Twitterの裏垢の意味とは？裏アカウントを作る理由も紹介

数あるSNSの中でも、匿名で利用することが多いのが、Twitterです。実はその匿名性を利用して、裏垢と言われる裏アカウントを作っている人がいるのです。

Twitterは、LINEやインスタグラム、Facebookに並ぶ有名なSNSですが、そこで裏垢を利用している人はどんな人なのでしょうか？今回は、Twitterの裏垢について調べてみました。

スマホやPCで裏垢を作る方法もご紹介しますので、裏垢を作りたいけどやり方が分からない、という人は必見です。

裏垢とは、アカウントをいくつも持っている人にとっての「メインでないアカウント」のことです。ちなみに、メインアカウントのことは「本垢」と呼ばれています。

アカウントを一つだけ取得して使っている人も多いでしょうが、Twitterではアカウントを複数持つことで、それぞれのアカウントごとに、違うジャンルのアカウントをフォローしたりして、SNSを楽しんでいる人も沢山いるのです。

メインアカウントでは、リアルでの友人や知り合いと交流し、裏垢を使ってSNS上だけのつながりの、趣味の仲間と交流するなどして、活用されています。オタクな趣味を、現実社会の友人には隠しておきたい人などが、この活用法を利用しています。

裏アカウントを作ることで、より利用の幅が広がるTwitterですが、裏垢を作っている人はどんな理由で裏垢を作るのでしょうか？代表的な理由を3つご紹介します。

同じような理由で、Twitterをもっと楽しみたいという人は、この後紹介する「裏垢の作り方」を参考に、実際に裏アカウントを作るのに、挑戦してみてはいかがでしょうか？

理由としてまず考えられるのは、本垢ではとてもツイートできないような、愚痴や悪口を言うために裏垢を作るパターンです。このタイプは、普段ため込んでいる黒い感情を、裏垢で吐き出しています。

裏垢という名の通り、表の顔と裏の顔を演じ分けているタイプでしょう。裏垢で悪口を吐き出すと、すっきりするかもしれませんが、裏垢がバレたときのリスクが高いでしょう。

このタイプの人は、本垢ではリアルの友人や同僚と繋がっていることも、少なくありません。ふとしたきっかけで、悪口を言っていたのがバレたり晒されたりする可能性もあるので、気を付けましょう。

オタクな趣味や、変わった趣味を知られたくないという理由で、裏垢を使う人も多いでしょう。Twitterは、「いいね」したツイートやリプ（返信）した内容が、フォロワーさんに知られてしまいます。

積極的に自分から趣味の発言をしなくても、興味を持ったツイートがバレてしまうことがあるので、そのリスクをなくすために、裏垢を使う人も多いでしょう。

裏垢を作る理由のひとつに、フォロー数が多いため、使い分けを目的としているパターンがあります。

Twitterは、いくらでもフォローするユーザーの数を増やせますが、縦長上にタイムラインが表示されるので、たくさんのツイートを追うのは大変です。

そこで、アカウントを使い分けて、見たい情報ごとにアカウントを切り替える人もいるようです。裏垢とは、決してやましい理由で、作るものだけではないようです。

裏垢とは、バレたくない理由があるから作るものと考えがちですが、積極的に「これが私の裏垢です」と公言する人も増えています。

これは、使い分けのためにアカウントを複数利用している人で、趣味を隠すつもりはないけど、不便なのでリアル垢と趣味垢を分ける、という人達です。

アイドル系のアカウントや、アニメや漫画などのオタク系垢、写真などの趣味垢など、種類は様々です。最近は、オタクな趣味もオープンにしている人が多く、そのため趣味用に作った裏垢もバレてもかまわない、という人が増えています。

それでは、Twitterでの裏垢の作り方をご紹介しましょう。大前提として、裏垢を作るには「メインアカウント」が必要です。もし、そもそもTwitterのアカウントを持っていないという人がいたら、まずはメインアカウントから取得しましょう。

まずはスマホで裏垢を作る方法を見ていきましょう。スマホだといつでも操作できるので、手軽に作業することができます。

ブラウザからネットに繋いでTwitterを見ることもできますが、その後の利便性も考えて、アプリをインストールしておくことをオススメします。

まずは、メインアカウントをログアウトしましょう。プロフィールの「設定」から、ログアウトが選べますので、そこから操作してください。

ログアウトすると、「Twitterへようこそ」という画面になるので、そこからログインではなく「新規登録」を選んでください。

裏垢で利用する呼び名（ニックネーム）を入力してください。Twitterで利用する呼び名は、設定が終わってからでも変更可能です。すぐに思いつかない場合は、ここでは適当な名前にしておいても、大丈夫です。

スマホの電話番号を入力してください。本垢と同じ番号でかまいません。入力した電話番号宛に、SMSが届くので、そこに記載されている「認証コード」を入力してください。

パスワードを入力します。6文字以上の英数字で入力しましょう。アカウントを複数作っていると、どのアカウントがどのパスワードだったか、忘れてしまいがちです。

パスワードを忘れてしまうと、パスワードの再設定もなかなか面倒なので、ちゃんと覚えられるようなパスワードにしておきましょう。

ここが一番重要なポイントです。本垢とは違うメールアドレスを入力する必要があります。メールアドレスを一つしか取得していない人は、まずは複数のメールアドレスを取得してください。

gmailなどのサービスを使うと、気軽に複数のメールアドレスを取得できます。

これで、裏垢の設定は完了です。本垢に切り替えたいときは、ログアウトして本垢でログインし直しましょう。

では次に、パソコンから裏垢を作る方法をご紹介します。PC作業中に、常にタイムラインを開いておきたいというヘビーユーザーは、パソコンから設定する方がやりやすいかもしれません。

基本的な作業の流れは、スマホで操作する方法と同じです。画面が大きい分、スマホよりやりやすいという人もいるでしょう。

まずは、メインアカウントをログアウトしてください。画面の右上に、小さく表示されている方の、自分のアイコン画像をクリックすると、「ログアウト」を選べるようになるので、そこから操作してください。

ログアウトすると、「アカウント作成」と「ログイン」が選べるようになるので、「アカウント作成」を選びましょう。

本垢と裏垢を切り替えるときは、さきほどのログアウトの操作から、ここの画面でのログイン操作で、アカウントの切り替えができます。

アカウント作成を選ぶと、電話番号の認証画面になるので、スマホの電話番号を入力してください。本垢と同じ番号でかまいません。

スマホに、認証コードを記載したSMSが届きます。PCの画面に戻り、その認証コードを入力してください。

次に、メールアドレスを入力してください。スマホでの操作と同様、本垢とは別のメールアドレスにする必要があります。gmailのサービスなどを利用して、あらかじめ複数のメールアドレスを取得しておきましょう。

最後に、ユーザー名を設定します。これは、裏垢で使用するTwitter上での呼び名です。後から変更可能なので、まだ決まっていない場合は適当な名前にしておいても、かまいません。

これで、裏垢が完成です。裏垢と本垢の切り替えは、先述したように、ログアウト・ログインで切り替えましょう。

様々な理由で作られる裏垢ですが、裏垢は本垢のフォロワーにバレてしまう危険性があります。

本垢と違うアカウントなのに、なぜ本垢のフォロワーやリアルの友人に裏垢がバレてしまうのでしょうか。その原因を探っていきましょう。原因を知れば、裏垢を作るときの注意点も、見えてくるはずです。

裏垢がバレてしまう理由の一つに、本垢と裏垢で同じユーザーを多数フォローしてしまっている場合があります。Twitterは、同じようなフォロワーを持っている人が、おすすめユーザーとして出てきます。

本垢と同じユーザーを、裏垢でもフォローしてしまうと、似ているアカウントと認識され、フォロワーさんに「オススメユーザー」として出てきてしまうのです。

せっかく別のアカウントを取得しているのに、フォロワーさんに「オススメ」されては、たまったものではありません。

裏垢がバレてしまう理由には、本垢をフォローしてしまっているパターンもあります。裏垢で本垢をフォローするのは、やめておきましょう。バレてしまう可能性が高くなってしまいます。

本垢のフォロワーが、本垢でフォローしているアカウントを何気なく見ることは、あります。その時に、裏垢が発見され、ツイートの内容などから、裏垢がバレてしまうパターンです。

バレるのを防ぐためには、本垢と裏垢の間に関係性を持たせてはいけません。ほんのささいな事から、裏垢はずるずると引きずり出されて、バレてしまいます。

裏垢がバレてしまう理由には、アカウント名が本垢や、他のSNSのアカウント名に似ている場合があります。

本垢と同じようなアカウント名や、似たようなユーザー名にしてしまうと、裏垢がバレる可能性があるのです。その理由は、ID検索の機能です。IDで検索すると、完全に一致していなくても似たようなIDのアカウントが検出されます。

これは、Twitterのアカウントだけでなく、インスタグラムやFacebookのアカウントと似ていないかも、注意したほうが無難です。

バレるリスクのある裏垢ですが、実は有名人にも裏垢がバレてしまった人がいます。裏垢がバレた芸能人を3人ご紹介します。

関ジャニ∞のメンバーである、大倉忠義さんはTwitterでもインスタグラムでも裏垢がバレてしまいました。ファンによって特定されてしまったようです。

当時週刊誌でも交際が報じられた、女優さんとのやりとりが流出してしまい、ファンは荒れたようです。

HKT48のメンバーである宮脇咲良さんも、Twitterの裏垢の存在がバレてしまいました。公式Twitterの方で、メンバーに対する侮辱的な発言をしてしまい、裏垢と間違えて本垢の方にツイートしてしまったようです。

TOKIOのメンバーである長瀬智也さんは、インスタグラムの裏垢がバレてしまいました。しかし、長瀬さんの裏垢には、趣味のバイクの画像などがほとんどで、むしろ好感度が上がったとのことです。裏垢がバレたことで好感度が上がる芸能人は珍しいでしょう。

Twitterには、裏垢だけでなく、色々な種類のアカウントがあるようです。奥が深いですね。

現実社会での自分のままのアカウントです。リアルでの友人との交流を、目的にしているアカウントです。Twitterでは、むしろこのタイプのアカウントを持っていない人もいます。

趣味関係や情報収集に特化したアカウントです。交流というより、特定のジャンルの情報を見るためのアカウントであることが多いです。なので、フォロー数は多いけれど、つぶやく数は少ないでしょう。

交流を目的としていないアカウントや、ごくわずかの人としか交流しないアカウントです。愚痴や悩みを吐き出すためなどに使われます。病んだ発言も多いでしょう。

特定の人を侮辱する「アンチ系」や「いいね」を集めたいために他人のツイートをパクる「パクツイ」系などがあります。これらは、Twitterに特化したアカウントではありますが、ちょっと闇が深いでしょう。

女性のエロ画像ばかり投稿したりするアカウントです。中身は男性であり、なりすましであることがほとんどです。エロツイートを垂れ流しているパターンと、普通のアカウントにちょっかいをかけてくるパターンがあります。

勉強や部活などに特化したアカウントです。学生ならではのツイートや、同じ学校のメンバー同士での交流が多いでしょう。

Twitterで裏垢を作るのは、簡単ですが、悪口などに使ってしまうと、バレたときのリスクが高まります。SNSを楽しむためにも、裏垢は使い方に十分注意しましょう。

もちろん、バレても構わない健全なアカウントを作るために、裏垢を利用する人もいるでしょう。Twitterの機能を存分に利用して、楽しいSNSライフを送ってください。