身のTwitterで数多くのサイコパスな発言をされています。当時にアカウント「thallium123」は、日本語で表記してみると、「タリウム123」になります。

さらに事件をほのめかすツイーとも多く見受けられ、殺人事件後は「ついにやった」と書いてあったと言います。さらには、佐世保女子高生殺害事件を起こした徳勝もなみや、秋葉原連続通り魔事件を起こした加藤智大が好きだともツイートしてます。

「酒鬼薔薇聖斗くん32才のお誕生日おめでとう」と言ったツイートも。そのような発言から、心に闇を抱えていたと考えられます。

2度の放火事件

大内万里亜さんは、宗教の勧誘森外茂子さんを自宅アパートに呼び出して殺害。その翌日に実家に帰ります。なんと、自宅のアパートに森外さんの死体を置いたまま、1ヶ月間も放置したと言います。

実家に帰った大内万里亜さんは、自作のペットボトル火災瓶を使って知人の家を放火してしまいます。知人の窓から自作のペットボトル火災瓶を投げ入れたので、明らかな殺意があったと考えられます。本人は、「焼死体が見たかった」と供述しているようです。

「人を殺してみたかった」

警察側からなぜこのような殺人を犯したのか尋ねると、「人を殺してみたかった」とまるで実験の1つのような発言をしています。

また、彼女の人を殺したい願望は、小学校の頃から始まっていたようで、担任の先生の給食に毒物を入れたり、中学時代には常に斧を持ち歩いてたと言います。

Twitterでも「殺してみたい人はたくさんいる」などと意味深な発言をしており、実行に移したのかもしれません。彼女が殺人を犯したのは19歳の時。まだ少年法に守られてる年齢です。その辺も計算しての犯行だったのかもしれません。

大内万里亜(まりあ)の裁判と判決

他にもどんどん余罪が出てきてしまった大内万里亜さん。ハムスターの人体実験、妹への暴力、中学時代には彼女の周りで猫の変死が続いたことも・・。

彼女の罪は森外茂子さんの殺害だけではありません。放火未遂、殺人未遂などあらゆる余罪も罪に問われています。さらに、どの事件も残虐で明らかな意志を感じさせるものばかりです。そんな大内万里亜さんの判決はどうなったのでしょうか?

人を殺したい欲求は消えず

Twitterなどの発言から、サイコパスなのでは?と疑われていましたが、裁判においても「まだ人を殺したい」と発言したと言います。その発言から、弁護側の精神障害の訴えは聞き入れてもらえず、1審では無期懲役。

2審においては、「今は多い時は1日に10人殺したいと思う。人の手を借りても人を殺さない自分を探していきたい」と心境を話しています。裁判長は自らの意思で犯行に至ったと判断し、やはり無期懲役の判決が下されました。

無期懲役

なぜ無期懲役なのでしょうか?死刑でもおかしくないのでは?と思う人もいるでしょう。さまざまな余罪があり、殺人未遂を何度も繰り返した彼女ですが、実際殺したのは宗教の勧誘の女性のみです。

幸い殺害未遂で終わった事件ばかりなのです。死刑になるには、様々な条件をクリアしなくてはなりません。大内万里亜さんの場合は、殺害した人数が1人で先天的な発達障害から興味が死に向いてると判断されたため、無期懲役という判決になったようです。

大内万里亜(まりあ)の現在

無期懲役の判決が下された大内万里亜さんですが、現在はどうしてるのでしょうか?無期懲役ですので、これから塀の中で自分の罪と向き合う生活が続いていくと考えられます。

現在どこの刑務所に収監されているのか調べてみましたが、情報は一切出てきませんでした。彼女自身がTwitterで発言していたように、刑務所送りになった訳です。

人を殺したい衝動は毎日起こると言っていた彼女ですが、現在はそのような衝動は起こってないのでしょうか?

人を殺したい気持ちは薄れているのか?

裁判でも「人を殺したい」衝動を語った大内万里亜さん、現在その気持ちは薄れてきてるのでしょうか?自分の罪と向き合い、反省の日々を送っているのでしょうか?

先ほどちらっと触れましたが、裁判では先天的な発達障害の気があると判断されています。そんな自分の感情を抱えながら、彼女も葛藤しているのでしょう。「人を殺さない自分を探していきたい」と2審で語った彼女ですが、その気持ちに現在も変わりはないと思われます。

また、「刑務所に入って治療ができて人を殺さない自分になれる根拠があれば受け入れる」とも裁判で話していますので、自分自身でも人を殺したい感情を持て余してると受け取れます。当然、現在まで彼女から謝罪の言葉はありません。

自分の犯した罪の重大さを受け入れ、自分自身を受け入れ、残りの人生で罪と向き合っていって欲しいと願うばかりです。果たしてその能力が彼女にあるのか・・。それは、現在の彼女のみが知ることです。

大内万里亜の事件を受け止め知ることで未来は開ける!

大内万里亜さんの犯した事件は、変えられない事実です。大事なのは、この事件を重く受け止め語り継いでいくことだと思います。

この事件について詳しく知らなかった人もいるでしょう。他人事で読んだ人もいるかもしれません。この事件を知ってどう思いましたか?どう感じましたか?

今感じたことを大事に、このような残虐な事件が繰り返されないように、事件を深く知り語りづいていきましょう。

関連するまとめ

関連するキーワード

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ