【夢占い】歌う夢の意味！歌を歌っている夢の心理とは？

自分で自分の状態を知ることは決して簡単なことではありません。それがこれから先の未来のことならなおさらのこと。でもそんな自分の今やこれからのことが暗示されるのが「夢占い」です。

眠っている無意識の状態の時に大切なメッセージが夢とういう形で現れるという考え方に基づいています。自分が気づかない潜在意識や心理状況を夢に出てくる象徴的な場面や人、物から探って行くことが出来ます。

歌は歌うだけではなく、人が歌っているのを聴く場合もあれば、自分で作曲する場合もあります。でもその状況によって夢占いでの意味あいは違ったものになります。

そもそも人が歌う時はどんな時でしょう。まず一番多いのは、気分が良くて嬉しくてウキウキする様な時に、つい口をついて歌っているということが良くあります。

逆に心底落ち込んでいるときには、まず歌おうという気持ちは起きません。でも欝々としたどうにもならない気持ちを歌うことで解消したり、その暗い気持ちを解消したくて歌に頼ることは沢山あります。

夢の中で歌っている場合も実は似たような意味があります。歌うということは何らかの感情表現です。それは人生での幸福感もあれば、苦しみや悲しみ、焦りや妬みもあるかもしれません。生きるということは常に自身の感情や気持ちを切り離しては成り立たないものと言えます。

また象徴的で印象的な歌詞があればそれは潜在意識を暗示するメッセージとも言えます。

人によって自分の歌を聞いて欲しい人がいる反面、恥ずかしくて絶対聞いて欲しくないという人もいます。でも夢の中では裏腹で普段聞いてもらえないこと、絶対に口に出来ないけど本当は声を大にして言いたいという心理を歌うという形で表に出して現している場合もあります。

歌というのは一人カラオケや鼻歌のように一人で歌って楽しむ場合もありますが、人前で歌ったり、人に聞いてもらうために歌うことも少なくありません。何らかのメッセージを込めて歌うわけですから、夢で見た場合も人間関係の中で訴えたいこと、分かって欲しいことまた逃れたい心理が現れることがあります。

また単に人間関係だけでなく自分が今置かれている社会や生きている世界への不満や憤り、理想などなかなか日常生活では言いたくても言えないお腹の底にある本音が夢の中で歌うという形で出現することもある様です。

それではここから自分が夢で歌っている場合の夢占いについて見て行くことにしましょう。歌うといっても何時も同じ雰囲気と表情で歌っているとは限りません。その時々によって歌う様子や歌声が変化すれば、当然夢占いの意味も違ったものになります。

普段は歌うことが好きでカラオケでも相当上手いと評判の人でも夢のなかでは驚くほど下手な場合があります。一生懸命歌おうとすればするほどまた上手に歌おうとすればするほどいつもと歌声が違ったりしてその努力が逆効果となりどんどん音程が外れて行く。

こんな時は、あなたの心も体調も今一つ優れず、これから下降気味になる事を暗示しています。また人間関係も気をつけないと思わぬところでヒンシュクを買っていたり、仲良くできない事態が起こってきたりします。

思った通りの歌声で上手く歌うことができないというのが健康面でも人間関係の面でも思っていた状態から外れて行くということに通じるのです。食生活や睡眠時間などを見直して体調管理を気をつけ、人への接し方も早急に見直してみましょう。

先ほどとは打って変わって上手に歌えている夢を見るときはまず健康状態が良いことの暗示です。気になっていた体調も好転してゆくかもしれません。

また人間関係についてもあなたの良さを分かってくれる人がいたり、気になっていた人間関係も好転してゆく兆しもあります。距離をもっと縮めたいと思っていた人がいれば今がチャンスかもしれませんよ。

さらにそれ以外のことでも積極的に頑張ると成果が出やすい時なので出来ることはどんどんチャレンジしてみましょう。努力が報われる可能性大です。

歌っていて気持ちがいいのですから、日常生活でも上昇気流に乗って色んな物事がうまく運びやすい嬉しい時でもあります。しかし、夢占いではその逆で日頃から我慢していることや欲求不満があり、それらを表に出せないでイライラしているという意味もあるので気をつけたい時です。

もしそうなら今のあなたに必要なことは気分転換です。面白くないことは考えないでそれこそカラオケに行って好きな歌を思う存分歌う！そして「気持ちいい！！」と叫んでみてはいかがでしょう。

学校や会社また子育てなどの家庭生活でこれ以上フラストレーションをためないように気を付けてください。

実際に歌うときも歌詞が思い出せないことは良くあるものです。サビは覚えているけど歌い出しが分からない、ということもあるかもしれません。そんな時は気持ちもスッキリせず悶々としてしまいます。

夢でもこんなシーンがあれば、暗示することは人間関係でも言っても伝わらないとか、言ったことが誤解されている場合もありえます。

そんな場合は誤解を解くためにも分かりやすく文書で説明したり、言葉を変えてみたり、無理して分からそうと躍起にならず少しほとぼりが冷めるのを待つという手もあります。押してダメなら引いてみましょう。

あなたはどんな時に鼻歌を歌うでしょうか。当然、気持ちが上向いているときやご機嫌なとき、良いことがあったときなどですよね。家族でも鼻歌を歌っている人がいれば、何だか家の中の雰囲気も良くなりますし空気が軽くなる気もします。

夢占いでも鼻歌を歌うのは調子がいい暗示です。今手掛けている仕事や勉強、習い事などが上手く行き嬉しい成果が望める時です。人間関係でも楽しみなことが出てきそうです。気分が良く調子の良いあなたが積極的に動いてゆくと喜ばれるかもしれません。

一人でカラオケを歌う夢を見るときは夢占いでは要注意です。日常生活で色々と不満がたまってそれを周囲にぶちまけたいという心理や暗示を表します。

仕事や人間関係、恋愛などでも不満をあらわにして周囲との関係が難しくなったり、誤解されないように気を付けましょう。

不満があるとき、ついそれは自分だけと思い込んだり、一番大変なのは自分だと勘違いしてしまうことがあります。でもそんなときは、だいたい周囲も同じくらい不満があったり大変なものです。

今はあえて冷静になって周りの人の立場に立ち、少し謙虚に自分を見直してむしろ周囲に感謝するくらいの気持ちでいる方が上手く行くかもしれません。

次は自分が歌を歌うのではなく夢の中で人が歌を歌う様子を見たり聞いたりしているときの心理や暗示について説明して行きましょう。

人が上手に歌を歌っている夢ならそれは実際の生活でも「この人素敵だな」とか「この人の様になりたいな」など憧れたりうらやましいと思う人がいることを暗示していたり、自分もその人の様になってみたいという心理の現れでもあります。

憧れを持つことは悪くありませんが、あまりにフワフワと浮ついてしまって自分の立ち位置を見失わないように気を付けなければなりません。

あまり見たくはない夢かもしれませんが、不気味な歌声が聞こえる夢というのは夢占いでは、主に人間関係でもその人の言うことは聞きたくない、聞くのが怖い、注意されたり話しかけられるのも嫌というくらいに悩んでしまっているという暗示です。

夢の歌声が不気味で暗示の良くないものであればあるほどその悩みの深刻さも強いことになります。あまり抱え込まずに誰かに話を聞いてもらったりその人間関係に変化をつける方が良いかもしれません。上手に距離を取るのも一つの方法です。それは決して逃げではありません。

今度は人前で歌を歌う夢を見るケースです。その相手は良く知っている人なのか、赤の他人か、またその数は大勢なのか、様々な状況が考えられます。そこにはどんな暗示や心理が隠されているのでしょう。

家族や友達など自分と近しい人間関係にある人達の前で歌を歌う夢は、その近い関係の人達に自分の思っていることを伝えたい、分かって欲しいと強く思っている心理状態を現します。

思っていることがあるなら思いきって相談してみたり、また大事な内容なら言い方も考えてしっかり伝えるようにしてはいかがでしょう。話してみるとスッキリするかもしれませんよ。

大勢の人の前で歌を歌う夢を見るときは、自分という存在を世間に分からせたかったり、自分の意見や考えを無理やりにでも聞かせたいという心理が現れていると考えられます。

相手は対世間だけでなく、身近な異性に好きなのに振り向いてくれないと不満や寂しい気持ちがたまっている場合も考えられます。

自分の事が認めてもらえないとすると、その原因はあなた自身にもあるかもしれません。それを忘れてただ一方的に相手に求めても決して上手くは行きません。少し利己的になっている暗示ですから冷静に自分の立ち位置や生き方、振舞いを見直してみましょう。

先ほどの大勢の前で歌を歌う夢にも似たところがありますが、やはり自分のことを分かって欲しい、理解して欲しいという心理状態が隠されていると言えます。

それが知らない人の前という場合は、今の人間関係の中ではなかなか自分を理解してもらえないので、誰か他に聞いてくれる人がいないものかと思案している状態でもあります。

思い切ってSNSやブログで自分の思いを発信して意見を求めたり、今までとは違った人間関係の中で相談して答えを見つけ出すという方法も良いかもしれません。

夢の中で同じ歌を歌うという行為にしても、どんな歌を歌うかによってその意味するところは違ってきます。楽しい歌なのか、悲しい歌なのか、叫ぶようにして歌う歌なのか。それぞれの違いについて見て行きましょう。

楽しい歌を歌う夢は、夢占いでもとても良い暗示を意味します。歌声もきっと高らかにさぞかし気持ちよさそうにノリノリで歌っていたと思いますが、こういうときは仕事や学校、また人間関係においても上昇気流に乗って行けるときです。

あれも楽しい、これも楽しいと充実した時が過ごせますから何か目標がある人はそれに向かって努力してみてはいかがでしょう。

調子がいいときなのでただ単に遊びほうけて時間を無駄にするのは勿体ないです。人生そうそういい時ばかりは続きませんからチャンスだと思って大事にして下さい。

悲しい歌を歌う夢の場合、きっと歌声も暗く沈みがちだったことでしょう。夢占いでもあまりいいとは言えません。これから何かと上手く行かないことが出てくるかもしれません。

今特に何もないならわざわざ気にして落ち込むことはありません。たとえ調子を崩すことがあってもこういうときもあるなと落ち込まないように気を付けてできることを自分のペースでコツコツ続けてやがて運気が変わってくるときを待つことにしましょう。

叫ぶ歌を歌う夢を見るときは、何かと自分の思いや欲求を押さえこんでしまっているという暗示です。これ以上我慢することは精神的にも良くありませんから、苦しい思いがあれば誰かに聞いてもらうとか好きなことをして早めに発散してしまう方が吉です。

自分を解放してあげてもっと楽に生きられる工夫をして下さい。

寂しい歌を歌う夢のときは現実の生活でもあなたの気持ちはマイナー思考にネガティブに落ち込みやすいです。仕事や勉強にも積極的に取り組みにくいときかもしれません。

人間関係でもぽつんと独り孤独感が出てきてしまったり、自分なんて・・・と自信がなくなり自暴自棄になることすらあるかもしれません。

でもこんな時があるからこそ、友人や家族の有難味が分かるときも来ると思います。落ち込みそうになってもその気持ちに飲まれないように気を付けて明るく気分転換をしてください。自分に何かご褒美をあげるのも良いですよ。
 

応援歌を歌っている夢を見る場合は、あなた自身を激励して応援しているという暗示があります。今何かに向かって努力していたり、目標を達成すべきミッションがある場合はポジティブに頑張れる時でもありますからこのまま気合を入れて頑張ってください。

達成する喜びを味わえたらそれがまた大きな自信にもつながります。

現実の世界で歌を歌っているときもそうですが、ただ単に歌だけ歌うのではなくダンスもしていたり、時には泣きながら歌うということもあります。その様に歌うときにどんな行動を取っているかで分かる夢占いの意味や暗示をご紹介しましょう。

歌いながら踊る夢の場合は、単に歌う夢の場合に比べて自分を表現したい、人に自分を知って欲しいという欲求が高まっているときです。

さらにその力が自分にも備わっていて、パフォーマンスをするだけの能力も充分足りている可能性がありますからチャンスがれば思いきって前に出てみることです。積極的な姿勢を示すことでブレークスルーが訪れるかもしれません。

泣きながら歌う夢を見ると朝起きてみて何だったのだろうと気持ちも沈みがちになるかもしれません。泣き方がひどい場合は歌声もおかしいでしょうし、歌詞もはっきり聞こえにくいかもしれません。

そんな時は、日常生活においてもストレスが強くて限界を迎えているときである可能性がありますから注意が必要です。職場や学校、家庭生活でも耐えきれないことがあって爆発してはいけませんから、早めにストレス解消に動いてください。

スポーツをしたり、趣味に没頭したり、少し目先を変えて小旅行に出かけるのもいいかもしれません。人に対してネガティブな感情を向けたり、将来を悲観しすぎないように気を付けましょう。

夢の中で歌う場合に一人で歌うこともあればデュエットの場合、そして合唱など沢山に人数で歌う場合もあります。その状況によって夢占いでの意味も異なります。

1人で歌う夢の場合は、置かれている状況に孤独を感じる心理を表しています。または今ある何らかの縁が切れて離れて行く場合も考えられます。

人は一人で頑張らなければならないこともありますからそういう時は人を頼らず、自分でしっかりやり遂げる姿勢が大切です。でも決して一人では生きてゆけないということも知って今の人間関係を大切にする気持ちも見直してみましょう。

二人で歌う夢を見るときは、夢占いではあなたが何らかの人間関係をつないで行きたい願望を暗示しています。仕事やプライベートでこんな人と出会いたい、こんな人に力を借りたいなどと考えていることがあるかもしれません。

またデュエットの相手が異性の場合は恋愛関係を表しますので恋人や結婚相手を欲している証拠とも言えます。

合唱など複数の人と歌う夢を見る場合は、多くの人達とつながって時に賑やかに楽しく暮らしたいという心理を表しています。

一人暮らしが長い人は家族が恋しく感じているかもしれませんし、そろそろ結婚して家族が欲しいと思っているのかもしれません。
 

上手く歌声を合わせて歌うことが出来ている夢ならいいのですが、ハーモニーがずれていたり誰かの歌声が変だったりして上手く歌うことが出来てない夢の場合は、要注意です。周囲の人間関係でトラブルが起こるかもしれません。

組織やグループ内でのスタンドプレーに気を付けて協調性を大切にして行きましょう。自分の立場や役割を良く見極めてください。

夢占いをどこまで信じるかはその人次第です。なかにはそもそも夢をほとんど見ませんという人もいます。そんな人がまれに夢を見たとしてそれが歌を歌う夢である確率はとても低いと言えるでしょう。

ただ自分の運気や調子を客観的に見ること結構難しくて「こうだ」と思い込んでいることが間違っている場合もあります。そこで夢という偶発的な現象を自分を客観視する一つのツールとして活かすことは有効と言えるでしょう。

悪い内容だからと言ってその意味を知って過度に気にして落ち込むというのは筋違いです。あくまで自分を客観的に判断する目安にしてプラスに活かせるように意識しましょう。

歌にまつわる夢占いについて書かせて頂きましたが参考になりましたか。良く「No　Music　No　Life」と言われます。歌は人間の生活には決して欠かすことが出来ないものです。

人生を振り返ってみてもあの時はあの歌で助けられた、勇気づけられたという経験がある方も多いことでしょう。またカラオケなどで歌うことで力が湧くということもあります。

歌うことが人生、という面があるからこそその歌が夢に出て来た時には私たちの生活にも密接に関わる意味があるととらえることも出来ます。次はいつ歌う夢が見られるかわかりませんが、少なくとも日常生活では楽しく明るく歌い続けて行きたいものです！鼻歌も含めて。