足首が太い原因!くるぶしが太くなる理由って?
女性にとって足首が太いのはあまり嬉しくはありませんね。脂肪があまりつきにくいと言われる足首ですが、普段の生活の仕方によっては、簡単に太くなってしまいます。では足首が太い原因や、足首を細くする方法、くるぶしのマッサージなどについてご紹介していきます。
目次
足首が太いのはなぜ?細くするにはどうしたらいい?
普段からダイエットに励んでいる女性の中で「足首だけ細くならない」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。全体的にダイエットが成功しても足首が太いままだとバランスが悪くなってしまいますよね。また、ヒールなどを履くと足首の太さがより強調されてしまいます。
足首が太い原因はいくつかありますが、どれも簡単に改善できるものです。また、足首が太い原因には遺伝的なものよりも、日頃の生活スタイルが大きく関わっているでしょう。では、足首が太い原因や、細くする方法についてご紹介していきます。
足首・くるぶしが太い原因とは?
足首やくるぶしが太い原因は人それぞれあり、どの原因も基本的に改善できます。足首やくるぶしは一番心臓から遠い位置にあり、常に重力を受け続けている場所です。その為、一番負荷がかかりやすいので、太くなりやすい部位ともいえるでしょう。
一つ一つ原因を知れば、それに合った改善方法も見つかります。自分に当てはまる原因を見つけ、女性らしい細い足首にしましょう。では、足首・くるぶしが太い原因をご紹介していきます。
運動不足
足首やくるぶしに筋肉がないと締まりが無くなり、太くなる原因になります。歩く習慣のない人や、運動不足になりがちな人は足首やくるぶし周りの筋肉が低下し、脂肪がつきやすいです。筋肉がないと代謝も悪くなり、また脂肪がつくといった悪循環になります
足首やくるぶしが太い人の中でも、運動不足が原因の方は多いでしょう。しかし、習慣的に運動をしていれば改善できますので、足首やくるぶしに脂肪がついて太くなっている人は、筋肉をつけるよう心がけましょう。
骨盤の歪み
骨盤の歪みは全体的な肥満が原因にも挙げられますが、同時に足首やくるぶしが太くなる原因にもなります。骨盤のゆがみは血行不良や老廃物が溜まりやすくなり、血行不良や老廃物が溜まると、足首やくるぶしは太くなりやすいです。
例えば、正しくない歩き方や、座る時に足を組む人など。骨盤の歪みは様々な理由がありますが、基本的にはその人の癖が原因です。その為、普段から意識するだけでも足首、くるぶしを細くすることも出来ますので、心がけましょう。
むくみや冷え性
身体の一番下にある足首やくるぶしは特に老廃物が溜まりやすい箇所になります。その為、むくみや冷え性な方ほど、老廃物がスムーズに排出されずにむくんだ足首がより太くなっていきます。また、冷え性の方は血流循環が悪くなりやすく、血流循環は老廃物の溜まりに直結します。
つまる、むくみや冷え性を改善しなければ、足首やくるぶしの血流が悪くなり老廃物が排出されません。いくらマッサージなどを続けても根本の原因が治らない限り、足首は細くなりませんので、日頃からむくみと冷え性には気を付けましょう。
足首が固い
足首が固いことも太くなる原因になります。両足をピッタリ床につけてしゃがむことが出来なければ、足首が相当固いことになります。足首が固いことで血流は悪くなり、むくみの原因にもなります。つまり、先ほどのむくみや冷え性げ原因の前に、そもそも足首が固いことが理由かもしれません。
また、足首やくるぶしに筋肉あっても、その筋肉が凝り固まっている場合も同様です。固くて動かせないということは、ふくらはぎの筋肉にも影響し、老廃物を押し出せなくなります。その結果、足首やくるぶしが太くなるでしょう。
遺伝的に生まれつき骨が太い
人間の身体は遺伝で大きくもなり小さくもなります。また、太りやすい人や痩せやすい人も遺伝が深く関わっている場合が多いでしょう。足首やくるぶしが太くなるのも親からの遺伝的なものが原因の可能性はあります。
骨格がしっかりしている人や、骨太の場合足首が太くなりやすく、努力しても一定の細さまでにしかなりません。ですが、遺伝的な理由以外にも、むくみや冷え性がある場合は多少細くなる希望はありますので諦めないようにしましょう。
女性の足首が太いことによるデメリット
男性の足首が太いことはさほど問題ではありませんが、女性の足首が太いと様々なデメリットが発生してきます。見た目が綺麗に見えにくくなるはもちろんのことでしょう。女性からすれば、自分をより綺麗に見えるようにしたいものですね。女性の足首が太いことによるデメリットをご紹介していきます。
太りやすい体質になる
足首が太くなる原因をご紹介してきましたが、女性の天敵であるむくみや冷え性が理由の場合、太りやすい体質になります。むくみや冷え性で血流が悪くなり、老廃物が溜まることで代謝が下ります。
代謝が下がってしまうと脂肪と溜め込みやすい身体に変化するので、ダイエットをしてもなかなか体重が落ちなくなるでしょう。その為、ダイエットをしてもなかなか成果が出ない人は、足首に原因があるかもしれません。
シルエットが綺麗にならない
足首が太いことで、身体がスリムでも全体的なシルエットが綺麗になりません。足は太ももから足首に向かってナチュラルに細くなっているのが綺麗な形ですが、足首が太いとアンバランスになり女性らしさも失われてしまうでしょう。
自信がなくなる
足首が太いことで自信がつく女性はいませんよね。足首が太いと全体のシルエットが悪くなったり、太りやすい体質になったりと女性からすればいいことはありません。その為、どれだけダイエットを頑張っても、足首が細くならなければ痩せることは難しいです。
足首を細くする方法《意識編》
毎日の生活の中で少し意識するだけでも、足首を細くすることは出来ます。足首が太くなる原因はほとんどが生活の癖や、日頃の行いから来ています。運動不足や冷え性など。意識一つで足首は着実に細くなるでしょう。では足首を細くする方法をご紹介していきます。
①歩くことを意識する
会社などでエレベーターやエスカレーターを使っている人も多いのではないでしょうか。足首を細くするには普段から歩くことを意識しましょう。足首が太くなっている原因が運動不足の場合はより効果的です。また、原因が他に合っても普段から意識的に歩くことで、徐々に筋肉がついていき、キュッと締まった足首になるでしょう。
歩き方のコツとして、かかとは引きずらないようにしましょう。ペタンとした靴で歩いているとかかとを引きずってしまう人が多くいます。かかとを引きずって歩いていると見た目も悪く見え、足首が太くなる原因にもなりえます。
また、膝を伸ばし足の付け根から歩くことを心がけてください。足の付け根から一歩踏み出すイメージを持って歩くと美脚効果があります。膝を曲げた状態で歩くと見栄えが悪いので、膝は伸ばして歩くようにします。そうすることで着地の際の重心が、かかとからつま先へと前に行くので引き締まった足を手に入れられます。
②スニーカーやヒールの低い靴にする
ハイヒールだと足の裏全体が地面につくことはありません。つま先だけで歩くことになり、足首の血行が悪くなりやすいです。その為、足首を細くしたいならば、普段から意識的にスニーカーやヒールの低い靴を履きましょう。
理想はスニーカーです。スニーカーならば歩き出すときに、かかとからつま先へと綺麗に重心移動が出来るので足首の血行も悪くなりにくいです。しかし、どうしてもフォーマルな服装でなければならない時は、ヒールの低い靴を履くようにしましょう。
③足首を冷やさないようにする
足首が太くなる原因の一つにむくみやや冷えをご紹介しました。足首が太くなってしまうのは日頃から足首を冷やしているのことにも原因があり、普段の意識次第で改善出来ます。足首の冷え性を改善するには、温かい飲み物を飲んだり、身体を冷やさないことが挙げられます。
また、普段の服装は身体の「首」がつく部分は冷やさないようにし、毎日半身浴で身体の芯から温まることも大切です。むくみを改善する方法としても、カリウムを多く食べ物を摂取するもいいでしょう。例えば、バナナやニンニク、ほうれん草やアボカドなどです。他には利尿作用のある飲み物なども、むくみや冷え性の改善に繋がります。
足首を細くする方法《マッサージ編》
太ももや二の腕痩せのマッサージを知っている女性は多くいますが、足首痩せのマッサージはそれほど知られていません。その為、足首痩せのマッサージを知り、毎日行うようにしましょう。では足首を細くするマッサージをご紹介していきます。
①くるぶしからアキレス腱にかけてのマッサージ
足首を細くする方法として、くるぶしからアキレス腱にかけてマッサージしましょう。お店でマッサージでもいいですが、今回は自分で行うセルフマッサージをご紹介します。まず手の親指でくるぶしの内側の周りを、円を描くようにマッサージしていきます。
痛すぎず軽すぎずを目安として行ってください。同様にくるぶしの外側もマッサージしてアキレス腱は親指と人差し指で挟むようにして揉みほぐします。この際にアキレス腱が固くなっていれば、普段の生活で凝り固まっていることがわかるので、入念にマッサージしましょう。
毎日続ければ柔らかくなってきますので、徐々に足首が細くなるのを実感できるでしょう。
②めん棒を使ったマッサージ
最近ネットで話題になっているめん棒を使ったマッサージ。キュッとしまった足首を作り出したい場合には、めん棒で足首を細くするのも効果的です。まず片足の体育座りのような姿勢になり、曲げた方の足の甲からめん棒でさすり上げます。片方やったらもう片方の足も行いましょう。
次に足首から膝の裏に向かってめん棒で強めにさすり上げます。老廃物を流し込むイメージを持ちながらやるとより効果的です。ふくらはぎの内側から外側もまんべんなくさすり上げましょう。
最後に膝裏まできためん棒をヒップあたりまでさすり上げましょう。太ももについている脂肪を持ち上げるようなイメージで行います。この動作を両足やることで、やる前よりも足首や足全体が引き締まります。毎日行うことがより効果的ですので、忘れないように行いましょう。
足首を細くする方法《エクササイズ編》
足首は日頃から意識的に行うエクササイズでも充分細くなります。ご紹介するエクササイズは自宅で簡単に出来るので、毎日忙しい方にもおすすめです。では足首を細くするエクササイズをご紹介していきます。
①簡単なかかとの上げ下げ運動
足首が太くなる原因には、運動不足で脂肪がついてしまっているケースがあります。日頃から軽めの運動をすれば改善できますが、運動する時間さえも取れない人もいるでしょう。そういった方は、簡単なかかとの上げ下げをするだけでも、足首周りに充分な筋肉をつけることができます。
まず、自宅の壁も前に立ち手を置きましょう。次に両足のかかとを上げ下げします。ここでのポイントはゆっくりとした動作でやることです。かかとを上げてから下げ終わるまで10秒を目安にするとよいでしょう。
このかかとの上げ下げ運動を10回を目標にします。普段から足首やアキレス腱の筋肉がない人は、たった10回だけでもプルプルしてくるでしょう。毎日やり続けることで確実に筋肉がつき、その筋肉が脂肪燃焼を助けてくれます。
②自宅で出来る足踏み運動
運動をする時間がない人におすすめなのが、自宅で出来る足踏み運動です。このエクササイズは非常に簡単で、その場で足踏みするだけになります。「こんなの簡単」と思う女性もいるでしょう。
しかし、普段から歩く習慣のない人は15分もやれば汗だくになり、足首あたりの筋肉がピクピクしだすのが分かると思います。先ほどのかかと上げ下げ運動と同様、毎日行うことで効果は表れますので、心がけましょう。
足首を細くする方法《ツボ押し編》
運動や食事、マッサージ意外でも足首を細くすることは可能です。人間の体には多くのツボがありますが、足首を細くするツボも存在します。その為、運動やマッサージをするのが面倒、という人は空いた時間にツボを押すだけでも効果は表れるでしょう。では足首を細くするツボをご紹介していきます。
①三陰交
三陰交(さんいんこう)というツボは、足首の親指側のくるぶしの上あたりになります。三陰交は普段から軽く押すだけでも足痩せに効果があり、足首を細くするには効果が期待できます。主にむくみを取るツボとしても知られているため、ちょっと足がむくんだ時などに押してみましょう。
②懸鐘
懸鐘(けんしょう)というツボは、足首の小指側のくるぶしに指を4本置いて、その指4本目あたりになります。懸鐘はむくみや冷え性改善に効果があるツボで、足首周りの血行が良くなるので、足痩せに期待できるでしょう。また、三陰交も懸鐘も温めるだけでも効果があります。
様々な方法を試して足首を細くしよう
いかがだったでしょうか。足首が太くなる原因についてご紹介してきましたが、あなたに当てはまる原因はありましたでしょうか。足首が太い原因を知れば、それに合った改善方法を行えます。普段から運動不足な人は、歩くことや歩き方を意識するだけでも変わってきます。
適度に運動していても足首が太い人は、血行不良や老廃物が原因かもしれません。その為、マッサージやツボ押しをするだけでも、見た目に効果は表れるでしょう。