【ぬまっき伝説】日本一偏差値が低い沼津北(誠恵)高校の実情まとめ

ぬまっき伝説とは、日本一偏差値が低いという沼津北（誠恵）高校の伝説級の出来事を箇条書きにしたもの。サイトで、ぬまっき伝説のコピペが広まったことにより有名になりました。その、ぬまっき伝説のコピペは下をご覧ください。

本当に？と思ってしまうような伝説級なものばかりなぬまっき伝説。サイトでこの伝説を見た人も驚きや面白半分で拡散していったようです。こちらのぬまっき伝説の他にも、入試問題の過去問が話題になったり有名人がいるなどの噂がありました。

ぬまっきとは、日本一偏差値の低い静岡県沼津市にある私立沼津北高等学校の愛称で、昔はぬまっきーと伸ばしていたそうです。現在は誠恵高校に名前を変えています。
 

地元でも悪評高く有名だったぬまっき。日本一偏差値が低い高校のぬまっきなら入試問題も簡単なので、不良達はぬまっきへ喜んで受験しに行くのかと思いましたが、素行の悪すぎる生徒達を真近で見ているので、そうはならなかったようです。

なので、地元の不良は受験シーズンに普通の高校生同様、入試問題の過去問題集を片手に必死に勉強を始めるそうです。ある意味、沼津の不良を更生させていたのかもしれません。

沼津北（誠恵）高校の入試内容はというと、３教科（国語・数学・英語）の筆記試験と個人面接、芸術コースを受ける生徒は実技もあるようです。

ネットで、昔のぬまっきの入試問題の過去問が書き込まれていたんですが、それが衝撃的なんです！「かずおくんはりんごを3つもっています。そのうちけいこさんに2つのりんごをあげました。では、かずおくんは何個ミカンをもっていますか」

皆さん、わかりますか？答えは「わかりません」で良いそうです。さすが日本一偏差値の低い学校。そんな入試問題だったら、沼津北（誠恵）高校の過去問題集なんてやらないですよね。しっかり3年分の入試問題の過去問題集が発売されているので、そんな内容ではないと思われます。

日本一偏差値が低いというぬまっきは、なんと偏差値が２7だったんだとか。上で紹介した入試問題の過去問があのレベルなのは頷けます。

あるサイトで偏差値38の南京都高校の入試問題の過去問が掲載されていたんですが、そちらの過去問もものすごく簡単なものでした。偏差値38でも「あなたの名前を書きなさい」「徳川家康とは誰か？1犬・2人間・3鳥」などの内容。

嘘っぽいですが、非常に簡単な入試問題の過去問だったので、偏差値27のぬまっきの入試問題は、名前を書けば受かったり、やはりりんごとミカンのレベルかもと思ってしまいます。

現在の沼津北（誠恵）高校の偏差値を調べたところ偏差値が37に上がっていました。ぬまっき伝説の拡散から、偏差値は確実に上がっていることは間違いなさそうです。

日本一偏差値が低かった頃のぬまっきの入試問題の過去問をあてにしてはいけません。噂の過去問内容を信じて入試問題に挑めば、酷い目にあうこと間違いなしです。

日本一偏差値が低い頃のぬまっきの授業内容はというと、ぬまっき伝説に書いてある通りだと、基礎を覚えられる公文式に、国語は漢字書き取り。算数は九九や分数の計算、英語はアルファベットからなので、高校からちゃんと勉強しよう！と決意した人にはとても良心的です。

現在の沼津北（誠恵）高校ではコースごとに特徴があって、普通コースは体育の実習の単位が少し多めなバランス型。進学コースは大学受験カリキュラムで個別指導に定評あり。

情報処理コースは、週に授業の3分の1は情報処理の時間を取り入れ、資格習得を目指します。芸術コースは、デザインの基礎を学びデザイン・絵画・陶芸に分かれ、質の高い作品を制作します。細かい授業内容まではわかりませんが、コース別で見てみると将来を視野に入れた学校だということがわかります。

沼津北（誠恵）高校ではどんな大学へ進学できるのでしょうか。昔のぬまっきは、就職する人たちが多く受験対策のカリキュラムがなかったようです。理系の授業をしないため、理系大学を目指す人は自分で勉強しなければならなかったという書き込みもありました。

しかし、今の沼津北（誠恵）高校は大学へ進学している人が多く、進学コース・芸術コースが大学受験に特化したコースだと思われます。

スタディサプリを活用した特別プログラムに1年間取り組み、志望進路への合格を目指すというプロジェクトも始まったようです。全国初の試みということで、大学進学に向けて力を入れています。

沼津北（誠恵）高校の進学コース卒業生は、私立大学で大人気の青山学院大学など、有名な大学へも合格しているようです。どんな大学へ進学しているのか表にしてみました。

沼津北（誠恵）高校の芸術コースは、デッサンなどの基礎技術や美術史から始まり、デザイン・絵画・陶芸に分かれ、本格的な勉強ができます。中学から芸術系の道に進みたいと考えている人は、芸術コースを選択すれば大学進学にも有利です。

そんな芸術コースの主な進学先を下の表にまとめました。芸術系の大学は、大学によって学ぶ内容も先生もだいぶ違ってくるので、高校のうちに色んな芸術を知ることは大事です。

鉄格子に監視カメラがある学校ってなんでしょうか？それだけ聞くと少年院を思い出すと思いますが、ぬまっき伝説によれば、ぬまっきにはそれがあったようなんです。

昔は、ニュースに流れ問題視されたようですが、地元の人はぬまっきの素行の悪さを知っている為、歓迎していたようです。それだけ荒れていたということがわかります。

監視カメラはいたるところにあり、「職員室で映像を管理していた」「３分の１がダミーだった」「トイレにまで監視カメラがあった」など、噂がどこまで本当なのかはわかりませんが、いじめをなくす為、タバコを吸わせない為など学校側の対策のようです。

ぬまっき伝説では、ぬまっきにはおやつがあったということですが、こちらの真相はどうなのでしょうか。３時のおやつがあるって、なんという高待遇！しかし、さすがに「幼稚園児じゃない！」と抗議があり取りやめになったんだとか。

他にも、ぬまっきの生徒は万引きが多い為、お腹が満たされれば万引きが減ると考えた学校側は、牛乳とパンを支給したという話もあります。ちなみに、こちらは効果テキメンだったそうです。

沼津駅から15分と歩く為、通学バスがあるそうなんですが、家から高校までの距離が短くてもバス通学になるってまさに高待遇。ここだけ聞くとお坊ちゃま・お嬢様学校のように思えてきます。

なぜ、近い生徒までバスに乗せたかというと、ぬまっきの生徒は通学中にタバコをプカプカ吸ってしまっていたそうです。タバコを吸わせない為に考えた学校側の結論は、通学バスを利用させることでした。もちろん、通学バスの中は先生も居て禁煙なので誰も吸いません。

日本一偏差値の低い沼津北高校のぬまっき伝説は、学校名を変更するまでの騒動になってしまいました。それほど、話題になってしまったということは、皆によほどの衝撃を与えたということです。

「日本一偏差値の低い沼津北高校のぬまっき伝説」このタイトルだけでも、知れ渡ってしまった今でも気になります。

ぬまっき伝説は、ネットで拡散され全国に伝播しました。偏差値が日本一低く授業が小学生並み、DQNが多く万引きが当たり前な荒れた学校という不名誉なことが話題になり全国に流れてしまったなんて。

相当面白半分にからかわれたり、バカにされてしまった人が多いかと思われます。

地元に、沼津北高校と似た名前の高校もある為、とばっちりを受けている他校の生徒もいたようです。そんなことから、地元で1万名以上の署名が集まり、ぬまっきこと沼津北高校から誠恵高校へと1999年に無事変更となりました。

”誠恵高校”でネットで検索するとぬまっきの情報は出てきません。ですが、”ぬまっき”で検索すると誠恵高校と出てきてしまうので、バレバレかもしれませんが、ぬまっきだった事を知らない若い子たちは、そんな昔の存在を知らないかもしれません。

全国に衝撃を与えたぬまっき伝説の実態は、不良生徒の監視や、周りの住民たちに迷惑をかけないようにする為でした。極悪非道な不良が生徒がわんさかいる中で、どうしようか学校側が考えた策ということを考えれば納得できます。

ぬまっき伝説だけ読めば、なんだこの学校は！と思うかもしれませんが、そうなってしまった背景を考えると、また違った目線でぬまっき伝説が楽しめます。
 

ネットで怖いことは、嘘の噂でも本当のように書き込めば真実のように読んだ人は思ってしまうこと。このページもそうですが、皆や自分が興味あることは、広めたくなります。匿名だと余計に嘘もつきやすく、意見もしやすいかと思います。

モラルの問題になってきますが、匿名だと酷い言葉を書き込む人もいますし、それは読んだ人もヒートアップしてしまい、さらに注目を集めていきます。ほとんど嘘ともいわれるぬまっき伝説も真相はわかりません。

ちなみに、上で紹介した入試問題の過去問が載せてあった南京都高校も高校名を変更していました。ぬまっき同様、面白半分にネタにされたんでしょうか？

ネットでぬまっき伝説がヒートアップし、色んな人が自由にコメントをアップしいく中で非常に困ったのが、学校側です。ぬまっき伝説の内容が酷い為、悲報中傷行為に悩まされたようです。

その為、「ネットでネタにされまくったので学校が怒ったことがある」と、実はぬまっき伝説の一番下に書いてあります。

ぬまっきの事が書いてあるネット記事は今でも出てきますが、削除されているものが多く、ぬまっきの卒業生なども協力して削除依頼をしているようです。今ではもう、ぬまっき伝説の出所も発見することはできなくなっています。

ぬまっき出身の有名人を調べてみたら、出てきました！有名人といっても芸能人ではなく、プロ野球選手でした。千葉ロッテに所属している柿沼友哉選手は、捕手として活躍されています。残念ながら高校時代に甲子園には行ってないそうですが、プロ入りしたのは凄いことです。

柿沼選手がいた時期とは違うかもしれませんが、誠恵野球部の応援メッセージのコメントで、一方的に負け試合をした誠恵野球部員は、最後まで諦めず、それを応援し続けたスタンドの生徒たちに心を打たれたとのことでした。そして試合が終わった後、最後までしっかりとグランド整備をしていたそうです。

今では、真面目で好青年が多い生徒が多いということでしょうか。そんな姿を見ると応援したくなる人も多いかと思います。柿沼選手は、荒れていたぬまっき出身ではなく、生まれ変わった真面目で熱い誠恵高校出身の有名人だと認識した方が良いかもしれません。

荒れていた頃のぬまっき出身の有名人を調べても出てきませんでした。日本一偏差値が低い高校なので、隠しているのでしょうか。それか、ただ単に有名人がいなかっただけかもしれません。

噂では、「マッチが受験したけど後日、芸能人になりたくて堀越学園の芸能コースを受験し直した」「光GENJIの諸星君が受験した」というものもありましたが、マッチこと近藤真彦さんの出身校を調べると定時制の明治大学付属中野中野高校でした。

光GENJIの諸星和己さんの出身校はわかりませんでしたが、有名人がぬまっきに通っていたら、大騒ぎになるはずなので本当にいなかったのかもしれません。

上に書いてある、野球部応援コメントでわかるように真面目な生徒がどんどん増えていったようです。昔はリーゼントの不良やヤンキーなどが多かった時代の影響もあると思いますが、その中でも断トツで素行の悪かったぬまっき。日本一偏差値が低い高校だったぬまっき。

今では、有名人を輩出した偏差値が低めな真面目な子が多い学校になりました。

偏差値が低い高校より、偏差値が高い高校の方が規則がゆるいっていう話があります。日本一偏差値が低かったぬまっきは、素行の悪さも加わり校則が厳しかったみたいです。それは今も一緒で規則が厳しいそうですが、おやつの支給はさすがにないようです。

冷暖房完備の教室に、綺麗な学食、美術科や美術部に嬉しいガス釜・電気釜があるなど、設備が充実している沼津北（誠恵）高校。今ではもう、ぬまっき伝説とかけ離れた高校になっています。

現在の沼津北（誠恵）高校はチョークを使って描いた黒板アートが凄いそうで、「日学・黒板アート甲子園」で誠恵高校の生徒が優秀賞に輝きました。

めざましテレビでも紹介されていたそうです。フェイスブックで、優秀賞に輝いた黒板アート作品の描かれている様子が掲載されています。

沼津北（誠恵）高校の公式ホームページでは、ぬまっき伝説の誹謗中傷に対して、「事実無根とし本校と一切関係ありません」と記載されています。

ですがもし、ぬまっき伝説が気になってしまって誠恵高校への入学を迷っているのであれば、オープンキャンパスに参加してみましょう。説明会の他に体験学習もあるので、どんな学校か少しだけわかると思います。

日本一偏差値の低かったぬまっきは誠恵高校に変更し、真面目な生徒が増え、有名人も輩出する高校になりました。芸術コースにも力を入れているので、またまた有名人が誕生するかもしれません。オープンキャンパスへ参加して、自分の目で誠恵高校を見てみましょう。