ふくらはぎが太い原因!ふくらはぎが異常に太くなる理由とは?
ふくらはぎが太い原因とは?ふくらはぎが太いのにはどのような原因があるのでしょうか。ふくらはぎが太くなる原因、原因別解消法、筋肉で異常に太くなる理由などを詳しくご紹介します。また、コーディネートでカバーする方法もご紹介しますので、チェックしてみてください。
目次
太いふくらはぎをなんとかしたい!
太いふくらはぎをなんとかしたい!と思って悩んでいる人は少なくありません。色んなことを試しても理想のふくらはぎには程遠い状態で、細いふくらはぎの人を見ると「ため息」が出てしまうような状況になっているのです。
努力しているのにふくらはぎが太いままの人と、何もしていないのにふくらはぎが細い人もいて、その「違い」はどこからくるのかという「原因」をご紹介します。
ふくらはぎが細くならない原因が分かれば、「それに対応する解消法」を試すことができるので、正確な原因を知るというのは非常に重要なことです。
ふくらはぎの理想のサイズとは?
ふくらはぎには「理想のサイズ」と言われるものがあります。この理想のサイズになるとふくらはぎがより細くスマートに見えるというサイズがあるのです。
そのサイズというのは、ゴールドカノンと呼ばれていて、「身長x0.2cm」のサイズになります。この測り方は立った状態でふくらはぎの一番太いところの一周を測るという方法です。
この方法でふくらはぎのサイズを測ったときに「身長x0.2cm」になっていれば、理想的なふくらはぎのサイズになるので、今の自分のふくらはぎのサイズと比べて、「あとどれくらい細くすればいい」と目標が立てやすくなります。
ふくらはぎが太くなる原因
ふくらはぎが太くなる原因にはどのようなものがあるでしょうか。実はふくらはぎが太いと言っても、その理由・原因は様々で、1つの理由に限られないのが特徴になります。
この「ふくらはぎが太くなる原因は複数ある」ということを知らずに、ただ闇雲に色々なふくらはぎが細くなる方法を試したところで、「太いまま」というケースに繋がってしまうのです。
ふくらはぎが太いと悩んでいる人は、しっかりとふくらはぎが太くなる原因を知って、「自分はどの原因で太くなるのか」ということを把握しておくことで、それに合った解消法をできることになるのだということを理解しておきましょう。
むくみ
ふくらはぎが太くなる原因の1つに、「むくみ」というものがあります。この「むくみ」が原因でふくらはぎが太くなっている人というのは非常に多いので、多くの方がこの原因に当てはまることでしょう。
そして、この「むくみ」の原因というのは、脂肪ではありません。身体の中にある水分や老廃物が蓄積することで起こるものになります。
そして、そのむくみの原因となる水分や老廃物が身体の部位に蓄積する原因となるのが、「ずっと同じ姿勢でいること」になります。
身体を動かさない、足を動かさないことにより血流が悪くなるため、水分や老廃物の流れも悪くなって、身体の部位にとどまり「むくみ」となるのです。
これはふくらはぎだけのことではないのですが、その様々な原因が「ふくらはぎ」にかかってくると「ふくらはぎがむくみにより太くなる」のです。ふくらはぎを指で強く押すとそのまま指の形で凹んで、なかなか戻ってこない場合はむくみです。
脂肪
ふくらはぎが太くなる原因の1つに、「脂肪」というものも挙げられます。これは「太い」となると真っ先に思い浮かぶ原因の1つと言えますが、やはりふくらはぎが太い人も脂肪が原因になっているケースもあります。
ふくらはぎというのは本来であれば筋肉が多い部位となり、それほど脂肪は付かないようになっているのですが、運動不足が重なったり、栄養過多、つまり「食べ過ぎ」が重なるとふくらはぎにも余分な脂肪がついてしまい太くなります。
多くの場合は、ふくらはぎにだけ脂肪が付くということは少ないので、脂肪が原因でふくらはぎが太い人は、身体全体も脂肪が余分についているというケースが多くなります。
筋肉
ふくらはぎが太くなる原因の1つに、「筋肉」というものも挙げられます。筋肉なので「太っている」というわけではないのですが、筋肉が多くついていても、やはり「太くなる原因」にはなり得るのです。
この、筋肉が原因でふくらはぎが太い人というのは、昔スポーツをやっていたという人に多く、ふくらはぎの筋肉が発達していることが原因で太く見えてしまうということになります。
ちなみに、ふくらはぎの筋肉には、ヒラメ筋と呼ばれるふくらはぎの中部から下部に渡って「横に広がって見える筋肉」と、腓腹筋(ひふくきん)と呼ばれるふくらはぎ上部のポッコリと膨らんだ部分の筋肉の2つがあります。
どちらも極端に発達して肥大すればふくらはぎが太く見えるものですが、特に「ヒラメ筋」のほうが横に広がる筋肉なので、こちらが発達していることでより太く見える原因となります。
ただ、筋肉の形というのは生まれつき決まっているものなので、たとえ同じような使い方をして同じように発達したとしても、「太い人」と「細い人」がいることになります。
遺伝の関係
ふくらはぎが太くなる原因の1つに、「遺伝の関係」というものがあります。これは先にも挙げた筋肉の形なども遺伝の1つで、その筋肉の付き方によっては他の人よりも太く見えてしまうということもあります。
また、ふくらはぎ自体の形や、長さなども遺伝によるものなので、それによっても太く見えやすい形だったり、そもそもふくらはぎが短ければ、少し太くなるだけでも普通よりも太く見えてしまうということがあります。
ただ、「遺伝だけが原因」でふくらはぎだけ極端に太い人というのは非常に稀なケースなので、やはりふくらはぎが太い人は、ここまでに挙げた他のなんらかの原因が絡んでいるケースのほうが多くなっています。
ふくらはぎが太い人の原因別解消法
ふくらはぎが太い人の原因別解消法にはどのようなものがあるでしょうか。さきにもお伝えしたとおり、ふくらはぎが太くなるのには原因があり、それは1つではありません。
そして、その原因ごとにしっかりと対応した解消法をやっていかなくては、上手く細くすることはできないのです。ですから、自分のふくらはぎが太い理由をしっかりと把握しておくことが大切です。
もちろん、ふくらはぎが太い人というのは、何か1つの原因のみで太いのではなく、複数の理由が重なっていることが多いですから、どんな方法でも一応しっかりと効果が認められるものであれば、自分にも多少の効果はあります。
ただし、その方法が「自分のふくらはぎが太い原因に合っているもの」でないと、すぐに効果が止まってしまって理想とする細さまでたどり着くことができないのです。
これが、「最初は良かったけど途中から効果がなくなった」という「ダイエットあるある」の原因ともなります。自分のふくらはぎが太い原因に「合っている方法」を実践すべき理由がここにあるのです。
次からご紹介するのは、さきに挙げた「むくみ」、「脂肪」、「筋肉」のそれぞれ4つに対応した「ふくらはぎが太い人の原因別解消法」となるので、しっかりとチェックして実践してみてください。
むくみの場合の解消法
ふくらはぎが太い人の原因別解消法で、「むくみが原因」の場合には、むくみはその部位を動かさないことが原因となっているので、「動かす」ことで解消することができます。
ですので、大事なのはふくらはぎの筋肉を使うことと、外側からも動かしてあげるために「マッサージ」をすることが大切です。
筋肉を使うには、椅子に座った姿勢でかかとを上げたり下げたりを20回程度するだけで十分です。さらにプラスするなら、椅子に座ったままの姿勢で、足を曲げたり伸ばしたりするのを、こちらも20回です。
あまり激しく運動させる必要はなく、さきほどもお伝えしたとおり、「動かす」という意識が大切で、それだけで十分なので、『筋トレ』という意識ではなく、筋肉を動かすという意識でやってみてください。
むくみを取るマッサージについては、上にある動画を参考にマッサージするとむくみに効果が見られるでしょう。水分や老廃物をしっかりと中心部に移動させるイメージを持ちつつマッサージするのがコツです。
身体が温まっている状態のほうが水分や老廃物を移動させやすく、マッサージの効果が高いので、お風呂上がりやお風呂の中などでやるとさらに効果的です。
脂肪の場合の解消法
ふくらはぎが太い人の原因別解消法で、「脂肪が原因」の場合には、ウォーキングなどの運動をすることと、食生活を見直すことが重要になります。
ふくらはぎが太い人の原因が脂肪の場合、ストレートに表現すると「太っている」のが原因なのです。太っている場合には、ふくらはぎに限らず「運動」と「食生活」の見直しが重要なポイントになります。
「運動」と「食生活」と見直すことで、「摂取カロリー」よりも、「消費カロリー」のほうを多くすることができれば、自然と脂肪を燃焼させて細くなっていくことができます。
これはふくらはぎも同じですが、部分的に痩せることを考えるのではなく、まずは身体全体の脂肪を落とすことから考えて、「明らかに身体は細いのにふくらはぎだけが太い」となった場合に、別の方法を考えます。
これは、そのような状態になったのであれば、「脂肪以外の原因」でふくらはぎが太いということになるので、その状態になったときに、「他の原因別解消法」を試していくという流れと考えましょう。
筋肉の場合の解消法
ふくらはぎが太い人の原因別解消法で、「筋肉が原因」の場合には、他の原因以上に「根気」が必要になります。筋肉で太くなってしまっているのは、なかなか細くすることができないのです。
筋肉でふくらはぎが太くなっている場合には、まずはストレッチです。凝り固まってしまっている筋肉をほぐしてあげないと、そのままの状態をキープさせてしまうので、ストレッチをして筋肉を緩めます。
マッサージも合わせてやってあげることでさらにほぐれますので、こちらもお風呂上がりなどのタイミングで身体が温まっているときにやると効果的です。
そして、ストレッチの他には「スロートレーニング」を実践しましょう。これは「筋肉をつける」ためのものなのですが、ふくらはぎが太く見えてしまうような外側の筋肉ではなく、内側の筋肉になりますので、効果を発揮します。
いわゆる「インナーマッスル」と呼ばれる部分を鍛えるもので、筋肉で太くなってしまったものは、このインナーマッスルを使って解消する方法が一番効果的と言われています。
つまり、お風呂に入って身体を温めて、ストレッチとマッサージで筋肉をほぐし、その後のスロートレーニングでインナーマッスルを鍛えるという流れになります。
ふくらはぎが筋肉で異常に太くなる理由とは?
ふくらはぎが筋肉で太くなる理由は、ふくらはぎが太くなる原因の中の「筋肉が原因」のところでもご紹介しましたが、「ヒラメ筋」というものが発達して太くなり、その形状から「より太くも見える」ということにありました。
しかしながら、もうひとつの原因としては、「筋肉+脂肪」という状態になった、いわゆる「霜降り肉」のような状況です。これは筋肉の間に脂肪が入り込んで肥大化しているのです。
この状態になり、さらに固くなってしまった筋肉でふくらはぎが太くなってしまっている場合には、ストレッチやマッサージでほぐしてインナーマッスルを鍛えるという方法で細くしていくこともお伝えしました。
ふくらはぎの筋肉を落とす方法
ふくらはぎの筋肉を落とす方法には、さきにもお伝えしたようにインナーマッスルを鍛えてそこから引き締めるという方法があります。その方法をまずは継続して実践していきましょう。
そして、もう一つの方法が上の動画にもあるように「筋肉をゆるめる」方法です。特に「足首」のことについて触れている部分をしっかりと理解して、それを意識して続けていくようにすれば、少しずつ凝り固まった筋肉がほぐれます。
そうすることで、「霜降り肉」になっていたものも徐々に解放されていきますので、そこから細い引き締まったふくらはぎを作ることができるのです。
ふくらはぎの悩みをカバーするおすすめスカート
ふくらはぎが太いということで悩んでいるのであれば、ここまでにお伝えした内容を少しずつ実践していくべきですが、「即」効果があるというわけではないので、「カバーする」という考え方も持っておきましょう。
その、ふくらはぎの悩みをカバーするためのおすすめのスカートというものがあるので、それらをいくつかご紹介していきます。
ロング丈のスカート
ふくらはぎが気になるのであれば、ロング丈のスカートでふくらはぎまで「すっぽり」と隠してしまうのがやはり手っ取り早いです。
もし、太ももも気になるのであれば、ゆったりとしたものがいいですが、ふくらはぎだけが気になるのであれば、ロング丈のタイトスカートもバランス良く着ることができるので試してみましょう。
ロング丈のフレアスカート
ロング丈のスカートの中でもフレアスカートであれば、裾のほうに向かって段々と広がっている形状なので、ふくらはぎだけではなく、「脚全体の太さ」をカバーしてくれます。
もちろんロング丈なので、ふくらはぎもしっかりカバーしてくれるので、足のことを気にせずにファッションや友達とのショッピング、飲み会などを楽しむことができます。
固くなった脂肪とむくみの状態を筋肉と勘違いする
ふくらはぎが太い原因に「筋肉」というものがありますが、実はよほどしっかりとスポーツをしていて、多くのトレーニングを重ねた女性でもない限り「筋肉太り」というのはあまりしないのです。
女性は男性よりも脂肪がつきやすく「ぷよぽよ」した身体になりやすいようにできているので、筋肉太りだと思っていたものが、実は凝り固まった脂肪と、それにプラスした「むくみ」という可能性が高いです。
この場合は、「霜降り状態」なので、「むくみ」、「脂肪」、「筋肉」のすべても工程を少しずつやるようにして、しっかりとふくらはぎを細くする努力が必要です。
ふくらはぎを細くしたいならしっかり実践しよう
ふくらはぎが太いことで悩んでいるのであれば、まずは「原因」を知ることです。多くの場合は「むくみ」が原因なので、それを取り除くように努力しましょう。
ただ、むくみだけではないケースも少なくはないので、筋肉、脂肪、どちらの原因かをしっかりと見極めて、そのために必要なことをしっかりと実践していきます。
どの原因にしてもすぐに完全に解消できるわけではありませんし、一時的に解消したと思っても、努力を続けなければその状態を長くキープできるふくらはぎにはなりませんから、しっかりと時間をかけて焦らず実践していきましょう。