田山恒彦(坂口良子の元旦那)の今現在！結婚や離婚に関しても詳しく解説

田山恒彦さんは1986年に当時大人気女優として活躍していた坂口良子さんと結婚し、話題になった人物です。不動産業界の帝王と呼ばれる実業家として活動しており、バブル期には日々大金を稼ぎ続けていました。

そんな田山恒彦さんは、経営していた不動産会社の経営に行き詰まり、数十億円という負債を抱えながら1994年に坂口良子さんと離婚しています。

その後はあまりメディアに取り上げられていないため、現在どのような生活をしているのか気になる人もいるでしょう。そこで、今回は田山恒彦さんについて、詳しく調査していきたいと思います。

田山恒彦さんは高度経済成長期に、ゴルフ場の経営管理や都市開発業などを行う本州開発という会社の常務役員として活躍しました。40台後半頃までに2回の結婚と離婚を経験していた田山恒彦さんは、1人の娘もいたそうです。

そんな田山恒彦さんは1986年に坂口良子さんと運命的に出会い、結婚します。周囲の人に祝福されたものの、1年後に会社が脱税容疑で摘発され、責任ある立場にいた田山恒彦さんは退職せざるを得なくなります。

その後は不動産会社ヤシマ産業を立ち上げ、代表として奮闘しますが、バブル崩壊直後の不景気によってすぐに倒産してしまうのです。莫大な借金を残したまま、1994年に坂口良子さんと離婚してしまいました。

田山恒彦さんは、どのような道を辿ってきた人物なのか、気になる人もいるでしょう。そこで、以下では田山恒彦さんの経歴について、詳しく説明していきたいと思います。

田山恒彦さんの経歴に興味がある人は、ぜひ注目してみてください。

長い間本州開発という会社の常務として責任のある仕事をしていた田山恒彦さん。2回の離婚を経験し、私生活はなかなかうまく行っていなかったようですが、仕事では上手く自分のビジネスセンスを活かせていたようです。

1986年に女優の坂口良子さんと結婚すると、幸せな家庭も手に入れます。しかし、結婚から僅か1年後に、会社が大幅な脱税をしていることを指摘され、常務であった田山恒彦さんは会社から辞職を促されてしまいます。

その後、当時高騰していた土地に目を付けた田山恒彦さんは、自分の不動産会社ヤシマ産業を立ち上げるのです。

会社の重役という安定した立場を追われても、新しいチャンスを掴もうとした田山恒彦さん。バブル期だったことから、当初はヤシマ産業の経営は上手く行きます。しかし、次第にバブル景気に陰りが見え始めると経営が苦しくなっていったのです。

追い詰められていった田山恒彦さんは、ついに土地所有者に恫喝したり嫌がらせをしたりして、無理に土地を買い上げる地上げ行為を行うようになってしまいます。

「地上げ屋」と周囲の人から囁かれるようになり、妻の坂口良子さんも当時バッシングを受けたようです。

地上げ行為を繰り返しながら、ギリギリの状態でヤシマ産業を経営していた田山恒彦さんですが、1994年にヤシマ産業は倒産してしまいます。

倒産と同時に数十億円という借金を背負ってしまった田山恒彦さんは、直後に坂口良子さんと離婚し、借金を残したまま失踪してしまうのです。

坂口良子さんは借金の保証人になっていたために、数十億という莫大な借金は坂口良子さんが背負うことになってしまいました。このことから、田山恒彦さんには激しい批判の声が挙がるようになったのです。

田山恒彦さんは芸能活動を一度もしていないため、若い頃の画像はネット上に残っていませんでした。田山恒彦さんは49歳で坂口良子さんと結婚した時に、20歳ほどの娘がいたそうなので、30歳頃に結婚し子供を設けたと考えられます。

若い頃に2階の離婚を経験している田山恒彦さんは、モテる男性であったことは間違いないでしょう。

田山恒彦さんは坂口良子さんとの離婚も含めると、3回の離婚を経験しています。また、坂口良子さんの前の妻の間には、1人娘を設けているという噂もあるのです。以下では、田山恒彦の元妻や子供についても、詳しく取り上げていきましょう。

田山恒彦さんは女優の坂口良子さんと1984年に出会い、2年の交際期間を経て、1986年5月に婚約会見を行いました。当時49歳であった実業家の田山恒彦さんと、人気が高まっていた31歳の女優坂口良子さんの結婚は、多くのテレビ番組で報道されたのです。

2人は同年11月にシンガポールで盛大な結婚式を挙げています。

田山恒彦さんと坂口良子さんの結婚が大きな話題になった理由には、田山恒彦さんがすでに離婚を2回経験しているということも挙げられます。

さらに、田山恒彦さんには当時19歳の大きな娘もいたことから、坂口良子さんの身内やファンは、2結婚生活が上手くいかないのではと心配になったでしょう。

本州開発の社長さんと面識があった坂口良子さんは、1984年の熱海温泉中に偶然本州開発の社長と出会います。話が盛り上がり、カラオケスナックで話すことになったそうです。

その時に社長から、偶然社長に同行していた田山恒彦さんを紹介され、すぐに意気投合します。

その運命的な出会いから1年後のクリスマスに、田山恒彦さんは坂口良子さんを金子由香利さんのディナーショーに誘います。この時から距離が急速に縮まり、結婚を前提にした交際が始まったそうです。

約20歳という歳の差や、連れ子の存在などで、ファンや身近な人から結婚を心配された2人ですが、結婚生活は上手くいっていたようです。結婚から1年後には長男の直彦が生まれ、さらに1991年には長女の杏里さんが誕生します。

長男の直彦さんは現在医者として活躍しているのです。長女の杏里さんはグラビアアイドルやタレントとして一時期活躍していましたが、現在は引退しています。

田山恒彦さんが経営していた不動産会社ヤシマ産業が倒産した1994年に、坂口良子さんと田山恒彦さんは離婚しています。同時に、田山恒彦さんは失踪してしまうのです。

坂口良子さんは会社設立のために借りたお金の保証人になっていたために、数十億という借金を返す義務を負うことになりました。当時まだ幼い子供2人を抱えていた坂口良子さんは、筆舌に尽くしがたいショックを受けたことでしょう。

田山恒彦さんと1986年に結婚した坂口良子さんは、70年代に大人気となった女優です。しかし、坂口良子さんの当時の活躍をよく知らないという人もいるでしょう。そこで以下では坂口良子さんについて、詳しく紹介していきたいと思います。

坂口良子さんは北海道に生まれ、幼い頃から芸能界に憧れを抱いていたようです。16歳の時に参加した「ミス・セブンティーンコンテスト」で優勝すると、芸能界でデビューするチャンスに恵まれます。

翌年のドラマ「アイちゃんが行く!」で主役を堂々と演じると、演技の才能を見込まれ女優として本格的に活動するようになるのです。

様々なドラマに出演するようになった坂口良子さんは、その可愛い見た目と素直な性格からアイドルのような女優として人気を集めていきます。

1970年代後半には、様々な映画にも出演するようになった坂口良子さんは、プロの女優としてのクールな一面も披露し、さらに多くのファンを獲得していったのです。

田山恒彦さんと坂口良子さんの離婚の背景には、どのようなものが隠されているのでしょうか?以下では、田山恒彦さんと坂口良子さんの衝撃的な離婚の理由についても、詳しく解説していきたいと思います。

坂口良子さんと田山恒彦さんの離婚の原因には、バブル崩壊が挙げられます。バブル経済の崩壊と共に、土地の価値も下がっていき、不動産会社全体の経営が苦しくなっていきました。

田山恒彦さんが経営していたヤシマ産業も、通常通りの営業をしていても、利益が大幅に下がっていくという危機に陥っていたのです。この時に、大きなストレスを感じていた田山恒彦さんは、家庭でもイライラしてしまっていたのかもしれません。

そのイライラが夫婦仲を悪化させ、会社の倒産と同時に離婚という結果に至ってしまったと考えられるのです。

田山恒彦さんは地上げ行為を行ってでも、ヤシマ産業を立て直そうとします。しかし、地上げ行為を行っても会社の経営は傾き続け、ついに倒産に至ってしまうのです。

倒産という大きな失敗に打ちのめされた田山恒彦さんは、妻に借金を背負わせて音信不通状態になってしまいます。坂口良子さんは借金だけを残して逃げるように姿を消した夫を忘れるために、離婚に踏み切ったのかもしれません。

元夫の田山恒彦さんが残した約40億円という借金を、坂口良子さんは健気にも10年かけて全て返済しています。しかし、離婚後に2人の子供を育てながらがむしゃらに働いたことで、身体が弱っていたのか、2013年に57歳という若さで病死してしまうのです。

母親を慕っていた娘の杏里さんは、母の突然の急死に大きなショックを受け、芸能界から遠ざかってしまったのです。

田山恒彦さんは、1994年に坂口良子さんと離婚して以降、全くメディアに姿を見せなりました。以下では、そんな田山恒彦さんの現在の暮らしについて、解説していきたいと思います。

坂口良子さんは田山恒彦さんの借金を返済している間の1998年に、知人からプロゴルファー尾崎健夫さんを紹介されます。

尾崎健夫さんは子育てをしながら一生懸命元夫の残した借金を返済する坂口良子さんを支えになり、自然と事実婚のような状態になっていたそうです。

2012年に正式に籍を入れ、結婚式も挙げて周囲から祝福されていました。しかし、その1年後に坂口良子さんは結腸癌と肺炎で、急死してしまうのです。

坂口良子さんが亡くなって3年後に、田山恒彦さんも癌を患っていることが娘の杏里さんのブログから判明します。

2015年12月に、娘の杏里さんは自身のブログに、所属している事務所から田山恒彦さんが癌治療で入院していることを伝えられたという内容の記事を投稿していました。

母親想いだったことで知られる杏里さんは、父親の田山恒彦さんに複雑な想いがあるものの、病院に見舞いに行くことを決意したそうです。

病室でやつれた父親と20年ぶりの穏やかな再会を果たした杏里さんは、この時の複雑な心境をブログに綴っています。最愛の母坂口良子さんを、同じ癌で失くしたばかりの杏里さんは、癌で苦しむ実父を見て闘病していた頃の母の姿を思い出したそうです。

杏里さんは、泣きながら田山恒彦さんの手を握って感謝の言葉を伝えたとブログに綴っています。

今回は坂口良子さんとの結婚と離婚で話題になった田山恒彦さんについて、詳しく取り上げました。田山恒彦さんは実業家として活躍していた人物です。

しかし、バブル崩壊の時代には経営していた会社が倒産し、坂口良子さんに借金を残して失踪するなど、浮き沈みの激しい人生を歩んできています。また、今までに3回の離婚を経験しており、私生活でも波乱万丈であったことが窺えます。

80代という高齢になった田山恒彦さんは、現在癌で闘病しているそうです。優しい娘の杏里さんの存在が、今の田山恒彦さんの救いになっているのでしょう。