マネーの虎の世界一のパスタ屋のその後!立花洋の今現在も紹介
マネーの虎でパスタ屋を経営したいとプレゼンし、見事資金を獲得した立花洋さん。人気番組であるマネーの虎の中でも印象の強い志願者だったので覚えている人も多いのはず。そんな立花洋さんは現在でもパスタ屋を経営しているのでしょうか?その後の様子について調べてみました。
目次
マネーの虎のパスタ屋の現在は?
2004年まで放送されていた人気テレビ番組「マネーの虎」。2001年からの3年間の放送でしたがファンも多く、その後世界各国でもマネーの虎と同様の企画の番組が放送されるほどの人気番組でした。
そしてそんな人気番組の中でも特に印象に残っている「パスタ屋」の回。世界一のパスタとピザのレストランチェーンを開業したいと熱心にプレゼンした立花洋さんのその後はどうなっているのでしょうか?
マネーの虎とは?
人気番組だった「マネーの虎」は日本テレビで放送されていたリアリティ番組。夢を叶えるために起業したいという志願者が「虎」と呼ばれる出資者に自らの計画をプレゼンし、その内容が認められれば出資を受けられるという内容です。
出資者たちから志願者が希望する金額を集められれば「マネー成立」となり見事出資金を獲得。反対に希望金額に届かなければ「マネー不成立」となり、出資金は一円も受け取れないというルールでした。
マネーの虎の伝説「パスタ回」とは?
そんなシビアなやり取りを見ることができた「マネーの虎」ですが、一際目立っていた放送回がありました。それがマネーの虎の伝説「パスタ回」です。
個性的な志願者と強烈な虎達とのやり取りの中でも、一際目立っていた「パスタ回」。その伝説の「パスタ回」とは一体どんな内容のものだったのでしょうか?
志願者は立花洋
この伝説の「パスタ回」での志願者は立花洋さんという男性です。立花洋さんはマネーの虎出演当時44歳の無職。年齢も若くはありませんし、現在仕事をしていないということで不安を感じる条件ばかりが目につきます。
そんなマイナスイメージが強い立花洋さん。敏腕経営者でもある「虎」たちに対して体どんなことをプレゼンしたのでしょうか?また「虎」たちはどのような反応を示したのでしょうか?
希望金額は980万円
まず立花洋さんは出資者である「虎」達へ出資金の希望金額は980万円であると伝えました。お店を出店するには高額な費用がかかるのは理解できますが、回収できる見込みがなければただの無駄金になってしまいます。
立花洋さんはその980万円を出資してもらえればどんなことをするとマネーの虎で虎達にプレゼンしたのでしょうか?具体的な内容について見ていきましょう。
プレゼン内容は?
その内容とは「世界一お客様のことを考えたレストラン」を作りたいというものでした。そしてその立花洋さんの夢を叶えるために選んだ料理はパスタとピザでした。
他のレストランではとても安い原価の商品を高値で販売していることを立花さんは指摘。店を経営していくためには仕方ないのかもしれませんが「ボッタクリ」のような商売は納得がいかないと熱弁します。
そして自分は価格に見合った商品でお客様を喜ばせたいとプレゼンしたのです。しかし虎達からは商売というのは利益が出て初めて成り立つもの。ボランティアのような商売では長続きしないと痛烈な批判を喰らってしまいます。
加藤和也が出資してマネー成立
しかしそんな中虎の一人である加藤和也さんが「この人になら出資してもいいかも」と言い出します。そして最終的には本当に980万円を出資することになりました。
周りの虎達からは出資するメリットがないと引き止められる場面もありましたが、最終的には立花洋さんを応援する形で出資を決めたようです。
マネーの虎のパスタ屋のその後
大勢の虎達から批判されながらも見事加藤和也さんからの出資を受けて、いよいよパスタ屋を開店することになった立花洋さん。プレゼン終了後からは実際どのような動きがあったのでしょうか?
ラ・パットーラを出店
無事にマネー成立となった立花洋さんは、その後980万円の出資金を元に夢であったパスタ屋「ラ・パットーラ」を出店します。お店が完成するまでに思わぬ出費やトラブルなどもありましたが、無事に理想としていたカウンター付きのおしゃれなお店が完成しました。
最初のプレゼン通り原価率を考えない料理はお客にとってとても魅力的。パスタなどの料理にはゴロゴロと野菜やお肉が入っています。
経営者からすれば利益が出ない原価の高い商品ですが、お客さんからすると一度は訪れてみたいと思えるそんな料理屋に仕上がっていました。
開店日のノルマは達成
そしていよいよお店がオープン。自分のペースで営業していきたいところですが、マネーの虎では開店日のノルマが設定されることになっています。
そして今回のノルマは来客数120人・売上15万円。マネーの虎で放送されていたので他の店と比較すると知名度はありますが、とはいえ簡単な目標ではありません。しかしこのノルマを立花洋さんは見事クリアーしました。
この初日の結果に出資した加藤さんも一安心。これからも続けていけるようにとエールを送っていました。
一時期は3店舗にまで発展
そんなギリギリの状態から始まったパスタ屋の「ラ・パットーラ」ですが、その後は三店舗までにお店を拡大する繁盛ぶりでした。茅ヶ崎の本店に加えて平塚海岸通り店・鎌倉芸術館通り店にもお店を出していて、まさに人気店の貫禄です。
カフェも展開していた
そしてさらにはパスタ屋だけではなくカフェまで展開。「The COOPER’S CAFE」という名前で出店し、こちらも人気のお店だったようです。
全ての店舗を合わせると従業員も50人以上。店内ではライブが開催されたりとお客様を喜ばせるためのイベントも行われていたようです。
当時の年商は?
4店舗を経営する立花洋さんの当時の年商はなんと2億2000万円とも言われています。980万円の元手で2億以上のお金を生み出すのは簡単なことではありません。また出資された加藤さんの先見の明にも驚かされる結果となりました。
マネーの虎のパスタ屋の現在
マネーの虎で「世界一お客様のことを考えたレストラン」として出店し見事成功を収めたラ・パットーラ。そんな伝説のパスタ屋さんは、その後どのような姿になっているのでしょうか?
全店舗が閉店
一時期は年商2億2000万円を売り上げた伝説のパスタ屋でしたが、なんと現在は全店舗が閉店してしまったそうです。お客様のためにと始めた事業でしたが、一体何が原因で閉店してしまったのでしょうか?
閉店理由は?
立花洋さんのパスタ屋が閉店してしまった理由は公表されていませんが、原材料費の高騰が原因だと考えられます。
パスタを作る小麦や新鮮な魚・お肉などがどんどん値上がりする一方、少しでもお客様に安く美味しいものを提供したいという思いが経営を苦しくしていったのでしょう。
最後まで経営していた茅ヶ崎本店は15年もの間経営を続けてきましたが、2018年6月22日を最後に15年の幕を閉じました。SNS上にはお客さんからの閉店を悲しむ声がたくさん見られました。
元パスタ屋の立花洋の今現在
一時期は4店舗を運営するやり手の経営者だった立花洋さん。夢だったパスタ屋さんは閉店してしまいましたが、現在は何をしているのでしょうか?伝説のパスタ屋のその後について見てみましょう。
ツイッターやブログの更新は停止中?
パスタ屋が閉店してしまった立花洋さんですが、現在でもツイッターやブログを更新されています。ツイッターは主にブログの更新を知らせるために使っているようですが、ブログには近況が書かれています。
「don`t worry be happy!」という名前のブログなのですが、その名前の通り前向きな投稿がたくさん。お店は閉店してしまいましたが、現在も新しい事業を始めるために邁進されているようです。
現在の画像は?
こちらが現在の立花洋さん。マネーの虎に出演していた頃と比較すると歳は取りましたが、相変わらず生き生きとしているように見えます。困難や辛いことがあっても明るく前向きに生きていく姿勢は本当に素晴らしいです。
現在は無職?
飲食店のオーナーを引退した立花洋さんのその後は一体何をしているのでしょうか?無職かなと心配になりましたが、現在は派遣社員としてお仕事をされているようです。
その内容は結婚式・ホテル・レストランなど様々。しかし接客業を続けているということで、相変わらずお客さんを喜ばせたいという気持ちが伝わってきます。
年を重ねてから派遣社員で働くのは心配でもありますが、まだまだ夢を追いかけているのでその下積みなのかもしれません。
立花洋さんのその後は
夢だったパスタ屋を出店しましたが、経営難により閉店してしまった立花洋さん。困難もたくさんあったようですが、現在も前向きに様々なことに挑戦されているようでした。
現在マネーの虎のような番組はありませんが、今度は自分だけの力で新たな夢に挑戦していくのではないでしょうか?立花洋さんの今後に注目です。