いじめられっ子の性格や特徴!いじめられやすい人の原因とは?

学校に知らぬ間に存在するいじめる人といじめられる人。そういった子たちはいじめっ子やいじめられっ子と呼ばれることが多いでしょう。実は、いじめられっ子には特徴や性格など共通点が存在しています。今回は、いじめられやすい人の原因についてご紹介します。

いじめられっ子の性格や特徴!いじめられやすい人の原因とは?のイメージ

目次

  1. 1いじめられっ子には共通点がある!
  2. 2いじめられっ子の特徴【性格編】
  3. 3いじめられっ子の特徴【行動編】
  4. 4いじめられっ子の特徴【見た目編】
  5. 5いじめられっ子になってしまう親の特徴
  6. 6いじめられっ子の人生は?
  7. 7我が子をいじめっ子から守る方法
  8. 8いじめられっ子が悪いわけでは無い

いじめられっ子には共通点がある!

学校の不登校の理由は人によってさまざまですが、多くはいじめが原因ではないでしょうか。この問題は昔から変わることなく存在するもので、時には子供を助けてあげなければいけない大人がいじめを無視していることも。親やまわりの大人が気づかず、いじめに耐えられず不登校になる子は日本にはたくさんいます。

また、そういったいじめられっ子のほとんどが、自分がなぜいじめられているのかが分からないでしょう。いじめる側はとくに理由も無くいじめていることが多いため、混乱します。しかし、実はいじめられっ子にはいくつかの特徴や共通点が存在します。

今回は、いじめられっ子の性格や見た目の特徴をご紹介します。もちろん、全員がそうであるとは限りませんので参考としてご覧ください。また、親が子供をいじめから守るためにはどうしたら良いのかについても見ていきますので、良ければ最後までご覧ください。

いじめられっ子の特徴【性格編】

まずは、いじめられっ子の特徴「性格編」をみていきます。いじめっ子たちは1人の性格を理由に、いじめることもあります。しかし、そういった性格だからいじめられても仕方ないというものではありません。性格の特徴を知ることで、対策やいじめの予防に繋がるかもしれません。

内気で思ったことを言えない

とても内気で自分が思っていることを言えない子は、いじめられっ子になってしまう可能性があります。何か嫌なことをされたり言われてしまっても、それを嫌だと言うことが出来ないため少しづついじめに繋がっていきます。いじめている側は、どんどん楽しくなってしまいきっかけが無いかぎり、やめようとしないでしょう。

こういった子は、限界を感じてしまうと不登校になってしまうことも。悪いことは何もしていないのですが、自分ではどうすることも出来ず、学校自体が嫌いになってしまうでしょう。親に言うことが出来れば良いのですが、自分の親にも言えないということもあります。

思ったことを言えない子の場合、いじめのことについても相談することが出来ない可能性が高いので親が異変に気付いてあげると、解決に進むでしょう。

何でも言うことを聞いてしまう

内気な子と似ているのですが、ほかの子の言うことを何でも聞いてしまう子もいじめの対象になる可能性が。いじめられっ子になってしまう場合、嫌だという事を言えない子や人に言われたことを何でも聞いてしまう子が多いよう。

自分が嫌だと思っても嫌われたくないから言うことを聞いてしまうとか、嫌だという気持ちが無く純粋に何でも言うことを聞いてしまう子もいます。そういう場合は、いじめっ子の標的となってしまってエスカレートしていきます。

面白半分で何でも指示するようになる可能性があるので、大問題に繋がることも考えられます。親や先生など、まわりの親が気づいた時には、いじめられている子の精神が限界になっていることも。

傷つきやすい

傷つきやすい子が何故いじめられっ子の特徴なの?と、疑問に感じる人もいるかもしれません。実は、いじめている子は、いじめられている子の反応を楽しんでいることがあります。とくに、中学生や高校生は多くの人がそうである可能性があるでしょう。

傷ついている時や、困っている時の表情を見ることが楽しかったり、それを馬鹿にしたりすることで気持ちよくなっていることもあります。そのため、傷つきやすい子に対して執拗にいじめをする場合が多いのです。しかし、これは小学生でも十分にありえること。大人がいち早く気づいてあげることが大事でしょう。

目立ってしまう

目立ってしまうという特徴は、上記の3つとはまた違う性格に思えるでしょう。実は、元気で目立つ子もいじめられっ子になってしまうことが十分にあります。理由としては、元気ではきはきしている姿に嫉妬するため。また、目立って皆にちやほやされているのが気に食わないため。

時には、調子に乗っていると勝手に思われることもあり、無視や陰口、嘘のうわさを流されることも。目立ってしまう分、いじめる子の目に留まりやすいのです。また、今までは自分が目立っていたのに、いつの間にか違う子が目立っていると感じた時、嫉妬やムカつきでいじめてしまうことも。

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いじめられっ子の特徴【行動編】

続いては、いじめられっ子の特徴「行動編」をご紹介します。行動によって、それがいじめに繋がることもあります。その子にとっては何気ないことでも、いじめる子にとっては餌のように思えるのでしょう。

自慢する

自慢することがいじめに繋がってしまうことがあります。いじめられっ子の中には、何かと自慢をしてしまう子もいます。たとえば、親がお金持ちであることや自分は頭が良いこと、運動が出来ること。特技があることや褒められたことなどを自慢すると、ほかの子が嫉妬心を持ってしまうことも。

その嫉妬心がいじめに繋がってしまうのです。つまり、いじめる子にとって自慢するという行動は、納得のいかないものなのです。また、自分よりも恵まれて注目されて幸せそうな子を見ても、いじめて辛い思いをさせたいという気持ちが出てくる場合も。

もしくは、憂さ晴らしという可能性も十分にあります。自分がほかの子より優位に立つことで納得するのです。プライドが高い子がいる前で、自慢をしてしまうといじめの危険があります。

頻繁に嘘をついてしまう

頻繁に皆に嘘をつくことも、いじめられっ子の特徴になるでしょう。ちょっとしたことでも、嘘をつくとまわりは信じなくなってしまいます。「また嘘をついている」という反応になり、嘘をつくということを理由にいじめられてしまうことがあります。

嘘をつくからと言っていじめていい訳では決してありません。しかし、中には嘘をつくということを面白がって極端に馬鹿にする子もいるでしょう。それが、少しづつヒートアップしていじめになる可能性も。

また、大きな嘘をつくことが多い場合、何も信じてもらえないことや無視されてしまうでしょう。そうなると、興味を持ってほしいとまた嘘をついてしまい、その行動がいじめに繋がることもあります。

身勝手な行動をしてしまう

いじめられっ子には、自分が気づかない間に身勝手な行動をしている可能性もあります。ほかの子に迷惑をかけてしまっていてもそれに気づかず、だんだんまわりから自分勝手な子だと判断されてしまい、いじめが起きてしまうのです。

いじめる側としては、身勝手な行動をする方が悪いと思ってしまうかもしれませんが、それでもいじめるという行為は正しいことではありません。しかし、正当化してしまう子もいるため、まわりの子もいじめに加担することも多いでしょう。

いじめられっ子の特徴【見た目編】

続いては、いじめの理由にもなりやすい「見た目編」をご紹介します。いじめる子は、目につく見た目を攻撃することが多いようです。馬鹿にしたり、面白がったり。容姿などを責めることで、自分が優位になることを気持ちいいと感じる場合も。

清潔感が無い

いじめられっ子の中には、清潔感が無い場合も。服がいつも同じで汚れが付いていたり、破れていたり。それは、家庭環境が原因なのですがいじめる子にとっては、いじめる理由になってしまいます。清潔感が無いのは子供のせいでは無いですし、いじめの理由にはならないのですが、まわりにとっては異質な存在に思われてしまうよう。

また、臭ってしまうということもいじめられる理由に。小学生だけでなく、中学生や高校生の中にも臭いを攻撃する子がいるので、それがいじめに繋がってしまいます。その子にとってはコンプレックスで気にしていることなのに、いじめる子はそんなことはお構いなし。

面白がって馬鹿にすることが多いようです。清潔感が無い、臭いがするという理由だけで攻撃してしまい、まわりもそれに加担してしまいます。いじめられっ子にとっては、一生引きずることになる可能性が高いのです。

太り過ぎたり痩せすぎ過ぎている

太っていることや痩せすぎていることは、必ずしも悪いことではありません。人によっては病気や薬によってそのようになっている場合もあります。しかし、そういったことを考えられない子は、太り過ぎている子や痩せすぎている子を標的にしてしまいます。

馬鹿にすることから始まり、だんだんエスカレートしていくでしょう。まわりも楽しむようになり、大勢が攻撃するようになることもあります。いじめられている子は、それが原因で自分の容姿にコンプレックスを持ったり、外に出られなくなることがあるでしょう。

いじめられっ子になってしまう親の特徴

実は、いじめられっ子の親にも特徴があります。次は、いじめられっ子になってしまう親の特徴についてご紹介します。もし、ご自身が親の立場であれば、自分はどうだろう?と考えてみも良いでしょう。

過保護すぎる

親が過保護すぎてしまうと、子供がいじめられっ子になる可能性が高いです。親が何でも先回りして子供に何もさせないでいると、その子は自分で行動することが出来なくなります。家の中だけなら良いですが、この場合は学校などでも同じでしょう。

まわりの子はある程度のことは自分で出来ているのに、その子だけは何も出来ないとか何をしたら良いのか分からないということに。また、干渉し過ぎもいけません。ちょっとしたケガをしたり、友達と喧嘩をしただけで親が極端に騒ぐと子供はそれが嫌になり、何も言えなくなります。いじめられてしまっても、そのことを言えないでしょう。

子供の感情などを制御する

親の中には、無意識にでも意図的にでも子供の生活を支配しようとする人がいます。それは、進路のことであったり金銭面のことであったり、感情であったり。あらゆるものを自分の思うまま支配しようとするのです。

「あなたは、あの子と仲良くしちゃダメ」「あの子と遊ぶようにしなさい」という言葉は、一見子供を守っているように見えて、友人関係を制御しているのです。こうなると極端な話ですが、友達がいなくなったりいじめに繋がることも。あるわけがないと思っても、意外といじめられっ子になるので注意しなくてはいけません。

暴力などを行う

親が子供を虐待するという家庭環境の場合、子供がいじめられっ子になる可能性が高いです。親が子供を言葉や暴力で支配していると、子供は学校でも抵抗が出来ない子になります。抵抗したり何かすれば、さらに叩かれたり怒られるという考えが根付いてしまうため、学校でも何も言えなくなります。

また、いじめが始まってしまうとなおさら何も出来なくなってしまいますし、虐待する親になんて相談することも不可能なので苦しむでしょう。先生が対処してくれると良いのですが、そういった場合は少ないようです。暴力を受けて良い子供も、いじめられて良い子供もいませんが、現実はそうではないようです。

いじめられっ子の人生は?

いじめられてしまった子供全員が同じ人生を歩むわけではありませんが、多くの人が大人になっても苦しい思いをしているようです。社会に出てもいじめられる場合もありますし、そうではなくても人間関係は付きものなので嫌なことを思い出し、精神的に追い詰められることも。

また、新しいことに挑戦することも難しくなってしまうでしょう。自分には何も出来ないと思い「どうせまわりからも期待されない」「馬鹿にされる」と、考えてしまいます。しかし、いじめられていたトラウマを克服して新しい人生を歩む人もいるため、弱気になる必要はありません。

我が子をいじめっ子から守る方法

最後に自分の子供をいじめっ子から守る方法を確認します。大事な子供がいじめられっ子になるのは、阻止したいでしょう。いじめで苦しむ必要はありませんから、まわりのいじめっ子から守ってあげましょう。

子供を甘やかさない

子供甘やかせすぎると、その子は自分では何も出来なくなってしまいます。また、精神的にも弱くなってしまうためほかの子に言い返せなかったり抵抗できなくなってしまうことも。

先回りして何でもやるのではなく、ある程度のことは自分でできるようにしましょう。いじめっ子に「弱い」と認識されると標的にされる可能性が高いので少しでも子供を強くさせてあげましょう。

子供を否定しない

子供のことを否定することは良くありません。性格のことや頭の良さ、運動神経など、親が納得できないからと否定してしまうと子供は自信が持てなくなります。ネガティブになるのもポジティブになるのも、親の言動次第で変わってしまいます。

そうなると、少しづつ地味でネガティブな子になっていき、他とは違うと認識されていじめのターゲットにされてしまう可能性も。また、親から否定され続けると疑心暗鬼に陥ったり被害妄想が激しくなるので、注意しなくてはいけません。子供は親の所有物ではありませんから、その子のことを尊重してあげましょう。

いじめられっ子が悪いわけでは無い

人によっては、いじめられる側にも問題があると思うかもしれませんが、どんなことがあってもいじめが正当化することは無いでしょう。例えば、いじめられっ子が逆転していじめる側になることもありますが、それでは悪循環になりますし、心もわびしくなるでしょう。出来ることであればいじめが無くなることを願います。

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