切れ者の意味や特徴とは?切れ者になるにはどうしたらいい?

困っている時にどこからともなく現れたかと思えば、知らない間に去っていく…。そんな切れ者とはどんな人なのでしょうか?そこで今回はそんな頼りになる切れ者の特徴についてまとめました。また切れ者になるにはどうすれば良いのか、その方法もご紹介しています。

切れ者の意味や特徴とは?切れ者になるにはどうしたらいい?のイメージ

目次

  1. 1あなたの周りに切れ者っている?
  2. 2そもそも「切れ者」の意味とは?
  3. 3「切れ者」と呼ばれる人の特徴
  4. 4「切れ者」に対する周りの印象
  5. 5「切れ者」になるには?切れ者になる方法
  6. 6切れ者と頭のいい人は違う?
  7. 7「切れ者」に向いている仕事とは?
  8. 8あなたはキレ者?診断してみよう!
  9. 9一目置かれる存在に

あなたの周りに切れ者っている?

仕事や学校などトラブルで困っている時に颯爽と現れ、あっという間に解決して去って行く。そんなスーパーマンのような存在でもある「切れ者」はあなたの周りにはいるでしょうか?

周囲の人たちから信頼されて頼りになる存在でもある「切れ者」。そんな切れ者の特徴や行動についてまとめてみました。また切れ者になるための方法もご紹介していますので、最後までご覧ください。

そもそも「切れ者」の意味とは?

切れ者の特徴をご紹介していく前に、そもそも切れ者とはどんな人のことを意味しているのでしょうか?

切れ者とは頭の回転が早く、物事を素早く処理する能力を持ち合わせている人のことを表す言葉です。仕事ならば「書類を作成するのが早い」「問題解決の能力が高い」などが当てはまるのではないでしょうか?

いずれも他の人と比較した時に、圧倒的な能力差がある人に対して「切れ者」という言葉を使うことが多いようです。

「切れ者」の類語

切れ者と同じ意味(類語)で使われる言葉はたくさんあります。例えば「敏腕」「やり手」といったように、その手法を褒めるような表現もありますし、「エリート」や「秀才」など才能を評価する表現もあります。

どのような場面で切れ者を表現するかによって多少意味合いが変わってきますが、どの場合でも「周りと比較して秀でている」というのは共通です。裏を返せば褒め言葉として幅広く使うことができる言葉であるとも言えるでしょう。

「切れ者」と呼ばれる人の特徴

では切れ者の定義について理解したところで、さっそく特徴について見ていきましょう。切れ者とはどんな特徴を持っている人のことを指すのか、またどんな行動をとっているのかチェックしてみてください。

観察力がある

切れ者の特徴の1つ目は「観察力がある」です。

切れ者と呼ばれている人は、何かに集中しているように見えても必ず周りの変化に気を配っています。困っている人がいないか、トラブルが発生していないかなど環境の変化に非常に敏感です。

切れ者と呼ばれるようになるには、変化によく気がつく・周りが見えているというのが最低条件だと言っても過言ではないでしょう。

物事の本質を見抜く

切れ者の特徴の2つ目は「物事の本質を見抜く」です。

例えば仕事でトラブルが起きた時、とにかくクライアントに謝罪したり、トラブルを解決しようとする人がほとんではないでしょうか?もちろんそのような対応も大切ですが、切れ者はその一歩先を見据えています。

「トラブルが起きた原因は何だったのか」「今後起きないようにするにはどうすれば良いのか」など、物事の本質を見抜きその上で対応に当たるので、周りの人も感心するほど。冷静さと分析力があるからこその行動だと言えます。

機転が利く

切れ者の特徴の3つ目は「機転が利く」です。

切れ者とは何をする時にも柔軟な考えを持ち合わせており、様々なアイデアを周囲にもたらす人のことでもあります。「代用できるものはないか」「前例はないのか」など、自分が持っているスキルや記憶をフル活用して機転をきかすことができるのです。

日常生活での出来事が仕事で役に立つことだってあるかもしれません。そんな時のために、常に気を抜かずアンテナを張り巡らせておくようにしましょう。

行動が早い

切れ者の特徴の4つ目は「行動が早い」です。

切れ者は仕事やプライベートにかかわらず、自分が「こう」と決めたら取り掛かるまで時間をかけません。思い立ったらすぐに行動に移します。またすぐ行動できるのは自分の決断に自信を持っているからです。

また誰よりも早く行動することによって、最終的に結果が出た時に第一人者になることができるというメリットも。そういった行動力の積み重ねが切れ者だという印象を強めているのでしょう。

まとめる力がある

切れ者の特徴の5つ目は「まとめる力がある」です。

会議や討論会などで様々な意見が出た時、みんなの意見がバラバラでまとまらない時があります。そんな時でも切れ者なら全員の意見をうまく集約して結論に導いてくれるという特徴があります。

これは「最終的な目標は何なのか」「誰のどの意見をどこで取り入れれば良いのか」というのを、その時系列に沿って組み立てられているから。切れ者ならではの頭の回転の速さと集約する力がないとできない行動だと言えるでしょう。

リーダーシップを発揮できる

切れ者の特徴の6つ目は「リーダーシップを発揮できる」です。

切れ者はいつでもみんなから頼りにされ輪の中心にいる存在。明るい性格やコミュニケーション能力の高さから、自然にグループやコミュニティの中心人物になっていることがほとんどです。

その為、何か行動に移す時にはグループを動かすリーダー的存在になっていることがほとんど。自然にリーダーシップを発揮するような環境になっています。またその経験の積み重ねで、周りからの信頼も厚くなり、ポジションが定着していくとも言えます。

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「切れ者」に対する周りの印象

頭が切れてなんでもてきぱきとこなしてしまう切れ者ですが、周りからの印象にはどんなものがあるのでしょうか?

何でもテキパキとこなしてしまう切れ者。そんな切れ者は周りの人達からどんな風にみられているのでしょうか?

 

憧れの存在である

まず多いのは「憧れの存在である」という印象です。何でもスマートにこなしてしまう姿に憧れを抱く人は多いもの。「自分もあんな風になりたい」と密かに努力を積み重ねている人もいるようです。

頼りになる

次に多いのは「頼りになる」という印象です。「困った時には必ず助けてくれる」「少しの変化に気づいてくれた」など、自分が困っている時に助けられた経験があると印象に残ります。

切れ者にとっては日常茶飯事かもしれませんが、他の人にとっては印象深い出来事であると言えるでしょう。

鼻につく

良い印象ばかりが目立つ切れ者ですが、中には完璧な立ち居振る舞いが鼻につくという意見も。完璧さを妬んでの印象かと思いますが、中にはこういう思いを抱く人もいることを忘れないでおきましょう。

「切れ者」になるには?切れ者になる方法

ここまでは切れ者の特徴についてご紹介してきました。あなたの周りの切れ者に当てはまる特徴はあったでしょうか?

みんなから頼りにされたり、憧れの存在でもある「切れ者」。そんな憧れの切れ者になるには、一体どうすれば良いのでしょうか?そこで次は切れ者になる方法についてご紹介していきます。

周りに目を配る

切れ者になる方法の1つ目は「周りに目を配る」です。

切れ者になるには周りの変化に俊敏に対応できなければなりません。「いつもと様子が違う」「他に優先しないといけないことはないか」など、その時の状況に合わせて行動する必要があるからです。

切れ者になりたいのならば、何か自分のことをしていたとしても必ず周囲に目を配り、他の人やものに変化がないのか注意を払っておきましょう。

自分の力で考える

切れ者になる方法の2つ目は「自分の力で考える」です。

切れ者になるには頭の回転の速さも大切です。何かトラブルが起きた時に機転をきかせたり、誰も思いつかないような打開策を見つけないといけないからです。

その為には日頃から思考力を高めておくことが大切。他の人の身に起きたことだったとしても「自分ならどうするか」「この場合の最善策は」など、様々なパターンを考えておくことで、いざという時に力を発揮することができます。

コミュニケーション能力を高める

切れ者になる方法の3つ目は「コミュニケーション能力を高める」です。

切れ者になるには、人との関わり方も大切。自分がどんなに優れた才能を持ち合わせていたとしても、相手に聞き入れてもらえなかったり、自分の意見が却下されてしまえば意味がないからです。

コミュニケーションをとる際には「簡潔に話す」「相手を不快にさせない」「意見を押し付けない」など、当たり前のことをしっかりとこなすことはもちろん、日頃から周りの人と信頼関係を築いておくようにしましょう。

複数のことを同時にこなす

切れ者になる方法の4つ目は「複数のことを同時にこなす」です。

切れ者になるには複数のタスクを同時にこなせる能力がないといけません。なぜなら一つずつ作業をこなしていると、時間が足りなくなり処理が追いつかなくなってしまうからです。

人から頼りにされるがあまり、色々な依頼が舞い込んでくる切れ者。周りの人からの信頼を裏切らないためにも、頼まれたことはメモにして貼っておくなどの工夫も必要です。切れ者にとってタスクの管理とタスクの同時進行は必須の能力であると言えるでしょう。

最初から諦めない

切れ者になる方法の5つ目は「最初から諦めない」です。

切れ者になるには、チャレンジ精神が大切です。人から何か頼まれたりトラブルに巻き込まれた時、自分の能力で解決できないと判断したら「できません」と断る人がほとんどだと思います。しかし切れ者はこんな逆境もチャンスと捉えてチャレンジするのです。

どんなに難しいことでも最初からできないと決めつけずに試行錯誤を繰り返します。最終的に満足できない結果だったとしても、相手からの信頼とスキルアップには役立つので一石二鳥の考え方だと言えるでしょう。

切れ者と頭のいい人は違う?

切れ者と聞くと「頭のいい人なんだ」という風に連想する人もいるでしょう。しかし厳密に言えば、切れ者=頭のいい人ではないのです。

頭のいい人とは知能レベルの高い人。つまり学力が高かったり、様々な知識を持っている人のことを言います。一方の切れ者は確かに頭の回転は早いですが、それは学力や知識量に比例するものではありません。

切れ者になるには頭がいいだけではNG。問題を解決する機転のよさなど、かゆい所に手が届くようなタイミングの良さを持ち合わせている人が「切れ者」だということを認識しておきましょう。

「切れ者」に向いている仕事とは?

ここまでは切れ者になるにはどうすれば良いのかについてご紹介してきました。頭の良さだけではなく、様々な要素を持ち合わせていないと切れ者にはなれないことがわかったと思います。

ではそんな才色兼備な切れ者にはどんな仕事が向いているのでしょうか?切れ者の特徴や性格を生かすことができる仕事についてご紹介したいと思います。

経営者

切れ者に向いている仕事の1つ目は「経営者」です。経営者とは会社を運営している人のこと。仕事でのお金の管理や人材育成・運営方針の決定など、その業務内容は多岐に渡ります。

会社によって経営者がどの範囲まで仕事をするのか明確には決まっていませんが、どんな内容だったとしても「機転が利くかどうか」が問われる仕事であることに違いありません。

予期せぬトラブルは経営者の仕事にはつきもの。そんなピンチを切り抜けられる才能を持っている切れ者は、経営者という仕事にぴったりの人材であるということができるでしょう。

営業

切れ者に向いている仕事の2つ目は「営業」です。

営業とは自社の商品を買ってもらうためにお客様のところへ売り込みに行く仕事です。相手のニーズに合わせて自社の商品をどのように売り込むのか考えたり、困っていることを自社商品で解決できるのが営業の仕事の醍醐味でもあります。

切れ者なら誰も思いつかないようなアイデアでお客様を驚かせたり、お客様もまだ気付いていないような問題にアプローチできることも。観察力やコミュニケーション能力を活かすことができる仕事になります。

企画

切れ者に向いている仕事の3つ目は「企画」です。

企画の仕事とは何か新しい商品を開発したり、イベントなどの計画を立てるというもの。0から1を作り出す仕事のためオリジナリティや独創性が求められる職種になります。

そんな企画の仕事では切れ者の観察力や引き出しの多さが有利に。今までにないようなアイデアを出してくれたり、周りの人の意見を集約してより良いものに仕上げることができます。

あなたはキレ者?診断してみよう!

切れ者について詳しくなったところで、あなた自身が切れ者なのかどうか診断してみましょう。これから簡単な診断項目が10個出てきます。その10個の質問にいくつ当てはまるかチェックしてみてください。

チェックの数であなたが切れ者なのかどうかを診断することができます。

切れ者診断

□気付いたら周りの人や物を観察している

□よく考え事をする方だ

□困っている人を助けることが好きだ

□どんな時でも機転が利く方である

□思い立ったらすぐに行動する

□リーダーなどに選ばれることが多い

□人当たりが良い

□複数のことを同時にこなせる

□無理と思ったことでも一度はやってみる

□周りの人から頼られることが多い

診断結果

【0から3チェック のんびりしています】
チェックが3までの人は、切れ者ではなく、どちらかといえばのんびりしているでしょう。

【4から6チェック 普通です】
チェックが6までの人は、普通です。周りからの評価も至って平凡でしょう。

【7から9チェック 切れ者です】
チェックが9までの人は、切れ者です。この調子で頑張りましょう。

【10チェック かなりの切れ者です】
チェックが10満点の人は、誰もが認めるかなりの切れ者です。困ったことがあればあなたに頼めばなんとかなると思っている人も多いはず。

一目置かれる存在に

今回は様々な場面で活躍する「切れ者」についてご紹介してきました。切れ者の特徴や切れ者になるための方法など、様々な情報をお届けできたと思います。

「いざという時に頼りになる」「いてくれるだけで安心する」など、周りの人から一目置かれる存在である「切れ者」。そんな切れ者に対して憧れを抱いている人も少なくないでしょう。

そんな憧れの切れ者に近づくためには焼き付けではいけません。日頃から周囲に気配りをし、自分にできることから初めてみる。そんな小さな努力の積み重ねで切れ者に近づくことができるのです。

会社や学校・コミュニティなど、様々な場所で活躍できる切れ者。そんなカッコいい存在である切れ者をあなたも目指してみてはいかがでしょうか?

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