髪の毛が伸びるスピードや速さは?どのくらいの速度や期間なの?

髪の毛は一体、どのれぐらいのスピードや速さで伸びるのでしょうか。また、髪の毛を伸ばす速度をコントロールすることはできるのでしょうか。髪の毛が伸びる平均的なスピードや部位、個人差などについてや、髪の毛にしてはならないNG行動などを調べてみました。

髪の毛が伸びるスピードや速さは?どのくらいの速度や期間なの?のイメージ

目次

  1. 1髪の毛が伸びるスピードはどれくらい?
  2. 2髪の毛が伸びるスピードや速さは?
  3. 3髪の毛が伸びるスピードをコントロールできる?
  4. 4髪の毛が伸びるスピードを正常に戻す方法
  5. 5髪の毛に対して絶対にしてはいけないNG行動
  6. 6カットをするならメンテナンスカットが効果的
  7. 7髪の毛を早く伸ばすためにはケアが大切!

髪の毛が伸びるスピードはどれくらい?

毎日少しずつ伸び続ける髪の毛は、一体どれぐらいのスピードで伸び続けるのでしょうか。気になる、髪の毛の伸びるスピードやそのコントロール方法をはじめ、髪の毛にしてはいけないことなど、髪の毛に関する情報を調べてみました。

髪の毛が伸びるスピードや速さは?

髪の毛が伸びるスピードや速さは一体どれぐらいなのでしょうか。髪の毛が伸びる平均的なスピードについてや、部位や個人によって伸びる速さが異なるのかについても調べてみました。

平均的なスピード

毎日少しずつ伸び続ける髪の毛ですが、平均で1日0.3~0.4mmほど伸びるといわれています。そのため、1週間では2.5mmほど、1ヵ月でやっと1cmとなります。

1年間でも12cmほどのため、セミロングやロングといった元から長い髪型の女性の場合、日々伸びていることになかなか気づきにくいものかもしれません。

数字だけで見ると、ほんの少しずつ伸びているように感じる髪の毛ですが、その本数は全体で約10万本だといわれており、そのすべてが伸びていると考えると、それだけ新陳代謝が活発な個所であるということがわかります。

伸びる速さは部位ごとに違う?

髪の毛が伸びる速さは、部位ごとに異なります。しかし、健康的な髪の毛・地肌の持ち主であれば、特に気が付くほど速さが異なるといったことはないようです。ただし、男性は加齢により「前頭部」「頭頂部」の髪の毛が伸びる速さが遅くなる傾向にあるそうです。

普段のカットでは気づきにくいかもしれませんが、例えば坊主など均一の長さにした際に、長さにバラつきがでることで長さの違いに気づくのではないでしょうか。長さが著しく異なる場合には、AGA(男性型脱毛症)であることも疑われます。

速さに個人差はある?

髪の毛が伸びる速さ・期間は男女差で異なります。これは、男女によって髪の毛の周期が異なるためです。毛周期と呼ばれる髪の毛が生えてから抜けるまでのサイクルは、男性が3~4年、女性が5~6年だとされています。

これには、女性ホルモンである、「エストロゲン」が大きく関係しているといわれています。このエストロゲンは、髪の成長を促進するホルモンでもあり、多く分泌されればされるほど、毛周期が長くなるといわれています。

また、髪の毛の伸びる速さは、性別だけではなく年齢によっても個人差が生じます。肌が加齢とともに衰えるように、髪も衰えてしまうためです。いずれも代謝機能が低下し、血行が悪くなることで栄養が行き届かず、成長が妨げられてしまうことが原因です。

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髪の毛が伸びるスピードをコントロールできる?

髪の毛を切りすぎてしまった時や、「この髪型にしたい」と考えている際、髪の毛が早く伸びないかと考えた人もいるのではないでしょうか。実際にそのような場合、髪の毛の伸びる速さをコントロールすることはできるのか、調べてみました。

早めたり遅くすることはできない

基本的に髪の毛の伸びるスピードを早めたり、遅くすることはできないといわれています。特に髪の毛を伸ばすことに関しては、本来の「健康的な状態での伸びるスピード」以上にはなりません。

ただし、この後ご紹介するように伸びるスピードが遅くなることはあり、そこから元の状態に戻すために努力することは可能です。

伸びるスピードが遅くなることがある

髪の毛で重要なのが、毛周期です。この毛周期は「成長期」「退行期」「休止期」で構成されています。毛が伸びるのは、このなかでも成長期のみで、退行期になると成長が止まり、休止期になると毛が抜け落ちます。

しかし、年齢を重ねていくことによる代謝の低下、ホルモンバランスの乱れや食事・生活の乱れなどによって毛周期が乱れることがあります。すると、髪の成長速度が低下したり、休止期が長くなったりするため、結果として髪の毛が伸びるスピードが落ちます。

髪の毛が伸びるスピードを正常に戻す方法

代謝の低下、ホルモンバランス・食事・生活の乱れなどによって、髪の毛が伸びるスピードが遅くなってしまった場合、正常な状態に戻すにはどうしたらよいのでしょうか。髪の毛が伸びるスピードを戻す方法を調べてみました。

頭皮の血行をよくする

髪の毛は、毛根にある毛母細胞が血液から栄養・酸素などを受け取ることで作られます。そのため、頭皮の血行の良し悪しは髪の毛に大きな影響を与えます。血行が悪いと髪の毛に必要な栄養・酵素などを十分に得ることができず、髪の毛の成長が阻害されます。

血行を良くするには、頭皮マッサージなどといった直接的なアプローチはもちろん、体を動かしたり温めたりするなど、体全体の血行を意識することが重要です。また、深呼吸を意識して酸素を多く取り入れることも大切だといわれています。

食事の栄養バランスを整え、睡眠をしっかりとる

髪の毛は血液から栄養を受け取ります。そして、その血液をよりよいものにするには、食事の栄養バランスにも気を配る必要があります。食事内容が偏っていたり、過度なダイエットなどにより十分な栄養が食事で補えない場合、髪の毛にも影響がでます。

特にタンパク質・ビタミン・ミネラルをしっかりと摂ることが大切です。また、口にした食事から栄養を吸収するには、腸内環境が整っていることが重要です。腸内環境が悪いと、栄養の吸収も悪いままです。腸内環境の改善には発酵食品が有効だとされています。

また、髪の毛は睡眠時に成長が促進されるといわれています。そのため、睡眠時間が短かったり、眠りが浅かったりする場合、髪の毛の成長に必要な成長ホルモンの分泌に影響し、髪の毛が伸びにくくなります。しっかりと質の良い睡眠をとることが大切です。

ストレスをためない

ストレスの感じ方は人によって異なりますが、過度なストレスを受けた場合、自律神経が乱れることがあります。また、血行が悪くなったりホルモンバランスが乱れたりといったことも多く見受けられます。これらは、髪の成長を妨げる要因となります。

ストレスのせいで抜け毛が増えてしまったり、円形脱毛症を発症してしまったりという話を耳にすることがありますが、これらの症状もストレスそのものではなく、ストレスによって自律神経や血行、ホルモンバランスの状態が悪くなるために起こるのです。

また、本人が意識せずとも受けている「無自覚のストレス」というのにも注意したいところです。ストレスの要因を取り除くことが1番の解決策ですが、それが難しい場合には、適度な運動や趣味の充実、リラックスできる空間を作るなどといった対処が必要です。

髪の毛に対して絶対にしてはいけないNG行動

髪の毛の伸びるスピードには、頭皮や髪の毛のダメージが関係していることがわかりました。それでは、それらのダメージを軽減するために、どのようなことに気を付けるとよいのでしょうか。髪の毛に対して絶対にしてはいけないNG行動について調べてみました。

髪の毛を引っ張る

稀に、ストレスを感じた際や、暇つぶしとして髪の毛を引っ張る人がいます。しかし、髪の毛を引っ張ってしまうと、その勢いで髪の毛が抜けてしまうのはもちろん、その刺激により毛根や頭皮がダメージを受けてしまいます。

毛根や頭皮がダメージを受けてしまうと、髪の毛に十分な栄養や酸素を与えることができず、髪の毛にもダメージを受けることになってしまいます。髪の毛を結ぶ際、きつく結ぶのが好きだという人も、同様に注意が必要です。

また、他人からわかるほどに毛を抜いてしまうという人は「抜毛症」というストレス起因の精神障害を患っている可能性があります。その場合には、すぐにしかるべき医療機関に相談するようにしましょう。

髪の毛を自然乾燥させる

濡れている状態の髪の毛は、キューティクルが開きやすく、ダメージを受けやすい状態になっています。そのため、自然乾燥を繰り返していると徐々にゴワゴワと乾燥した髪の毛になってしまいます。そのため、髪の毛の自然乾燥はしないようにしましょう。

また、自然乾燥は髪の毛だけではなく、頭皮にもダメージを与えてしまいます。ドライヤーを使うことはキューティクルを整え、髪の毛を保護することにも繋がります。

ただし、ドライヤーを使用する際は、地肌や髪の毛の根本から、毛先に向かって乾かすことを心がけましょう。

カットをするならメンテナンスカットが効果的

髪の毛は「不滅細胞」で、ダメージを受けた個所が元の状態に戻るということはありません。そのため、ダメージを受けた個所はそのままの状態を保ちます。

そのため、ブリーチやヘアアイロンなどで強いダメージを受けた個所をカットするメンテナンスカットが有効です。せっかく髪の毛が伸びても、ダメージを受けた個所がそのままになっていると、その個所から枝毛・切れ毛となってしまう可能性が高いです。

髪の毛を早く伸ばすためにはケアが大切!

髪の毛が伸びるスピードについて、コントロールすることはできません。しかし、ストレスやダメージによって遅くなってしまった成長速度を元の状態に戻すことはできます。

まずは、今回ご紹介したような頭皮の血行・食事の栄養バランス・睡眠・ストレス、髪の毛へのNG行動などを見直し、髪の毛や頭皮へのダメージを軽減することを心がけましょう。

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