ロールパンナちゃんの素顔や秘密は?【アンパンマン】

アニメ「アンパンマン」のなかでも、クールな素顔を隠したキャラクター、それが「ロールパンナちゃん」です。ロールパンナちゃんはメロンパンナちゃんのお姉ちゃんとして有名ですが、今回は、そんなロールパンナちゃんのプロフィール、そしてその素顔や秘密を調べてみました。

ロールパンナちゃんの素顔や秘密は?【アンパンマン】のイメージ

目次

  1. 1ロールパンナちゃんの秘密や素顔に迫る!
  2. 2ロールパンナちゃんとは?
  3. 3ロールパンナちゃんのプロフィール
  4. 4ロールパンナちゃんの秘密
  5. 5ブラックロールパンナは実はレア?
  6. 6ロールパンナちゃんの素顔は?
  7. 7ロールパンナちゃんの歌「ふたつのこころ」が名曲だった!
  8. 8ロールパンナちゃんが素顔を出さないのはコンプレックスが原因?

ロールパンナちゃんの秘密や素顔に迫る!

子供たちに大人気のアニメ「アンパンマン」のなかでも、シリアス・クール担当とされる「ロールパンナちゃん」をご存知でしょうか。メロンパンナちゃんのお姉さんとして有名ですが、実はロールパンナちゃんは、メロンパンナちゃんより後に生まれているのです。

今回は、そんなロールパンナちゃんのプロフィールや「ブラックロールパンナちゃん」をはじめとするロールパンナちゃんの秘密について、そして気になる素顔に関して調べてみました。

ロールパンナちゃんとは?

ロールパンナちゃんとは、アニメ「アンパンマン」に登場するキャラクターで、メロンパンナちゃんのお姉さんとして、ジャムおじさんに作られました。その強さはかなりのもので、主人公であるアンパンマンに匹敵するとされています。

そのため、アンパンマンに登場する女性キャラクターの中でも「最強」であるとされています。「ロールリボン」という新体操用のリボンのような武器を使い、そのリボンで攻撃をしたり、リボンを回転させて起こした竜巻で攻撃することもできます。

喋り方もどことなく男性的で、あまりおしゃべりではなく、クールでミステリアスなキャラクターではありますが、妹のメロンパンナちゃんと同じく、お花や動物を愛する優しい性格の持ち主でもあります。

ロールパンナちゃんの声優

気になるロールパンナちゃんの声優さんは「冨永みーな」さんです。富永というのは旧姓だそうで、本名は「増本美子(ますもとよしこ)」さんなのだそうです。デビューは5歳で、子役として映画に出演されました。

その後も子役として活躍されていましたが、アニメ「あらいぐまラスカル」のアリス役で声優デビューされ、その後は声優やナレータを中心に活動の場を移されました。また、現在はアニメ「サザエさん」の3代目「磯野カツオ」役も担当されています。

ロールパンナちゃんのプロフィール

ロールパンナちゃんは、主人公のアンパンマンと同じように、パン作り名人のジャムおじさんによって誕生しました。絵本のアンパンマンでは、妹のメロンパンナちゃんが見つけた、「まごころ草」の花粉と、メロンパンナちゃんのメロンジュースが生地に使われました。

「まごころ草」とは、メロンパンナちゃんが見つけた10年に一度だけしか咲かない、とても珍しい草だそうです。ジャムおじさんは、やさしいパンとなるように願いを込めながら、メロンパンナちゃんとロールパンナちゃんを作り上げました。

そんな、ロールパンナちゃんですが、アニメでの登場は意外と遅かったようです。アニメ「アンパンマン」は、1988年に放送がスタートしていますが、ロールパンナちゃんが初登場したのは、1994年放送の300回記念の回でした。

ジャムおじさんに最後に作られたキャラクター

ロールパンナちゃんは、ジャムおじさんによって作られた最後のキャラクターなのだそうです。ジャムおじさんが作ったキャラクターは、他には主人公のアンパンマン、カレーパンマン、しょくぱんまんそしてロールパンナちゃんの妹のメロンパンナちゃんがいます。

メロンパンナちゃんの姉

ロールパンナちゃんは、メロンパンナちゃんのお姉ちゃんではありますが、メロンパンナちゃんより後に誕生しています。これは、ジャムおじさんがメロンパンナちゃんの「お姉ちゃんが欲しい」という希望を叶えようとロールパンナちゃんを作ったからだそうです。

お姉ちゃんである要素をどこで取り入れたのかはわかっていませんが、ロールパンであるにも関わらず、生地にメロンパンナちゃんのメロンジュースを入れたことで、姉妹としての繋がりを作ったことには違いないでしょう。

善と悪の両方の心を持っている

ロールパンナちゃんは「良い心」「悪い心」二つの心を持ち合わせています。第654話「ふたりのロールパンナ」では、そのロールパンナちゃんの二つの心に関するエピソードが放送されています。

そのエピソードとは、ドクター・ヒヤリが開発した「フタリニナール」という薬によって、ロールパンナちゃんの「良い心」と「悪い心」が完全に別れてしまうというもの。その際には、なんと妹であるメロンパンナちゃんとも戦うことになってしまいます。

しかし、その後メロンパンナちゃんとロールパンナちゃんが戦っている最中に、フタリニナールの効果がきれ、ロールパンナちゃんは元に戻ることができています。

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ロールパンナちゃんの秘密

ジャムおじさんによって、ロールパンナちゃんが作られた時、実は「まごころ草」「メロンパンナちゃんのジュース」の他に混ぜられたものがありました。それが、「ばいきん草」です。ロールパンナちゃんを作ることをききつけたバイキンマンが混ぜたものです。

そのため、ロールパンナちゃんは「良い心」「悪い心」二つの心を持つこととなってしまったのです。そのため、ロールパンナちゃんの胸には、二つのハートマークが描かれており、それぞれ「赤」「青」と色で「良い心」「悪い心」を表しています。

このハートマークのどちらかが光ることで、ロールパンナちゃんの心が、今どちらに傾いているかがわかるようになっています。

ブラックロールパンナになる時がある

ロールパンナちゃんは、「良い心」「悪い心」二つの心を持ち合わせていますが、特に、悪い心に染まってしまった際には、「悪い心」を表す胸の青いハートマークが輝きます。そして、体の色や瞳も黒くなり、「ブラックロールパンナ」へと変身してしまうのです。

また、アンパンマンに出会ってしまった際にも、ロールパンナちゃんはブラックロールパンナちゃんに変身してしまいます。それは、誕生してすぐにアンパンマンの敵であるバイキンマンに、「アンパンマンは悪いやつだ」と刷り込まれたことが原因なのだそうです。

相手もブラック化できる

ロールパンナちゃんがブラックロールパンナちゃんとなってしまった際、攻撃的になることはあっても特に悪さをするわけではありません。しかし、ブラックロールパンナちゃんになることで、「他の人」をブラック化できるという特殊能力も使えるようになるのです。

2002年公開の映画「それいけ!アンパンマン ロールとローラ うきぐも城のひみつ」では、その特殊能力が初めて登場し、アンパンマンの一番の味方である「カレーパンマン」「しょくぱんまん」が電撃によってブラック化してしまいました。

ブラックロールパンナは実はレア?

ロールパンナちゃんが好きな人には御馴染みのブラックロールパンナちゃんですが、実はここ数年の間、登場していないそうなのです。前回、ブラックロールパンナちゃんが登場したのは2009年放送の第998話「しょくぱんまんとロールパンナ」だそうです。

その放送から10年以上経過しているため、リアルタイムでアニメを視聴している子供たちの中には、ブラックロールパンナちゃんの存在を知らないという子も多いのかもしれません。

ロールパンナちゃんの素顔は?

ロールパンナちゃんの特徴と言えば、顔が隠れていることだといえるでしょう。そのため、表情も目から読み取るしかなく、普段の少し男性的な喋り方も相まって、とてもクールなキャラクターの印象が強いですよね。

そんなロールパンナちゃんは、素顔を出したことがあるのでしょうか。こちらでは、気になるロールパンナちゃんの素顔について調べてみました。

いつもは白い布で覆われている

ロールパンナちゃんといえば、その顔に巻かれた白い布が特徴的です。どこか童話「アラビアンナイト」を思い起こすようないで立ちですが、その布によって素顔はおろか、表情もよくわかりません。

布の下には傷跡があったり、ケガをしているというわけではないようで、原作者の「やなせたかし」さんは、ロールパンナちゃんの「ロール」を子供たちがイメージしやすいように、現在の姿にしたと語っていたそうです。

しかし、素顔をさらさない理由というのは公式には発表されておらず、今後、素顔を出すことがあるのかどうかということもわかっていません。

一度だけ白い布をとったことがある

顔に巻かれた白い布が特徴的なロールパンナちゃんですが、実は一度だけその白い布をとったことがあるのです。それは、第753話「ロールパンナとドクダミ夫人」でのこと。

ロールパンナちゃんは顔の布をとり、お茶を飲んでいるシーンがあるのですが、その後ろ姿のみが描かれており、素顔はわかっていません。

ロールパンナちゃんの歌「ふたつのこころ」が名曲だった!

実は、ロールパンナちゃんにはキャラクターソングといわれる、ロールパンナちゃんをイメージした歌があります。それが、「ふたつの心」という歌です。作詞は、原作者でロールパンナちゃんの生みの親でもある、やなせたかしさんが担当されています。

「悪魔の声がささやくよ」というドキっとするシリアスな歌詞からはじまり、ロールパンナちゃんの「悪い心」を想像させますが、その後の歌詞は「良い心」を想像させるような「悪いゆめは消え夜が明ける」といったものへと変化します。

歌い方も、「悪い心」であろう歌詞は低く暗く、「良い心」であろう歌詞は可愛らしくと、ロールパンナちゃんの心の変化がとてもよく表現されています。二つの心で葛藤するロールパンナちゃんの苦悩が伝わる、名曲ではないでしょうか。

ロールパンナちゃんが素顔を出さないのはコンプレックスが原因?

クールで大人っぽく、複雑な設定から、どちらかというと大人向けのキャラクターといった印象のあるロールパンナちゃんですが、実は子供からの人気もすごく高いようです。

特に、メロンパンナちゃんと、姉妹で好きだというパターンも多いようで、二人一緒にアニメに登場することを楽しみにしている子供たちもとても多いのだとか。そんなロールパンナちゃんは、いつもメロンパンナちゃんらからの誘いを断りがちです。

もしかするとそれは、「悪い心」をもつ自分というのが、ロールパンナちゃんにとってのコンプレックスなのかもしれません。いつかそのコンプレックスを乗り越えたとき、素顔を表し、メロンパンナちゃんと共に暮らす…ということもあるかもしれません。

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