姫路のお土産人気ランキング！姫路城のおすすめのお菓子やスイーツも紹介

江戸時代より姫路城の城下町として栄え、大きな町として現在も兵庫県の中で存在感を発揮している姫路ですが、世界遺産である姫路城を始め、観光地としても大変有名です。

そんな姫路に行ったとき、お土産はどうしようかと悩む方がたくさんいらっしゃいます。旅の楽しみであるお土産は、出来るだけ貰った相手が喜んでくれるものにしたいと考えるのが自然でしょう。

今回は、そんな方のために兵庫県は姫路へ行けばこれを買えば間違いなし！というお土産をランキング形式を含め、様々な方法で紹介していきましょう。

まず、姫路とはどんな都市であるかを紹介しましょう。姫路市は近畿地方の西部、兵庫県の南西部である播磨地方にある町で、中核市に指定されています。周辺自治体を含めれば約74万人の人口です。

古くは奈良時代に播磨国の国府がおかれ、跡も推定されています。江戸時代には池田輝政によって姫路藩が成立し、町はその城下町として整備されました。

1876年の8月に兵庫県へと編入され、それ以降は兵庫県に属しています。

姫路は一年を通して温暖な気候であることでも有名です。気候区分でいえば瀬戸内海式気候に属していて、冬は晴天の日が多いのですが、年に数回積雪が見られることもあります。

夏場は猛暑・酷暑となる日や熱帯夜になる日もありますが、年間の平均気温は15.2℃で降水量は平均1199mmと日本国内では少なめです。

晴れが多くて温かく、雨が少ないのが姫路の天候の特徴といえるでしょう。

姫路上は姫路を代表する観光地で、世界遺産です。江戸時代初期に建てられた天守などの主要建築物が現存しているため、国宝や重要文化財にも指定されています。

別名は白鷺城といい、天に向かって白鷺が飛び立とうとしているように見える美しい白と言われています。数々の映画やドラマなどでも使われているので、非常に有名なお城です。

では、いよいよ兵庫県は姫路へ旅行・観光に行った際に買って返りたい、おすすめのお土産人気ランキングを紹介していきましょう。まずは、お土産といえば、のお菓子編です。

姫路でおすすめの人気お土産ランキング10位は、歴史あるお菓子がランクインしました。元祖播磨屋を代表するお菓子で、名前は「塩味饅頭」です。

こちらのお店の創業はなんと1764年で、伝統があるこのお饅頭を赤穂藩に献上したことでも知られています。地元の名産赤穂の塩が使われており、地元の人には馴染み深いお菓子です。

しっかりとした落雁のような固さの皮、こしあんと、甘さと塩味のバランスが最高のお菓子です。
 

口の中でほろほろと崩れる落雁で塩味餡を包んだ10位の「塩味饅頭」をもっと幅広い世代に親しんでもらえるようにと2013年に誕生したお菓子です。

餡を包んでいるのは国産の餅米と砂糖で作った、柔らかい羽二重餅です。落雁がどうも苦手、という方でもお土産に好評です。
 

「千姫さまの姫ぽてと」は1924年に姫路市広畑区で創業して以来、地元で人気のお菓子屋である「福壽堂本店」の人気商品です。お菓子のコンテストでは数々の賞を受賞しています。

鳴門金時芋を丸ごとつかっていて、新鮮な卵と生クリームで練り上げて作ったものです。子供から高齢者まで幅広く喜ばれるお土産です。
 

百貨店スウィーツとしても有名なコロコロワッフルキューブもお土産ランキングに入っています。エール・エルというお菓子屋さんが作っているもので、さくさくした食感が人気のコロコロワッフルを箱詰めしたものです。
 

姫路で人気のおすすめお土産ランキング6位は、スイーツを「蒟蒻」や「卵」「ちくわ」などに形として再現した面白スイーツです。70年以上創作スイーツを作り続けている老舗の「大陸ひろめ庵」が作っています。

姫路のおでん文化を再現しているとして人気で、ホワイトチョコのしょうが風パウダーをふりかけて食べます。
 

貰って嬉しい、人気の姫路お土産ランキング5位は伊勢屋本店の「玉椿」です。老舗が多い姫路ですが、伊勢屋本店はその中でも郡をぬいて古く、創業300年あまりになります。姫路藩の御用菓子を務めていました。

銘菓である「玉椿」は徳川11代将軍の息女「喜代姫」と姫路城主の「酒井忠学」の婚礼にあたって献上された由緒正しいお菓子です。風味豊かでしっとりとした食感のあずき菓子です。
 

4位にランクインした「笑美玉」は、モナカ菓子です。小さくて丸い飴玉みたいなカラフルなモナカで、抹茶味やレモン味、白糖やパイナップルなどたくさんの味が用意されています。

中には餡子が包まれていて、和洋が融合した商品だと人気です。外見も非常に可愛いので女性へのお土産にぴったりです。
 

五層もなか本舗が販売している「五層もなか」も非常に人気のあるお土産のお菓子です。五層もなかは五層七階の大天守を持つ姫路城をかたどったモナカで、昭和31年の大改修のときに考案されました。

モナカの中身は北海道産小豆で炊いた自家製あんこと刻んだ栗です。パリッとした食感の中に餡と栗が非常によくあっています。
 

姫路のお土産で検索すれば、どこのランキングにも必ず上位に食い込んでいるお菓子が、こちら杵屋さんの「書写千年杉」です。

杵屋も創業100年以上の歴史がある老舗で、姫路市内に10店舗も展開しています。「書写千年杉」はバームクーヘンで、播磨屈指の古刹・円教寺ご用達のお菓子としても有名です。

バームクーヘンの中に小倉クリームと柚子餡をいれ、外側をチョコレートでコーティングし、更に表面にアーモンドスライスとココアでトッピングもしています。感動する甘さと美味しさです。
 

姫路の人気お土産おすすめランキングで1位に輝いたのは、小川堂安芸国が販売している「はりま家紋」です。

粒栗を小倉餡で包んでさらに時雨餡でも包んだ、お茶席にも使える上品なお菓子です。

大小2種類あって、大きな方には姫路城を築城した池田輝政の家紋であるアゲハ蝶が、小さい方には姫路ゆかりである千姫の紋である葵がかたどられています。
 

お菓子は終了したので、ではお菓子以外の食品編へいきましょう。姫路でおすすめの人気お土産ランキング、食品編トップ5です。

清流・夢前川沿いにて1916年から続くかまぼこ製造・販売会社の「ヤマサ蒲鉾」は日本で3本の指に入る有名企業ですが、そこで作られている「しらさぎ揚げ」はお土産としても人気です。

プレーンが9枚、えび入りが3枚、あなご入りが3枚と食べやすいサイズで個包装されている商品がお土産として人気です。
 

是非おすすめしたい人気の姫路お土産には、シュウマイも入っています。昭和21年創業の老舗中華食堂「東来春」が販売している手作りシュウマイは、何と1日1500個以上も売れています。

モチモチの食感はメリケン粉だそうで、具の9割が野菜というヘルシーなシュウマイです。持ち帰りは5個入り360円から販売していますので、是非1度は食べてください。
 

姫路のおすすめのお土産人気ランキング、食編で3位にランクインしたのは、「播磨の恵み」です。こちらは海苔です。家族へのお土産として、有名です。秘伝の出汁で味付けされた海苔を楽しんでください。
 

「アーモンドバター」はカフェ・ド・ムッシュの人気商品です。テレビでもよく紹介される姫路のご当地グルメで、食パンにぬって焼けばアーモンドトーストが簡単に作れる、というものです。

1度食べたらやみつきと、お土産にも大変人気です。
 

蒲鉾の老舗として有名な、ヤマサ蒲鉾の人気商品である「あなご蒲鉾」が1位にランクインしました。焼き蒲鉾に地元でとれたあなごが入っており、蒲鉾との相性も抜群です。

お酒のおつまみとして、また姫路のお土産としても有名で人気です。
 

お土産ではお菓子や食品よりも、とにかくお酒！という方も多いでしょう。その土地でしか作ることが出来ないお酒は、やはり人気です。

では、姫路でおすすめの人気土産ランキング、次はお酒編を紹介していきましょう。

「龍力」は株式会社本田商店で造られたお酒で、山田錦を使用して大吟醸の醸造技術にこだわったものです。煮魚や焼き魚、煮物に合うお酒であり、熱燗で飲むと香りや旨味が開くと評判です。
 

姫路には多くの酒蔵がありますが、その1つに「田中酒造」があります。そこの「大吟醸白鷺の城」は淡麗辛口のお酒で、全国新種鑑評会で7年連続金賞を受賞しているお酒です。

お土産に日本酒を選ぶのであれば、おすすめの1品です。
 

ランキングの1位に輝いたのは、光明兼光本店が造っている「純米姫路城」というお酒です。米の魅力を最大限にいかしたお酒は、酒好きへのお土産に最適です。

コクのある味わいで冷やしても温めても美味しく飲めます。
 

お土産では工芸品を持って返りたい、という方もいるでしょう。次は工芸品に焦点をあてて紹介していきます。

姫路独楽は100年の歴史をもっている伝統工芸で、長い時間回り続けることで西日本では有名・大人気の独楽です。

現在では遊ぶ子供は少なくなりましたが、縁起物として買う方が多いようです。
 

お土産には姫路張子も人気です。張子は和紙を張り重ねて作るもので、不要になった帳簿などの紙が豊富だった城下町で発達した工芸品です。
 

大切な人に、ちょっと高価で特別なお土産を、という場合には「姫革細工」が人気です。姫路を代表する伝統工芸品としても知られていて、財布やバッグ、キーホルダーなどたくさんあります。
 

お土産を買うのは、当地での可愛い雑貨もよくある、という方にもおすすめを紹介しておきましょう。

姫路でおすすめの人気土産ランキング、雑貨編のトップ3です。

男性はいつまでも少年の心を持っている、などと言われますが、姫路城のオブジェもお土産として人気です。ハコモの「姫路城」は、小さくて可愛いオブジェを簡単に作ることが出来るのです。

小さな子供さんへのお土産にも良いです。
 

姫路は色んなものの産地で知られていますが、実は「マッチ」の産地でもあるのです。「姫路おでんマッチ」はとてもユニークな商品で、生姜醤油で食べるおでんの具がキャラクター化されているものです。

裏は姫路城になっていて、面白い作りになっています。マッチを使うことはなくても楽しんでもらえるでしょう。
 

「しろまるひめグッズ」とは、真っ白な肌が特徴のお城をモチーフにしたキャラクター、しろまるひめが描かれたグッズです。これは姫路城の定番キャラクターになりますので、姫路城のお土産として人気です。

キーホルダーやハンカチ、クリアファイルなどたくさん種類があります。
 

紹介してきた姫路土産のランキングで、その販売場所として何度か出てきているのが駅前にある「ピオレ姫路　おみやげ館」です。このショッピングモールについて、次は紹介します。

ピオレにはピオレ1、ピオレ2、ピオレ3、そしてごちそう館とおみやげ館が存在し、美味しいものや雑貨などを買い求めることが出来ます。

「ピオレ姫路おみやげ館」では、杵屋、伊勢屋本店、白鷺陣屋、五層もなか本舗、ヤマサ蒲鉾、半月庵、ハトヤ、播磨本舗姫想、総本家かん川、そして姫路の銘酒八重垣の10店舗が入っています。

姫路は古くから観光地であったこと、そして大きな城下町であったことで伝統工芸も栄え、お土産ものには困りません。

姫路で人気の高いお菓子やお酒、雑貨などを紹介してきましたので、姫路に旅行にいくことがあれば、是非参考にしてください。

自分で食べたり使うのもよしですが、きっと皆から喜ばれるでしょう。